校長室から

校長室から

無明

「薄暗い部屋の掃除をしているときに隅から日光が一筋差し込むと舞い上がったホコリがよく見え、そのホコリの多さにビックリします。日の光が当たるとよく見えるものです。人間も同じです。良いも悪いも全部まとめて自分自身に光を当ててみる、そうすると自分自身がよく見えてきます。その上で良い生き方を求めていかなければなりません。良い生き方とは・・・。」学区の真栄寺のご住職、馬場昭道さんのお話しです。とてもいいお話しだったので生徒用の「彼方」にその概要を載せました。是非ご一読ください。

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24「無明」.pdf

「ケアのある学び!」

11/7(木)の本校の校内研を皮切りに、12日(火)は布佐中学校の指導室訪問、15日(金)は、我孫子中学校で我教研算数・数学部会と立て続けにいくつかの授業研究に参加することができました。授業研究会でいつも感じることは、「生徒にわかって欲しい、できるようになって欲しい!」という先生方の思いの強さです。そして学力向上を目指し、各学校で先生方が真剣に授業法を研究し、工夫される姿にはいつも感動を覚え、元気をもらえます。

本校は「ケアのある学び」を進めながら生徒の学力向上を図っています。「教えて!」「いいよ!」という学び合う関係や聴き合う関係を大切にすること、学習課題を明確にし、できた・わかったという実感が持てる授業をつくっていくことに努めています。
でも、わからなくてもわかった振りをしたり、何も考えずにノートを書き写すだけになっていたり、自分の考えを自分の言葉で表現しなかったり、人の意見を聞かなかったり、ただただ授業が終わるのを待つだけになってしまっている生徒をゼロにしていくのはなかなか大変なことです。
それでも生徒にとっていい授業がしたい、わからなくてもそのままにせず人に聞いてでも解決する生徒を育てたい、自分から考える生徒を育てたいと願って、授業研究を進めていかなければならないと思います。
そして、主人公である生徒にこそ、この「ケアのある学び」をよく理解してもらい、一緒に学力向上を目指していきたいと思います。

 
   1年4組 社会        2年4組 英語

 
   2年2組 国語        2年5組 道徳  

″体育館耐震工事″順調です!

 平成26年1月20日完了予定の体育館の耐震工事ですが、全体の70%程を終え、ほぼ予定通りの進捗状況です。過日星野市長さんや倉部教育長さんが視察に来ていただいたときも説明を受けましたが、細かな所は実際に見てみないとわからないので、泉教頭と2人で確認に行きました。床板はまだ張り替えていませんが、照明を付け替えたり、柵や補強したところを塗っただけでも明るくなったような気がしました。できあがるのが楽しみになります。

 市教委総務課のみなさんをはじめ市役所総務部の担当の方や鈴木建築設計事務所のみなさん、立沢建設のみなさん、一條電気工業のみなさん等、本当に多くの方々の手によって、湖北中体育館を安心安全できれいな体育館に再生させていただいております。心より感謝です。本当にありがとうございます。

 子ども達の明るい声が響き渡るのも間もなくです。3年生が卒業するまでに一日でも多く使用させてあげたいと思います。
 
  天井照明の寿命は9万時間も!?   床板の張り替えはこれから!
 
     新しいトイレは広い!     工事初期、黄色の外壁も今は…!

ほのぼのバザー!

2日(土)曇り空の中、バザーが盛大に行われました。
卒業生歌手の三令さんのミニキャンペーンや科学部、吹奏楽部の発表等もあり、参加者みんなで盛り上がりました。
体育館の耐震工事の関係で例年のような体育館での発表ができず、その代わり、屋外ステージでの発表となりました。科学部の実験発表は、シャボン玉に熱気球、ペットボトルロケットと屋外でしかできない内容でとても楽しく見ることができました。吹奏楽部の発表も歌あり、踊りありの楽しい演奏会になりました。「あまちゃん」のテーマ曲も地域の皆さんには好評でした。
生徒会とPTAがコラボして行った大抽選会も盛り上がりました。事前準備から本番までPTA役員の皆さんやPTAのOBの皆さん、本当にありがとうございました。とてもほのぼのとした楽しい時間が共有できました。
 
屋外での生徒会引き継ぎ式             卒業生歌手 三令さん

 
     サイン会             豚汁コーナー

 
    科学部 熱気球         吹奏楽部ミニミニコンサート

星野市長、倉部教育長視察

10月28日(月)に倉部教育長が、10月30日(水)には星野市長が
体育館の耐震工事の進捗状況や授業の様子を視察されました。
星野市長は午前中2,3年生の授業を参観した後、2年3組のみんなと楽しく会食していただきました。

どの教室も真剣に授業に取り組む様子が見られました。
全員が「できた・わかった」と言える授業づくり、それには、わからなかったりできなかったりしたときに、「教えて!」「いいよ!」という聴き合う関係を学級の中に作らなければなりません。学習課題を解決する授業を作らなければなりません。先生から一方的に教わるだけで、静かに黒板を写すだけの学習では本当に身につけたい力がついてこないのです。湖北中の授業をそういう授業に作り替えていきたいのです。

わからないことがわかるようになる、できなかったことができるようになる、勉強は本当に楽しい学びです!
授業中に「先生!俺わかるようになってきた!」と、3年生が、とてもいい表情で伝えてくれました。聞いた私も嬉しくなりました。

そうなんです!「学び」は楽しいのです!

  
 【英語の授業風景】       【理科の実験(イカの解剖)】

【家庭科の授業(小物入れ製作)】

紛争と人間~人間を救うのは、人間だ。~

土曜日の午後、表参道ヒルズで赤十字シンポジュウムが開催されました。
台風が少しそれて通過したお陰で、雨も小降りになったので、表参道を散策しながら会場に向かいました。
NHKが主催するシンポジュウムで、12月7日(土)14:00からその模様がNHK教育テレビで放送されます。お時間がある人は是非ご覧ください。

解説員の方の上手な進行と三人のパネリストの現場のお話しに時間が経つのも忘れ、2時間半があっという間に終わりました。
最初に3つの質問が会場に投げかけられました。
①「紛争に携わった経験がある人は?」
②「100年後、世界から紛争がなくなっていると思う人は?」
③「将来日本は、何らかの紛争に巻き込まれると思いますか?」
皆さんはYes、Noのどちらですか?



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21「人間を救うのは、人間だ」.pdf

3クラスが「残菜・残乳ゼロ」!

今日の帰りの会で「9月の残菜、残乳ゼロ」の学級を表彰してきました。
2年3組、4組、5組の3クラスは、先月17回の給食を一度も残さず食べました。特に2年3組は4月からずっと残菜ゼロを続けています!スゴイ!

湖北中の「残菜ゼロ運動」は、自校式の学校給食が始まるときに、昔PTAの会長を務めていた真栄寺の馬場和尚さんが、本校で講演会を行ったのがきっかけで始まりました。今では市内の多くの小中学校が、毎月0の付く日(10日、20日、30日)を「残菜ゼロの日」と定めて活動してるようです。湖北中学校は我孫子市内の「残菜ゼロ運動」発祥の学校だと思っています。

また、東日本大震災の際に避難所のニュースが流れた後、それまで残菜のあった学級が、食べられることの幸せを感じ、卒業まで「残菜ゼロ」を続けたということもありました。

「命」を「いただきます!」という気持ちを忘れず、これからも「残菜ゼロ運動」が続くように取り組んでいきたいと思います。

夢は叶う!東葛駅伝8位入賞

題67回東葛駅伝競走大会が野田スタート、松戸ゴールで行われました。公道を規制し、白バイが先導する本格的な中学校駅伝大会は全国でも珍しい大会だと聞きます。その伝統ある大会で我が湖北中駅伝強化選手は見事な走りを見せてくれました。エースのいないチームですが、みんなで自分のベストを出し、ひとつの襷を繋いだ結果、70校中8位という大変素晴らしい成績を残してくれました。強い思いが行動を変え、行動が変わると結果が引き寄せられるということを体現してくれました。素晴らしい選手達と全校応援の力に改めて脱帽です!みんながひとつになることを大切にしていきたいと思います。

 
                 【8位入賞おめでとう!】                 【部長のTVインタビュー】

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20「チーム湖北8位入賞!」.pdf

台風通過!

 多くの被害を出しながら北上した台風26号の後始末を職員みんなで手分けして行いました。
 午後から泉教頭先生の指揮の下、学区を5分割して通学路の整備を行いました。竹がしなって道路をふさいでいたり、大きな木が倒れて通学路に横たわっていたり、木の枝があちこちに落ちたりしていました。ついでにぎんなんや山栗の実も沢山落ちていました。「湖北中学校は自然の中にある学校だなー!」と改めて実感しました。若い先生方が増えたこともあり、子ども達のために一生懸命に通学路を掃いている先生方の姿に元気をもらいながら、みんなで楽しく作業ができました。

 臨時休校は非日常です。そのため色々なことを考えさせてくれました。もし大変な被害が出ていたらどうしていただろうか。家庭学習をすすめるように指導されていた生徒達はどう過ごしているだろうか。明日からの学校生活が楽しくなるにはどうしたらよいか…。幸い本校には大きな被害はありませんでしたのでそんなことも色々考えられたのですが…。
 
 時間が経つにつれて被害の状況がニュースで流れて来ました。被災された多くの方々に心よりお見舞い申し上げます。市内では布佐地区や若松地区で浸水被害が報告され、市のホームページにも載っていました。被災した児童生徒のことを考えると本当に心が痛みます。一日も早く元の生活に戻るよう願ってやみません。
<我孫子市役所ホームページ>
http://www.city.abiko.chiba.jp/index.cfm/18,124444,11,710,html

進路保護者会開催

 第2回進路保護者会を9日(水)15:00~ランチルームで行いました。
 60名程の保護者の皆さんにご参加いただきました。進路指導主任を兼務してもらっている学年主任の羽場先生から今後の進路決定までの手順や高校説明会の情報などを資料を使って丁寧に説明させていただきました。
 その中で私の方からは「失敗に学ぶ」という題で書いた「彼方」(生徒に配布した資料)にそって、今までにあった色々な失敗を紹介させていただきました。なぜか同じ間違いが毎年起こるのです。今年はそういうことがないように是非参考にして欲しいと思っています。当日参加できなかった保護者のみなさんも是非お子様と一緒に資料に目を通していただきたいのです。
 進路相談は、相談です。一方的にどちらかが話すだけでは相談になりません。親と子、親と教師、教師と生徒、いずれも一方的ではない聴く関係をつくることが大切だと考えます。3年生165名のより良い進路先を決定していくことがこれからの大きな目標となります!そのための第一歩は「聴く関係」をつくることです。
 また、進路実現は、個々の問題ですが、決して個人戦ではありません。みんなで考え、チームで取り組む団体戦です!

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19「失敗に学ぶ」.pdf