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校長室から発信

学校と保護者の協働・感謝の除草作業!

 27日()、PTA主催の除草作業に全部で30名前後の保護者の方にご参加いただきました。これに部活動で協力してくれた生徒を加えると全部で80名ぐらいの人数で実施できました。

 実は、この取り組みは昨年・一昨年と雨で中止となり、体育祭を目前にして雑草伸び放題のグラウンドや校舎周りを前に、途方にくれながら一部の教職員で草取りをしていました。今年も雨が心配されましたが、逆にその分、涼しげな風も吹いて作業も順調にできたのではないかと思います。

 もちろん、この時間だけで終わるはずもなく、まだ不備なところは我々教職員に加えてシルバー人材センターの方たちにも作業してもらえる予定になっていますが、何よりも学校と保護者が手を携え、子ども達の体育祭の成功に向けて協働したことに意義があると思っています。始業式や体育祭の練習の際、生徒たちにはしっかりと伝えていきたいと考えています。参加・ご協力いただいた保護者のみなさん、本当にありがとうございました。

 また、本校の生徒たちも今日の除草作業だけではなく、先日の台風一過の後の散乱したゴミや木の枝、折れた竹の後始末や清掃等に各部活動で積極的・自主的に協力してくれています。この日は台風10号の襲来に備えて、校舎内の備えを万全にしてくれた部活動もありました。学校を愛し、学校に貢献してくれている生徒たちも感謝・感謝です。

 

☆除草作業中の様子については「生徒の活動」のページにアップしますので、そちらをご覧ください。

3年目の「宿題お助け隊&補習」

 8月3日()~5日()、布佐中学校区小中3校で学校支援地域本部主催の学習会、通称「宿題お助け隊+補習」を実施しました。地域のみなさんの力を借り、大学生や高校生にも協力してもらい、子ども達の学力向上と夏休みの有効な過ごし方に役立つことができれば…と考えています。

 今年で3回目の実施ですが、一昨年は初年度ということもあってか子ども達の参加が大変に少なく、教える側の地域の大人の方が多いという状況であり、昨年は布佐中職員による数学の補習とも連携し、多くの参加者で大変に有意義な時間を過ごすことができました。今年度は補習との連携等はなく、純粋にこの学習会に参加したい児童生徒が集まり、連日、布佐中会場では15人ほどの子ども達がボランティアのみなさんと集中して学習に取り組みました。

 このような地道な活動が次へとつながり、現在でも中学校では定期テスト前の学習会や受験対策の補習を実施していますが、さらに地域の方々の教育力を活かした放課後の補習を小学校にも拡充して学習習慣の定着を図ったり、土日の自主的な学習へと発展していくような軌跡が描ければ…と思っています。

 子ども達のために、連日ご協力いただいたボランティアのみなさんに改めて感謝いたします。ありがとうございました。

 

※布佐中会場での「宿題お助け隊+補習」の様子です。ク 
 リックしてご覧ください。
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「みんなで創る地域の学校」・第1回小中一貫運営協議会開催

 29日()、布佐中学校区小中一貫教育を支え、地域総ぐるみで布佐の未来を担う子ども達を育てながら「みんなで創る地域の学校」を実現するための第1回運営協議会を開催しました。布佐中学校、布佐小学校、布佐南小学校3校の管理職、評議員代表、保護者代表、コーディネーター、地域ルーム代表、地域代表の15名の出席をいただきました。

 始めに自己紹介をしてから、改めて布佐中学校区で実施する小中一貫教育の目的、ここまでの歩み、実践内容、10月の公開研究会について説明し、承認を得ました。続いて3校での学校支援ボランティアの現状とその拡充について意見交換をし、主に学習支援のあり方について貴重な提言がありました。中学校入学時に個々の学力に差がありすぎたり、2つの小学校で行っていることがバラバラでは中学校との一貫教育は難しいことや昨年度からの小中一貫した「書く力」を向上させる取り組みによって、現中1生にしっかりと効果があらわれていること、地域ボランティアによる補習を実施する際に多忙な子ども達のことを考えると、時間的な制約が限られる学校ではなくて自治会館などの地域の施設を利用することも考える必要があるなど、将来に向け、子ども達の「学力向上」に可能性を広げていけそうな意見が多数出ました。最後に、この先の布佐中学校の生徒数減少に伴う部活動の統廃合について検討していただきました。結論としては統廃合止む無しということですが、その前に小学生の実態調査を行うことや他校との合同チームの可能性を追求する、

子ども達の目線で統廃合する際の基準を明確に設定して説明する必要があるといった意見が出されました。正直、部活動を統廃合することで選択肢が減ることは学校の魅力が半減することに繋がりかねません。学校だけで決定するのではなく、いろいろな立場からいろいろな視点でご意見を頂戴することが大切だということに改めて気づかされました。

 予定を大幅に超え、2時間半以上休憩なしで熱い議論が交わされましたが、時間を感じさせない、かつ子ども達のためになる有意義な時間であったと考えています。

 

※小中一貫運営協議会の様子です。クリックしてご覧くだ
さい。また、この会でプレゼンした資料の一部は「布佐中学校区小中一貫教育」のページに掲載します。
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1学期を終えて…

 本日、7月20日()をもって平成28年度1学期の授業はすべて終了しました。1学期を振り返ってみると、校外学習を始めとした各学年の取り組み、生徒総会や歌声交歓会といった生徒会・学校行事の数々、学習を中心とした日常の活動、そして部活動と生徒たちは本当によく頑張り、大きな成果をあげることができました。これらの活動を通して生徒一人ひとりが得た感動的体験や成就感によって、彼らはまた一回り大きく成長できたのではないかと思います。そして、そんな生徒たちの頑張りによって、地域の中核である布佐中学校も大きく飛躍し、地域・保護者のみなさんの信頼と協力を得ることができました。生徒たちにも感謝しなくてはいけないと思っています。

 終業式ではそんな生徒たちの頑張りを讃えるとともに、「ぞうきん」という1篇の詩を題材にして、報いや見返りを求めることなく、みんなを陰で支えてくれている「ぞうきん」のような役割を果たしてくれる人たちのおかげで、幸せに何不自由なく生活を送れているという話をしました。学校でいえば、班・学級・部活動の仲間、先生、そして、無償でボランティアとして様々な教育活動にお手伝いをしてくださっている地域の方々。学校だよりやホームページでも何回となく紹介させていただきましたが、こういった方々の協力なくしては、今の布佐中学校は成り立たないといっても過言ではありません。生徒たちには心からの感謝の気持ちをもって1学期を終え、2学期も同じ気持ちでスタートしようと話しましたが、私たち職員も全く同じです。まだ夏休みにもボランティアによる補習が予定されていますが、2学期もどうかよろしくお願い致します。

長いようであっという間に終わってしまった1学期。私たち職員もじっくり振り返るとともに、2学期以降の布佐中学校のますますの躍進に向けてじっくりと構想を練りながら準備を進める夏季休業にしたいと思います。そして、これからもいじめなど一切ない、本校のめざす学校像の一つである「先生も生徒も通うことが楽しく、日々を充実した気持ちで過ごせる学校(希望の登校・満足の下校)」、そして「みんなで創る地域の学校」の実現のために、職員一同力を尽くしていきますので、引き続き学校へのご支援とご協力をよろしくお願いします。

 

※終業式での代表生徒の発表の様子です。クリックして
  ご覧ください。
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葛南大会・上々のスタート!

 7日()の陸上部、10日()の野球部を皮切りに、平成28年度葛南総合体育大会が始まりました。3年生にとっては中学校生活部活動の最後を飾る集大成となる大会です。

 陸上部の葛南大会は炎天下の白井陸上競技場で行われました。暑さに加え、風が強かったこともあり、記録を出すには厳しい条件でしたが、本校の生徒は全力を出し切り、何人もの生徒が27日()・28日()に行われる県総体への切符を手にしました。そして、何よりもうれしかったのは、本校のように小規模(葛南地区で最も生徒数が少ない)で全種目へのエントリーが叶わないような学校が、特に陸上では圧倒的に有利な大規模校にひけをとらず、男女総合4位という素晴らしい成績を収めたことです。まさに、一人ひとりの生徒の努力の結晶だと思います。

 野球部は灼熱の鎌ケ谷福太郎球場で1回戦を戦いました。0対0の緊迫した投手戦が続き、両チーム一歩も譲らない展開で、ついに延長戦に突入しました。延長に入ると特別ルールが適用され、ノーアウト満塁から試合が始まります。後攻の本校は、最初の打者を三振に打ち取ったのですが、その後、緊張?からかエラーと犠牲フライで2点を失って、その裏の攻撃を迎えました。やや気落ちしているかに見えた選手たちでしたが、普段の心がけがいいのか、やっぱり一生懸命練習に取り組んできた姿を神様は見てくれていたのか?相手の守備の乱れもあって3点をとり、見事なサヨナラ逆転勝ちを収め、勝利の校歌を聞くことができました。

 どちらの部も見事な結果だったと思います。他の部活動もこれに続いてほしい…と願ってはいますが、結果はどうあれ、生徒たちがここまで練習で培ってきた技能を遺憾なく発揮し、達成感をもって最後を締めくくり、また次の目標にステップアップすることができればと思っています。保護者・地域のみなさんには、引き続き応援をよろしくお願いします。

 

※陸上部・野球部の葛南大会の様子は、後日、「生徒の活
 動」のページにアップします。

一流の演奏、一流の聴き手に・1学期歌声交歓会

 5日()、体育館で1学期の歌声交歓会を実施しました。後に保護者会が控えている関係もあり、多くの保護者のみなさんにも聴いていただくことができました。

 1年生から3年生の全8クラスが、学年ごとではなくランダムに入り混じって発表をしたのですが、それぞれの学級・学年に独自のカラーがあり、お互いに学ぶべきものも多かったようです。

 そして、どの学級も一生懸命に練習してきたことに自信をもち、仲間を信頼して素晴らしい演奏ができたと思います。さらに、そんなお互いの学級のよさを認め合ってか、他学級の発表を聴く姿勢や態度も立派でした。曲と曲の合間に若干の私語等があったのは残念ですが、一流の音楽祭には一流の演奏家はもちろん、一流の聴衆がいることが条件です。そういった意味も含め、生徒たちには80点という点数をつけました。最後に特設合唱団が今年度初めての演奏を披露しましたが、その歌声には全員がさらに真剣な面持ちで聴き入っていました。学級合唱は、まさに学級の今ある状況・人間関係が如実にあらわれるものであり、誤魔化しは一切ききません。保護者のみなさんには、交歓会の歌声から今の布佐中の状況や落ち着いている姿を感じ取っていただけたのではないかと思っています。

 生徒たちには、現状に満足することなく他学級の演奏から学んだことを糧に、11月の合唱祭に向けて、学級の絆をもっと深めながら、さらに高いレベルでの合唱を創り上げてほしいと願っています。

 

※発表の様子(写真)は「生徒の活動」のページをご覧くだ
 さい。

事業所様への挨拶を終えて-就職体験学習

 今年度も9月14日()~16日()にかけて2年生の就職体験学習を実施します。例年よりも若干遅れてしまいましたが、お世話になる事業所様に依頼のあいさつに訪問させていただきました。

 今年が3回目になるということもあってか、多くの事業所様が私の顔を覚えてくれていて、親しく話をしてくださいます。中には昨年はもとより、一昨年、それ以上前にお世話になった生徒の名前まで覚えていて、懐かしそうに当時のエピソードを語ってくれる方もいて、話しを聞いていてとてもうれしくなりました。そして、どこの事業所様にも判で押したように言われたのが「布佐中の生徒はしっかりと目的意識をもって来てくれる」「何でここを選んだのかをしっかりと話せる」「目的意識があるから本当に一生懸命に働いている」ということです。求人票を事業所様にいただいて、自分でエントリーシートを書き、厳しい面接を経て校内ハローワークを通して就職先が決定していく。布佐中で引き継がれてきたこの方式がすばらしい成果をあげているということの証明であると考えています。そして、これが生徒たちの「将来を生きる力」に直結していくのだと思います。

 いろいろと話を聞くと、職業体験の意義が見つけられずに、多忙さもあって体験日数を減らしたり取り組み自体を縮小する学校もあるようですが、本校では、職員全体で就職体験学習の意義をしっかりと共有し、今後も生徒たちの成長のために継続していきます。

 いつも2つ返事で本校の生徒を受け入れてくださる地元を中心とした事業所様に、改めて心より御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

地域の力をお借りして…家庭科授業のボランティア

 21日()から7月上旬にかけて2年生が家庭科の被服実習でブックカバーを制作します。昨年度も実施しましたが、今年もたくさんの地域ボランティアのみなさんにお手伝いをいただき、3年生の授業も含めると、全部で25時間に延べ50人を超す方たちにご協力いただく予定です。

 このスタイルで授業を展開すると、担当教師も含めてミシン1台、グループ1班に指導者が1人ずつ配置できますので、きめの細かい指導が行き届き、短い時間の中、ほとんどの生徒が作品を完成させることが可能となります。家庭科の苦手な生徒など、せっかく購入した教材を終わらせることができなくて捨ててしまうという話を、本校生徒からは聞いたことがなく、また、安全面でも大変なメリットがあります。

そのような状況ですので、本来、学校からお礼を申し上げるべきところを、逆に温かくうれしい言葉をたくさん頂戴しています。「子ども達と接することができ、楽しい時間をもらえて本当にうれしいです」「子ども達からたくさん元気をもらいました」「顔を覚えてくれた子ども達が、で行き会うと挨拶をしてくれます」等々。地域の教育力低下が叫ばれて久しくなりますが、布佐地区はそんなことはないと改めて感じるとともに、お互いが顔の見える関係を築くことが学校の大切な役割であると、この取り組みを通して強く思います。「みんなで創る地域の学校」に向けて今後ともよろしくお願い致します。

 

※家庭科の被服実習の様子です。クリックしてご覧くださ
 い。
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合同学習会の充実した1日

 14日()、大空学級と太陽学級が参加して市内合同(校外)学習会が実施されました。目的地は市川市の現代産業科学館です。よく晴れた青空のもと、8時20分出発のバスに乗って出発です。

 本校の生徒たちは布佐小学校・新木小学校の子ども達と一緒のバスで向かいましたが、中学校らしくリーダーシップをとってバス内レクを盛り上げ、小学生たちも大変に喜んで参加してくれました。  

渋滞もあって現地への到着が遅れ、その後の行動予定がずれてしまいましたが、館内の見学や実験、体験はどれもとても魅力的で興味をそそられるものであり、化石のレプリカ作りをしたり、みんなで一緒に弁当やおやつを食べたりと、生徒たちにとっては本当に夢のような楽しい1日が瞬く間に過ぎ去ったのではないかと思います。

引率した先生方の撮った写真に写る一人ひとりの表情や溢れるような笑顔からは、満足感いっぱいの素晴らしい1日を過ごせたことが感じとれます。これからの学校生活も、この素晴らしい笑顔を絶やさぬよう、充実した日々を過ごせるように私たちも生徒とともに頑張っていきたいと思います。

 

※合同学習会の一コマです。クリックしてご覧ください。
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地域の力をお借りして-テスト前学習会

 16日()・17日()に行われる1学期定期テストに向け、昨年度に引き続き地域の方にお願いして13日()と14日()の2日間(15日は県民の日のために休業)、放課後の補習を実施しています。

 昨年度は秋以降に3年生の受験対策として、3学期には1・2年生対象の定期テスト対策として地域の方の力を借りて行いましたが、大変に好評であり、今年度も実施の運びとなりました。地域のみなさんも生徒への指導経験を積んだこともあって、とても和やかに充実した学習の時間を過ごしています。

 下校時間まで約1時間半程度の時間ですが、学習したことが少しでも成績に繋がったという実感がもてれば…と願っています。

 中学校は部活動もあり時間的に厳しい面がありますが、このような補習体制がテスト前だけに終わらず、日常的にも展開できるような方法はないだろうかと思案しています。それによって、昨今、マスコミ等で報道されているような教育格差の解消に一石を投じ布佐中生の学力を向上させたいと願っているところです。

 御協力いただいている地域のみなさまには本当に感謝!感謝!です。

 

※地域の方に指導していただいている充実した補習の様子です。クリックして
 ご覧ください。
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