校長室から

「緩急自在」の修学旅行 22

 本日の夕方、生徒たちを3日間お預かりして実施してきた修学旅行の全行程を終えて我孫子に戻ってきました。

 この3日間を振り返れば、京都・奈良の地で数多くの貴重な学習や体験の機会を得ることができました。また、日頃同じ学び舎で過ごしている仲間たちと寝食を共にすることで、これまで以上に互いの結びつきを強くさせることもできたと思います。

 しかし、楽しかった思い出ばかりではなく、周りに気を配ることができず迷惑をかけてしまったり、事前にみんなで決めたルールを守れなかったり、小さな失敗も少なからず経験してきました。

 「失敗してもいい。その失敗の後に何をするか、それが大切だ」。夜の反省会で学年の職員が話していたその言葉を素直に受けとめ、次の行動で挽回しようと真摯に頑張っていた生徒たちの姿がとても心に残りました。

 あっという間に終わってしまった3日間でしたが、たくさんの思い出と共に、普段の学校生活ではなかなか気づかないことも学んできた3日間でもあったと思います。最後になりましたが、保護者の皆様のご理解とご協力により無事修学旅行を実施することができましたことに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。