学校給食ブログ
地場産物の畑の見学に行ってきました(3)
1月30日(木)に、給食センターに地場産の野菜を納入してくださっている、椚集落営農組合さんの畑に見学に行ってきました。
今回は、かぶを育てていただいているビニールハウスに行ってきました。12月に種をまいていただいたスワンという品種で、収穫する時期によって、小カブでも中大カブでもおいしく食べられるそうです。
▼青々としたきれいな葉が育っています
▼近くで見ると、かぶの丸い部分のほとんどが土の上に出ています
かぶは根菜類にも分けられていて、丸い部分は根だと思われがちですが、実はほとんどが茎の一部です。根は丸い部分の下に細く伸びている部分なので、こんなふうに育ちます。
▼10円玉の大きさと比べてみました
▼試しにいくつか抜いて見せていただきました
皮のきめが細かく、つやつやしたとてもきれいなかぶです
ビニールハウスの隣の畑には、10月に苗を見せていただいた玉ねぎが植えられていました。
▼周りに雑草が生えてしまうと土の養分が玉ねぎに届かなくなってしまうので、ビニールで周りの土を覆っています
玉ねぎの収穫はまだまだ先ですが、時々生長の様子をお知らせしていきたいと思います。
ところで、11月に紹介した大根、白菜、キャベツは、残念ながら雨が降らない日が続いたことなどのお天気の都合で、給食には使用できなくなってしまいました。普段何気なく食べている野菜などの食材は、様々な条件がそろってはじめておいしくいただけるのだなと、あらためて感じます。
かぶは、順調にいけば2月13日(木)の献立に使用予定です。お楽しみに
2月6日(木)給食センターの献立
・ごはん
・いかのヤンニョムカンジャンがけ
・中華和え
・サムゲタン風スープ
サムゲタン風スープは、韓国料理である「サムゲタン」をアレンジしたものです。
「サムゲタン」は丸鶏の中に、もち米や高麗人参、松の実などをつめて煮込んだ料理です。給食ではとり肉やたまねぎ、にんじん、白菜などの野菜、もち玄米を一緒に煮込んでいます。
2月5日(水)給食センターの献立【中野小学校6年生児童が考えた献立】
・ごはん
・牛乳
・深谷ねぎの照り焼きチキン
・さといもサラダ(ボトルマヨネーズ)
・狭山茶ポタージュスープ(クルトン)
▼照り焼きチキンのたれを作っています
▼鶏肉はオーブンで焼きます
▼さといものサラダは卵が入って彩りがきれいです
▼狭山茶ポタージュスープはきれいな緑色に仕上げていきます
この献立は、オリジナル給食メニューコンテスト優秀賞の、中野小学校6年生の児童が考えた献立です。
埼玉県の主要な農産物を中心に、体によくておいしく、栄養バランスもばっちりに考えたそうです。
みんなにおいしく食べてほしいと思い考えた献立ですので、給食調理員さんも朝から張り切っていました。
みなさんおいしく召し上がってください。
2月4日(火)給食センターの献立
・広東めん(中華めん、スープ)
・牛乳
・揚げぎょうざ(中学校3個、小学校2個)
・わかめの中華サラダ
2月3日(月)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・さんまのかば焼き
・三色野菜のごま和え
・みそ汁
令和7年2月の給食だよりです
2月は美しい食べ方を紹介しています
大人でも、無意識のうちに食事の時の姿勢や箸の持ち方が適当になりがちです。テレビを見ながら、スマートホンをいじりながら食べたりしていませんか?
美しく食べることは食への感謝にもつながるので、ぜひ意識していきたい習慣です。
1月31日(金)給食センターの献立
・黒パン
・牛乳
・クリスピーチキン
・花野菜のサラダ
・はくさいのシチュー
今日の給食は、冬が旬のはくさい、ブロッコリー、カリフラワーを使用し、季節感のある献立にしました。
サラダに使用しているブロッコリーとカリフラワーは花野菜といわれています。私たちが食べているのは、たくさんのつぼみの部分で、成長すると花が咲きます。花を咲かせるための栄養がつぼみにたくさん詰まっています。ブロッコリーとカリフラワーには、抵抗力を高めるビタミンCが含まれます。寒さに負けないよう今日の給食もしっかり食べましょう。
1月30日(木)給食センターの献立
・ソイ丼(ごはん・具)
・牛乳
・わかめスープ
ソイ丼の「ソイ」とは英語で「大豆」という意味です。大豆やぶたひき肉が入った具をご飯にかけて召し上がっていただきます。児童生徒が食べやすいよう、カレーを使った味付けです。
給食では大豆をよく使用しますが、苦手な児童生徒は多いように感じます。大豆はたんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富含む魅力的な食材です。ぜひ、おいしく食べてもらいたいと思い、この献立を取り入れました。
1月29日(水)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・春巻き
・ねぎのナムル
・八宝菜
1月28日(火)給食センターの献立
・あんかけうどん(地粉うどん・汁)
・牛乳
・ちくわの磯辺揚げ
・れんこんのきんぴら
1月27日(月)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・とり肉のごま焼き
・ほうれんそうのおひたし
・豚汁
1月24日(金)給食センターの献立【全国学校給食週間にちなんだ献立】
・ごはん
・牛乳
・さけの塩焼き
・即席漬け
・すいとん汁
毎年、1月24日~1月30日は「全国学校給食週間」です。学校給食の意義や役割についての理解を深めることを目的としています。
学校給食は、明治22年に山形県鶴岡市の小学校で、昼食を持ってこられない子どもたちのために、おにぎりと塩ざけ、漬物を出したことが始まりとされています。その後、給食は全国に広まっていきましたが、第二次世界大戦が始まると、食べ物が手に入らなくなり、給食を作ることができなくなってしまいました。戦後、栄養不足の子どもたちのためにアメリカからの支援をうけて給食が再開されました。現在では食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけるための「生きた教材」としての役割を担っており、時代とともに、その意義や役割を変えて子どもたちのために続けられています。
今日の給食は、給食が始まった明治22年の献立を再現したものです。味わって食べましょう。
1月23日(木)給食センターの献立
・だいこんめし
・牛乳
・チーズコロッケ
・海藻サラダ
・みそ汁
旬のだいこんを混ぜご飯に使用しました。だいこんめしは毎年この時期に出しており、児童生徒に人気の主食です。
春日部市のcookpadにだいこんめしのレシピが掲載されているので、ご家庭でも味わってみてください。
1月22日(水)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・ぶたキムチ炒め
・もやしのサラダ
・はるさめスープ
1月21日(火)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・いかのかりん揚げ(小2個 中3個)
・野菜のごまじょうゆ和え
・高野豆腐の煮物
1月20日(月)給食センターの献立【北海道の郷土料理】
・ごはん
・牛乳
・ザンギ
・磯香和え(刻みのり)
・三平汁
今日は北海道の郷土料理の「ザンギ」と「三平汁」を紹介します。
北海道ではとり肉のから揚げのことを「ザンギ」といいます。「ザンギ」は一般的なとり肉のから揚げと比べ、味付けが濃いのが特徴です。
「三平汁」は、塩漬けにした鮭やニシンなどの魚と人参や大根などの野菜を一緒に煮込んだ料理です。今日の給食では、塩鮭を使い、大根、人参、じゃがいもなどの野菜と一緒に煮込みました。
北海道の郷土料理を味わって食べましょう。
1月17日(金)給食センターの献立
・チキンカレーライス(麦ごはん・ルウ)
・牛乳
・ハムサラダ
1月16日(木)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・ハンバーグ照り焼きソース
・切り干しだいこんとみずなの和え物
・みそけんちん汁
みずなは冬が旬の野菜です。京都原産の野菜で「京菜」とも呼ばれています。鍋物や煮物のほか、シャキシャキとした歯ざわりからサラダや和え物に使用してもおいしく食べられます。
みずなはカリウムやカルシウム、鉄のほか、βカロテン、ビタミンCが豊富に含まれています。そのため、免疫力を高めたり貧血を予防したり、皮膚を健康に保ったりするなどの働きがあります。また、食物繊維も多いため、便秘の改善などに役立ちます。
1月15日(水)給食センターの献立
・ごはん
・かれいのケチャップソースがけ
・ごぼうサラダ(ボトルマヨネーズ)
・コンソメスープ
かれいのケチャップソースがけは、かれいの切り身にでん粉を付けて揚げ、ケチャップと中濃ソースを混ぜ合わせたタレをかけた料理です。カラッと揚がったかれいとソースの相性がよく、おいしく食べられます。
給食雑学 その2【食材はどうやって買っているの?】
3学期が始まり、始業式の翌日から給食も再開しました。
給食雑学第2弾では、給食センターの食材がどのように購入されているかご紹介します。
給食センターの食材は、あらかじめ登録手続きをした納入業者から購入しています。登録の際には、食材の保管や配送方法が衛生的に適切に維持管理できているか、保健所の検査結果を確認して判断しています。また、指定する時刻に必要な量を納品できる能力があるか、食材が不足していたり傷んでいたりしてもすぐに対応できる体制がとれているか、なども確認し、現在は19者の納入業者が登録されています。
食材は、学期ごとに単価を決めて購入するもの、月ごとに決めて購入するもの、生鮮野菜の3つに分けて選んでいます。
学期ごとに決めるものは、みそやしょうゆなどの調味料、ごまや切り干し大根などの乾物など、比較的価格の変動が少なく様々な献立に使用する食材です。価格だけでなく、産地、味や形、色彩などをみて、安全で品質のよいものを、栄養教諭や栄養士が選んでいます。また、選定する際には「調理する時に異物混入につながらないような包装形態であること」も考慮しています。具体的には、割れる恐れのあるビンや、細かい破片になりやすい発泡スチロールでの納品は不可ですし、乾物であれば、乾燥剤が入っていて食材と一緒に袋から出てしまうものは避けたりしています。
月ごとに選ぶものは、献立に合わせて使用する魚の切り身やデザートなどを、給食物資納入業者等選定委員会で味見をしていただき、ご意見を伺いながら選んでいます。給食物資納入業者等選定委員会は、学校長、教諭の各代表の方々にお集まりいただき、8月を除く毎月開催しています。
▽会議の様子
▽一口サイズに切り分けて味見をします
▽切り分ける前の見た目も確認します。
基本的に多数決で決めていますが、1つの食材に4社以上のメーカーの見本が提出され、多数決で票が割れてなかなか決まらない、ということもあります。写真の日は、ぶり、白身魚フライ、チーズオムレツの見本が4個ずつあったので、選ぶのが難しかったです。
学期ごとと月ごとに選ぶ食材は全部で170品目以上ありますが、すべての食材について、原材料、産地、アレルゲンの確認をしています。
生鮮野菜も月ごとに選定しています。市内産や県内産の野菜を優先的に、価格や品質を考慮して選んでいます。また、令和5年度から市内の農業経営者の方から農産物のを購入できるよう登録制度を始めました。納入していただける農産物の種類や量、納入時期などを打合せしながら、地元でとれる新鮮な農産物を給食に取り入れています。
3学期は感染症が流行しやすく、例年、学校から学級閉鎖のご連絡をいただくことが多くなります。栄養職員が使用予定の食材の数量変更を業者へお願いすることになりますが、日によって、連絡する納入業者が10者近くなることもあります。こどもたちには、栄養バランスのとれた給食を残さず食べて、元気
に寒さを乗り切ってもらいたいと思います。