「戮力協心」の林間学校22
2年生がずっと楽しみにしてきた林間学校が無事に終わりました。
体も気持ちも一番疲れているはずの帰りのバスの中でも、楽しそうな歓声と明るい笑顔が、我孫子に着いて降車する最後の時まで途絶えることがありませんでした。この楽しい時間を少しでも長く共有していたい、そんな生徒たちの思いが感じられて、この3日間がいかに充実した時間であったのかを物語っている光景でした。
2年生の生徒たちとは、これまで近い距離で接する機会があまり無かったのですが、3日間一緒に過ごして印象に残ったことがいくつかありました。その一つが「言葉の優しさ」です。
「ありがとう」「ごめんね」「だいじょうぶ?」「がんばったね」「おめでとう」
バスやホテルの中で過ごしている時、飯盒炊爨や農業体験、そして、おそらく一生の思い出になったであろうキャンプファイアーの活動中、近くにいる生徒たちから聞こえてくるさりげない会話からは、相手を思いやる言葉が数多く聞こえてきました。この3日間、日頃から学級や学年の仲間を大切にしてきた雰囲気が多くの場面で感じられ、引率する我々も温かい気持ちで過ごすことができました。
保護者の皆様には、これまでに多大なご理解とご協力をいただき、たいへん感謝しております。中止になってしまった小学校5年生の時の分も含めて、たくさんの思い出を作ってくることができた林間学校だったと思います。ありがとうございました。