日誌

ひょうたんから本°

7月8日 1、2年生

【今回の本】

1―1『トマトさん』『ケロリンピック』
1―2『にじいろのしまうま』『ゆうれいとすいか』
1―3『だれのパンツ?』『ありえない!』

2―1『11ぴきのねことあほうどり』『ねえ、どれがいい?』
2―2『みどりいろのたね』『こぶたのブルトン なつはプール』
2―3『なつやすみ』『むしばになったどうしよう』

 

 

 

「トマトさん」

福音館書店 田中 清代 作

夏野菜の代表格!トマトのおはなし

画面いっぱいに描かれた、トマトさんの迫力満点の表情をお楽しみください。

今年度から読み聞かせに参加した方が、1年生のクラスで読み聞かせデビューしました。

読み方も本の持ち方もとても上手で、夏らしい絵本「トマトさん」を読みました。

子どもたちは集中して聞き、楽しんでいました。

 

 

「ねえ、どれがいい?」

評論社 ジョン・バーニンガム 作 / まつかわまゆみ 訳

ぞくぞくくりだされるありえな~い選択!?長い間愛され続けてきたベストセラー絵本

読まれた時に、子ども達が大喜びで
「絶対これがいい!」「えーー!!どれもヤダ〜」と楽しい反応がいっぱい返ってきていました!

うだるような暑さの月曜日の朝でしたが、みんなイキイキした表情で聞いていました!

1学期のひょうたんから本°は本日で終わりです。夏休み明けにみんなに会えるのを楽しみにしています!

 

7月1日 5.6年生、ひまわり

【今回の本】

5―1『ええたまいっちょう!』『王さまライオンのケーキ: はんぶんのはんぶんばいのばいのおはなし』
5―2『かさどろぼう』『サラダでげんき』
5―3『おじさんのかさ』『おばあさんのすぷーん』
5―4『おならをしたかかさま』『くうきにんげん』

6―1『さかな1ぴきなまのまま』
6―2『せかいでさいしょのポテトチップス』『どっち?』
6―3『コックのぼうしはしっている』『こいぬをつれたかりうど』
6―4『11ぴきのねことあほうどり』『夜空をみあげよう』

☆ひまわり☆
『ふしぎなふで』『ごめんねともだち』

教室での様子はこちらから

読みかせる本はどうやって選んでいるのでしょうか?

「好きな本」
「読み聞かせる年齢にあった本」
「季節にあった本」
「自宅にある本」
「我孫子市図書館から借りた本」
「学校の図書室にある本」
と選書理由は人によって様々です。

読んでいて楽しい!好きと思える!
そんな本を読み聞かせしています。

今回も、どのクラスもとても集中して聞いてくれていました。

夏休みに入るとしばらく読み聞かせもありませんが、読書には取り組んでもらいたいと思います。

 

6月24日 1.2年生

【今回の本】

1―1『おいしいおかゆ(おはなしのろうそく1より)』『まっくろネリノ』
1―2『ふしぎなふで』『わらしべちょうじゃ』
1―3『ぼく、アンパンマンです!』『アニメ おさるのジョージ サル・ウィ・ダンス』

2―1『バナナのはなし』『たなばたさま』
2―2『ありとすいか』『おおきなきがほしい』
2―3『おべんとうをたべたのはだあれ』『くだものいっぱい!おいしいジャム』

1年生は今学期3回目の読み聞かせでした。初めて他学年のように前に集まって、本を近くに感じてお話を聞くことができたようです。

次回の1年生の読み聞かせは7月です。楽しみに待っていてくれると嬉しいな

 

「くだものいっぱい!おいしいジャム」

ひさかたチャイルド 監修・料理製作/石澤清美 写真/田村孝介

2年3組で読まれました。はじめからみんなとても集中してお話の世界を楽しんでくれていました。

途中、これはジャムになるの?という材料(野菜や牛乳など)が出てくるので、「これもジャムになるのかな?」と問いかけると「えー!ならないよ!」とすぐに反応が返ってきました。

次のページでどれも全部ジャムになる事がわかると、皆とても驚いた様子でした

6月17日 3・4年生

【今回の本】

3―1『アイウエ王とカキクケ公』『Alone(Days With Frog and Toadより)』
3―2『おしゃべりなたまごやき』
3―3『ありこのおつかい』『うかぶかな?しずむかな?』
3―4『ほたる』『ペレのあたらしいふく』

4―1『みどりいろのたね』『まじょのすいぞくかん』
4―2『なにをたべたかわかる?』『くさる』
4―3『くれよんがおれたとき』『カミナリこぞうがふってきた』

本日は、かがく絵本を2冊ご紹介します!

「ほたる」

福音館書店 神沢 利子 文 / 栗林 慧 写真

 ほたる(ゲンジボタル)は、卵から、幼虫になってさなぎとなり、成虫になると空に飛び立ちます。成長の段階で住んでいる場所ががらりと変わります。ほたるの一生を、写真で紹介しています。我孫子でもほたるが見れる場所(岡発戸・都部の谷津ミュージアム)があります。夏の夜にお家の人といっしょに探しにいってみませんか?

 

 

「くさる」

福音館書店 なかの ひろたか 作

ハエや生ゴミが出てきますが、きれいな色のイラストなので、嫌悪感なく見れます。生き物が生まれて、強い動物に食べられて、死んで、くさって、土にとけて…という食物連鎖や、くさったにおいが危険信号だということなどを、わかりやすく伝えてくれます。

 

6月10日 1・2年生、ひまわり

【今回の本】

1―1『ぞうくんのあめふりさんぽ』『カラーモンスター きもちはなにいろ?』
1―2『あまいとうもろこしとカタイトウモロコシ』『なにをたべてきたの?』
1―3『ブータン』『みずたまレンズ』

2―1『給食室のいちにち』
2―2『どうやってできるの?チョコレート』『まっくろネリノ』
2―3『おばあちゃんとおんなじ』『たなばたものがたり』

☆ひまわり☆
『ぐりとぐらのえんそく』『あめふり』

他の教室の様子はこちらから

 本日も読み聞かせの時間が終わった後に、ひょうたんから本°の活動説明会を行いました。またまたメンバーが1名増え、総勢26名となりました。

 活動は皆の都合に合わせ1学期ごとにシフトを組んで取り組んでいます。急なお休みに対応してくれるメンバーも多く、無理なく楽しく活動しています。

 いつでも見学可能です。読み聞かせに興味がある方は、見学時に各クラスで活動しているメンバーにお声かけくださいね。

「みずたまレンズ」

福音館書店 今森 光彦 作

 1年生のクラスで、かがく絵本の「みずたまレンズ」が読まれました。朝露や雨にぬれた花や葉っぱについた、丸いみずたまをのぞいてみると、あらら不思議!むこうの景色が逆さまに見えたり、こちらの景色が映っていたり。みずたまに映る不思議な世界を学級の書画カメラで写して、テレビの画面を通して見てもらいました。大きく見えるので、歓声をあげながら見てくれました。

「あめふり」

 福音館書店 さとう わきこ 作・絵

 6月は梅雨の時期でもありますので雨に関するお話がいくつか読まれました。ばばばあちゃんのシリーズは子供に人気ですが、このお話も痛快です!ばばばあちゃんががかみなりさまに挑みます。横長の本を縦に開いて見せる高さを生かした表現が素晴らしいです。みなさんも雨が降ったら、かみなりさまが落ちてくるか空を見上げてみませんか?

 

5月20日 2・4・6年生

【今回の本】

2―1『ツバメのたび-5000キロのかなたから-』『すごいね!みんなの通学路』
2―2『あめがふるときちょうちょうはどこへ』『Animal Homes』
2―3『とんでもない』『おはなししましょう』『たんぽぽ』

4―1『わらしべちょうじゃ』『おじさんのかさ』
4―2『ABCうさぎ』『マフィンおばさんのぱんや』
4―3『たいせつなこと』『あめのもりのおくりもの』

6―1『やまなしもぎ』『さかなだってねむるんです』
6―2『コックのぼうしはしっている』『文房具のやすみじかん』
6―3『なつみはなんにでもなれる』『へそもち』『やさいのおなか』
6―4『給食室のいちにち』

 今日は2・4・6年生が今年度初めての読み聞かせでした。先週に続いて雨ではじまる月曜日でしたが、そんな雨の日にぴったりな本が2年生で読まれたので紹介します。

「あめがふるときちょうちょうはどこへ」

金の星社 M・ゲアリック 文 / L・ワイスガード 絵 /岡部 うたこ 訳

 雨がふるとき、ちょうちょうはどこへいくのかしら? はねがぬれたらとべないでしょうに……。静かな雨の日の、小さな生き物たちの姿が描かれています。

 

もう1冊は6年生で読まれた、みんなのお腹をいっぱいにしてくれる給食室のおはなし。

「給食室のいちにち」

少年写真新聞 大塚菜生 文 / イシヤマアズサ 絵

給食はどうやってつくるの?
栄養士ってどんな仕事?
身支度から検収、調理、片づけ、献立づくりまでの現場をリアルに描きます。

 

5月13日 1・3・5年生

令和6年度の読み聞かせ活動が始まりました。 

今年度もボランティアグループ「ひょうたんから本°」の皆さんが活動してくださいます。

読み聞かせを通して、朝の楽しい時間を子どもたちと共有できるのが楽しい!

学校の様子が観れるので嬉しい!との声が聞かれます。

興味がある方、ちょっと様子を見たい!というかた向けに見学会&説明会を設けています。

次回5月20日は2・4・6年生の読み聞かせ(参観可能です!)の後に、8:40頃から図書室で説明会があります。ぜひお越しください。

 

1年生は初めての「ひょうたんから本°」の時間でした

1年生は書画カメラを通しての読み聞かせでしたが、自分の席からきちんと見ていたようです。

次回は教室の前に集まって、本を直接じっくり見て、読み聞かせの一体感を感じてもらいたいです。

【今回の本】

1―1 『とんでやすんでかんがえて』『トマトのひみつ』
1―2 『ぽぽとクロ』『はらぺこあおむし』
1―3 『カラーモンスター きもちはなにいろ?』『おじいちゃんのくるまどこ?』

3―1 『アレクサンダとぜんまいねずみ』『すごいね!みんなの通学路』
3―2 『ありこのおつかい』『まどさんからの手紙 こどもたちへ』
3―3 『てがみをください』『はるのたんぼ』
3―4 『むしたちのうんどうかい』『うかぶかな?しずむかな?』

5―1 『くわずにょうぼう』『わたり鳥』
5―2 『地球をほる』『すきですゴリラ』
5―3 『赤ずきん』
5―4 『おはなし しましょう』『いしのはなし きれいでふしぎでやくにたつ、ちいさなちきゅう』

 

『ぽぽとクロ』

福音館書店 八百板 洋子 作 / 南塚 直子 絵

たんぽぽの精のぽぽと、野良猫のクロの交流を描いたストーリーです。

お互いを思いやる気持ちが共感できます。

『はるのたんぼ』

福音館書店 菅原 久夫 文 / 高森 登志夫 絵

春から田植えまでの短い期間を精一杯に生きるたんぼの雑草。レンゲソウやタネツケバナなど、可憐な草花の生活を身近な環境で観察してみませんか。

 

『おはなし しましょう』

福音館書店 谷川 俊太郎 文 / 元永 定正 絵

谷川さんの詩と、元永さんのカラフルな絵があわさった絵本です。

会話というのは、耳には聞こえても、目には見えません。でも、元永定正さんの描いたいろいろな色や形の吹き出したちに、谷川俊太郎さんの詩がつくと、会話の内容が見えてくるようです。みんな、それぞれの会話のかたちがいっぱいあります。

読む年齢によって、いろいろな感じ方をしてもらえる絵本です。

 

教室での様子はこちら

卒業記念に絵本のリストをプレゼントしました

毎年3月には卒業生へのプレゼントとして、卒業する6年生が6年間の中で読んでもらった本をリストにしてプレゼントしています。

令和5年度は手書き感あふれる冊子となりました。

こんなにたくさんの本と出会いましたね!

よろこんでもらえたら嬉しいですね。

3月11日 5.6年生

【今回の本】

5―1 『みえるとかみえないとか』『なないろのクラ』
5―2 『まいにちからだはあたらしい』『中をそうぞうしてみよ』
5―3 『アイウエ王とカキクケ公』『1つぶのおこめ』
5―4 『たいせつなおくりもの』


6―1 『たいせつなこと』『むらの英雄』
6―2 『世界がもし100人の村だったら』『アルフィーのせかいのむこうがわ』
6―3 『ギルガメシュ王ものがたり』
6―4 『モチモチの木』『ストーリーテリングについて(いたずらこうさぎ)』

⭐️ひまわり
『おはなみ』『がくしゅうおおぞら2023年3月号(たんぽぽのひみつ、しょうがっこう、だいすきだよありがとう)』

今年度の読み聞かせが今日で終了しました。6年生にとっては6年間のひょうたんから本°の時間を楽しんでもらえていたらとても嬉しいです。

今回は6年生に読まれた本の選書理由について読み手の皆さんに聞いてみました。

 

「たいせつなこと」

フレーベル館 マーガレット・ワイズ・ブラウン 作 / レナード・ワイズガード 絵 / うちだ ややこ 訳

1949年にアメリカで出版されて以来読みつがれているこの絵本。

スプーン、くつ、りんご、ゆき、くさ、ひなぎく…。

それぞれの役割は決まっており、用途にあわせて私たちは考えることもなくそれらの道具を利用したり、景色として流れていきます。

子どもたちにとって、本当に大切なこと。
今、自分が本当に大切にしなくてはいけないこと。

答えがわからなくなった時。
立ち止まってしまった時。

背中を押してくれる本です。

 

「アルフィーとせかいのむこうがわ」

ロクリン社 チャールズ・キーピング 作 / ふしみみさを 訳

「世界の向こう側」に行き来するおじいさんの話を聞いた男の子が、それに憧れて僕も行きたい!と一人で船に乗った世界の向こう側についたと思ったものの、実際は定期船でアムズ川の向こう川に渡っただけというお話でした。本物の「世界の向こう側」に、いつか大きくなったらキミも行けるよ!と、おじいさんに言われるシーンがあり、間もなく卒業する6年生に見てもらえたらな…と思って選びました。

 

「ギルガメシュ王ものがたり」

岩波書店 ルドミラ・ゼーマン 文・ 絵 / 松野 正子 訳

五千年以上前からある歴史ある本だから。
メソポタミアで、粘土板に記されていた。
人間の心を知らない王様が、もう1人の王と戦って、人間の優しさに気づき、友達になったお話。

「モチモチの木」

絵岩崎書店 斎藤 隆介 作 / 滝平 二郎 絵

3年生の教科書にのっていて、みなさんがたくさん音読をしたお話です。なつかしいですか?人に読んでもらうのもまたいいですよね?

幼い豆太とやさしいじさまの心温まる物語。臆病豆太がふりしぼった勇気を6年生と共有したいと思いました。

切り絵が美しい名作絵本です。皆さんに読んで欲しいです。

2月26日 3.4年生

【今回の本】

3―1 『おっとあぶない』『もう はるですね』
3―2 『はるよ こい』『おはなしのろうそく1 おいしいおかゆ』
3―3 『うまれてそだつ』『はなのあなのはなし』

4―1 『7年目のランドセル』
4―2 『ぽとんぽとんはなんのおと』『花じんま』
4―3 『おばあちゃんとおんなじ』『ふたりはともだち はるがきた』『まほうのコップ』
4―4 『さんねん峠』『ニひきのこぐま』『どうしてパパとけっこんしたの?』

みんなが夢中になっておはなしを聞いているのを先生も見てくれています。

このクラスは後ろの人は椅子に座って聞いていましたよ

クラスによって、床に直接座ったり、全員椅子に座っていたりと様々です。

読み手は本がよく見える位置に本を持って読み聞かせをします。時には立って読むこともあります。

「花じんま」

福音館書店 田島 征三 再話・絵

4年生のクラスで読まれました。始めに、土佐弁でお話を読むことを子どもたちに語りかけ、子どもたちは、日本の地域に伝わる言葉でお話を聞く楽しさ、言葉の魅力を感じたことと思います。読み聞かせた後の挨拶の後、花さかじいさんのお話だと歓声が上がっていました。

「はるよこい」

福音館書店 わたり むつこ 作 / ましま せつこ 絵

3年生のクラスで読まれました。今週末は ひな祭りがあります。日本の伝統文化を伝えられたことと思います。

「うまれて そだつ わたしたちの DNAと いでん」

ゴブリン書房 ニコラ・デイビス 作 / エミリー・サットン 絵 / 越智 典子 訳 / 斎藤 成也 監修

3年生のクラスで読まれました。「いのち・こころ・からだ」の学習があったので、この本を選んだそうです。興味を持って聞いてくれたようです。

2月19日 1.2年生

【今回の本】

1―1 『ちいさな くれよん』『カラーモンスター』
1―2 『もうはるですね』『文房具のやすみじかん』
1―3 『ばあばにえがおをとどけてあげる』『こねこのチョコレート』

2―1 『かもさんおとおり』
2―2 『あかにんじゃ』『このあいだに なにがあった?』
2ー3 『ミリーのすてきなぼうし』『あたしもびょうきになりたいな!』
2ー4 『かたあしだちょうのエルフ』『りんごだんだん』

朝から元気よく「あいさつ」をしてから読み聞かせの時間がスタートします!

 

「こねこのチョコレート」

こぐま社 B・K・ウィルソン 作 / 大杜 玲子 絵 / 小林 いづみ 訳

ジェニーは4歳の女の子。弟の誕生日プレゼントに買ったこねこのチョコレートは夜中にこっそり食べ空っぽに。チョコレートが減るたび、子供たちは驚き声をあげ、空っぽの箱のページはヒヤヒヤした顔つきに!本の世界に入って楽しんでいる様子でした。

「かもさん おとおり」

福音館書店 ロバート・マックロスキー 作・絵 / 渡辺 茂男 訳

かも一家の引越しを描いた心温まるロングセラー絵本です。

こがもの名前が続けて読まれる場面で、2年生が笑っていましたよ

「りんご だんだん」

あすなろ書房 小林 忠博 写真・文

おいしそうな真っ赤なリンゴをずっとしまっておいたらどうなるのかな?だんだん、だんだん…。だれも見たことのない、変わりゆくリンゴの姿を追った346日の写真観察絵本。

2月5日 ひまわり

【今回の本】

『世界がもし100人の村だったら』
『カラーモンスター きもちはなにいろ?』

 

「世界がもし100人の村だったら」

マガジンハウス 池田香代子 再話 / C.ダグラ・ラミス 対訳

世界を100人に縮めると
まったく違う
あなたが見えてくる。

アメリカの中学校の先生が生徒たちに流したメールがもとになった絵本です。

 

卒業が近づいてきた6年生に向けて、多様性や感情がテーマの本が読まれました。

やや難しい内容でしたが、低学年の児童も、色のきれいな絵本に引き込まれて、最後まで、しっかりと聞くことが出来ました。

 

1月29日 5.6年

【今回の本】

5―1 『これはすいへいせん』『ふしぎな500のぼうし』
5―2 『歯いしゃのチュー先生』『ねえ、どれがいい?』
5―3 『みえるとかみえないとか』『かいじゅうたちのいるところ』
5―4 『ポップコーンをつくろうよ』『だいこん だんめん れんこん ざんねん』


6―1 『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』『ふたりはきょうも』
6―2 『たまごからうま』
6―3 『けしごむくん』『とんで やすんで かんがえて』
6―4 『おはなしのろうそく1 おいしいおかゆ』『しんせつなともだち』

6年生のクラスでは、グリム童話が素話で話されました。おいしいおかゆが止まらずに、どんどん煮える不思議な魔法のお鍋のお話です。

5年生のクラスでも、食べ物にまつわるお話が読まれました。

「だいこん だんめん れんこん ざんねん」

福音館書店 加古 里子 作

「かがくのとも」を幼稚園や保育園の時に定期購読していたご家庭があったことと思います。

「かがくのとも」48号に『だんめんず』という作品があります。その世界を地球にまで広げて改訂版としたのが181号の本作品でした。「中がどうなっているか知りたい!」と思う気持ちは誰にでもあることでしょう。果物から、建築物、地球まで、切ることによって現れる新鮮な視点の広がりを、作者一流のユーモアと共に楽しみましょう。

「300年まえから伝わるとびきりおいしいデザート」

あすなろ書店 エミリー・ジェンキンス 文 / ソフィー・ブラッコール 絵 / 横山 和江 訳

時代の異なる4つの家庭のデザートの様子が描かれています。フルーツに生クリーム、そして砂糖があれば、だれでも簡単にできるデザート、フルーツ・フール。「食べたい、作りたい」と思った子がいたのではないでしょうか?
身近なデザートひとつから、いろいろなことが学べる楽しい絵本です。

 

今回は、5、6年生の読み聞かせでした。みんな大きくなって、先生より背が大きい子も何人もいました。

6年生はあと46日で卒業です。真剣に聞いている姿にさすがだなーと感じます。3月には最後の読み聞かせがありますので楽しみにしていてほしいと思います。

1月22日 3.4年

【今回の本】

3―1 『まゆとりゅう』『パンどろぼう』
3―2 『だいふくもち』『おかしなゆき ふしぎなこおり』
3―3 『ふたごのごりら』『おでんおんせん』

4―1 『ちょろりんのすてきなセーター』『ほしをさがしに』
4―2 『なにかがいる』『CORDUROY』
4―3 『せかいいちおいしいスープ』『あなのはなし』
4―4 『かえるをのんだととさん』『バスが来ましたよ』

今回は教室での様子を少し紹介します。

「まゆとりゅう」

福音館書店 富安 陽子 文 / 降矢 なな 絵

読み聞かせの前に「今年は何年?」と聞くと、子どもたちは「りゅう〜!」「たつ!」と答えていました。
子どもたちはリアクションをしながら見ていて、龍の手が出てくるシーンで驚いたり、小さな龍がバケツを運んでいるのを見ると、よく持てるなと言っていたりと物語をしっかりと見聞きしていました。

「パンどろぼう」

KADOKAWA 柴田 ケイコ 作

パンどろぼうがお店に忍び込んでパンに紛れているシーンで、「ここ!」「いたよ」と楽しそうに探したり、まずいというシーンでは皆笑ったりと楽しそうに聞いていました。


「バスが来ましたよ」

アリス館 由美村嬉々 文 / 松本 春野 絵

市役所に勤めている目の見えないおじさんに、通学中の小学生がバスに乗る声かけやお手伝いをするお話です。
10年間優しさのバトンがリレーされ、おじさんは定年を迎えます。
この話は実話で、新聞にも取り上げられていますと聞くと、へ〜凄い!と歓声があがりました。

「corduroy」

「くまのコールテンくん」の英語版

なかなか無い、生の英語に直接触れるよい機会となりました。いい感じの静けさで、興味津々で聞いていました。

1月15日 1.2年生

【今回の本】

1―1 『十二支のはじまり』『ぶららんこ』『す~べりだい』
1―2 『ねずみじょうど』『てぶくろ』
1―3 『ねずみのすもう』『とんで やすんで かんがえて』

2―1 『じゅうにしのはなしのつづき』『おかしなゆき ふしぎなこおり』
2―2 『しんせつなともだち』『ないしょのおともだち』
2ー3 『みかん』『十二支のおはなし』
2ー4 『だいふくもち』『コウモリのルーファスくん』『まちには いろんな かおがいて』

 

今回は、3学期最初のひょうたんから本°でした。

先週金曜日には、あわんとりが行われ、給食では「だまこ餅入り雑煮」が出ました。

今回読まれた、お餅が登場するお話を紹介します。

「ねずみじょうど」

福音館書店 瀬田 貞二 再話 / 丸木 位里 画

おじいさんの餅を食べたねずみからのお返しのお話です。おなじみの昔話が水墨画で描かれています。

「だいふくもち」

福音館書店 田島 征三 作

怠け者のごさくは、ある晩、自分を呼ぶ声に家の中をさがしてみると、床下に300年も住みついているという大福餅を見つけました・・・

どちらの本も、挿し絵と共に、日本の昔話の面白さを伝えています。

写真絵本も紹介します。

「まちには いろんな かおが いて」

福音館書店 佐々木 マキ 文・写真

子どもは、木目や壁紙の模様の中から「顔」を見つけ出す名人ですが、この絵本の作者も顔探しの名人。町を歩いて見つけたこんな顔、あんな顔の写真がたくさん!

お話を聞いたら、町の中に潜んでいる、「顔探し」をしたくなりますよ。

12月18日 5.6年生

【今回の本】

5―1『おはなしのろうそく愛蔵版ついでにペロリ』『ねえ、どれがいい?』
5―2 『100万回生きたねこ』『ミリーのすてきなぼうし』
5―3『わたしたちのトビアス』『かさじぞう』
5―4『戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦』

6―1『もうすぐおしょうがつ』
6―2 『十二支のお雑煮』『わゴムはどのくらいのびるかしら?』
6―3『みっつのねがいごと』『ほしたから』
6―4 『ヤクーバとライオンⅠ勇気』『ヤクーバとライオンⅡ信頼』

「わたしたちのトビアス」

偕成社 セシリア・スベドベリ 編 / トビアスの兄姉、ヨルゲン、カロリーナ、ウルリーカ、ヨハンナ 文・絵 / 山内清子訳

4年生の教科書で紹介されている本です。4人兄弟に障がいのある弟が誕生し、兄弟たちの温かい愛情の中で育まれていく絵本です。

「戦争をやめた人たち-1914年のクリスマス休戦-」

あすなろ書房 鈴木 まもる 作・絵 

クリスマスイブに起きた実話を元にしたお話です。5年生のクラスでは、あとがきも読まれました。100年前に起きた奇跡のような停戦の話に、今の時代の平和への思いがこめられていることと思います。

今回は2学期最後のひょうたんから本°でした。

6年生のクラスでは、アフリカの少年戦士とライオンの物語「ヤクーバとライオン」が読まれました。報復の連鎖 をとめる、戦わない という姿が描かれています。

来年こそは世界中から戦争がなくっなってほしいと、こころから願います。

12月11日 3.4年生、ひまわり

【今回の本】

3―1 『まのいいりょうし』『もみのきのねがい』
3―2 『すてきな三にんぐみ』『ばばばあちゃんのそりあそび』
3―3 『十二支のはじまり』『あっおちてくる ふってくる』

4―1 『おおきいツリーちいさいツリー』『もじもじさんのことば劇場オノマトペの巻』
4―2 『子うさぎましろのお話』『ライフタイムいきものたちの一生と数字』
4―3 『おかあちゃんがつくったる』『おしゃべりなたまごやき』
4―4 『えびすさんと6人のなかまたち』

⭐️ひまわり
『おべんとう』『トムがてぶくろおとしたら』

今日は、朝の会で「干支」が歌われていました。
ちょうど3年生のクラスで、「十二支のはじまり」が読まれ、年末に向かう12月に、日本に古くから伝わる十二支を、子どもたちに楽しく伝えられたことと思います。

「十二支のはじまり」

教育画劇 岩崎 京子 文 / 二俣 英五郎 画

そのほか、冬やクリスマスにちなんだ絵本が多く読まれた中、語り継いでいきたい名作の日本昔話「まのいいりょうし」も読まれました。

「まのいい りょうし」

福音館書店 瀬田 貞二 再話 / 赤羽 末吉 画

「そりあそび」で冬の遊びを工夫する楽しさを、「もみのきのねがい」でもみの木にまつわるクリスマスの美しいお話を味わってくれたことと思います。

「そりあそび」

福音館書店 さとう わきこ 作・絵

「もみの木のねがい」

福音館書店 エステル・ブライヤー 再話 / ジャニィ・ニコル 再話 / おびか ゆうこ 訳 / こみね ゆら 絵

12月4日 1.2年生

【今回の本】

1―1 『ろくべえまってろよ』『どうぞのいす』
1―2 『くろうまブランキー』『おかしなゆき ふしぎなこおり』
1―3 『十二支のはじまり』『びっくり まつぼっくり』

2―1 『クリスマスがせめてくる』『A LETTER TO AMY』
2―2 『まあちゃんのながいかみ』『モモンガのはいたつやさんとクリスマスのおとしもの』
2―3 『おはなしのろうそく愛蔵版 ついでにペロリ 』『ふたりはいつも そりすべり』
2―4 『おうちりくじょうグランプリ』『おひさまパン』

今日は、12月に入って最初の読み聞かせでした。
1年生のクラスでは、まつぼっくりについて描かれた絵本が読まれました。
読み手の方が、ビン詰めに入れたまつぼっくりをクラスに持って行き、先生が子どもたちに回して見せてくれました。

『びっくり まつぼっくり』

福音館書店 多田 多恵子 文 / 堀川 理万子 絵

なにがいったい「びっくり」なのか、この本をよんでみてね

 
2年生のクラスでは、クリスマスにちなんだ絵本が読まれました。
12月らしい季節感を感じられたことと思います。

また、本を持たずに話す素話も行われ、子どもたちはお話の世界を楽しんでいたことと思います。

11月20日 ひまわり

【今回の本】

『ジョナタンのたまご』
『おさるのジョージ サル・ウィ・ダンス』

やわらかい朝の光が差し込む教室で、みんな、興味持って、楽しそうに聴いてくれました。

終わったあとには『この本は、どこの本ですか?』『また来てね!』と声をかけてもらい、嬉しかったです。

次回もお楽しみに♪

11月13日 5・6年生

【今回の本】

5―1『ふしぎな500のぼうし』
5―2 『てぶくろ』『太陽へとぶ矢』
5―3『おばけりんご』『かき』
5―4『まげすけさんとしゃべるどうぐ』『ドングリとリス』

6―1『なにをたべたか わかる?』『ルリユールおじさん』
6―2 『おもいついたらそのときに!』『みっつのねがいごと』
6―3『おはなしのろうそく愛蔵版 ついでにペロリ』『りぼんのかたちのふゆのせいざ オリオン』『よかったね ネッドくん』
6―4 『りんごのおじさん』

 

 

『まげすけさんと しゃべるどうぐ』

福音館書店 太田 大輔 作・絵

まげすけさんは江戸の髪結い。大事に扱っていたどうぐたちが、ある日突然しゃべりだした! しゃべるどうぐを連れた髪結いはたちまち町で評判になりますが、見世物小屋のよくばりわるべえがなにやら企んでいる様子……。江戸を舞台にした、活きのいい活劇風絵本です。物は大切にしないとダメですね。

『りぼんのかたちの ふゆのせいざ オリオン』

福音館書店 八板 康麿 写真・文 / 杉浦 範茂 絵・構成

オリオン座はその特徴的な形から、小さな子どもでも見つけやすい星座の1つです。11月は、夜10時ごろ、東の空にのぼってきます。星空の観察の手がかりとなる、美しい写真絵本です。

今日は、真冬に向かうひんやりとした朝の中、5年生のクラスで、てぶくろの中が動物たちでいっぱいになる冬らしいウクライナの民話「てぶくろ」、インディアンに伝わるお話「太陽へとぶ矢」が読まれました。絵の色合いが美しく、お話の世界に引き込まれたことと思います。

6年生のクラスでは、冬の星座についての本や、アメリカの児童文学作家で画家の、水彩で描かれた民話絵本「みっつのねがいごと」が読まれました。

子どもたちは、朝の読み聞かせの時間を楽しんでくれたことと思います。