日誌

ひょうたんから本°

3月11日 5.6年生

【今回の本】

5―1 『みえるとかみえないとか』『なないろのクラ』
5―2 『まいにちからだはあたらしい』『中をそうぞうしてみよ』
5―3 『アイウエ王とカキクケ公』『1つぶのおこめ』
5―4 『たいせつなおくりもの』


6―1 『たいせつなこと』『むらの英雄』
6―2 『世界がもし100人の村だったら』『アルフィーのせかいのむこうがわ』
6―3 『ギルガメシュ王ものがたり』
6―4 『モチモチの木』『ストーリーテリングについて(いたずらこうさぎ)』

⭐️ひまわり
『おはなみ』『がくしゅうおおぞら2023年3月号(たんぽぽのひみつ、しょうがっこう、だいすきだよありがとう)』

今年度の読み聞かせが今日で終了しました。6年生にとっては6年間のひょうたんから本°の時間を楽しんでもらえていたらとても嬉しいです。

今回は6年生に読まれた本の選書理由について読み手の皆さんに聞いてみました。

 

「たいせつなこと」

フレーベル館 マーガレット・ワイズ・ブラウン 作 / レナード・ワイズガード 絵 / うちだ ややこ 訳

1949年にアメリカで出版されて以来読みつがれているこの絵本。

スプーン、くつ、りんご、ゆき、くさ、ひなぎく…。

それぞれの役割は決まっており、用途にあわせて私たちは考えることもなくそれらの道具を利用したり、景色として流れていきます。

子どもたちにとって、本当に大切なこと。
今、自分が本当に大切にしなくてはいけないこと。

答えがわからなくなった時。
立ち止まってしまった時。

背中を押してくれる本です。

 

「アルフィーとせかいのむこうがわ」

ロクリン社 チャールズ・キーピング 作 / ふしみみさを 訳

「世界の向こう側」に行き来するおじいさんの話を聞いた男の子が、それに憧れて僕も行きたい!と一人で船に乗った世界の向こう側についたと思ったものの、実際は定期船でアムズ川の向こう川に渡っただけというお話でした。本物の「世界の向こう側」に、いつか大きくなったらキミも行けるよ!と、おじいさんに言われるシーンがあり、間もなく卒業する6年生に見てもらえたらな…と思って選びました。

 

「ギルガメシュ王ものがたり」

岩波書店 ルドミラ・ゼーマン 文・ 絵 / 松野 正子 訳

五千年以上前からある歴史ある本だから。
メソポタミアで、粘土板に記されていた。
人間の心を知らない王様が、もう1人の王と戦って、人間の優しさに気づき、友達になったお話。

「モチモチの木」

絵岩崎書店 斎藤 隆介 作 / 滝平 二郎 絵

3年生の教科書にのっていて、みなさんがたくさん音読をしたお話です。なつかしいですか?人に読んでもらうのもまたいいですよね?

幼い豆太とやさしいじさまの心温まる物語。臆病豆太がふりしぼった勇気を6年生と共有したいと思いました。

切り絵が美しい名作絵本です。皆さんに読んで欲しいです。

2月26日 3.4年生

【今回の本】

3―1 『おっとあぶない』『もう はるですね』
3―2 『はるよ こい』『おはなしのろうそく1 おいしいおかゆ』
3―3 『うまれてそだつ』『はなのあなのはなし』

4―1 『7年目のランドセル』
4―2 『ぽとんぽとんはなんのおと』『花じんま』
4―3 『おばあちゃんとおんなじ』『ふたりはともだち はるがきた』『まほうのコップ』
4―4 『さんねん峠』『ニひきのこぐま』『どうしてパパとけっこんしたの?』

みんなが夢中になっておはなしを聞いているのを先生も見てくれています。

このクラスは後ろの人は椅子に座って聞いていましたよ

クラスによって、床に直接座ったり、全員椅子に座っていたりと様々です。

読み手は本がよく見える位置に本を持って読み聞かせをします。時には立って読むこともあります。

「花じんま」

福音館書店 田島 征三 再話・絵

4年生のクラスで読まれました。始めに、土佐弁でお話を読むことを子どもたちに語りかけ、子どもたちは、日本の地域に伝わる言葉でお話を聞く楽しさ、言葉の魅力を感じたことと思います。読み聞かせた後の挨拶の後、花さかじいさんのお話だと歓声が上がっていました。

「はるよこい」

福音館書店 わたり むつこ 作 / ましま せつこ 絵

3年生のクラスで読まれました。今週末は ひな祭りがあります。日本の伝統文化を伝えられたことと思います。

「うまれて そだつ わたしたちの DNAと いでん」

ゴブリン書房 ニコラ・デイビス 作 / エミリー・サットン 絵 / 越智 典子 訳 / 斎藤 成也 監修

3年生のクラスで読まれました。「いのち・こころ・からだ」の学習があったので、この本を選んだそうです。興味を持って聞いてくれたようです。

2月19日 1.2年生

【今回の本】

1―1 『ちいさな くれよん』『カラーモンスター』
1―2 『もうはるですね』『文房具のやすみじかん』
1―3 『ばあばにえがおをとどけてあげる』『こねこのチョコレート』

2―1 『かもさんおとおり』
2―2 『あかにんじゃ』『このあいだに なにがあった?』
2ー3 『ミリーのすてきなぼうし』『あたしもびょうきになりたいな!』
2ー4 『かたあしだちょうのエルフ』『りんごだんだん』

朝から元気よく「あいさつ」をしてから読み聞かせの時間がスタートします!

 

「こねこのチョコレート」

こぐま社 B・K・ウィルソン 作 / 大杜 玲子 絵 / 小林 いづみ 訳

ジェニーは4歳の女の子。弟の誕生日プレゼントに買ったこねこのチョコレートは夜中にこっそり食べ空っぽに。チョコレートが減るたび、子供たちは驚き声をあげ、空っぽの箱のページはヒヤヒヤした顔つきに!本の世界に入って楽しんでいる様子でした。

「かもさん おとおり」

福音館書店 ロバート・マックロスキー 作・絵 / 渡辺 茂男 訳

かも一家の引越しを描いた心温まるロングセラー絵本です。

こがもの名前が続けて読まれる場面で、2年生が笑っていましたよ

「りんご だんだん」

あすなろ書房 小林 忠博 写真・文

おいしそうな真っ赤なリンゴをずっとしまっておいたらどうなるのかな?だんだん、だんだん…。だれも見たことのない、変わりゆくリンゴの姿を追った346日の写真観察絵本。

2月5日 ひまわり

【今回の本】

『世界がもし100人の村だったら』
『カラーモンスター きもちはなにいろ?』

 

「世界がもし100人の村だったら」

マガジンハウス 池田香代子 再話 / C.ダグラ・ラミス 対訳

世界を100人に縮めると
まったく違う
あなたが見えてくる。

アメリカの中学校の先生が生徒たちに流したメールがもとになった絵本です。

 

卒業が近づいてきた6年生に向けて、多様性や感情がテーマの本が読まれました。

やや難しい内容でしたが、低学年の児童も、色のきれいな絵本に引き込まれて、最後まで、しっかりと聞くことが出来ました。

 

1月29日 5.6年

【今回の本】

5―1 『これはすいへいせん』『ふしぎな500のぼうし』
5―2 『歯いしゃのチュー先生』『ねえ、どれがいい?』
5―3 『みえるとかみえないとか』『かいじゅうたちのいるところ』
5―4 『ポップコーンをつくろうよ』『だいこん だんめん れんこん ざんねん』


6―1 『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』『ふたりはきょうも』
6―2 『たまごからうま』
6―3 『けしごむくん』『とんで やすんで かんがえて』
6―4 『おはなしのろうそく1 おいしいおかゆ』『しんせつなともだち』

6年生のクラスでは、グリム童話が素話で話されました。おいしいおかゆが止まらずに、どんどん煮える不思議な魔法のお鍋のお話です。

5年生のクラスでも、食べ物にまつわるお話が読まれました。

「だいこん だんめん れんこん ざんねん」

福音館書店 加古 里子 作

「かがくのとも」を幼稚園や保育園の時に定期購読していたご家庭があったことと思います。

「かがくのとも」48号に『だんめんず』という作品があります。その世界を地球にまで広げて改訂版としたのが181号の本作品でした。「中がどうなっているか知りたい!」と思う気持ちは誰にでもあることでしょう。果物から、建築物、地球まで、切ることによって現れる新鮮な視点の広がりを、作者一流のユーモアと共に楽しみましょう。

「300年まえから伝わるとびきりおいしいデザート」

あすなろ書店 エミリー・ジェンキンス 文 / ソフィー・ブラッコール 絵 / 横山 和江 訳

時代の異なる4つの家庭のデザートの様子が描かれています。フルーツに生クリーム、そして砂糖があれば、だれでも簡単にできるデザート、フルーツ・フール。「食べたい、作りたい」と思った子がいたのではないでしょうか?
身近なデザートひとつから、いろいろなことが学べる楽しい絵本です。

 

今回は、5、6年生の読み聞かせでした。みんな大きくなって、先生より背が大きい子も何人もいました。

6年生はあと46日で卒業です。真剣に聞いている姿にさすがだなーと感じます。3月には最後の読み聞かせがありますので楽しみにしていてほしいと思います。

1月22日 3.4年

【今回の本】

3―1 『まゆとりゅう』『パンどろぼう』
3―2 『だいふくもち』『おかしなゆき ふしぎなこおり』
3―3 『ふたごのごりら』『おでんおんせん』

4―1 『ちょろりんのすてきなセーター』『ほしをさがしに』
4―2 『なにかがいる』『CORDUROY』
4―3 『せかいいちおいしいスープ』『あなのはなし』
4―4 『かえるをのんだととさん』『バスが来ましたよ』

今回は教室での様子を少し紹介します。

「まゆとりゅう」

福音館書店 富安 陽子 文 / 降矢 なな 絵

読み聞かせの前に「今年は何年?」と聞くと、子どもたちは「りゅう〜!」「たつ!」と答えていました。
子どもたちはリアクションをしながら見ていて、龍の手が出てくるシーンで驚いたり、小さな龍がバケツを運んでいるのを見ると、よく持てるなと言っていたりと物語をしっかりと見聞きしていました。

「パンどろぼう」

KADOKAWA 柴田 ケイコ 作

パンどろぼうがお店に忍び込んでパンに紛れているシーンで、「ここ!」「いたよ」と楽しそうに探したり、まずいというシーンでは皆笑ったりと楽しそうに聞いていました。


「バスが来ましたよ」

アリス館 由美村嬉々 文 / 松本 春野 絵

市役所に勤めている目の見えないおじさんに、通学中の小学生がバスに乗る声かけやお手伝いをするお話です。
10年間優しさのバトンがリレーされ、おじさんは定年を迎えます。
この話は実話で、新聞にも取り上げられていますと聞くと、へ〜凄い!と歓声があがりました。

「corduroy」

「くまのコールテンくん」の英語版

なかなか無い、生の英語に直接触れるよい機会となりました。いい感じの静けさで、興味津々で聞いていました。

1月15日 1.2年生

【今回の本】

1―1 『十二支のはじまり』『ぶららんこ』『す~べりだい』
1―2 『ねずみじょうど』『てぶくろ』
1―3 『ねずみのすもう』『とんで やすんで かんがえて』

2―1 『じゅうにしのはなしのつづき』『おかしなゆき ふしぎなこおり』
2―2 『しんせつなともだち』『ないしょのおともだち』
2ー3 『みかん』『十二支のおはなし』
2ー4 『だいふくもち』『コウモリのルーファスくん』『まちには いろんな かおがいて』

 

今回は、3学期最初のひょうたんから本°でした。

先週金曜日には、あわんとりが行われ、給食では「だまこ餅入り雑煮」が出ました。

今回読まれた、お餅が登場するお話を紹介します。

「ねずみじょうど」

福音館書店 瀬田 貞二 再話 / 丸木 位里 画

おじいさんの餅を食べたねずみからのお返しのお話です。おなじみの昔話が水墨画で描かれています。

「だいふくもち」

福音館書店 田島 征三 作

怠け者のごさくは、ある晩、自分を呼ぶ声に家の中をさがしてみると、床下に300年も住みついているという大福餅を見つけました・・・

どちらの本も、挿し絵と共に、日本の昔話の面白さを伝えています。

写真絵本も紹介します。

「まちには いろんな かおが いて」

福音館書店 佐々木 マキ 文・写真

子どもは、木目や壁紙の模様の中から「顔」を見つけ出す名人ですが、この絵本の作者も顔探しの名人。町を歩いて見つけたこんな顔、あんな顔の写真がたくさん!

お話を聞いたら、町の中に潜んでいる、「顔探し」をしたくなりますよ。

12月18日 5.6年生

【今回の本】

5―1『おはなしのろうそく愛蔵版ついでにペロリ』『ねえ、どれがいい?』
5―2 『100万回生きたねこ』『ミリーのすてきなぼうし』
5―3『わたしたちのトビアス』『かさじぞう』
5―4『戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦』

6―1『もうすぐおしょうがつ』
6―2 『十二支のお雑煮』『わゴムはどのくらいのびるかしら?』
6―3『みっつのねがいごと』『ほしたから』
6―4 『ヤクーバとライオンⅠ勇気』『ヤクーバとライオンⅡ信頼』

「わたしたちのトビアス」

偕成社 セシリア・スベドベリ 編 / トビアスの兄姉、ヨルゲン、カロリーナ、ウルリーカ、ヨハンナ 文・絵 / 山内清子訳

4年生の教科書で紹介されている本です。4人兄弟に障がいのある弟が誕生し、兄弟たちの温かい愛情の中で育まれていく絵本です。

「戦争をやめた人たち-1914年のクリスマス休戦-」

あすなろ書房 鈴木 まもる 作・絵 

クリスマスイブに起きた実話を元にしたお話です。5年生のクラスでは、あとがきも読まれました。100年前に起きた奇跡のような停戦の話に、今の時代の平和への思いがこめられていることと思います。

今回は2学期最後のひょうたんから本°でした。

6年生のクラスでは、アフリカの少年戦士とライオンの物語「ヤクーバとライオン」が読まれました。報復の連鎖 をとめる、戦わない という姿が描かれています。

来年こそは世界中から戦争がなくっなってほしいと、こころから願います。

12月11日 3.4年生、ひまわり

【今回の本】

3―1 『まのいいりょうし』『もみのきのねがい』
3―2 『すてきな三にんぐみ』『ばばばあちゃんのそりあそび』
3―3 『十二支のはじまり』『あっおちてくる ふってくる』

4―1 『おおきいツリーちいさいツリー』『もじもじさんのことば劇場オノマトペの巻』
4―2 『子うさぎましろのお話』『ライフタイムいきものたちの一生と数字』
4―3 『おかあちゃんがつくったる』『おしゃべりなたまごやき』
4―4 『えびすさんと6人のなかまたち』

⭐️ひまわり
『おべんとう』『トムがてぶくろおとしたら』

今日は、朝の会で「干支」が歌われていました。
ちょうど3年生のクラスで、「十二支のはじまり」が読まれ、年末に向かう12月に、日本に古くから伝わる十二支を、子どもたちに楽しく伝えられたことと思います。

「十二支のはじまり」

教育画劇 岩崎 京子 文 / 二俣 英五郎 画

そのほか、冬やクリスマスにちなんだ絵本が多く読まれた中、語り継いでいきたい名作の日本昔話「まのいいりょうし」も読まれました。

「まのいい りょうし」

福音館書店 瀬田 貞二 再話 / 赤羽 末吉 画

「そりあそび」で冬の遊びを工夫する楽しさを、「もみのきのねがい」でもみの木にまつわるクリスマスの美しいお話を味わってくれたことと思います。

「そりあそび」

福音館書店 さとう わきこ 作・絵

「もみの木のねがい」

福音館書店 エステル・ブライヤー 再話 / ジャニィ・ニコル 再話 / おびか ゆうこ 訳 / こみね ゆら 絵

12月4日 1.2年生

【今回の本】

1―1 『ろくべえまってろよ』『どうぞのいす』
1―2 『くろうまブランキー』『おかしなゆき ふしぎなこおり』
1―3 『十二支のはじまり』『びっくり まつぼっくり』

2―1 『クリスマスがせめてくる』『A LETTER TO AMY』
2―2 『まあちゃんのながいかみ』『モモンガのはいたつやさんとクリスマスのおとしもの』
2―3 『おはなしのろうそく愛蔵版 ついでにペロリ 』『ふたりはいつも そりすべり』
2―4 『おうちりくじょうグランプリ』『おひさまパン』

今日は、12月に入って最初の読み聞かせでした。
1年生のクラスでは、まつぼっくりについて描かれた絵本が読まれました。
読み手の方が、ビン詰めに入れたまつぼっくりをクラスに持って行き、先生が子どもたちに回して見せてくれました。

『びっくり まつぼっくり』

福音館書店 多田 多恵子 文 / 堀川 理万子 絵

なにがいったい「びっくり」なのか、この本をよんでみてね

 
2年生のクラスでは、クリスマスにちなんだ絵本が読まれました。
12月らしい季節感を感じられたことと思います。

また、本を持たずに話す素話も行われ、子どもたちはお話の世界を楽しんでいたことと思います。

11月20日 ひまわり

【今回の本】

『ジョナタンのたまご』
『おさるのジョージ サル・ウィ・ダンス』

やわらかい朝の光が差し込む教室で、みんな、興味持って、楽しそうに聴いてくれました。

終わったあとには『この本は、どこの本ですか?』『また来てね!』と声をかけてもらい、嬉しかったです。

次回もお楽しみに♪

11月13日 5・6年生

【今回の本】

5―1『ふしぎな500のぼうし』
5―2 『てぶくろ』『太陽へとぶ矢』
5―3『おばけりんご』『かき』
5―4『まげすけさんとしゃべるどうぐ』『ドングリとリス』

6―1『なにをたべたか わかる?』『ルリユールおじさん』
6―2 『おもいついたらそのときに!』『みっつのねがいごと』
6―3『おはなしのろうそく愛蔵版 ついでにペロリ』『りぼんのかたちのふゆのせいざ オリオン』『よかったね ネッドくん』
6―4 『りんごのおじさん』

 

 

『まげすけさんと しゃべるどうぐ』

福音館書店 太田 大輔 作・絵

まげすけさんは江戸の髪結い。大事に扱っていたどうぐたちが、ある日突然しゃべりだした! しゃべるどうぐを連れた髪結いはたちまち町で評判になりますが、見世物小屋のよくばりわるべえがなにやら企んでいる様子……。江戸を舞台にした、活きのいい活劇風絵本です。物は大切にしないとダメですね。

『りぼんのかたちの ふゆのせいざ オリオン』

福音館書店 八板 康麿 写真・文 / 杉浦 範茂 絵・構成

オリオン座はその特徴的な形から、小さな子どもでも見つけやすい星座の1つです。11月は、夜10時ごろ、東の空にのぼってきます。星空の観察の手がかりとなる、美しい写真絵本です。

今日は、真冬に向かうひんやりとした朝の中、5年生のクラスで、てぶくろの中が動物たちでいっぱいになる冬らしいウクライナの民話「てぶくろ」、インディアンに伝わるお話「太陽へとぶ矢」が読まれました。絵の色合いが美しく、お話の世界に引き込まれたことと思います。

6年生のクラスでは、冬の星座についての本や、アメリカの児童文学作家で画家の、水彩で描かれた民話絵本「みっつのねがいごと」が読まれました。

子どもたちは、朝の読み聞かせの時間を楽しんでくれたことと思います。

11月6日 3・4年生

【今回の本】

3―1 『うちにあかちゃんがうまれるの』『たからものみつけた!』
3―2 『 いもさいばん』『もりいちばんのおともだち』
3―3 『どんぐりかいぎ』『これあのあれ』

4―1 『ふわり胞子の舞 きのこ』『わたし』
4―2 『ぐるんぱのようちえん』『もうぬげない』
4―3 『かにむかし』『なにを たべたか わかる?』
4―4 『よかったね ネッドくん』『しんぞうとひげ』

『どんぐりかいぎ』

福音館書店 こうや すすむ 文 / 片山 健 絵

どんぐりの木が子孫を残すために話し合う、どんぐりの「なりどし」「ふなりどし」のお話。

 

今日は、3年生のクラスで、命の誕生をテーマにした写真絵本が読まれました。お母さんの大きなお腹や、生まれたばかりの赤ちゃんの写真に、子どもたちは命の誕生に、沢山の愛が込められていることや、不思議を感じたことと思います。

4年生で読まれた「しんぞうとひげ」ポプラ社はアフリカのタンザニアの民話、「かにむかし」岩波書店は日本の昔話で、さるかに合戦のお話です。民話も昔話もその地域の老人が長きにわたって語り継いできたお話です。絵がついた絵本になったことで、誰でも読むことができるようになりました。

10月30日 1・2年生、ひまわり

 【今回の本】

1―1 『ぜったい あけちゃダメッ!』『きょうはハロウィン』
1―2 『 ピーターのくちぶえ』『Go to Sleep』
1―3 『あのね サンタの国ではね』『おちばひらひら』

2―1 『やぎのアシヌーラ どこへ行った』『このかみなあに トイレットペーパーのはなし』
2―2 『おばけのひっこし』『ばばばあちゃんのやきいもたいかい』
2―3 『だごだごころころ』『しゃっくりがいこつ』『ルラルさんのにわ』
2―4 『かみひこうき』『おおかみのおなかのなかで』『GO AWAY BIG GREEN MONSTER』

⭐️ひまわり
『もりのなか』『よかったね ネッドくん』『どうぶつしりとりえほん』

『もりのなか』 

福音館書店 マリー・ホール・エッツ 文・絵 / まさき るりこ 訳

エッツの名作『もりのなか』では、ラッパをもって森に散歩にでかけた男の子が、いろいろな動物たちに出会います。そして森の中で、かくれんぼをはじめますが、男の子が鬼をしているうちに、動物たちは姿を消していました。かわりに現れたのは・・・。

モノクロで描かれた森や動物たち。。でも子どもたちの目には色彩や描かれていない部分も目に見えていることでしょうね。

今日は、晩秋の季節にちなんだ、ハロウィンや落ち葉、森の中の動物たちの本などが読まれました。

読み聞かせは、1クラス2人ずつのペアで読むことが出来、3冊読まれるクラスもあり、充実していたと思います。

読み聞かせの後は、図書室でひょうたんから本°のメンバーでおしゃべり会と称して、絵本についての情報交換をしました。たくさん、良い本についての思いを語り合い、子どもたちへの読み聞かせ活動に熱心なメンバーでした。

 

9月11日 3・4年生、ひまわり

【今回の本】

3―1 『おつきみセブン』『もりのおふろ』
3―2 『きょうはなんのひ? 』『はなび』
3―3 『すてきな 三人ぐみ』『たろうのひっこし』『わゴムは どのくらい のびるかしら?』

4―1 『アイウエ王とカキクケ公』『あっ・ほっ』『あっごきぶりだ!』
4―2 『ぞろりぞろりとやさいがね』『だっこの木』
4―3 『やぶかのはなし』『ざっそうの名前』
4―4 『あかとんぼのたび』『つきのぼうや』

⭐️ひまわり
『たねがとぶ』『むしたちのおんがくかい』

今回は、2学期になって最初の読み聞かせでした。

秋にちなんだ自然や生物に関する本が多く読まれました。

 

『つきのぼうや』 

福音館書店 イブ・スパング・オルセン 作・絵 / やまのうち きよこ 訳

みてみて! 空から男の子が下りてきた!ぼうやは空にいるお月さまに地上のお月さまを連れてかえることができるのでしょうか?

縦35cm・横13cmというのっぽ絵本です。
この縦の長さを存分にいかして、つきのぼうやが空からおりてくる様子が活き活きと描かれています。

9月に入っても残暑が続いていますが、秋らしいお話や 楽しいお話を聞いて、読書に親しみ、読書の秋を過ごしてくれたらと思います。

7月10日 1・2年生、ひまわり

【今回の本】

1―1『はちうえはぼくにまかせて』『ペネロペうみへいく』
1―2 『ぐり と ぐら』『I DON'T WANT TO BE A FROG』
1―3『すいかのたね』『す~べりだい』『うみべであそぼう』

2―1『さかさことばでうんどうかい』『ホネホネどうぶつえん』
2―2 『ぐりとぐらのかいすいよく』『はなび』
2―3『あまがえる、のはらへ』『おへそがえる・ごん』
2―4 『ミルクこぼしちゃだめよ』『スイミー』

ひまわり 『せんをたどって』『どんぶりん』

 

今日は1学期最後の読み聞かせでした。

7月ということもあり夏らしい絵本が多かったです。

特に1年生は、集中して聞いている姿に小学生になったんだな、という成長を感じました。

2学期の読み聞かせも楽しみにしていて下さいね♪

7月3日 5・6年生

【今回の本】

5―1『かさどろぼう』『うさしのおはなし』
5―2 『おうちすいえいたいかい』『中をそうぞうしてみよ』
5―3『どんなかんじかなぁ』『メアリースミス』
5―4『まほうのかさ』『おならうた』

6―1『あらしのよるに』
6―2 『ペレのあたらしいふく』『バナナのはなし』
6―3『としょかんライオン』
6―4 『字のないはがき』『たなばたさま』

『たなばたさま』 

金の星社 いもとようこ 文・絵

もうすぐ七夕ですね。晴れた夜空がみれますように。

5年生、6年生になると身体も大きくなって圧倒されます!

真剣に聞いてくれる姿にちょっと感動・・・・!

 

 

6月26日 3・4年生

【今回の本】

3―1『あやちゃんのうまれたひ』『さかなにはなぜしたがない』
3―2『マドレーヌといぬ』
3―3『しょうじき50えんぶん』『あおいめ くろいめ ちゃいろのめ』

4―1『がまどんさるどん『にんじゃあまがえる』『だいずえだまめまめもやし』
4―2『かんけり』『ウエズレーの国』
4―3『エパミナンダス』『あめふり』
4―4『みどりいろのたね』『まげすけさんとしゃべるどうぐ』

 

『にんじゃあまがえる』

ひさかたチャイルド 著者名:監修/松井 孝爾 写真/榎本 功 ほか イラスト/せべまさゆき

表紙のカエルさんを見ただけで、ページをめくりたくなる本ですね。

3年生のクラスで読まれた『しょうじき50えんぶん』は、
たこ焼きを買った時のおつりが50円多かったことに気づいた兄弟が、正直に店の人に返しに行ったら、店の人が足りないと言いに来る人は居るが、返しに来る人は少ないと感心して、兄弟の正直50円分を讃えて たこ焼き3個ずつをプレゼントしてくれるお話でした。

子どもの徳の心が育まれるお話でした。

そのほか4年生では、絵本ではなく、おはなし『エパミナンダス』が読まれました。4年生にもなるとお話の場面を想像しながら聞くことができ、先に続きを想像して楽しむことができたようです。

今回も、ひょう本°の新メンバーのおひとりが初めての読み聞かせでした。

かこさとしのロングセラーを、子どもたちの顔を優しく見ながら読んで下さいました。

仲間が増えて嬉しい!ひょうたんから本°です。

 

6月19日 1・2年生

【今回の本】

1―1『11ぴきのねこ ふくろのなか』『せんたくかあちゃん』
1―2『ねえ、どれがいい?』『あめふり』
1―3『じぶんがみえない』『なにかがいる』『ぼくはなきました』

2―1『びっくり たまご』『Are You My Mother』
2―2『おうちりくじょうグランプリ』『りんごだんだん』
2―3『いろいろ へんないろのはじまり』
2―4『ペチューニアすきだよ』『どすこいすしずもう』

 

「ものがたり」もよいですが今日は「写真」の絵本を紹介します。

『りんご だんだん』

あすなろ書房 小川 忠博 作・写真

ツルツルな「りんご」をずっと置いておいたらどうなるでしょうか?「りんご」のその後を346日記録した写真絵本です。

 

『なにかがいる』

福音館書店 佐藤 雅彦・ユーフラテス 作

よ〜く見ると何かがいます。大人よりも子どもの方が見つけるのが上手だと思います。

 

今日は、読み聞かせの後、図書室でひょうたんから本°メンバーの情報交換会「おしゃべり会」が行われました。

それぞれが今日読んだ本を紹介したり、オススメの本を教え合ったりしました。また「読んでみたいけれど読み聞かせに向く本かどうかわからない」というお悩みには、皆でを意見を出し合ったりしました。

これからの読み聞かせ活動も、とても楽しみです。

6月12日 ひまわり

【今回の本】

『ねぐせのしくみ』『みずたまレンズ』

『みずたまレンズ』

福音館書店 今森 光彦 作

雨がふるこの季節、花や葉っぱには、キラキラ光る丸いみずたまがついています。近くによってみて見ると、あら不思議!むこうの景色が逆さまに見えたり、こちらの景色が映っていたり。
鏡になったり、見える場所によってさまざまなものを写してくれます。そこには不思議な世界がありました。
6月にぴったりな、かがく絵本でした。

今日のひまわりのお友達は、準備も早くて、集中して聞いてる姿が素敵でした。

読み手のボランティアさんも喜んでいましたよ。