学校の様子
給食の残量についての校内放送
2月3日のお昼の放送では、給食委員長から本校の給食の残量について報告がありました。
先週、本校の給食を作ってくださっている栄養士さんが来校したときに、本校は全体的に残量が少なく、敬遠しがちな野菜も残しが少ないと話されていたことを耳にし、紹介していました。
今年の5月の生徒総会でも、生徒会と給食委員会が連携して「給食の残量を減らすなどの環境保護に努める」と発表し、折に触れて生徒に投げかけてきたことが、結果として表れているようです。
給食委員長は放送の最後を次のように締めくくりました。「ご協力ありがとうございます。栄養の詰まった給食をこれからもいただくことで、午後の活力にしていきましょう。」
塩谷地区書初展
2月1日(土)~2日(日)、泉きずな館(旧泉中)において塩谷地区書初展が開催されました。今年の共通のお題は「夢」です。本校からも多くの生徒が出品し、特選に輝いたのは1年生でした。
以前に比べ、習い事としてお習字を習っている生徒は少なくなりました。多くの生徒は学校の授業で練習して出品しています。今回は金賞の生徒のみ紹介しますが、それでも金賞・銀賞・銅賞に入賞した生徒は多数おりました。それぞれに個性があり、お手本を見ながら一生懸命に書いたことが伝わりました。(氏名の部分に対して、作品にぼかしを入れることをお許しください。)
調理実習(1年生)
1月30日(木)、1年生は「野菜と豚肉の料理」として豚汁を調理しました。
コロナ禍では調理実習を控え、何年間も人の出入りのなかった調理室を大掃除し、古い調理器具等は処分して新しいものを購入し、なんとかこの日を迎えることができました。
10月のPTA奉仕作業では、保護者の皆様が汗だくになって拭き掃除を担当し、その後も自主的に清掃のボランティアで来校してくださる保護者が、床までも磨き上げてくださいました。
矢板中学校の栄養士の先生も協力してくださり、野菜の切り方を確認しながら、おいしい豚汁を作ることができました。皆様のおかげです。ありがとうございました。
●1の2(1~2時間目)
●1の1(3~4時間目)
1月の表彰②
1月29日(水)、校長室において表彰式を行いました。
●国際ソロプチミスト宇都宮より努力賞を受賞
●渡邊杯新春市内ソフトテニス大会 昨年度も同大会で本校生徒が優勝をし、先輩に引き続き2年連続の結果です。
中学校と大学の連携授業
1月27日(月)、1・3年生の理科の授業に、ゲストティーチャーがいらっしゃいました。宇都宮大学の先生です。普段は大学生に講義をされている先生が、この日は中学生に授業をしてくださいました。(撮影したのは、各学級とも1組です。)
1年生では、先生自ら実験器具を手作りで準備してくださり、凸レンズを通した「実像」と「虚像」の違いについて学習をしました。
3年生は、いくつかの実験をするのですが、予想に反する結果に驚き、その理由を考え、「質量」とは何かを考えていく学習でした。
大学の先生に授業をしていただく貴重な機会に恵まれ、普段とは違う学習体験をさせていただきました。ありがとうございました。
3年生の自主学習ノート
1月27日(月)、この日は3年1組の自主学習ノートを点検する日でした。受検を控えた3年生のノートからは、「問題を解いて、間違えたものはその都度理解して覚えよう」という意識を強く感じました。迫力のあるノートだったので、つい写真を撮りました。4名のノートを紹介します。
塩谷南那須地区理科研究展覧会
1月25日から26日まで、さくら市喜連川公民館にて理科展が開催されました。本校からは、7名の生徒の作品が展示されていました。
「体毛による感覚について」「液状化現象の仕組みと影響」「イカの体の仕組み」「ドライフラワーを作ろう」「どの除草剤が一番雑草に効くのか」などを題材に、その多くが仮説を立て検証実験を行って考察をまとめていました。
夏季休業を利用して研究したものがほとんどですが、中には冬季休業も研究を継続し、比較している生徒もいました。身近な題材について疑問に思ったことを、実験や観察を中心に主体的に探求し、それをまとめていく作業には、時間がかかったことでしょう。今後は、校内展示をする予定です。他の生徒の参考になればと思います。
ペットボトルキャップ
本校のボランティア委員会では、毎年ペットボトルのキャップを集めております。これは「NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会」に寄附するためです。例年の活動なので、生徒の家族ばかりでなく地域の方からも届くことがあります。
1月24日(金)の昼休み、ペットボトルキャップを乾かす作業をしていました。たくさん集まる中には、汚れが目立つものもあります。そこで、担当教員が漂白剤に付け、それを洗浄して乾かしてから寄附しているそうです。
今年は委員以外の生徒も協力して活動する場面が多かったです。呼び掛けに応じて協力することを喜びと感じ、労を惜しまない生徒たち。それが本校のよさだと思っています。
下野教育書道展の表彰
12月の新聞で、「下野教育書道展」の審査結果が発表されました。1月15日、校長室にて、金賞・銀賞・銅賞を受賞した生徒に賞状を手渡しました。作品を仕上げるまで、何時間も、何日間もかけて努力している生徒たちです。受賞した喜びはとても大きいはずです。おめでとうございます!
自主学習ノート
本校では、毎日自主学習ノートを提出することになっています。曜日によっては、担任の先生ばかりでなく、学年の先生はもちろんのこと、校長・教頭等も交代で点検作業をしています。
今日の提出は1年生のあるクラス。きれいにノートが並んでいますが、全員提出ではなかった様子。ちょっと心配です。
提出した生徒は、よく学習していることが分かります。数学に取り組んだ生徒は、2ページにわたっていろいろな作図方法を復習していました。また他の生徒は、社会と理科の問題をたくさん解いて、定着をしているか確認をしていました。すばらしいと思いました。
1年生も、もうすぐ「先輩」になります。新入生のお手本となるよう生活ばかりでなく学習も頑張りましょう! 次はもっと多くの生徒が提出することを願っています。
技術科の授業(3年生)
教室訪問をすると、何やら楽しそうな音楽が聞こえました。
3年生の技術科の授業では、「情報・制御教材」を使って、電球とLEDを発光させたり消したりするプログラムを組んでいました。
授業の最後には、10名前後の生徒が協力し、順番に点灯させるプログラムを自分たちで考え、成功したときには大きな歓声が上がりました。次時には、もっと複雑な学習をするそうです。
さすがZ世代(デジタルネイティブ)の生徒たちです。生まれたときからネット社会が発達しているため、デジタル技術への抵抗がなく、自然に使いこなす生徒たちを見て、感心するばかりでした。
PTA挨拶運動と通学手段
1月10日(金)、午前7時半からPTA生活安全部の保護者様が、挨拶運動をしてくださいました。
本校の場合、徒歩や自転車通の生徒全員が正門付近を通って各昇降口へ行くことになりますが、車で送ってもらう生徒は駐車場から直接昇降口へ行くので、今回保護者が立っていた場所を通らない生徒もいます。
「生徒の数が少ないと思いました。」
とおっしゃっていたのは、そんな理由があります。
学生時代、寒い日も雨の日も一生懸命歩いたり自転車を運転したりした思いは、一生の記憶に残ることでしょう。我慢強さやたくましさを身に付けているはずです。まだまだ寒い日が続きますが、交通に気を付けて、これからも頑張ってほしいと思います。
生徒会役員の引継ぎ式
1月8日(水)、冬季休業後集会の後、令和6年の生徒会役員から、令和7年の生徒会役員への引継ぎ式がありました。
まずは、令和6年の役員から挨拶がありました。
・運営の大変さを実感した。役員の仲間、先生方など多くの方の支えがあったから生徒会活動をやり遂げることができた。
・自分の得意な活動を見つけ、新しい自分を知ることができた。仲間と協力することの大切さや楽しさを学ぶことができた。2年間の生徒会活動で、自分は大きく成長することができた。
・たくさんのことを学び、大きく成長することができた。
・今までの自分では考えられないような大きな挑戦ができた。積極性があるということに気づき、クラスの中でも積極的に貢献することができた。自分に自信を持つことができた。いろいろな挑戦をすることで新しい経験や考え方を持つことができた。これからも、挑戦することや積極性を大切にしていきたい。
・ほかの3年生より生徒会役員としての経験は少なかったが、大勢の人を引っ張ったり企画を運営したりして、リーダーとしての経験を積むことができた。この経験を生かして、自分をよりよくしていきたい。
・この1年間生徒会役員として活動したことが大きかった。
・1年間生徒会に入って成長したと感じたところは、積極性である。初めのころはあまり自信がなく、積極的に意見を言えなかったり仕事も積極的にできなかったりした。2年生になって積極的にできるようになった。生徒会で学んだことを、日々の生活に生かしていきたい。
・生徒会役員として、改めて団結力を知ることができた。
そのあと、令和7年の新役員の挨拶がありました。
・この1年間は、生徒にとって「とてもよかった」と思える1年にしていきたい。掲げた公約を守り、学校の代表としての自覚をもって生活していきたい。先生方と生徒の皆さんをつなぐような役割をしていきたい。
・この学校を支え、この学校をよりよくすることに全力を尽くすことを誓う。
・学年を超えて絆を深められるような取り組みを皆さんと一緒に考えていきたい。
・去年1年間生徒会役員として学んだことを生かせるように頑張る。
・生徒会役員として責任を果たせるように頑張る。
・生徒会役員としての自覚を持ち、経験を積んでいきたい。
・片岡中を明るく過ごしやすい学校にしていきたい。
・みんなを支えられるような役員になれるよう頑張る。
本校の生徒会は、生徒自身が学校をよりよくしたいと考え、生徒のみんなが過ごしやすく楽しく生活できるように、一生懸命活動しています。良い伝統が引き継がれ、毎年、新役員が工夫を凝らして新しい挑戦をしています。すばらしいのは、生徒会役員ばかりでなく、その思いに誠実に応え協力する生徒たちがいるから成り立つことです。こうした生徒の思いが学校を作り、動かしていきます。
令和7年、新しい生徒会役員と生徒たち、そして教職員の更なる活躍を期待しています。
<だるまの目入れ式>
例年、「無病息災」「学業成就」「交通安全」の願いを込められただるまが、一年間本校生徒たちを見守ってくださったことへの感謝と、「今年もよろしくお願いします」という思いを、新旧二人の生徒会会長と学校長が代表して行います。
まずは健康第一、そして夢や目標の実現に向けて学習を熱心に行い、交通事故防止に努めて安全に生活できる一年であることを願っています。
冬季休業後集会
1月8日(水)、始業時刻とともにオンラインによる集会を行いました。
校長からは2025年が戦後80年の節目になる年で、被団協のノーベル平和賞の授業式に同行した高校生平和大使を例に挙げ、未来の世代(若者)が戦争体験をした人の話を聞くぎりぎりのところにいることについて話をしました。御家庭でも、ぜひ戦争当時のことやそれを伝え聞いた話について話す機会を持っていただけると幸いです。さらに、卒業や進級までの3か月間は自分自身を「飛躍」させる重要な時期であることを伝えました。
その後、学習指導主任からは、令和6年度の総まとめと令和7年度への準備の大切な期間で、本年度のめざす生徒像の「夢や目標に向けて具体的に努力する」ことについて話がありました。日々の具体的な努力の積み重ねで、大きな夢や目標の達成に近づくことを、再確認することができました。聞いただけで安心せず、実行していきましょう!
令和6年 最後のあいさつ運動
12月25日、冬季休業前の最後の登校日は水曜日であり、令和6年の生徒会にとって最後のあいさつ運動となりました。「さわやかなあいさつ」を目指した生徒会役員は、週1回のあいつ運動という形で、自ら実践して生徒たちに働きかけていました。
手が凍える寒い朝でしたが、1・2年昇降口前では、3年生の役員が元気にあいさつをしていました。
3年生昇降口には、2年生の役員があいさつをしていました。笑顔で迎えられるので、ちょっと照れくさいような嬉しいような気持ちになったことでしょう。
いよいよ令和7年が始まります。冬季休業明けの1月8日には、令和6年の生徒会役員から令和7年の生徒会役員への引継式があります。
令和6年の生徒会のスローガンは「勇往邁進 〜常に挑戦する姿勢で〜」であり、文字どおり新たな挑戦をしたりこれまでの活動を改善したりして、生徒たちの活躍の場を作ってきました。
令和7年の生徒会も、これまでの伝統を受け継ぎ、さらに前進していくことを願っています。
ボランティア委員会よりプランターの贈呈
12月25日(水)、ボランティア委員会の生徒たちが、日頃の感謝の気持ちを込めて、パンジーやビオラを植えたプランターを近隣の施設へお届けしました。
● 片岡公民館
● 片岡児童館
ほかに、片岡駐在所と乙畑駐在所に置かせていただきました。いつも、生徒たちを見守ってくださり、ありがとうございます。
防災学習
12月12日(木)、矢板市生活環境課職員、地元片岡の消防団員、学校運営協議会委員の皆様の御協力により、防災学習を実施しました。全学年が3つのプログラムを、時間をずらしながら全て体験するというものです。
はじめに、オンラインにてこの活動の意味や目指すところの説明と、協力者の紹介をしました。
防災学習の初年度として重視したのは、地域の方と顔の見える関係づくりです。当日は総勢24名もの方に御協力いただきました。そしてこの活動の目指すところは、「生き抜く力」と「地域に貢献できる力」の育成です。
① 「自助」:避難行動計画の作成(マイタイムライン)
<感想>
・避難経路や避難し始めるタイミングなどを理解できたので、これから活かしていきたい。(1年生)
・自分が住んだいるところは、想像よりも浸水することが分かった。もし台風や線状降水帯などになったときは、状況を判断して、正しい行動をとれるようにしたい。(1年生)
・避難する場所を、家族で決めておこうと思う。(1年生)
② 「共助」:地元消防団の活動理解と体験
<感想>
・消防団の人は、郷土を守るために自分から行っていることが分かった。(1年生)
・父が消防団に所属しているので、家に帰ったら消防団について父に聞いてみたいと思った。(3年生)
・消防団の人はどのようなときに出動しているのか、避難する手順などについても考え学ぶことができたのでよかった。(3年生)
③ 「公助」:避難所設営体験
<感想>
・片中が避難所になることは分かっていたけれど、具体的にどうやって避難所を設営しているのか分かった。(2年生)
・片岡中に避難したときに、自分から動いてみんなのために協力したい。(2年生)
<全般的な感想>
・簡易的な住居スペースを組み立てたり、避難時に使用する倉庫(防災倉庫)の存在を初めて知ったりしたので、とてもためになった。また、避難時の行動の仕方について、理解することができた。(3年生)
・自助・共助・公助の言葉を新しく知ることができた。これからは、この3つを考えながら災害にあったときの対応について、考えていきたい。(1年生)
生徒ばかりでなく職員も、防災倉庫の中を見学したり発電機を動かしたりする貴重な体験をすることができました。協力者の中には、本校出身の方もいらっしゃいまして、母校を懐かしがっていました。ありがとうございました。
御家庭におきましても、防災グッズの点検や、避難する際の約束事を確認するよい機会かと思います。
総合文化発表会
11月29日(金)に、総合文化発表会がありました。これまでの学習の成果を発表する日として、校内合唱コンクールや自由発表、総合的な学習の時間の学年代表発表、美術・技術家庭・書写等の作品発表などがありました。(先月のこととなってしまいました。素晴らしい発表会となりましたので、御紹介します。)
<校内合唱コンクール>
今年は、文化芸術鑑賞教室(シエナ・ウインド・オーケストラ)があり、生の演奏を間近で見聞きした生徒たちです。今まで以上に、学級のまとまりがあり聴衆の心に響く歌声だったと思います。
伴奏者は、夏休みから練習を重ねこの日を迎えました。合唱を支える伴奏者の努力は大変なことだったでしょう。(自由曲の伴奏者のみを紹介します。学級によっては、課題曲の伴奏者もいます。)
今年は新たに銅賞が設けられ、審査時間が予定をオーバーするほど甲乙付けがたい合唱でした。
<自由発表の部>
「少年の主張」、「英語スピーチ」、保健委員会によるよい姿勢を意識できるストレッチポールの活用、ギターの弾き語り、ビートボックス、ダンスの披露がありました。
会場は、かなりの盛り上がりでした。
また、生徒会からは、「片中SDGs」の発表がありました。生徒評議会で議論を重ね、自作のロゴマークなどを作成して発表していました。「本校独自のSDGsの目標を持つことで、学校をさらによいものにし、同時にSDGsに貢献する」という目標達成のための提案ということです。生徒の発案で、話し合ったものを形にし、生徒に協力を求める生徒会の姿に感動します。
<総合的な学習の時間 学年代表発表>
1年生は、矢板と那須の違いを、4名の生徒の調査研究を組み合わせて発表しました。
2年生は、キャリア・スタート・ウィーク(職場体験学習)から学んだことを発表しました。
3年生は、2030年までに世界の人々が協力して達成すべき17の「持続可能な開発目標SDGs」について理解をし、自分で何ができるかを考えて探究活動をしてきた内容を発表しました。
生徒はよい学びをしていると感じる一日でした。
また、運営するためには、生徒会だけではなく全ての専門委員会が協力し、進行や舞台変え、照明などを行っています。
そして、会場の準備・片付けは2学年でした。学校の主軸であった3年生から2年生へ、いよいよバトンが手渡される日が近いです。
普通救命講習(2年生)
12月18日(水)と19日(木)の2日間にわたって、2年生はそれぞれ3時間の普通救命講習を受講しました。矢板消防署より2名の消防署員が御指導くださいました。基本的な心肺蘇生法やAEDの使用など、全員が実際に行うことにより、理解したり対処の技能を身に付けたりしました。
●2の1
●2の2
緊急時には、消防隊員が到着するまでの応急処置は、いつ、誰が行うか分かりません。本校にもAEDは職員室前と体育館入り口の2カ所にあります。2年生は、これまで以上にAEDの置き場所を認識したことでしょう。いざというときのための日頃の準備は欠かせませんから。
心の健康教室(3年生)
12月12日(木)、3年生を対象に「心の健康教室」を実施しました。
3年生にとってこの時期は、いよいよ私立高校等の受験を控え、普段以上に不安を感じやすいと思われます。そこで、矢板市健康増進課主催のこの事業を通して、自分を大切にするための手段や考え方について理解し、演習を通して心がほっこりする時間となったようです。
今回は、保健委員会の生徒が進行したりお礼の言葉を述べたりしていました。