校長室

校長室から発信

布佐中にスピーカーを寄贈していただきました(再掲)

 1月にトップぺージに掲載した記事の再掲ですが、寄贈されたスピーカーが学校に届きましたので、写真を加えて再度お知らせ致します。
 1月18日(水)、我孫子駅前「アビーホール」にて読売日本交響楽団のエルダーメンバーによるチャリティーコンサート「読売サロンコンサートIN我孫子」が開催されましたが、その収益金は全額、我孫子市の学校教育事業に活用するために学校へと寄贈されることとなっています。
 そして今回、厳正な審査を経て寄贈先が布佐中学校へと決定したという栄誉ある連絡をいただきました。学校予算ではなかなか購入できなかっスピーカー一式をお願いし、先方にも快く快諾を得ることができましたので、生徒たちのために有効活用させていただきたいと思っています。
 関係各位の方々に改めてて御礼申し上げるとともに、本校関係者のみなさんにご報告させていただきます。
 ありがとうございました。   
    
          

力作がいっぱい!花と太陽と希望の作品展

 13日()から柏・我孫子地区特別支援学級合同作品展「花と太陽と希望の作品展」が、今年から会場が変更となり、パレット柏内の市民ギャラリーにて16日()まで開催されました。

 私は15日()に会場を訪れました。実は今年で5年続けて見学する機会に恵まれたのですが、会場中を埋め尽くす絵画、工芸工作、習字の展示、すべての作品が本当に素晴らしかったです。完成度の良し悪しは様々ですが、それぞれの作品の裏側には、子ども達が心を込めて一生懸命に制作に取り組んだ様子が垣間見えます。私も教育委員会にいた関係で、他校の子ども達も何人かは知っているのですが、その子たちが自分なりに頑張って作品を仕上げたことを想像すると感慨深いものがあります。

 本校の生徒たちも、受験を控えた3年生を含めて大変に忙しい中で、頑張って作品を作って展示しました。学校に戻ってから子ども達をたくさん褒めてあげたいと思います。

 また来年、1年間年齢を重ねた子ども達が、1年分成長して作った作品を見に行くのがとても楽しみです。

                   

        
                           

地域の力をお借りして!定期テスト前学習会

 16日()・17日()に行われる3学期定期テストに向け、地域の方にお願いして13日()~15日()の3日間、1・2年生対象に放課後の補習を実施しています。

 この取り組みももう複数回を数え、地域のみなさんも生徒への指導経験を積んだこともあり、とても和やかに充実した学習の時間を過ごしています。

 下校時間もあるので、1時間半に満たない時間ですが、学習したことが少しでも成績に繋がったという実感がもてれば…と思っています。

 中学校は部活動もあり時間的に厳しい面はありますが、このような補習体制がテスト前だけに終わらず、日常的にも展開できるような方法はないだろうか、また、小学校段階から基礎基本をしっかり身につけさせるために有効な手段はないだろうかと思案しています。そういったことによって、昨今、マスコミ等で報道されているような教育格差の解消に一石を投じ布佐中生の学力を向上させたいと願っているところです。今後ともよろしくお願い致します。

    
                    
 

 

地域の力をお借りして!家庭科調理実習

 8日()から、2学期、そして昨年度に続いて家庭科の授業(調理実習)に地域のみなさんのサポートをいただいています。2学期は2年生が祭り寿司をつくりましたが、今回は1年生が1クラス3回ずつ、ハンバーグ・シチュー・魚料理に取り組みます。そうなると、学年2クラス×3回ということになり全部で6回、これが3月の初めまで続き、1回の授業に4~6人ずつ、延べで30人前後(昨年は4クラスであったため50人)もの方々にご協力いただくことになります。

 1年生は初めての調理実習ということで、道具のある場所、扱い方等がわからずに先生一人では対応しきれないというのが現状です。包丁を持つ手の不慣れさなどを見るにつけ、目が行き届いて危険を回避できるという点でも本当に助かっています。地域のみなさんも、既に何度か経験されている方々が増えてきましたので、中学生との接し方にも大変スムーズで会話を楽しみながら指導されている様子がとても微笑ましいです。

 8日()は出張も重なり、時間に追われて忙しかったのですが、自分たちでつくったハンバーグをおいしそうに食べている生徒たちから、私にもおすそ分けがあり、給食と併せてすっかり満腹になりました。生徒たちの満足気な顔と各グループに寄り添っていただいている地域の方の笑顔がとても素敵で印象的でした。

 

※調理実習の様子は、この後「生徒の活動」のページに随
時アップしていきたいと思います。

確かな成果!6年生の中学校登校

 7日()、かねてよりお知らせしている小中一貫教育の取り組みの一つである小学校6年生の中学校登校を1月30日()に続いて実施しました。今回は、入学を2ヵ月後にひかえ、小学生同士にもっと仲良くなってもらおうという目的で小小の交流活動を中学校体育館で実施。その後に生徒会長・部活動会長・校長から中学校生活とその心構えについてレクチャーするという内容です。

 数えてみると、6年生の児童たちはもう6回目(合唱祭見学を加えると7回目)の中学校登校です。すっかり勝手知ったる他人の~で、何のためらいも躊躇もなく自然に中学校の校舎に入ることができるようになりました。

 開会式が終わり、布佐小・南小が合同で数チームを作り、チームごとに和やかに自己紹介をし、話し合ってチームの愛称を決めました。見ていてとても微笑ましい時間でした。その後、チーム対抗で綱引きと輪くぐりを行いましたが、どのチームも一生懸命で、とてもチームワークよく交流ができたと思います。

 もう入学に当たって布佐小・南小の壁は取り払われました。ここまでの取り組みで中学校へのギャップもかなり低くなってきています。3月にもう一回、中学校登校を実施しますが、子ども達の様子を見ていて、大きな成果が上がっていることを実感しています。今年度の実践をしっかりと振り返り、4月からもこの取り組みを、さらに充実した形で実施していけるよう考えていきたいと思います。地域・保護者のみなさまにおかれましても、気づいたことやご意見等ございましたら学校までお知らせいただければ幸いです。

       
※小小交流(綱引き・輪くぐり)と中学生から6年生への中 
 学校生活をレクチャーしている様子です。クリックして
 ご覧ください。

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充実の冬季トレーニング終了

 11月から続けてきた冬季トレーニングも30日()が最終日となりました。最後の最後まで生徒たちは大きな声でお互いを応援し合い、終わった瞬間は歓喜のハイタッチ、とてもいい雰囲気の中で今年度のラスト・ランを飾ることができたと思います。

 市内を始め、多くの中学校でこのような冬季トレーニングを実施していますが、学校によっては、最初に大勢いた生徒たちも日が経つにつれて一人減り、二人減り、最終日には半分以下に減っていたということも耳にします。本校の生徒たちは、吹奏楽部や美術部といった文化系部活動の生徒も含め、全員が最終日まで走り切りました。最後のタイムトライアルでは、自己ベストを更新した生徒もたくさんいたようです。ここまでの生徒たちの頑張りとそれを励ましながら一緒になって支援してくれた各部活動顧問の先生方、また、連日の元気な大声に迷惑を被ったであろうにも関わらず、一切の苦情等もなく生徒たちを温かく見守ってくださった地域のみなさんに感謝です。

 最後に生徒たちには「大きく高くジャンプするためには、その分だけ膝を曲げ、しっかり深く沈み込んで準備をしなくてはいけないが、見事にそれをやりきった。でも、ここからが踏み切り板を蹴って実際にジャンプするとき、夏に向けて各部活で一つひとつ努力を積み重ねて目標を達成してほしい」という話をしました。2月以降、布佐中生徒たちの大活躍と多くの部活動の県大会出場を楽しみにしたいと思います。

林間学校に向けて・自然学習スタート!

 平成29年度6月、現1年生は進級して最大の学年行事である林間学校を実施します。それに向けての第一歩、事前に行う自然学習(総合学習)がいよいよ始まりました。

 この自然学習を通して、自分が興味関心をもって学んだことを実際の林間学校で検証していくという取り組みですが、布佐中学校は市内で唯一、東日本大震災の後もその安全性に最新の注意を払い、福島県裏磐梯方面への林間学校を実施しています。これは、裏磐梯周辺に生徒に学ばせたい自然環境のすべてが素晴らしい状態で残されているからに他ならず、生徒の興味関心に応じた数のテーマがすべて設定できるからです。

 そして、20日()が生徒に興味関心を強くもたせるための大切な導入の授業でした。この大切な授業に、布佐中は何と現地福島から専門家の先生をお呼びしてお話をしていただいています。磐梯山噴火記念館の佐藤公先生という方で、昨年秋にはNHKテレビ「ブラタモリ」に出演され、メディアを通して裏磐梯の雄大な自然について熱く語っておられました。布佐中には子ども達のために、今年で7年連続で足を運んでくださっている先生です。

 私も昨年まで2年連続で授業を受けさせていただいたのですが、今年は残念ながら出張が重なってしまい、他の先生から話を聞くことしかできず大変に残念でした。全部は紹介できませんが、火山の噴火実験など、様々な道具を駆使して生徒と一緒に行いながら、映像を入れて大変にわかりやすく、かつ当たり前のように興味をもって惹きつけられていく授業だったようで、昨年よりも一段とパワーアップした印象を受けました。導入がこんなに楽しい授業ならば、生徒もスムーズに次の時間の学習に入っていけるだろうと感じています。

 今日のために、わざわざ福島からお出でいただいた佐藤先生に改めて感謝するとともに、このような取り組みの一つひとつが、生徒にとってより有意義な校外学習を実現するということを再認識した次第です。

 

※授業の様子です。クリックしてご覧ください。


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激走2!葛南新人駅伝

 19日()、冷たい風が吹きすさぶ中、葛南新人駅伝大会が柏の葉周回コースで実施されました。8日()の銚子駅伝大会で好成績を収め、幸先良いスタートを切った本校の生徒たちは、新チームとして万全を期して上位入賞を目標にこの日を迎えました。

 駅伝大会は陸上・駅伝部だけではなく、学校をあげて学校の代表として選手たちは走りますので、バスケ部やバレー部の生徒たちも加わっているのですが、駅伝の前にあるロードレースの部の参加者は男子が0・女子は2人と小規模校の現実は如何ともしがたく、本当に駅伝の部を走るぎりぎりのメンバーで戦っています。

 ロードレースが終わり、女子と男子1年生の部からスタート、男子の部は午後からのスタートです。県大会出場の枠が3校と例年より厳しい状況でしたが、特に男子はその可能性も十分にあり、自然と応援にも熱が入って寒さもいつの間にか吹き飛んでいました。結果男子Aチームが17チーム中6位(5位とも1秒差)で、2区では2位で襷を繋ぐなど大いに見せ場をつくったレースでした。1年生の部でも、エースがAチームの1区を任されている関係でエース抜きでの戦いでしたが、見事に12チーム中4位という好成績を収めました。女子チームも15チーム中7位(一昨年は県大会へ出場できましたが、成績は8位でした)と立派な成績です。また、男子Bチームも最後まであきらめることなく、自分の力を出し切って全力で襷を繋ぎ通すことができました。

 閉会式後のミーティングでは、この結果は一緒に競い合い、励まし合ってお互いを伸ばし続けた「チーム布佐中駅伝」としての全員の成果であり、県大会出場校とも十分に競い合える力をつけてきたことを確認し、今後のさらなる躍進を確認しました。

 生徒たちは、爽やかな笑顔と自分たちのあげた結果に実感が湧いてないような複雑な表情をしていましたが、きっと「まだまだできる」「満足していない」という気持ちの裏返しがそうさせたのだと思います。本当に、こんな規模の小さい生徒数の少ない学校が、いわば「小国が大国に挑む」ようなものですが、よくここまで成長できていると思います。厳しい練習に耐えて頑張った生徒たちを讃えるとともに、ここまで生徒たちを伸ばしてくれた先生方に改めて感謝です。

 そして、県の新人駅伝大会は同じ柏の葉周回コースで行われる予定です。晴れの舞台に立つ生徒たちの活躍に期待して、応援をよろしくお願いします。

 

※大会の様子は「生徒の活動」のページにアップしますの
 でご覧ください。

激走!銚子駅伝大会

 8日()、銚子半島一周駅伝大会が行われました。今年からコース変更があり、例年の8区間が6区間に短縮されたこともあって昨年よりは若干参加校が減りましたが、それでも県内各地から66校が参加し、一般道に通行規制を行って実施する全国屈指の大きな駅伝大会です。当日は学校外で参加しているクラブの試合がある生徒がいたり、怪我人が続出したりとチームがベストな状態での参加とはいきませんでしたが、残った選手たちは前日より現地に入り、コースの下見・練習・打ち合せと万全の準備をして本番に臨みました。

 午前11時30分、銚子漁港のシンボルロードをスタートし、1区は3.8㎞という長丁場、2・3区は箱根駅伝さながらの山登りと山下り、他にも海沿いの風の強いコースなど、東葛駅伝とはまた一味違った6区間のコースを選手は走りぬき、付き添いの部員たちも選手をよくサポートして助けました。

 結果、本校は66チーム中・31位と、2年生3人と1年生が3人も走る(駅伝を初めて走る生徒も2人)という状況にも関わらず、3年生がたくさん走っている他校を相手に昨年の結果を上回る結果でした。全選手が全力疾走で襷をつなぎ、当初の目標であった40番台を立派にクリアする激走だったと思います。

私は4区で選手の引率をしていましたが、選手は補助の生徒としっかりタッグを組み、自分たちの力でストレッチやアップ走など、完璧にこなし準備する姿に感心しました。また、3区の選手がゴールした後、力を出し切って走り終えた満足感いっぱいの爽やかな笑顔を見せてくれたことがとてもうれしかったです。

 「チーム布佐中駅伝」は、この新年最初の大きな大会を、チームワークよく見事に結果にも結びつけました。しかし、彼らがこの結果に満足しきっていないことは一人ひとりの表情や会話からも強く感じられます。この後、今月19日()には葛南新人駅伝大会という大切な大会が控えています。「チーム布佐」の健闘とさらなる躍進を信じて、できる限りの支援をしていきたいと思います。保護者・地域のみなさまにも、引き続きの応援をよろしくお願い致します。

 

※大会当日の様子です。クリックしてご覧ください。
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小中高連携・地域連携の書初大会

 23日()、布佐中学校武徳館にて小中高連携・地域連携書き初め大会を実施しました。祝日にも関わらず、当日は早朝より地域にお願いした講師の先生・地域ボランティア(地域ルーム)のお手伝いの方々・小中三校の先生方、そして我孫子東高校の先生・生徒と多くの方々に応援いただき、大変にスムーズな運営ができ、参加した子ども達も満足感いっぱいに過ごすことができていました。

 子ども達の感想の中には、「地域の先生が丁寧に教えてくれた」「宿題も終わってよかった」「小中学生が一緒で最初は緊張したけど、中学生の上手な字が参考になった」「家でやるより集中してはかどった」「来年もまた参加したい」等々の前向きな意見が数多くありました。

 この後、子ども達からとったアンケートを基に、多くの子どもの声に応え、来年度もより意義のある書き初め大会にしていきたいと考えます。また、新年1月10日()からは布佐中学校B棟2階に参加者全員の作品を展示し、地域・保護者のみなさんや小学生にも自由に見てもらえるようにします。たくさんの方々のご来校をお待ちしています。

 終わりになりますが、ご協力いただいた地域のみなさん、我孫子東高校のみなさん、小中学校の先生方、特に小中三校の中心となって企画・運営に携わってくれた実行委員のみなさんに改めて感謝申し上げます。

 また、平成28年中の主要な行事はこれですべて終了となります。この1年、大過なく、大きな成果をあげて幕を閉じることができました。1年間、布佐中をご支援いただき、学校と一緒に布佐中の生徒たちを育んでいただいたすべてのみなさんに改めて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 平成29年もどうぞよろしくお願い致します。

 

※書き初め大会の様子は「生徒の活動」のページに掲載し
ますので、そちらをご覧ください。