校長室から
新入生59名が二小の仲間入りです!
くすのきや桜、そしてたくさんの花に見守られ、入学式が行われました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
ちょっと緊張しながらも、担任の先生から名前を呼ばれると、保護者の皆様や6年生の方を向いて「はい。」と上手に返事をすることができました。立派な二小っ子です!
6年生は、歓迎の気持ちを、二小の紹介と校歌で伝えました。最高学年として、素敵な姿でした。
さあ、明日から、二小っ子424名での生活がスタートです。「笑顔で なかよく 最後まで 一生懸命」何事にも頑張っていきましょう!
明日は入学式です!
学校が始まって3日目です。どのクラスを覗いても、落ち着いて活動をしていました。午前中頑張ったら、今日のお楽しみは給食スタート!おいしい給食を食べて、嬉しそうな子どもたちでした。
明日はいよいよ入学式です。みんなで掃除をして学校をきれいにしました。
特に6年生は、午前中の入学式の練習、午後の準備と一生懸命行いました。二小の代表として、明日の入学式に参加します。6年生と教職員で、温かく新入生を迎えたいと思います。
令和7年度がスタートしました
保護者の皆様、地域の皆様。いつも我孫子第二小学校へのご理解、ご協力をありがとうございます。
私は、我孫子市教育委員会から今年度まいりました 森谷 朋子(もりや ともこ) と申します。我孫子第二小学校での勤務は初めてです。新たな出会いを楽しみにしてきました。全力で頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
着任式、始業式で対面した子どもたちは、きらきらした瞳で元気に挨拶をしてくれました。私は、そこで次のようにお話をしました。
皆さん、進級おめでとうございます。今日から令和7年度の第1学期が始まります。皆さん、とてもいいお顔をしていますね。学年が1つ上がって「がんばるぞ。」というやる気が伝わってきます。頼もしいです。
10日には、新1年生が入学してきます。新1年生は、皆さんのことをお手本にして生活します。元気な挨拶、返事、廊下歩行、一生懸命取り組むそうじ、仲良く力を合わせて生活する皆さんの姿を、新1年生に見せてください。
二小の合い言葉を覚えていますか。「笑顔で なかよく 最後まで」一生懸命取り組むのが二小のみんなだと聞いています。今年度も全員でこの合い言葉を胸に頑張っていってほしいです。
そこで、私から1つ、皆さんに守ってほしいことがあります。笑顔でなかよく生活するために、「自分がされて嫌だなと思うことは、周りの人にしない」でください。みんなで守ったら、みんなが安心して笑顔で楽しく過ごせると思います。周りのみんなも、自分も、家族も、大切にしましょうね。
それでは皆さん、よりよい我孫子第二小学校をみんなで作っていきましょう。
子どもたちは、しっかりと私を見て、話を聞いていました。明日からの生活が楽しみです。子どもも大人も、みんなが二小に行きたいと思うような学校を目指していきます。
それでは、1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
校長 森谷 朋子
令和6年度 修了式・辞校式
3月24日(月)、今年度の修了式を行いました。卒業した6年生がいない分、体育館が広く感じられましたが、全校で集まる最後の式ということもあり、子どもたちの表情は皆逞しく引き締まっていて、今年度の締めくくりに相応しい態度で臨んでいました。私からは子どもたちに次のように話しました。
この1年間で成長したことはどんなことでしょう?この1年間で心も体も大きく成長しましたね。そして、できることがたくさん増えました。でも、成長はできることが増えただけでは成長とは言わないのです。皆さんに成長について昨年も話しましたが4つお話をします。
1つ目、この1年間、今の学年で過ごしたことがすでに成長ということです。中にはできなかったことがある人もいると思います。でも成長は「できる」や「できない」ではなく、また、それを人と比べることでもありません。成長は、皆さんそれぞれがそれぞれのペースでしていくものなのです。
2つ目、この1年間の中には、苦労したこと、大変だったことなどもあったと思います。これらの大変だった経験が皆さんの成長を助けてくれたことでしょう。本当の成長は、困難や苦労を避けて通ることではなく、自ら取り組み、自ら学び、乗り越えていくことで身についていきます。
3つ目、君たちの成長には、自分を取り巻く環境、お家の人、クラスメイト、担任の先生などの助けや支えがあってのことです。今日この日を迎えるに当たって感謝しなければならい人を思い起こし、感謝の気持ちを伝えてください。
最後の4つ目です。成長にはチャレンジ、挑戦することが必要です。これからもどんなことにもどんどんチャレンジしてみてください。「できる」や「できた」よりも、やってみたという経験が大切です。そして、ここで二小の合言葉「笑顔で なかよく 最後まで」が役に立ちます。どんなことにもこの合言葉を思い出し、チャレンジしてみれば、きっと成功することでしょう。是非この成長に大切な4つのことを振り返り、自分はどうだったか当てはめてみてください。
いよいよ明日から春休みですね。春休みは楽しく遊んだり、お家の人とお出かけしたりすると思いますが、新しい学年の準備をしっかりとしてください。新学年になった4月7日、春休みの間に成長した皆さんに会えるのを楽しみにしています。新学年も頑張りましょう!
修了式の後は、今年度でこの二小を去る先生方とのお別れの式、辞校式を行いました。1年間担任だった先生、元担任だった先生とのお別れに、子どもたちからは「なんでいなくなっちゃうの?」「さみしい」「もっと一緒にいたかった」など、別れを惜しむ声があちらこちらから聞こえてきました。また、別れを惜しんで涙を流す子もいました。勤務年数に違いはあれども、どの先生も二小の子どもたちのために、常に精一杯ご尽力くださいました。別れは名残惜しいですが、移動される先生方におかれましては、4月からの新天地でのご活躍を心よりお祈りしています!
保護者の皆様、地域の皆様、そして二小に関わってくださった多くの方々のおかげで、今年度も無事に終えることができました。これも皆様方が本校教育活動にご理解とご協力、そして、多大なるお力添えをくださったからです。今年度の反省を生かし、子どもたちが心も体も大きく成長していくように、来年度の準備をして参ります。
来年度もどうぞよろしくお願いします!
令和6年度 卒業証書授与式
3月14日(金)、快晴の中、ご来賓の皆様、保護者の皆様の温かい眼差しに見守られ、卒業証書授与式を挙行することができました。卒業証書を手にした、67名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!
担任の先生の、万感の想いを込めた呼名に応えた「返事」。
卒業証書を受け取る時の卒業生の表情は,緊張の中にも喜びにあふれ、希望に輝いていました。立派に育った卒業生の「姿」。 本校での六年間の生活を頑張りぬいた満足感と、未来を切り開いていこうとする強い決意が感じられ、とても頼もしく、とても嬉しく思いました。
伝統ある我孫子第二小学校を未来に向かって今日巣立つ卒業生。
五年前、皆さんが一年生も終わりに差し掛かった三月に突然の休校、それから二・三・四年生の三年間は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の中での学校生活を余儀なくされました。
そして上級生となった五年生。一昨年の五月八日にはコロナウイルスの分類が五類に引き下げられ、以前の日常が戻り始めました。田植えや稲刈り、収穫したご飯を全校で食べた米作り活動。六月に南房総で実施した林間学校では、カレー作り、キャンドルファイヤー、海にも入り海の生物とたくさん触れ合って、仲間と共に多くを学びました。このように、児童一人一人が活躍するよう、できる限りの学校行事を実施してきたのには理由があります。それは、我が第二小学校は、「体験こそ全ての礎」とし、体験によって「生きる力」を育むことが最も大切だと考えている学校だからです。
皆さんが飛び出していく未来は、日々目まぐるしく変化しています。予測困難な未来だからこそ、本校での学習・生活・飼育・体験活動で培った、「元気でやさしい」「力をあわせる」「必ずやりぬく」ことをいつまでも大切に、そして生かし、中学生として、そしてその先の人生でも更なる成長と活躍を期待しています。でも実はあまり心配はしていません。六年生になった君たちは、総合的な学習の時間を利用して、「未来へつなぐ我孫子の魅力プロジェクト」を立ち上げました。「我孫子産野菜のよさを校外にもひろげていきたい」と育てたトマトがマフィンになり、多くの方々に購入してもらったことで、その魅力を伝えることができました。また、多くの方々とつながって、たくさんの協力を得ることも経験しました。そして、その収益を湖北小学校体育館再建のために寄付したことで、より深く学び、より心を成長させました。これぞまさに探究学習、「自ら問いを立て、仲間と協働して新たな価値を創造する学び」です。
このように、二小での貴重な学びや様々な体験は数え切れません。これからも、常に自主的に学びに向かい、主体的に問題を解決しようと取り組み、自分にとっての「正解」を探していってください。いつまでも、いつまでも応援しています。