庄和地区公民館ブログ

庄和地区公民館

教養講座「これだけは知っておきたい インターネットとの付き合い方」を実施しました。

7月31日(土)正風館にて教養講座「これだけは知っておきたい インターネットとの付き合い方」を実施し、男性5人、女性8人、計13人の方が参加しました。

本講座は、埼玉県消費生活支援センター消費生活講座へ依頼し、ITコーディネータ・IPAセキュリティープレゼンター 西郷圭一氏を講師として派遣していただき実施したものです。

 

家庭でのインターネット利用率は年々高くなっており、コロナ禍の影響も相まって、ネットショッピングや動画サイトなどを日常的に活用し始めていますが、情報セキュリティに対する知識は不十分と推察されます。

年々巧妙化するサイバー犯罪に巻き込まれないために、スマホやパソコンなどでインターネットを利用する際のセキュリティ対策や、トラブル防止法について講師とともに考えました。

 

  

まず、迷惑メールやワンクリック詐欺を例に挙げ話が始まりました。 

「身に覚えのないメールは削除する。必ずメールアドレスのドメインや企業のホームページを確認してから対応してほしい。」ということです。事実を確認せずに張られたリンクをクリックし、個人情報を入力したり、お金を払ってしまうケースが多いそうです。

 

講師が一貫して述べたのは、ネットに限らず全てにおいて、「世の中にウマい話なんて無い!」ということです。

また、「情報力を皆が得ることが出来るからこそ、自分でも情報を収集し、自分で判断して、自分の身は自分で守る意識が更に重要だ。」と述べました。

 

参加者からは、「知っていると思っていたことが、実際はあまりに浅いことを思い知らされました。」「ネットの怖さ、身に染みて感じました。孫たちにも十分気を付けるように指導していきたいと思います。」「恐れているだけではなく、積極的に勉強したいと思いました。」との感想をいただきました。

 

ネット犯罪に巻き込まれないために、その便利さと危険さを知り、自分自身で正しい情報を身に着けて、今後のセキュリティ対策に役立てましょう。

 

市民大学「ディベート」

ディベートは、特定のテーマについて賛成派・反対派に分かれてゲーム感覚で論争する講座です。どちらの主張が分かりやすく説得力があったかは、両派の主張を聞いて聴衆(学生とOB)が判定します。

以下は7月9日から7月30日の4週間にわたるディベート講座で、テーマに関する調査をし、意見交換を重ねて自分たちの主張なり論点を整理し、また相手への反論を考えて論戦に挑んだ学生のレポートです。

 

第1のテーマ :日本にカジノを作るべきか、否か

 

私達3班は、「肯定派」で挑みました

<肯定派の論点>

①現在、日本には110兆円もの多額の借金があり、このままでは子供や孫達に負の遺産を残すことになるのでカジノの収益が必要である。

②カジノを含む総合型リゾート(IR)は、昔の賭博場とは異なり、家族そろって楽しめる健全な施設である。

③IRを拠点として日本の魅力を世界に伝えることで、大量の外国人観光客が見込める。

<否定派の論点>

①治安の悪化、日本人・外国人共に犯罪の増加の恐れがある。

②ギャンブル依存症の人達が増え、カジノによる利益よりも、依存症治療にかかる費用が多くなる可能性がある。

③反社会的勢力によるマネーロンダリングの温床になる。

どちらの弁論も、聞けばなるほどと納得いくものでしたが、僅差で「肯定派」の勝利でした。やはり多額の赤字を抱える日本の現状に、少しでも経済効果を期待しての結果でしょうか。私個人としてはカジノ反対でしたが、今回のディベートでいろいろ調べてみて、IRがあっても良いのかな、位には思えてきました。

 

第2のテーマ:現代の日本人にお墓は必要か、否か

 

肯定側を私達2班が、否定側を1班が行いました。

<肯定派の論点>

①亡くなった人を偲び、冥福を祈るときの対象として必要である。

②お墓参りで家族や親戚が集まり、お互いの状況を話し合い、冷静に相談しあうことができる。

③お墓の無い世の中では、家族の絆が弱くなり、殺伐とした事件が多発するかもしれない。

<否定派の論点>

①経済的負担が大きく、少子高齢化で子供に負担がかかる。これは、作る時だけでなく、お墓参り時も遠方だと交通費もかさみ、維持管理費、法要等の費用も多大になる。    

②家長の権力を守るための先祖崇拝となり、時代にそぐわない。

③継承者がいないため、墓じまいをする家庭が増えつつある。

肯定・否定を複数の方が発表し、最後に、30名ほどの聴衆に判定を挙手でお願いしたところ、否定派の「お墓は不要」が多数となってしまいました。残念! いろいろ勉強し、みんなでわいわい検討できて、楽しく過ごせた講座でした。

 

文章作成 市民大学学生(3班班長・2班班長)

子育てサロン「乳幼児救急救命講座」

令和3年7月15日(木)、子育てサロン「乳幼児救急救命講座」を実施しました。

この講座は、もしもの時にも慌てないで応急手当ができるよう、AEDの使い方や心肺蘇生の方法を学ぶことが出来る内容です。

当日は、定員いっぱいの15名の保護者の方にご参加いただき、とても関心の高い内容であることがわかりました。

はじめに、胸骨圧迫や人工呼吸の講習を受け、体が小さい子どもと大人では心肺蘇生の方法が異なることを学びました。

 

 

続いて、AEDの使い方を学びました。

 

講師から「AED本体に小児用の電極パッドが入っていない場合は、成人用の電極パッドを使用し、パッド同士が接触しないように胸と背中に貼るなどの工夫が必要」とのお話があり、実際にAEDを使って、使用手順の確認を行いました。

 

最後に、子どもは大人と比べて飲み込む力が弱く、喉の大きさは口よりも3センチほど小さいため、よく口に入れたものが詰まってしまうことがあるとして、気道異物の除去について学びました。

 

参加者からは、「実際にAEDを使用出来たり、赤ちゃんのお人形を使って練習できたのがよかった」、「子どもの急な事故に対応できるようになりたかったのでよかったです」などの感想がありました

 

次回は、9月16日(木)10時~11時30分 「親子で楽しむベビママヨガ」を開催します。

申込方法などの詳細は、公民館だよりしょうわ8月号(令和3年8月1日発行)をご覧ください。

 

特殊詐欺被害・交通事故防止七夕飾り贈呈式

令和3年7月6日(火)、「特殊詐欺被害・交通事故防止七夕飾り贈呈式」を正風館の大ホールで実施しました。

この贈呈式は、特殊詐欺被害と交通事故防止のため、春日部警察署、春日部市役所、大増中学校、正風館が協力して実施するもので、密を避けるため、贈呈式の様子はリモート通信で大増中学校に配信しました。

 

はじめに、出席者より挨拶を行ったあと、春日部警察署より大増中学校及び庄和地区市民大学へ感謝状が贈呈されました。

続いて、七夕に合わせて大増中学校生徒が作成した、特殊詐欺被害防止標語などの短冊を付けた七夕飾りが庄和地区市民大学へ贈呈されました。

 

短冊には、高齢者の方が詐欺や交通事故の被害に遭われないようにと願いが込められています。

 

七夕飾りを贈呈した大増中学校の生徒代表より挨拶があり、贈呈された庄和地区市民大学より感謝の言葉が贈られました。

 

最後に、リモート通信を通じての懇談として、贈呈式の様子を見ていた大増中学校生徒に感想を伺いました。

生徒からは、「高齢者の方の詐欺被害防止のために自分たちでできることを取り組んでいけたらいいと思いました」などの感想がありました。

 

最後に全員で記念撮影をしました。

 

 

贈呈された七夕飾りは、本日から数日間、正風館1階に展示しますので、ぜひご覧ください。

 

令和3年度春日部市民体育祭 庄和地区体育祭を中止します

 毎年10月に開催している「春日部市民体育祭 庄和地区体育祭」は、新型コロナウイルス感染症に対する、市民の安心安全面を最優先に考え、やむを得ず中止することにしました。

 開催に向け準備などに、ご協力いただいております関係者の皆さんには、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。