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市民大学「身近なところにあるコンピュータと人工知能」

 1019日(金)の市民大学は「身近なところにあるコンピュータと人工知能」を宇都宮大学工学部横田隆史教授を講師にお招きし、行いました。
           
 はじめに講師の方が身の回りのコンピュータについてどのようなものがあるのかということを学生に聞いたところ、パソコンやスマートフォンといった代表的なものが挙がりました。でもよく考えてみると、洗濯機やエアコン、電子レンジや車など、気が付けば生活の一部になっている製品、これらのものもすべてコンピュータが組み込まれていて、身近にあることがわかりました。
 次にコンピュータの仕組みを教えていただきました。パソコン内にあるプロセッサで計算をし、またメモリで記憶し処理をしていることがわかりました。        
       
 ここまで生活に便利で簡単に使えてしまうコンピュータですが、便利なコンピュータもプログラムがなければ、ただの箱になってしまいます。プログラムとは手順書のことでコンピュータにやらせたいことをコンピュータ向けの言葉で細かく指示する必要があります。例えば料理で説明するなら、火で焼くといった動作でもコンピュータの場合、食材は何、量は何グラム、火の強さはどのくらい、そして焼いたものがどうなれば終了するのかなど事細かに決める必要があります。こういった沢山のプログラムを設定することにより、ようやくコンピュータとして機能することがわかりました。               
                                                         
 最後に講師の方は人工知能は今後も進化して、より生活に関わっていくのではないかと話されて、この講座を締めくくりました。