校長室から

3年生校外学習

 10月13日(金)に、3年生は筑波山登山に出かけました。今回の山登りでは、「山でのマナーを守り、登山の楽しさを学ぶ」「筑波山の動植物を観察して、我孫子との違いを知り、知識を広める」ことを目的としています。出発時の我孫子の空は良く晴れていて、「現地もこんな天気だといいな」とバスに乗って出発しましたが、登山開始の地、つつじヶ丘に着くと、その願い通り、絶好の登山日和が子どもたちを待っていました。

 

 トイレを済ませ、登山口に移動すると、いよいよ登山開始です。登り始めは急な坂道に呼吸も整わず、悪戦苦闘していた子どもたち。しかし、慣れてくるとその足取りも変わり、しっかりと地面を踏みしめ力強く歩みを進めました。岩場が続いたり、アップダウンが続いたりと気を抜いていい箇所はほとんどありませんでしたが、最後まで集中して登りきることができました。道中互いに声をかけて励まし合ったり、危険個所を伝えあったりと、協力する姿に成長を感じました。

 

 「うわ~すごい眺め!」と山頂からの景色は、登り切った子どもたちにとって最高のご褒美となりました。

 「おなかぺこぺこだよ」「空気もおいしいね」と友だちと一緒に食べたお弁当の味は格別でした。

 お昼の後はケーブルカーに乗って下山しました。初めて乗る子が大半でしたが、急勾配を下るケーブルカーのスピードや、車窓からの景色を思い思いに楽しんでいました。

 

 学校に帰ってきた子どもたちは、とても疲れていましたが、その表情は充実感に満ちていました。皆でやり遂げたこの貴重な経験を、次回の学習にも繋げていきます!