校長室から

校長室から

令和4年度 修了式

 3月24日(金)、今年度の修了式を行いました。卒業した6年生がいない分、体育館が広く感じられましたが、全校で集まる最後の式ということもあり、子どもたちの表情もとても引き締まっていて今年度の締めくくりに相応しい態度で臨んでいました。

私からは子どもたちに次のように話しました。

 

 「皆さん目を閉じて考えてみてください。この1年間で成長したことはどんなことでしょう?この1年間で心も体も大きく成長しましたね。そして、できることがたくさん増えました。でも、成長はできることが増えただけでは成長とは言わないのです。皆さんに成長について4つお話をします。

 1つ目、この1年間、今の学年で過ごしたことがすでに成長です。中にはできなかったことがある人もいると思います。でも成長は「できる」や「できない」ではなく、また、それを人と比べることでもありません。成長は、皆さんそれぞれがそれぞれのペースでしていくものなのです。

  2つ目、この1年間の中には、苦労したこと、困難だったことなどもあったと思います。これらの大変だった経験が皆さんの成長を助けてくれたことでしょう。本当の成長は、困難や苦労を避けて通ることではなく、自ら学び、自ら取り組み、乗り越えていくことで身についていきます。

 3つ目、君たちの成長には、自分を取り巻く環境、お家の人、クラスメイト、担任の先生などの助けや支えがあってのことです。今日この日を迎えるに当たって感謝しなければならい人を思い起こし、感謝の気持ちを伝えてください。

 最後の4つ目です。成長にはチャレンジ、挑戦することが必要です。これからもどんなことにもどんどんチャレンジしてみてください。「できる」や「できた」よりも、やってみたという経験が大切です。そして、ここで二小の合言葉「笑顔で なかよく 最後まで」が役に立ちます。どんなことにもこの合言葉を思い出し、チャレンジしてみれば、きっと成功することでしょう。是非この成長に大切な4つのことを振り返り、自分はどうだったか当てはめてみてください。

 いよいよ明日から春休みですね。春休みは楽しく遊んだり、お家の人とお出かけしたりすると思いますが、新しい学年の準備をしっかりとしてください。新学年になった4月6日、春休みの間に成長した皆さんに会えるのを楽しみしています。新学年も頑張りましょう!」(以上)

 

 修了式の後は、今年度でこの二小を去る先生方とのお別れの式、辞校式を行いました。担任だった子どもたちからは、「えーいなくなっちゃうの?」「さみしいです」「もっと一緒に勉強したかった」など、別れを惜しむ声があちらこちらから聞こえてきました。勤務年数に違いはあれども、どの先生も二小の子どもたちのために、常に精一杯ご尽力くださいました。お別れは名残惜しいですが、皆さんの新天地でのご活躍を心よりお祈りしています!

 

 保護者の皆様、地域の皆様、そしてその他多くの方々のおかげで今年度を無事に終えることができました。これも皆様が本校教育活動にご理解とご協力、多大なるお力添えをくださったからです。今年度の反省を生かし、来年度の準備をして参ります。来年度もどうぞよろしくお願いします!

令和4年度 卒業証書授与式

 3月17日(金)、天気は生憎の曇りでしたが、ご来賓の皆様、保護者の皆様の温かい眼差しに見守られ、卒業証書授与式を挙行することができました。卒業証書を手にした、七十九名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!

 担任の先生の、万感の想いを込めた呼名に応えた「返事」。

 卒業証書を受け取る時の卒業生の表情は,緊張の中にも喜びにあふれ、希望に輝いていました。立派になった卒業生の「姿」。

 本校での六年間の生活を頑張りぬいた満足感と、未来を切り開いていこうとする強い決意が感じられ、とても頼もしく、とても嬉しく思いました。

 伝統ある我孫子第二小学校を未来に向かって今日巣立つ卒業生。

 小学校生活の思い出として、どのようなものが心によみがえるか壇上から投げ掛けてみました。

 3年前、3年生も終わりに差し掛かった3月に突然の休校。それから4・5年生の2年間は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の中での学校生活を余儀なくされました。

 そして6年生。最上級生としての令和四年度は、一人一人が活躍するようできる限りの学校行事を実施してきました。それは、我が二小が「体験こそ全ての礎」とし、体験によって「生きる力」を育むことが最も大切だと考えている学校だからです。卒業生が飛び出していく未来は、日々目まぐるしく変化しています。ウィズコロナの社会、AIとIoTを基礎としたソサイエティ5.0の世界、グローバル化や多様な考え方がスタンダードになり、それに伴いより一層のコミュニケーション能力が必要となっていく未来。予測困難な未来だからこそ、本校での学習・生活・飼育・体験活動で培った、「元気でやさしい」「力をあわせる」「必ずやりぬく」ことをいつまでも大切に、そして生かし、中学生として、そしてその先の人生でも更なる成長と活躍を期待しています。「ピンチはチャンス」です。コロナ禍だからできたこと、工夫しながら挑戦してきたことなど、この二小での貴重な学びや体験をもとに、自分にとっての「正解」を探していってください。いつまでも、いつまでも応援しています!

いよいよ明日卒業式です!

 会場の準備も整い、後は明日を迎えるだけとなりました。

最高の卒業式になりますように!

いよいよ1週間後!

 先週の3月2日(木)から始まった卒業式練習も1週間が経ちました。

 6年生は17日の本番に向けて練習に余念がありません。式の流れに沿って、自分がすべきことに黙々と取り組んでいました。

 小学校生活で「最後の授業」となる卒業式。6年生が夢と希望をもって堂々と卒業できるように職員も在校生も一丸となって準備を進めていきます。

6年生を送る会

 2月24日(金)に6年生を送る会を体育館で行いました。在校生は、お世話になった6年生に感謝の気持ちを伝えること、6年生は、小学校生活の思い出を振り返ると共にこれからも二小の卒業生としてがんばっていこうとする気持ちを持つこと、そして、在校生・6年生共に心に残るような会にすることなどをねらいとして実施しました。

 今年は、6年生はステージからの参観、1~5年生は体育館のフロアで発表を行いました。「ありがとう6年生 中学校でも二小の思い出忘れずに」をスローガンに、6年生にこれまでの感謝の気持ちを伝えるために各学年工夫を凝らした発表を行いました。

 以下発表順に内容を紹介します。

 3年生は音楽に合わせて体操をしながら6年生にクイズを出したり、大縄で何回跳べるかを勝負したりしました。大縄は6年生の勝利!さすが6年生でした。

 2年生はダンシングクイズと称して、ノリノリのダンスに合わせて楽しくクイズを出題しました。司会者の表現がとても豊かで、会場が大いに盛り上がりました。

 4年生は「6年生は4年生よりかしこい?」と、4年生の時に学んだ学習内容をクイズ形式で出題しました。3択の回答の中に担任の先生が紛れ込んでいて(明らかに正解ではないのですが)、こちらも大いに盛り上がりました。

 1年生は「6年生との思い出をふりかえろう」と題して、入学してから6年生に色々と教えてもらった場面を寸劇で紹介しました。途中「6年生~!」と助けを呼ぶ場面があり、それに応える6年生とのやり取りがとても微笑ましかったです。

 5年生は「思い出旅行」と題して、写真のスライドショーで思い出を振り返りました。6年間の学校生活や行事を通して活躍した6年生の姿がそこにはありました。また、呼びかけでは、「来年6年生になる自分たちがこの二小を引っ張っていくんだ」という決意を発表し、その姿がとても頼もしかったです。

 どの学年の発表も6年生を大いに喜ばせました。職員からも歌の発表をしました。歌の途中には1年生から4年生まで担任だった先生方からのメッセージも。その後、各学年からのプレゼントの紹介があり、最後はいよいよ6年生の発表です。6年生からは、歌のプレゼント。最高学年の歌声はやはり素晴らしいものでした。最後は全校合唱でこの会を締めくくりました。どの学年も心を込めて、卒業する6年生に感謝の気持ちを届けることができたと思います。

 この6年生を送る会は、旧児童会役員にとっては最後の、新児童会役員にとっては初めての運営となりました。4・5年生の各クラスから出た実行委員も頑張りました。企画から準備、当日の仕事まで、互いに協力しながら、そしてそれぞれが自分の仕事を立派にやり遂げました。子どもたち一人一人に成長を感じました!

 この6年生を送る会の発表や合唱を通して、子どもたちの誰もが心を1つにすることができたと思います。全校で開催することができ、本当に良かったです。この体験活動が子どもたちのこれからに生活や学習に必ず生かされていくことでしょう!

  いよいよ次は卒業式、万全の準備で臨みます!

5年生田んぼお礼の会

 2月17日(金)に5年生は、「田んぼお礼の会」を体育館で行いました。5年生の1年間、田おこしから始まり田植えや稲刈り、脱穀や精米などを経て、最後は給食や家庭で食べたこの学習。振り返ると、他では学ぶことができないたくさんのことを体験できた米作りでした。今回はお世話になった田んぼの先生の百瀨さん、小川さん、香取さんをご招待して感謝の気持ちをこのお礼の会で伝えました。

 子どもたちからは「お礼の言葉」や「お礼の歌」の発表や、「お礼の品(米作りの1年間を振り返り、感想と学んだこと)の贈呈」を行いました。感想の中には、「お米一粒も大切にしていきます」「農家の人の苦労を知ることができました」「大きくなったら農業に携わる仕事をしてみたい」「生き物を育てるのってとっても大事」などが書かれていました。

 田んぼの先生方からは、「二小でしか学ぶことのできない貴重な体験学習」であることや「この体験や経験をこれからの生活や学習に生かしてほしい」、「感謝の気持ちを忘れずに」などのお言葉をいただきました。

 この貴重な学びを今後の学習や自分の人生にどう生かしていくかは子どもたち次第ですが、二小の米作りの学習は本校の伝統としてできる限り継続していきたいと思います!

「これくださいな!」

 1年生は先週2月9日(木)と今週16日(木)に、川村学園女子大学附属保育園、東あびこ聖華保育園、柏鳳保育園の年長園児の皆さんをお迎えして、「どんぐりお店屋さんごっこ」を開きました。これは幼保小連携の一環として、生活科の時間を利用して行う授業です。

 来年1年生となる園児たちは、ずらっと並べられたかわいらしい作品にくぎづけになっていました。「どれにしようかな?」と悩む子も。たくさん迷いながらも、思い思いに買い物を楽しんでいました。1年生も、お兄さんお姉さんらしく親切に説明をしたり、店員として丁寧に受け答えをしたりしていました。

 買い物のあとは1年生と一緒に「もうじゅうがり」と「じゃんけんれっしゃ」のレクリエーションを楽しみました。あちらこちらから「楽しいね!」などの歓声が上がりました。

  これからも幼稚園や保育園と連携して、園児の皆さんに小学校生活の場に足を運んでもらう機会を作っていきます。ともに活動することが、小学校生活への夢と期待を膨らませることや、心配や不安を少しでも取り除くこと、見通しを持ってもらうことにつながればいいなと思います。

ようこそ先輩!二小へ

 2月13日(月)・14日(火)に、6年生は総合的な学習の時間に青木章我孫子市副市長を講師にお迎えし、「ようこそ先輩」と題して特別授業を行いました。青木副市長はこの我孫子第二小学校の卒業生でもあります。後輩でもある6年生にたくさんのメッセージをくださいました。

 1日目は自己紹介から始まり、ご自身の小学校時代の様子、二小の歴史や学校とゆかりのある有名人など、第二小学校を中心にお話しくださいました。

 2日目は、地方自治の仕組みや市区町村の仕事、税金、さらに副市長の仕事についてお話してくださいました。令和4年4月から、我孫子市ではまちづくりの新たな基本方針となる「第四次総合計画」がスタートしています。お話の中でこの第四次総合計画が「未来につなぐ 心やすらぐ水辺のまち 我・孫・子」をスローガンとして、我孫子市が特に 力を入れている8つの事業について詳しく説明してくださいました。

 また、2日目の休憩時間には、昨年度理科支援員として、今年度は学校運営協議会の委員として二小にご尽力くださっている香取典男先生と渡邉貞治先生も参加してくださり、それぞれ「昔の遊び」と「我孫子の方言」を紹介してくださいました。

 青木副市長は終始笑顔で、そして力強く熱い想いをもって子どもたちに語りかけてくださる姿が印象的でした。子どもたちの質問にも丁寧に答えてくださいました。話のキーワードとして、「縁や出会いを大切に」「仕事に対してプロ意識を持つ」「社会貢献の大切さ」「感謝・恩返し」等があり、人生の先輩としても、ご自身の経験から得た貴重なアドバイスをたくさんしてくださいました。

 子どもたちからは、「素晴らしい先輩がいて誇りに思う」「二小の周りの地域の人たちに学校は支えられていることがわかった」「先輩の我孫子市や二小に対する熱い思いをたくさん感じた」などの感想が出ました。

 キャリア教育や小中一貫教育など、子どもたちにはたくさんの学びがありましたが、この学びがいつか花開き、郷土を愛し我孫子のために力を貸してくれる大人になることを期待します!

4年生谷津田観察(冬)

 2月7日(火)に、4年生は今年度最後の谷津田観察を行いました。今回も我孫子市役所手賀沼課の職員の方々、自然観察指導員の柄澤さんと田島さんにご協力をいただきました。10月上旬に行った秋の観察の時は30度近くあった気温が、4ヶ月後のこの日は12度あまり、立春が過ぎ暦の上では春を迎えましたが、日が差してもまだまだ寒さが続く中での観察となりました。

 植物では、こぶしのつぼみが毛でおおわれている様子や、夏に見たウラシマソウの赤い実を見ることができました。

 生き物では、ウラギンシジミが葉の裏で越冬している様子や、ヨコヅナサシガメ(カメムシ)が木の幹で集まって暖を取る姿を見つけました。

 

 子どもたちは、1年の観察を通して、季節の移り変わりと共に変わる生物の姿に感動したり、それらを守っていくことの大切さに気づいたり学んだりすることができました。

 これからは谷津田を飛び出して我孫子市、千葉県、日本各地の自然や生き物にも目を向けて、さらに多くのことを学んでいきます!

全校朝会・児童会引き継ぎ式

 2月1日(水)に全校朝会・児童会引き継ぎ式を行いました。

 全校朝会では、2月3日が季節を分ける「節分」、2月4日は春の季節の始まりであるとされる「立春」であると子どもたちに紹介しました。

 節分には「鬼は外」「福は内」と言いながら豆を撒くなどの慣わしがあること、また、長い冬の後に来る春の穏やかな季節は、冬の暮らしを過ごしている人たちにとっては昔から変わらない大きな喜びであること、その前の節分は春を迎えるために、昔から大切な行事であることも話しました。

 最後に、子どもたちに自分の心の中に住む、見えない悪い鬼は「鬼は外」で追い出し、新鮮な気持ちで春を迎えまし ょうと締めくくりました。

 また、保健委員会から今月の生活目標「寒さに負けない体を作りましょう」の発表がありました。どの話にも子どもたちは真剣に耳を傾けて聴いていました。

 全校朝会の後は児童会役員の引き継ぎ式です。まずは旧児童会役員の紹介とあいさつがありました。この1年間児童会役員として、数々の行事を企画運営しやり遂げてきた各役員からは「活動から得た経験が自信につながった」こと、「次年度の役員に二小のために頑張ってほしい」こと、「全校の協力に感謝している」ことなどの言葉が出ました。

 旧役員から新役員へバトンタッチの証、「二小の鍵」を引き継いだ後、新児童会役員があいさつをしました。「代々先輩たちが培ってきた二小の児童会を受け継ぎ、よりよい学校生活を送るために行事や様々な活動で学校全体を盛り上げていく」ことをどの新役員も力強く発表しました。早くもリーダーとしての自覚が芽生えている様子を見て大変嬉しく思いました。

 新しい役員のもと,職員も子どもたちと心を一つにしてよりよい二小づくりに取り組んでいきます!

小中一貫の日(中学校見学)

 1月31日(火)に6年生は我孫子中学校区の「小中一貫の日」ということで我孫子中学校に出向きました。この小中一貫の日は、6年生に中学校生活への希望や期待をもたせることや、中学校の授業や部活動の様子を見たり聞いたりすることで、中学校生活への不安(中1ギャップ)等の解消を促進する目的で実施しています。

 早めに給食を済ませ、徒歩にて我孫子中学校に子どもたちは向かいました。「中学生になったら毎日この道を通うんだね」と4月の自分の姿をイメージしている子もいました。

 中学校に到着し、体育館に集合です。同じ中学校区の三小、高野山小の児童と並んで座りました。まず、グループごとに分かれて特別教室の校舎見学をしました。2年生が先導してくれましたが、その礼儀正しさや丁寧な説明に子どもたちは「自分もこんな風にできるかな」と中学校生活を送る自分の姿を重ね合わせているようでした。

 次に授業見学です。英語では英単語を繰り返し発音している授業を見学しましたが、「最初は戸惑うけど君たちもきっとできるよ」と声をかけてもらい、子どもたちもホッとした様子でした。授業見学が終わると体育館に戻って中学校生活について説明を聞いたり、部活動の紹介動画を見たりして説明や紹介を受けました。

 鈴木校長先生からは、我孫子中学校の学校目標が「自律」であり、入学までに準備をするようにと言われた子どもたち。「自分のことは自分でやっていく」と決意を新たにした子や、期待に胸を膨らませている子もいました。

いよいよ卒業まで残り2か月、中学進学に向けてもよい準備を子どもたちと一緒にしていきたいと思います。

 

1年生凧揚げ

 1月30日(月)に1年生は生活科の学習の一環として凧揚げを行いました。生活科で「かぜとなかよし」という単元があり、風を利用した遊びの一つが凧揚げです。風の強弱に合わせて飛ばし方を考えて遊ぶとともに、日本の伝統的な遊びに親しむことを学習のねらいとしています。

 この日はお天気に恵まれ、快晴でしたが、風量が少なく子どもたちは凧を上げるために必死に走りました。また、途中友達と凧糸が絡まる光景も見られましたが、保護者のお手伝いもあり、すぐに絡まった糸をほどいて再開することができました。楽しく元気よく友達と凧揚げに興じる子どもたちの顔は皆笑顔でした。

 お手伝いくださった保護者の皆様ありがとうございました!

 

4年生校外学習

 1月24日(火)に4年生は理科と体育の授業の一環で校外学習に出かけました。行先は手賀の丘青少年自然の家です。現地では今年3回目となるプラネタリウム体験を通して、冬の星座について詳しく学びました。「ちょうど夜にオリオン座が見えるよ!いっしょだね」など、子どもたちからは冬の星座への関心が高いことも伺えました。

 プラネタリウムのあとはアリーナに移動してニュースポーツの「ペタンク」を体験しました。ペタンクはフランス発祥の球技で、テラン(コート)上に描いたサークルを基点として、木製のビュット(目標球)に金属製のブール(ボール)を投げ合って、相手より近づけることで得点を競うスポーツだそうです。初めて体験した子どもたちですが、おおいに盛り上がりました。性別や運動経験、障害の有無に関わらず、色々な人が一緒に楽しめる良さを肌で感じ、「またやってみたい!」とたくさんの声が上がりました。楽しい1日になりました!

校内書き初め展

「校内書き初め展」を体育館にて実施します。

 〇1月18日(水)9:00~16:30

 〇1月19日(木)9:00~16:00

  子どもたちの力作を是非ご覧ください!

            ※保護者のみ参観可となります。

校内書き初め大会

 1月12日(木)に5・6年生が、13日(金)に3・4年生が体育館で書き初め大会を行いました。2学期に講師の先生をお迎えし、今年度のお題をお手本に倣って練習し、また、冬休み中に家庭で練習を重ねた子どもたちの作品はどれも素晴らしい出来栄えでした。

 

6年生

 

5年生

 

4年生

 

3年生

下記の日程で「校内書き初め展」を体育館にて実施します。

  〇1月18日(水)9:00~16:30

  〇1月19日(木)9:00~16:00

   子どもたちの力作を是非ご覧ください!

                          ※保護者のみ参観可となります。

3学期始業式

  1月10日(火)、17日間という長い冬休みが終わり、第3学期がスタートしました。朝校門で登校する子どもたちを迎えましたが、元気よく挨拶をしてくれる子、冬休みの楽しかった思い出を話してくれる子など様々でした。

 始業式での子どもたちは、2学期終業式と同じように引き締まった表情と背筋が伸びた良い姿勢で並ぶことができ、新しい年の始まりにふさわしく話を聞く態度も素晴らしく感じました。私からは、3学期のスタートにあたり、次のように子どもたちに話をしました。

〇冬休みは楽しく過ごしましたか?

※私は8年前に担任をした子どもたちが20歳になったので、成人のお祝いをしてきました。みんな立派になっていましたよ!

〇終業式で話したように、「くりかえす」と「つづける」チャレンジができましたか?また、全校集会で話したように「大掃除をする」「お手伝いをする」「家族で1年を振り返る」「初日の出を見る」「書き初めをする」「いろいろな遊びをする」ことができましたか?

※私は冬休み中、掃除、洗濯、料理を当番制にしたことで、家事のレベルがアップしました。

〇元旦(冬休み中)にこんな1年にしようと「1年の計」を立てましたか?

※私は「有言実行」していくことを子どもたちに伝えました。併せて、目標や計画だけではなく、心構えや日常で心にとめておくことでもよいと話しました。(新学年頑張る、中学校生活を楽しむ、家のお手伝いをする、感謝、努力、思いやりなど)

〇3学期は今の学年の最後の学期、今年度のまとめと新年度(進級)の準備をしましょう。6年生はいよいよ卒業式、小学校生活のまとめと中学校生活に向けての準備をしましょう。

  最後に、まだまだコロナ感染症対策のためにうがいや手洗いの励行を、寒いけど体を鍛えよう、一緒に心も鍛えようと話しました。

 子どもたちは自身の冬休みを振り返りながら、熱心に話を聞き、また、新年の抱負をそれぞれが思い描いているようでした。3学期も二小の合言葉である「笑顔で なかよく 最後まで」を念頭に、自分の夢や目標に向かって努力する子どもたちを応援していきます!

3学期の抱負を発表する児童会役員

1月の生活目標を発表する5年生

 

新年のスタート!

明けましておめでとうございます!

皆様にとって今年が素晴らしい年となりますように!

   2023年 初日の出(二小)

2学期終業式

 12月23日(金)は第2学期の終業式です。今年最後、2学期最後の日ということで、体育館に集合した子どもたちの顔は少し緊張していましたが、この4ヶ月の間に成長した様子を式に臨む立派な態度で見せてくれました。

 終業式の前に2学期の表彰がありました。感想文、ポスター、絵画、陸上競技大会など、子どもたちの頑張りを全校でお祝いしました。

 

 そして終業式。まず初めに3年生と6年生の児童から、「2学期を振り返って」の発表がありました。どの児童も2学期に頑張ったこと、反省、3学期の抱負を述べました。発表者一人一人に全校から大きな拍手が送られました。

 続いて私から、子どもたちに次のようにお話をしました。

 暑かった2学期の始まりも秋を過ぎて、今は寒い朝を迎えています。77日あった2学期も色々な行事がありましたね。振り返ると、各学年の校外学習、歌声集会、持久走記録会、5年生は米作りが終わりました。6年生は修学旅行、市内音楽発表会、市内陸上競技大会、たくさんの場面で活躍しました。

 では、学習面ではどうでしょうか?新しいお勉強をたくさんしましたね。突然ですが、2学期始業式のお話を覚えていますか。そう、「新学期、生活も気持ちもスイッチを切り替えよう」「学校行事がたくさんある2学期、どの行事も頑張ろう」でした。10月の全校朝会では「あいさつ」、11月の全校朝会では「読書」、12月の全校集会では「冬休みの過ごし方」について話しました。12月のお話を全校集会で聞いた時、「まだ先なのに早いなぁ」と思った人がいるかもしれません。でもそれは、終業式で皆さんにお話をするのに必要だったのです。人は1回聞いただけではなかなか覚えきれません。どんなこともずっと覚えているためには「くりかえす」ことが大切です。何回も何回も繰り返せばずっと覚えていることができます。2学期の学習した内容も冬休み中にもう一度くりかえしてみてください。

 いよいよ明日から17日間という長い冬休みに入ります。どのように過ごそうかなとたくさん計画していることでしょう。長いお休みを利用して、学習でもお手伝いでも何でもいいので、是非「続けて」取り組んでみてください。続けることで必ず皆さんの力になるはずです。そして最後になりますが、冬休みをたくさん楽しんでください!

 それではまた1月10日、3学期のスタートの日に元気に会いましょう!

 最後に生徒指導主任から、冬休みの過ごし方についてお話がありました。その中に「お正月遊びをしよう」という話がありました。そして、1年生の代表が「コマ回し」を披露してくれました。生活科で練習していた成果が発揮され、上手に回すことができた1年生には拍手喝采でした!

 2学期、保護者の皆様には本校の教育活動にご理解ご協力をいただき本当にありがとうございました。冬休みをお子さんと楽しく過ごしください。そして、新年を素敵な年にするために、是非ご家族で「一年の計」を立ててほしいと思います!

1年生「どんぐりのお店屋さん」

 「いらっしゃい!いらっしゃい!」「安いよ安いよ!」

と威勢のいい掛け声が教室に響き渡ります。12月20日(火)に1年生は、各クラス各自の机でお店を出しました。商品は以前集めてきたどんぐりを中心に、工夫を凝らして思い思いに作ったオリジナル作品です。絵具やマジックで色をつけたり、落ち葉や木などを他の材料とくっつけたりして、世界に一つだけのオリジナル作品をたくさん作りました。

 

 子どもたちは前半と後半それぞれ、出店する人とお客さんに分かれます。お小遣いは一人60円です(紙で作ったお金ですが)。準備ができたらいよいよお買い物スタート!子どもたちは、早速気になる作品が売られているお店の前に立ちました。「これかわいい!くださいな」「ほしいんだけどもう少し安くならない?」など、本当のお店さながらのやり取りをほほえましく感じました。

 この学習は想像力豊かにたくさんの作品を作る生活科の学習として、また、売り買いの場面では、おつりがいくらになるのかを計算するなど算数の学習として、様々な教科の複合学習として、子どもたちの意欲や関心も大いに刺激することができました。売る人買う人どちらの立場でも、コミュニケーションが必要となり、目的達成のためには積極的にやり取りをすることの大切さも学びました。何よりも、子どもたちの笑顔をたくさん見ることができたことが一番うれしかったです!

 2学期も残りあとわずかとなりました。今日の学習も含め、振り返りとまとめをしっかりとしていきます。

5年生の作ったお米が…

 12月14日(水)の給食で、この半年間をかけて5年生が作ったお米が出ました!お茶碗に盛られたお米はツヤツヤ、ピカピカで、その味はとても甘くて美味しかったです!お昼の放送を通して各クラスでもこのことをお知らせしたので、ご飯を食べた子どもたちからは「とっても美味しい!」「自分たちもちゃんと作れるかな?」と感想がたくさん出てきました。

 さらに5年生は、帰りの会の時間に教室まで出向き、「5年生から皆さんにお米のプレゼントです」と一人一人に(2合ではありますが)行き渡るようお米を渡していました。もらった子どもたちは「やったー!」ととても喜んでいました。お家に持って帰り、家庭で紹介したり、自慢したりとたくさん話をしてくれることでしょう。

 半年間大切に育ててきたお米をようやく口にすることができ、5年生はこの学習から食物を育てることの大変さや一粒一粒を大切にする心など、多くのことを学びました。二小でのこの貴重な学習を、これからもずっと受け継いでいってほしいと思います。

書き初め練習

 12月8日(木)、9日(金)に、3~6年生は体育館で書き初め練習を行いました。講師は戸沼先生です。今回のお題は3年生「いけ花」、4年生「ふじの山」、5年生「友の便り」、6年生「強い決意」です。子どもたちそれぞれが大きな用紙に大きな筆で力強い字を書いていました。

 子どもたちはひらがなや画数の多い漢字に悪戦苦闘していましたが、書けば書くほど上達していきました。今日学んだことを冬休みの練習にも是非生かしてほしいと思います。

 

3年生「いけ花」

4年生「ふじの山」

5年生「友の便り」

6年生「強い決意」

6年生平和リレー講座

 12月7日(水)に、6年生は平和リレー講座を実施しました。

 我孫子市では、平和事業の一環として「広島・長崎派遣中学生リレー講座」を開催しています。このリレー講座は、平成27年度に戦後70年の記念事業としてスタートしたそうです。今日は6年生の児童が派遣中学生の先輩たちから平和をテーマにした授業を受けました。

  授業では、派遣中学生から広島や長崎で自分が体験したこと・見たこと・感じたことを聞きました。また、戦争で原子爆弾が投下されたこと、その影響で多くの人が亡くなったことを学びました。その後、グループワークで身近な平和について考え、授業の最後には「平和な世の中にするために今日から自分ができること」をテーマに、「平和の木」の葉っぱに平和のメッセージを記入しました。

 子どもたちはこの学びを通して、「自分の大切な人が亡くなったらとても悲しい」「今の生活を続けていくことができなくて困る」「たくさんの人が亡くなる戦争を絶対にしてはいけない」など、戦争の悲惨さを学び、自分事として捉えることができました。そして、そのような世の中にしないためにも今日から自分ができることについて考え、葉っぱに記しました。

 今年で戦後77年を迎え、実際に戦争を体験した方々が少なくなってきています。しかし、中学生の先輩から言葉のバトンを渡された子どもたちには、戦争の悲惨さを風化させることなく、平和の大切さを次の世代に繋げる・伝えていくという使命ができました。今日のこの学びを基に、これからも平和について学校でも各学習の中で取り上げていきます。

  

 今日のリレー講座でお世話になった講師の先生方、アシスタント、スタッフの皆さん、そして我孫子市民会議委員と我孫子市役所企画政策課の皆さん貴重な機会をいただきありがとうございました!

6年生職業人講話会

 12月6日(火)に、6年生は職業人講話会を実施しました。これは、様々な職業人から、ご自身の職業についてお話を聞かせていただくもので、キャリア教育の一環として行いました。

 今回子どもたちにお話くださった職業人は野菜ソムリエ、美容師、保育士、消防士、学校栄養士、ピアニストの方々と6業種7名で、それぞれ「先生」とお呼びしました。子どもたちは体育館で「先生」に挨拶をした後、各教室に分かれてお話を聞きました。

 先生方からはまずご自身の職業の説明がありました。子どもたちはそれぞれの業種について大体は知っていましたが、「こんなこともやっているんだね」「色々と苦労もあるんだ」と、自分が知らなかった仕事内容を聞いてとても驚いていました。さらに先生方は、「自分がその職業を目指した理由」「何歳の時にその職業を志したか」「その職業の良い点や大変な点」「仕事で一番うれしかったこと」など、子どもたちからの質問にも合わせてその職業の魅力や大変さなどについてもお話くださいました。

 説明や紹介、質問の回答を聞いた子どもたちからは、「コツコツと毎日の努力が大切なんだね」「他にどんな職業があるのかな?」「今日のお話を聞いて、その職業に興味が沸いてきた」という感想が出ました。

 講話会の前に、子どもたちに就きたい職業について聞いてみたところ、ほとんどの子どもたちから「まだ将来こんな仕事をしてみたいという希望が無い」との答えが返ってきました。今はまだそうかもしれません。しかし、今後たくさんの学習や体験を通して、また、お家の人や友達など様々な人との関わり、経験を積み重ねていくことで、「こんなことに挑戦してみたい」「こんな職業についてみたい」という将来への展望や自己実現への思いがたくさん芽生えてくることでしょう。そして、その目標に向かってどのように取り組んでいくのか、そのためにどんな努力が必要か、実現や達成に向けて具体的に考えて行動に移していくことと思います。今日ご講話くださった先生方のお話が子どもたちにそのきっかけを作ってくださいました。

 「自分の未来は自分でデザインする」

 子どもたちの未来はまだ真っ白なキャンバスです。これからどんな風に自分色で彩っていくのかが今から楽しみです!

市内小学校陸上競技大会

 12月1日(木)に市内小学校陸上競技大会が湖北台東小学校で開催され、陸上部に所属する6年生35名が参加しました。本来10月に実施予定のこの大会でしたが、天候に恵まれず延期となっていました。

 寒風吹きすさぶ中、子どもたちは100m走、1000m走、80mハードル、ジャベリックボール投げ、走り高跳び、走り幅跳びとそれぞれの出場種目で自己ベストの更新を目指し、大会に臨みました。コロナ禍で思うように練習ができなかった部活動ですが、短い練習時間であるにもかかわらず、子どもたちは一生懸命練習に励みました。大会が1ヶ月半延期されたその間も練習を積み重ねました。そして、待ちに待った大会。本番の舞台では、子どもたちはその練習の成果を発揮して、各々が自己ベストを更新し、活躍しました。「継続は力なり」ということを子どもたち自身が実践し、そして、自信へとつなげました結果でもあります。もちろん反省や課題も多々ありますが、「目標に向かってどのように努力していけばよいか」、「どのように解決していけばよいか」など様々なことを考えるよい機会でもありました。この経験をこれからの、卒業までの日々に生かしていきます。 

 今日のこの日まで子どもたちのために色々な場面で応援やご協力くださった全ての方々に感謝します。ありがとうございました!

持久走記録会

 11月28日(月)に持久走記録会を実施しました。子どもたちは約1ヶ月間の練習の成果を発揮し、見事に走りぬきました。多くの子どもたちが練習を開始する前のタイムより速いタイムでゴールし、自己ベストを更新しました。寒さに負けない丈夫な体を作ることもできました。

 厳しい寒さの中、応援に駆けつけてくださった保護者の皆様本当にありがとうございました。

教育ミニ集会を実施しました。

 11月22日(火)に高野山小学校の体育館にて教育ミニ集会を行いました。この教育ミニ集会は、県教育委員会が推進している取り組みで、地域住民の皆さんの声を学校運営に生かす、地域とともにある学校づくりや、地域コミュニティの構築を目的としており、千葉市を除く県内全ての公立学校1000ヶ所での実施を目指しています。

 今回の参加者は、我孫子中学校区内の小学校3校(我二小・我三小・高野山小)の学校職員と保護者や地域住民です。参加された方々には「ミニ集会」についての理解を深めていただくとともに、地域の方々や学校の職員と一緒に学校・家庭・地域の様々な教育課題について活発な意見交換をお願いしました。併せて、今回は我孫子中学校区にある3つの小学校が連携しての開催ということで、同じ中区の子どもたちを見守ってくださる仲間として是非とも親睦を深めてくださることもお願いしました。

 講師は、我孫子市立高野山小学校 校長の中野直美先生にお願いしました。講話テーマは「地域で取り組む防災・減災について ~学校・家庭・地域ができること~」です。中野校長先生は防災については非常に見識が深く、また、その功績が称えられ、平成30年度には防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞されております。

 中野先生からは、「我孫子市で災害が起きたら」どのように行動すべきかを中心にお話をいただきました。その中で、「もしもまきまき」という巻物の紹介がありました。これは東京大学 目黒公郎教授による災害想像ツール『目黒巻』のキッズ版「もしもまきまき」のことで、「〇〇(災害)が、▢▢(時間)起きた」ことを想定し、予め対策をすることで、「未来を守る事に繋げたい!」という防災ツールです。参加者の皆さんは有事の際のことをあれこれと想像し、その対応や対策を書き込んでいましたが、中野先生からは「自分が負傷したり思うように身動きが取れなかったりした時のことも是非想定してください。」とアドバイスがありました。考えてみれば、自分だけ無傷で動ける保証はどこにもないのです。参加者の皆さんは身が引き締まる思いで自身の考えを見直していました。

 

 以下参加者の皆さんからの感想(一部)です。

・地震のイメージで命を落とす…最悪な状況を考えることが大切と分かりました。

・災害が起きたときに、もしかしたら自分がけがをしたり、命を落としたりしているかもしれないので、災害を「自分事」としてイメージして、そうなったときのことを考えて備えることが大切だと考えました。

・「自分は大丈夫」という非現実的楽観主義を改め、最悪を想定した備えをできるだけ早く整え、家族とも共有していきたいと考えました。

・助かる防災から助ける防災へ、近所に高齢の方が多いため、考えされられました。

・普段の自分たちの生活がとても幸せであることを改めて感じました。家族で、職場で後悔しないように備えをしていきたいです。

・防災の視点を変えて、家庭でも子どもたちに指導していきたいと思います。

・自分の危機意識の持ち方に疑問を持たせてくれる内容でした。

・災害が発生した際には、地域の避難所や人々の命を守るだけではなく、教育が再開・継続することを常に頭においていく必要性を感じました。

 

 災害はいつ・どのように起きるかわかりません。想定を超える被害があるかもしれません。想定の幅を広げ、自分事として日頃から防災について今後も考えていきます。併せて、今後も子どもたちにとって必要な学校内外の教育について、また、子どもたちを取り巻く地域・家庭・学校がそれぞれの立場でできることについて話せる機会を作っていきたいと思います。

 「備えあれば憂いなし」ですが、それでも災害は起きてほしくないと改めて思った教育ミニ集会でした。

6年生校外学習

 11月21日(月)に、6年生は校外学習に出かけました。行先は国会議事堂と科学技術館です。この日は誰一人欠けることなく全員参加することができました。朝降っていた雨も止み、太陽が顔を出す絶好の校外学習日和となりました。

 

 国会議事堂では衆議院議場を見学しました。日本の政治が実際に行われている議場を見学した子どもたちからは、「テレビで見たあの場所を見られるなんてすごい!」「これからはもっと政治に興味を持ってみよう」などの感想が聞かれました。

 国会議事堂の見学後は皇居に隣接する公共公園、北の丸公園で昼食をとりました。風がなく穏やかなお弁当タイムを子どもたちは楽しみました。

 

 昼食後は徒歩で科学技術館に移動しました。科学技術館は、科学を利用して技術を発展させてきた営みをさまざまな展示とワークショップによって紹介しています。子どもたちは2階から5階までの展示を順番にグループごとに見て回り、見て・触って・からだ全体を使って体感していました。また、初めて目にする内容でも、楽しみながら科学と技術に興味・関心を深めていました。

 これまでの林間学校や修学旅行を経て、子どもたちは実際に体験しなければ得ることのできない貴重な学びの大切さを肌で感じてきました。6年生にとって小学校生活最後の校外学習では、これまでの集大成として「礼儀正しく」を自分たちのめあてに設定しました。公共のマナーやルールを守ることは大前提として、行動の仕方に自分たちでめあてを設けました。そして実際に子どもたちは今回の校外学習で見事にそれを実行してきました。学習はもちろんのこと、新型コロナウイルス感染症対策を施しながら、思いやりや協力、そして楽しむことを忘れずに皆で思い出を作った素晴らしい学びの場となりました。

 卒業までまだまだ学校行事は続きます。そして、子どもたちはその行事1つ1つで「新たな気付き」を得ていくことでしょう。将来への期待と希望を抱かせつつ、1つ1つの気付き、1つ1つの学びを大切にしながら卒業までの道のりを歩んでいけるよう職員も一丸となってこれをサポートしていきます。6年生のさらなる成長に期待します!

5年生校外学習

  11月17日(木)に、5年生は幕張にあるカンドゥーへ職業体験にでかけました。数々の職業を体験した子どもたちは、将来の夢や希望が広がったようでした。どの職業もとても魅力的、子どもたちの可能性は無限大です!

 

 

 

 

 

 

 

 

避難訓練(不審者対応)

 11月15日(火)に、不審者対応の避難訓練を全校で行いました。

この訓練は、

 〇適切な避難をすることで、自他の生命を守る。

 〇不審者侵入を知らせる合図(放送)や指示をよく聞いて行動する。

 〇自分のいる場所での最適な避難方法を考え避難する。

 〇必要に応じて児童参加のバリケードの設置訓練をする。

 〇ビデオ視聴を通して、児童が自分の避難行動を考える。 

                    ことをねらいとしています。

  子どもたちには、予め「学校内で不審者に出会った時の対応」や「助けてと大声を出す」「不審者から距離をとる 」「見たらすぐに近くの先生に知らせる」「絶対に戦おうとしてはいけない」等の指導を行いましたが、この事前指導の内容を再度確認し、「敷地内に不審者が侵入し、刃物で切りかかる」という想定で避難訓練を行いました。

  「第一発見者が抵抗する」「目撃者が職員と警察に通報する」「一報を受けた職員が緊急連絡により、校内に不審者の侵入を知らせるとともに避難を促す放送を流す」を経て、子どもたちは避難を、職員は不審者を確保して、訓練は終了しました。中には何が起こっているのか現場の状況がよく把握できないまま避難している子どもたちもいました。また、頭では理解していても、実際の騒然とした避難の場面では学習したことも忘れてしまっている子も見受けられました。

  実際の危機的状況が収まると、全員で体育館に移動して訓練の振り返りと全体指導を行いました。不審者がとった行動を撮影したビデオを視聴し、安全主任からは 「他のクラスがどんな避難をしたかを見てください。自分だったら どう逃げるかを考えてください。」と話がありました。

 「怖かった!」「急いで逃げたよ」というように、子どもたちは実際にその場面に遭遇していなくても、それぞれが「自分事」として捉え、どのように行動することが大切なのかを考え、確認していました。

  不測の事態はいつどこで起きるかわかりません。何が起きているのか、どんな状況なのかを理解・把握し、どう避難するのかを素早く判断・決断しながら「自分の命は自分で守る」 ことができるよう、今後も職員共々訓練を続けていきます。

2年生町探検

 11月11日(金)に、2年生は町探検を行いました。生活科の授業の一環で、6月・9月の探検に続いて3回目です。今回は、12の事業所の店舗や施設などを見学したりインタビューしたりすることが目的です。秋も深まったこの日でしたが、お天気に恵まれて秋晴れの清々しい空気の中子どもたちは各事業所へと出発しました。

 各事業所では、挨拶の後、前もって準備していた質問をインタビューしたり、施設内を案内してもらったりしました。どの施設にも発見があり、子どもたちは気づいたことや説明してもらった内容をしっかりと書き留めていました。

 学校に帰って来てからは振り返りとまとめの時間です。子どもたちからは、「どんなおしごとをしているのかはじめて知った」「はたらいている人たちのくふうがよくわかった」「みんなのためにはたらいてくれてありがとう」等の感想がありました。町探検によって自宅や学校の周辺にどんな店舗や施設があるのかを知ると共に、そこで働く人たちや仕事内容も学ぶことができました。今後はこの学習の範囲をさらに広げて、3学期には「自分発見」を、3年生では社会科で我孫子市についての学習を進めていきます。

 ご協力いただいた事業所の皆様、また、子どもたちに付き添ってくださった保護者の皆様ありがとうございました!

歌声集会を行いました!

 11月8日(火)に、全校歌声集会を実施しました。新型コロナウイルス感染症対策のため昨年、一昨年と実施できませんでしたが、今回3年ぶりに開催することができました。今日のこの日まで、6年生は9月から、他学年は10月から毎日一生懸命練習に励んできました。今回はその練習の成果を十分に発揮し、素敵な歌声を響かせていました。  

 また、合計1時間余りの発表でしたが、子どもたちは他学年の発表も真剣に聴き、鑑賞の態度もとてもよかったです。各学年の発表後に子どもたちへ次のように感想を伝えました。(発表順)

 〇3年生

「にじ」…トップバッターとして緊張していると言っていましたが、堂々と発表しました。手話が揃っていてとてもよかったです。

「花束をあなたに」…とても元気がよく明るくて、この歌を歌いながら花束をもらったらとても嬉しいなと思いました。

 

〇5年生

「夢の世界を」…柔らかくて穏やかな曲という紹介通りに歌い上げました。歌詞が今の季節にピッタリで、出かけたくなる歌でした。

「翼をください」…澄んだ歌声がとても美しかったです。「どうして翼がほしいのか」「どうして大空を飛びたいのか」という内容も是非調べてみてください。

 

〇2年生

「とんぼのめがね」…青い空やおてんとさま、夕やけ雲など秋の景色が目に浮かぶようでした。(子どもたちが頭に着けていた)青・黄・赤の眼鏡がとてもカラフルでよく似合っていました。

「うちゅうじんにあえたら」…元気いっぱいでリズムが軽やかな曲で心が弾みました。本当にうちゅうじんに会えそうなワクワク感が伝わってきました。

 

〇1年生

「アイスクリームのうた」…かわいい歌声で、アイスクリームを食べたくなりました。前で踊っていた子たちの踊りもとても上手でした。

「勇気100%」…勇気100%よりも、元気いっぱい100%以上の歌声でした。もちろん勇気もたくさんもらいましたよ!

 

〇4年生

「ありがとうの花」…「ありがとう」と感謝の気持ちが歌からよく伝わってきました。

「いのちのオーケストラ」…体でリズムをとる、弾むように歌うなど、躍動感がありました。「裏声」がとてもきれいでよく合っていました。1年生もリズムに乗りながら一緒に指揮をしていましたね。

 

〇6年生

「大空賛歌」…さすが6年生!圧巻の歌声、ハーモニーと豊かな表現力で感動しました。跳ねるようなリズムで元気のよい歌声でした。

「COSMOS」…「宇宙ってこんな感じかな?」と歌声からイメージが次々と湧いてくるような曲でした。ゆったりとした曲調でしたが、歌声とハーモニーがとにかくきれいでした。

 

 感想の最後には子どもたちにこう伝えました。

「ここにいるみんなが歌ったけど、全員揃って歌ったことはまだありません。マスクをつけないで全校合唱できる日が早く来ますように!」

 

 先日11月5日(土)には校内の歌声集会に先駆けて、保護者の方々に向けての歌声集会を開催しました。参観された方からは、子どもたちの発表や頑張りに対してたくさんのお褒めの言葉をいただきました。

 また、今回参観していただくにあたり保護者の方々には検温や消毒等のご協力をお願いしましたが、皆さんのご理解ご協力のおかげでスムーズに入退場や入れ替えを行うことができました。本当にありがとうございました!

 これからも子どもたちの発表の場をたくさん作っていきます!

3年生消防署見学

 11月2日(水)に、3年生は我孫子消防本部・西消防署見学に出かけました。社会科の「火事からくらしを守る」学習の一環として、消防署見学を通して働く人の様子や器具、消防自動車について学ぶことが目的です。

 消防署に着くと署員の皆さんが出迎えてくださいました。説明を聞いた後、クラスごとに分かれて車両見学と庁舎見学を行いました。

 車両見学では、ポンプ車、化学車、はしご車、救急車を見せていただきました。ポンプ車は消火活動の中心となる車両で、ポンプがついており、ホースをつなげて放水活動をすることができます。多くの消防本部に配置されており、消防車として広く知られている車両です。

 化学車は、通常の放水で消火が難しい自動車の火災や、燃料などを取り扱う施設での火災に出動して、化学消火薬剤を使って活動を行う車両です。「泡で消化するんだよ」と説明をしてくださいました。

 救急車は、急病人や怪我人などの傷病者を素早く病院へ送り届けるための車両です。内部を見学させてもらうとそこには装備がたくさん!「病気やけがの人をいち早く助けたい」という思いが救急車の中のたくさんの装備や備品からも伺えます。その救急車ですが、子どもたちの見学中に偶然指令が届き、緊急出動していきました。

 

 庁舎見学では、消防署内を案内していただきました。いつ火事や事故が起きてもすぐ出動できるよう、仮眠室があることや、防護服など出動に必要な装備がきれいに整頓されている様子などを見て学びました。

 そしてその防護服を実際に着させてもらいました!20㎏ほどの装備を身にまとい、子どもたちからは「重すぎる!」「これで動けるのかな?」「これを着て火を消すなんて消防士さんたちはすごい!」などの感想が出ました。

 そして、車両と庁舎両方の見学後に、放水訓練を見せていただきました。ポンプ車にホースをつなぎ、素早く放水の準備をします。取っ手から放たれる水圧力のすごさと言ったら!しっかり構えていないとすぐにホースが暴れてしまいます。ここでも子どもたちは消防士さんたちの力強さを実感していました。

 今日の見学を通して子どもたちは多くのことを学びました。「私たちのために日々頑張ってくれている人たちのおかげで、安心安全に暮らせるんだね」と人々のためになる仕事の大切さと大変さにも気づきました。今後、「人のためになる」仕事として他にどんな仕事があるのかを探っていきます。快く見学にご協力くださった消防署の皆さん、ありがとうございました!

4年生高齢者疑似体験

 10月27日(木)に、4年生は高齢者疑似体験を行いました。

 ご協力くださるのは我孫子市社会福祉協議会、天王台地区高齢者なんでも相談室の皆さん合わせて23名です。今回は高齢者を疑似体験することで、その実際に体に起きる不自由さがどんな感じなのか、その大変さや困り感を実感することが目的です。

 始まりの挨拶を終えると早速3つのグループに分かれて体験開始です。 

 「A体験」では、体におもりや色々な装具をつけて、体の動かしにくさを体験します。椅子から立ったり座ったり、杖を突きながら歩いたりしましたが、なかなか思うように歩くことができません。装具を外した子どもからは、「体が軽くなった」「腰を曲げて痛くなった」などの感想が聞かれました。

 

 「B体験」では、軍手のみを装着し、手の不自由さを体験しました。

 お箸を使って豆を移すことを試みましたが、これがなかなか上手につかめません。また、同様に床に落とした小銭を拾う、新聞をめくるのにも子どもたちは四苦八苦していました。手先の感覚が普段と全然違うことに子どもたちは不自由さを感じていました。

  

 最後の「C体験」では、ゴーグルのみを装着して、視力の低下体験をしました。緑や赤、黄色の案内や表示を、目を凝らしてよく見てみましたが、ぼやけて見えるので、何を表している案内や表示なのかがわからないといった感想が数多く聞かれました。

 全ての体験を終えると振り返りタイムです。子どもたちからは、「自分の思い通りに体が動かなかった」「周りに迷惑をかけてしまうのはこういうことが原因なんだね」「いつかは自分もそうなるのかな?」という感想や疑問が出ててきました。また、「これからは困っている高齢者がいたら、何で困っているのかを聞いて、助けになることをしたい」や「お年寄りに優しくしたい」などの意見も出ました。

 最後に、講師の先生からは「体験した大変さはいつまでも忘れないでほしい」とお言葉をいただきました。

 この体験を通して、子どもたちには高齢者の大変さを理解すると共に、相手を思いやったり、気遣ったり、手伝おうとする「優しい心や気持ち」が育ちました。もちろん高齢者だけでなく、自分に関わる全ての人に対して、思いやりや気遣いをもって接することができるようになってほしいと思います。そしてその思いやりや気遣いは、いつかきっと自分に返ってくることでしょう。

 講師をしてくださった我孫子市社会福祉協議会、天王台地区高齢者なんでも相談室の皆さん、貴重な体験をさせてくださったことに感謝します。ありがとうございました!

秋季クリーン作戦

 10月26日(水)に、秋季クリーン作戦を行いました。前回は1学期のゴールデンウィーク明けに実施しましたが、今回は秋も深まり、暑さも収まったこの時期の実施となりました。

 まずは、保護者の皆さんに参加いただき、下校庭の体育倉庫、羊・ヤギ小屋周りの草取り、道路沿いのフェンスに絡みついていた草取りや掃き掃除を行いました。緑が濃い夏場の草とは違い、色が薄くなってはいたものの、夏に伸びた草やツタの強さはまだまだ健在でした。保護者の皆さんは黙々と各作業に専念してくださり、1時間後にはすっかりきれいになりました。

 保護者の後は子どもたちの出番です。学年ごとに各担当場所をきれいにしました。1・6年生はプール周りと校舎東側の草拾い、くすの木下の石拾いを、2年生は上校庭西側の花壇の草拾いを、3年生は上校庭駐車場付近のフェンスのツタ拾い、終わり次第下校庭の雑草抜きを、4年生は下校庭の雑草抜きと下校庭の石拾いを、5年生は羊小屋付近の草拾いを行いました。落ち葉も多くてこちらも大変でしたが、子どもたちは一生懸命に草取りと落ち葉拾いをしました。

 1時間後には校舎や施設周りがとてもきれいになりました。子どもたちが自分たちで草取りや落ち葉拾いをすることで、きれいで快適な環境の大切さに気づき、今後の行動も変わっていくことでしょう。11月には歌声集会や持久走記録会を予定しています。保護者の皆さんやお客様にも気持ちよく来校くださるようこれからも全校で環境を整備していきます。

 

 

参加してくださった保護者の皆さんご協力ありがとうございました!

2年生校外学習

 10月20日(木)に、2年生は校外学習に出かけました。行先は千葉市動物公園です。最近は晴れ間の少ない日々でしたが、絶好の校外学習日和となりました。さらに嬉しいことに、この日は全員参加!出発の会では、今日のめあての「きまりを守って、仲よく助け合い、楽しい校外学習にしよう」を皆で確認しました。出発の会を終えていざ出発!

 バスに揺られて1時間半、千葉市動物公園に到着です。中央広場まで歩いて移動し、担任の先生の注意をよく聞きます。とにかく広い公園内、迷わずはぐれず一緒に見て回ること、集合時間と場所の確認をして、いよいよグループ活動開始です。

 千葉市動物公園には「鳥類・水系ゾーン」「モンキーゾーン」「小動物ゾーン」「平原ゾーン」の4つのゾーンがあり、子どもたちは事前に見て回る順番を決めていました。

 ぱっと見ただけでは「いないのかな?」と思う檻の中も、よく見てみると…いましたいました!鳥も猿もいっぱい!動物を見つけるたびに子どもたちからは歓声が上がりました!しっぽがふさふさのレッサーパンダや気持ちよさそうに泳ぐペンギンを見て、「かわいいね!」「水が気持ちよさそう」など、感想の声がたくさん出てきました。1グループ5人の編成でしたが、お互いに声を掛け合い、話し合いながら子どもたちは見学を楽しんでいました。

 

 グループ見学の後は、中央広場に集合し、お昼タイムです。作ってもらったお弁当を口いっぱいに頬張っていました。昼食後のおやつタイムも皆ニコニコ笑顔で楽しんでいました。

 

 昼食後は、クラスごとに「動物科学館」と「子ども動物園」の見学です。

 科学館では、スリランカから寄贈された本物のアジアゾウの全身骨格がお出迎えです。夜行性動物の生態を学んだり、熱帯雨林を再現したバードホールでは、何羽の鳥を見つけられるかを友達と競ったりと、ここでも楽しく学ぶことができました。

 子ども動物園では、フンボルトペンギンやカピバラ、インコやゾウガメなどを見ました。残念ながら動物との触れ合いはできませんでしたが、間近で見ることができ、子どもたちは大興奮でした!

 学校に帰り、最後は到着の会です。「校外学習のめあてが守れた人は手を挙げてください。」という実行委員の言葉に、ほとんどの子どもたちが手を挙げていました。子どもたちは実際にきまりを守り、助け合い、協力や声掛けをしながら活動していました。経験によって成長が至る所に見られました。来月にはまたグループに分かれての町探検を予定しています。今回の成果と課題をこの町探検でも生かしていきます。

1年生校外学習

 10月11日(火)に、1年生は校外学習に出かけました。行先は船橋市にあるアンデルセン公園です。天候にも恵まれ、絶好の校外学習日和となりました。1年生は初めての校外学習ということで、登校した子どもたちは緊張した表情でしたが、実行委員が出発の会でめあての「友だちとなかよく、約束を守って楽しい校外学習にしよう」を発表すると、協力して楽しく過ごそうと子どもたちの目が輝きました。

 バスに乗って約1時間、アンデルセン公園に到着です。芝生広場付近まで歩いて移動し、先生の諸注意を聞いた後はいよいよグループ活動開始です。

 「ワンパクボールプール島」「ワンパク城大すべり台」「じゅえむタワー」等のアスレチックに挑戦した子どもたち。ボールプールで飛んだり跳ねたり、大きなすべり台を、風を切って滑り降りたりして休む間もなく楽しんでいました。もちろん移動はグループの仲間と一緒です。お互いに声を掛け合い、話し合って約束を守りながら活動していました。

 

 アスレチックの後は「子ども美術館」に移動して「クリアミニバッグ」作りです。前もって準備していたバッグの図案を基に、透明のバッグにシールを切って貼り付けていきます。「何から作ろうかな?」と最初は少し戸惑っていた子どもたちも徐々にハサミを持つ手が動き、最後には世界で1つだけの素晴らしいバッグを次々と完成させました。「お母さんにお土産にするんだ!」と目を輝かせて教えてくれる子もいました。

  

 クリアバッグを作り終えた後は、広場に戻り、持ってきたレジャーシートを広げてお昼タイムです。青空の下で食べるお弁当、友達と一緒に食べるお弁当の味は格別だったことでしょう。昼食後のおやつタイムもそれぞれ楽しんでいました。

 昼食後は、園内を散策しました。道端にきれいに植えられているお花を見たり、「アンデルセン公園」の代名詞となるぐらい有名な「風車」を見たりと散策を楽しみました。

  

 学校に帰ってくると、最後は到着の会です。「今日一日の活動を振り返り、できたところはこれからも続けましょう。よくできなかったところはこれからの学校生活でできるように頑張りましょう。」と声を掛けました。グループ活動中友達とはぐれたり、大勢の人がいる場所でのマナーが十分ではなかったりなどありましたが、体験したことで成果と課題が見つかり、今後よりよいものにしていくことができます。子どもたちの「楽しかった!」という感想とともに、今後も楽しい活動を、そして子どもたちがより成長していける活動を計画し、実施していきたいと思います!

 

3年生校外学習

 10月7日(金)に、3年生は校外学習に出かけました。晴れなら筑波山登山の予定でしたが、残念ながら天候に恵まれず、成田市にある航空科学博物館に行ってきました。

 道中、成田市さくらの山公園に寄り、離陸する飛行機を見ました。成田空港がすぐそこというこのさくらの山、次々に轟音と共に飛び立つ飛行機を見て子どもたちから大きな歓声が起こりました。

 

 さくらの山公園の後は航空科学博物館へ。航空科学博物館では、色々なフロアを回りながら展示物をじっくりと見学しました。展示物は、あらゆる「飛行機」についての説明と紹介がズラリ!実物の部品や模型を見ながら楽しく学ぶことができました。子どもからは、「いつ作られた飛行機なのか歴史を知ることができてよかった」という感想が出ました。

 

 また、担任からは館内オリエンテーリングとして、航空科学博物館にまつわる100問クイズが出されており、子どもたちは答えを求めて館内のあちらこちらを歩き回り、皆で協力しながら答えを探していました。

 その中のいくつかを紹介します。

  ①ジェット旅客機は、高度3000mまで時速▢▢▢㎞で上昇するでしょうか?

  ②成田空港はいつ開港したでしょうか? ※答えは下で↓

 校外学習を終えて、「雨だったけど、グループのみんなで協力して回れてよかったです。」という感想がありました。子どもたちはグループ活動を通して、「協力すること」や「約束・ルールを守ること」の大切さを学び、互いに成長することができました。

 雨降りで気温も低い中での校外学習でしたが、子どもたちの成長を間近で見て心が温かくなった校外学習でした。

  

 ◆クイズの答え ①時速500㎞ ②1978年5月20日

市内音楽発表会

 10月6日(木)に、6年生は市内音楽発表会に出演しました。

 開会式で星野市長が、「音楽や歌が元気・勇気・癒しを与えてくれます。音楽の持つ素晴らしさを発表者が体現してくれると嬉しいです。」と挨拶でおっしゃっていましたが、二小の子どもたちも昨日5日の壮行会で「皆で心を一つにして歌ってきます」と力強く挨拶した通り、堂々とした態度で楽しみながら発表をしてきました。聴く人にも元気や勇気を届ける・伝えることができたと思います。

 発表後の子どもたちからは、「緊張した~」「大きくて広いステージにびっくりした」「歌いきってほっとした」「たくさんの人の前で歌えて気持ちがよかった」等の感想が出ました。

 二小は2番目の発表だったので、発表が終わると次は他の学校の鑑賞です。どの学校の発表も工夫がされていてとても素晴らしかったです。 

 子どもたちは、他の小学校のハーモニーの美しさに感動したり、発表者が全身を使ってリズムを刻みながら歌っていることに気づいたりと、鑑賞を通してたくさんのことを発見し学んでいました。

 また、中学生の発表を聴いて、「歌い方」「歌声の強弱」「表現力」の凄さに圧倒され、「自分たちもあんな風に歌えるようになるかな?」と、とても刺激を受けていました。

 6年生はこれから11月の歌声集会に向けて新たな練習を始めます。是非今回の発表から得たことを歌声集会や半年後の卒業式で生かしてほしいと思います!

市内陸上大会・市内音楽発表会壮行会

 10月5日(水)に市内陸上大会及び市内音楽発表会に参加する児童に、練習の成果を十分発揮できるよう全校児童で励ます場として壮行会を行いました。

 下校庭で全校児童が参加し、まずは陸上大会出場選手の代表者が挨拶を行いました。その後、各種目の選手紹介の後、演技を披露しました。 

 100m走、1000m走、80mハードル、ジャベリックボール投げ、走り高跳び、走り幅跳びの順に試技が行われ、選手の足の速さやジャベリックボールの遠投、幅跳びや高跳びの素晴らしい跳躍を見た在校生からは「すごく速い!」「かっこいい!」と感嘆の声がたくさん聞かれました。

 続いて音楽発表会出場者の代表による挨拶です。今年度は6年生が合唱で出場します。「皆で心を一つにして歌ってきます」と力強く挨拶をしていました。給食の時間に、前日に録画していた歌を各クラスで鑑賞しました。

 コロナ禍で思うように練習ができなかった部活動や合唱ですが、短い練習時間であるにもかかわらず、子どもたちは一生懸命練習に励んでいました。本番の舞台では、その練習の成果を発揮して、良い演技や良い発表ができると信じています。そして、その姿がきっと見ている人、聴いている人の心を揺さぶり、感動を生み出すことでしょう。

 「一生懸命がかっこいい」ことを、二小の子どもたち全員が実感した壮行会となりました。

4年生谷津田観察(秋)

 10月4日(火)に、4年生は春・夏と訪れた谷津田に出向き、観察を行いました。今回も我孫子市役所手賀沼課の職員の方々、自然観察指導員の柄澤さんと田島さんにご協力をいただきました。秋の観察とはいうものの、まだ気温が30度近くありましたが、谷津田を吹き抜ける風は清々しい秋風でした。

 植物では、ミントの花やガマの穂が弾けている様子を見ました。色々な種類のドングリが落ちていて、ドングリの帽子をよく見ると、何の木から落ちたか見分けられると教えていただきました。

 生き物では、アキアカネはもうすぐ絶滅してしまうほど貴重なトンボであること、アマガエルのあごの模様でオスとメスを見分けられることに皆驚いている様子でした。

 次回はいよいよ今年度最終の冬、新年を迎えたら谷津田に出向きます!

4年生校外学習③

千葉市科学館を出発した子どもたちは、千葉港に移動して遊覧船に乗りました。

お天気に恵まれて、海上を吹きわたる風がとても気持ちよかったです。船上からたくさんの工場やコンビナートを見た子どもたちは、その大きさに圧倒されながらも「どこの国に行く船かな?」や「大きい工場だから大きい製品を作っているのかな?」など、学習も忘れませんでした。

途中、遊覧船に並走して飛ぶうみねこ(カモメ)の歓迎にビックリしましたが、動物とのふれあいも体験もできて大満足の校外学習となりました。

4年生校外学習②

プラネタリウム見学後、昼食を食べて館内をグループごとに見学しています。

沢山の「科学」に触れ、子どもたちの興味関心は最高潮です!

 

6年生租税教室

 9月27日(火)に、6年生は税理士の武元先生をお迎えして、租税教室を行いました。自分の身の回りにある「税」について多くのことを学ぶ良い機会となりました。

 まず、国にお金で収める税、「税金」について、「道路や学校など私たちの生活の中で至る所に税金で作られたものがある」や「税金は多く納めても少なく納めてもよくなく、約束(法律)に従って正しい額を納税することが大事」ということを学びました。

 その後、税金を集めるのにルールがあることや、税金(の内容)を決めるのは国会議員であること、子どもたちが選挙権を得た際には是非その国会議員を選ぶ投票に行ってほしいなど、さらにたくさんの税金に関することを学びました。

 中でも子どもたちは買い物の際に支払う消費税などをはじめとして、日本には50種もの税金の種類があることを知り、その多さに驚いていました。

 最後に、税金に関するクイズを解いた子どもたち。正解のご褒美として全員が一億円のレプリカ(重さは本物)を持たせてもらいました。

 子どもたちからはこの学習を通して、「みんなのために税金をしっかり収める大人になりたい」「家(の人)ではどんな税金を払っているのかな?」などの感想が出ました。

 

 「現在の生活に深く関わっている税の話ですが、将来の税は今学んでいる君たちの手に掛かっているんだよ。」という武元先生の言葉がとても印象的でした。

 子どもたちには是非今後の人生で今回学んだ知識を生かしてほしいと思います。

6年生修学旅行⑪

6年生を乗せたバスは4時半に無事学校に到着しました。修学旅行の締め括りとして到着の会を行いました。

子どもたちはこの2日間、我孫子を離れて沢山の学習と体験をしてきました。実際に「見て触れて感じて」と、体験しなければ得ることのできない貴重な学びです。そして、そこには必ず「気付き」があります。その気付きを今後の学校生活にどのように生かし、成長していくのかが卒業までの子どもたちの課題になります。1人では難しい課題でも、仲間がいれば必ず乗り越えられられます。ちょうど半年後は卒業式、よい卒業となるようこれからの6年生の成長に期待すると共に、職員も一丸となってこれをサポートしていきます。

保護者の皆様をはじめ、6年生修学旅行にご尽力いただいた全ての方に感謝します。ありがとうございました!

6年生修学旅行⑩

修学旅行最終の地、日光江戸村で子どもたちは現在江戸の情緒や風情を楽しんでいます。江戸時代の文化を学んだり、生活様式を知って驚いたりと発見が沢山ありました。また、グループの仲間と相談して行動をするなかで、協調性や思いやりの心も育ってきたと思います。食事や買い物の真っ最中ですが、この後江戸村を出発し、帰路に着きます。

6年生修学旅行⑨

エレベーターに乗り100m下の観瀑台へ。子どもたちを迎えてくれた華厳の滝は、放水量こそ少なめの毎秒1.5トンでしたが、その代わりに嬉しいサプライズを用意していました。なんと華厳の滝に虹がかかっていたのです!私自身も生涯で2回目です。子どもたちは普段見ることのできない日光の自然やその雄大さをたっぷりと堪能していました。

現在、バスはいろは坂を下り修学旅行最終の地、日光江戸村に向かっています。

6年生修学旅行⑧

おはようございます!修学旅行2日目がスタートしました。子どもたちは皆元気です。6時に起床し、寝具や身の回りを整頓後、湯本温泉の源泉へ散策に出かけました。外気温は15℃位でひんやりと、空気がとても澄んでいました。

散策を終え、ホテルに戻った子どもたちは現在朝食を食べています。この後部屋の掃除と片付けを行い、出発の会の後、華厳の滝に向かいます。

6年生修学旅行⑦

指導してくださる先生のレクチャーから始まった日光彫りでしたが、どの児童も熱心に作品を作っていました。日光彫りは「ひっかき」という彫刻刀を使いました。奥から手前、自分のおへそに向かって引く(削る)特殊な技法に子どもたちは最初苦戦していましたが、コツをつかむとスイスイと上手に彫刻刀を走らせていました。

日光彫り終了後、実行委員・部屋長合同会議を行いました。今日1日を振り返り、良かった所や反省や明日への課題を皆で出し合いました。子どもたち自身が自分たちで気付き、行動しようとする姿に成長を感じました。会議終了後、明日の支度を済ませ、22時に消灯しました。長かった1日目もようやく終了です。

保護者の皆様には朝早くからのお見送り等ご協力ありがとうございました!

6年生修学旅行⑥

待ちに待った夕食!ハイキングで体を動かした子どもたちの食欲は旺盛でした。中にはご飯を何杯もおかわりした強者も。先程「ごちそうさま」を済ませ、この後日光彫りに挑戦します!