学校の様子
生徒会による挨拶運動(3月)
昨年12月の生徒会選挙において選出されたり任命されたりした「令和7年生徒会役員」は、全員で8名おります。1年生4名、2年生4名が話し合い、令和6年生徒会に引き続き、今回も挨拶運動をすることにしたそうです。
3月18日(火)、1・2年生昇降口の前に8名全員が集合し、登校する生徒たちに向けて、挨拶をしていました。さわやかな挨拶が飛び交い、互いにエネルギーを供給できるような学校であってほしいです。
生徒考案の献立が給食に提供②
3月19日(水)、本校1年2組の生徒が考案した献立が、給食に提供されました。今回は、鶏肉のから揚げレモンソースかけ、竹輪と野菜のごま和え、トック雑煮入りわかめスープ、チーズ、ごはん、牛乳です。献立を立てるにあたり工夫したことは、栄養素を多くしバランスの良い献立にしたところと、色とりどりの野菜を多く使ったところだそうです。レモンソースかけは、とてもさわやかでした。
前回の1年1組の献立と今回の1年2組の献立を考えたグループを紹介します。
●1の1
●1の2
North Kanto Jr Athletic Games
3月20日(木)、北関東4県(栃木・茨城・群馬・埼玉県)の陸上競技における有望選手が、宇都宮の県総合運動公園第2陸上競技場に集結し、表記の大会を開催しました。
本校からは共通男子800mに1名の選手が出場しました。
シーズンが始まったばかりです。6月の地区総合体育大会、7月の県大会、8月の関東・全国大会目指して、少しずつギアを上げていき、全国大会につながるよう頑張ってほしいです。
野外調査
1年1組は3月13日に、1年2組は3月14日に野外調査を実施しました。自分が生活している地域に対する理解と関心を深め、地理的な見方や考え方の基礎を育てることを目的としています。この日の授業の目標は、「高倉山は、なぜ水道山と呼ばれているのかについて現地調査をして仮説を立てることができる」ことだそうです。
●1の1
●1の2
降雪のために延期になっていましたが、通学区を対象として作業的・体験的な学習ができてよかったです。本校の生徒会誌の名称が「高倉」であり、学校の目の前に「高倉山」があるということに知らなかった生徒は多かったと思います。学びはすぐ近くにもあるのですね。
関東中学校選抜卓球大会
3月15日(土)、日環アリーナ栃木において関東中学校選抜卓球大会が開催されました。栃木県からは8チーム、関東各都県から6チームずつが参加し、男女各48チームが集合しました。関東地区の強豪校が一堂に会する様子は、圧巻です。県大会で見慣れている会場ですが、別の会場に来たような感じがしました。
大会は土・日の2日間の日程です。初日に予選リーグを行い、二日目に決勝トーナメントを行いました。本校は、茨城県・東京都・神奈川県のチームと対戦しました。
結果は1勝2敗で決勝トーナメントへの進出はできませんでしたが、「関東大会でも戦える」と思えた大会でした。
プレーはもちろんですが、仲間を応援したりアドバイスをしたりする様子を見て、頼もしいと感じました。
この大会進出が決定したのは昨年の10月。それからの5ヶ月間にレベルアップした生徒たちです。来年度の夏の大会で再び関東大会に出場し、もっと勝ち進めることをを願っています。
学年末PTA
3月13日(木)、1・2学年の保護者を対象に、学年末PTAを開催しました。この1年間の生徒の様子を、学習面・生活面についてご説明させていただきました。また、来年度の旅行的行事やその他の行事も話題にさせていただきました。修学旅行の旅行代理店の方からの説明もありました。お忙しいなか、来校くださりありがとうございました。
総合的な学習の時間 1学年発表会
3月11日(火)、1学年は来年度の見学旅行に向けて、グループ発表を行いました。教室ではなくランチルームに集合し、マイクを使って発表しました。
見学旅行先を決定するのは2年生になってからとなりますが、今回の発表は参考になったことでしょう。
生徒考案の献立が給食に提供①
3月6日(木)、本校1年1組の生徒が考案した献立が、給食に提供されました。家庭科の授業で、バランスの良い食事について学習し、グループで献立を考えました。その中から一つのグループの献立が採用されました。考えたことが形となって現れ、全生徒が食べる給食になるのですから嬉しかったことでしょう。アピールポイントは、全ての群の栄養素が入る工夫、彩り、いろいろな食材を選んだということです。
本校の給食は、矢板中学校に併設されている調理場で作ってくださり、配送されています。矢板中学校の生徒も、この日は本校の生徒が考えた給食をいただいたということになります。矢板中学校の栄養主任の先生に感謝です。1年2組考案の給食は19日(水)です。お楽しみに。
3月の表彰③
3月12日(水)、校長室にて表彰式を行いました。
今回は、ともなり文芸祭り、市内学年別ソフトテニス大会、書初中央展の表彰です。おめでとうございました。
卒業式
3月10日(月)、穏やかな春の訪れを感じるよき日、第78回卒業式を挙行することができました。週末の雪や雨の様子から心配をしていましたが、明るく元気な生徒たちの門出をお祝いするかのような素晴らしいお天気でした。 式が始まる前、お世話になった先生方から届いた祝詞を見ることができて、とても懐かしんできました。
いよいよ卒業式です。
晴れやかな表情を見せて会場を後にする生徒たちには、3年間の成長を振り返り、「やり遂げた」喜びと自信が心を満たしているかのようでした。
式の後、3学年スタッフから、保護者の皆様へのあいさつがありました。保護者の皆様の御理解と御協力あっての3年間でした。ありがとうございました。
最後は、保護者・教職員に見送られ、65名の生徒たちは巣立っていきました。これからの新しい世界で、大いに活躍することを教職員一同、心から願っています。
中体連の表彰
3月7日(金)、卒業式を前に予行練習を行いました。
その後、中学校体育連盟からの表彰式を3年生のみ行いました。(1・2年生の表彰は後日実施します。)県中体連運動優良生徒、地区中体連優秀選手(陸上競技、サッカー、卓球、ソフトテニス)、地区中体連優良生徒の表彰です。この1年間、体育に部活動に励んだ生徒たち。日々の積み重ねが実を結んだ結果でしょう。おめでとうございます。
3月の「人権の日」の放送
本校では、毎月11日を「人権の日」として、お昼の放送の時間に、生活安全委員会の生徒が人権に関する様々なテーマを取り上げてきました。今回はそのまとめです。
放送の一部を紹介します。
「人権とは全ての人が等しく持っている、自分らしく幸せに生きる権利」で、自分の好きなものや嫌いなもの、嬉しいことや嫌なことをきちんと理解して「自分らしさ」を知ることも、自分の人権を守るために大切なことです。また、自分の周りにいる人も、それぞれの「自分らしさ」を持っていることを忘れないようにしましょう。
今年度、メディア委員の放送当番ばかりでなく、生徒会や専門委員会も放送を使って様々な呼びかけをしてきました。いよいよ3年生の放送は終わりとなります。一年間、ありがとうございました。
最後の奉仕活動(3年生)
3月6日(木)、県立高校一般選抜の日に、学校に残った生徒たちが最後の奉仕作業を行いました。教室や昇降口、外階段など、学び舎を巣立つ前に感謝の気持ちを持って隅々まできれいにしていました。4月には後輩たちが使用する教室です。きれいな状態で引き渡すことができます。ありがとうございました。
3月の表彰②
矢板市教育委員会から、多方面で活躍した生徒たちを対象に、「矢板っ子輝き大賞」の表彰がありました。欠席した生徒もおりましたので、全員を御紹介することができません。御了承ください。これまでの努力の結果です。おめでとうございます。
●あいさつ賞、環境美化賞、努力賞、健康優良賞、ボランティア賞
●学芸賞、友情賞、体育賞、親切賞、読書賞
3月の表彰①
3月に入ってからの学校の様子がお伝えできず、中旬となってしまいました。申し訳ありません。
少しずつ、お知らせしていきます。
3月5日(水)、雪のために登校が遅れたこの日は、お昼休みに校長室にて表彰を行いました。
今回は、下野教育美術展と、ともなり文芸祭り(俳句の部)の表彰をしました。美術展では、デザインの部と絵画の部で受賞です。また、文芸祭りでは、野球少年らしい俳句で受賞ですから喜びも大きかったことでしょう。おめでとうございます。
3年生を送る会
2月28日(金)6校時、3年生を送る会がありました。事前に1・2年生は、各学級でメッセージカードの準備をしており、この日は教室と体育館をつないでリモートで実施しました。
まず、昼休みに新生徒会役員と学級委員長が集まり、会場準備をしました。なんと旧生徒会役員の3年生4名もお手伝いに来ていました。要領を得ている3年生は、指示をするというより熱心に働いていました。この一生懸命さが、本校生徒のよさです。
いよいよ3年生を送る会が始まりました。
進行は、新生徒会役員です。そして、2年生の生徒会長が挨拶をしました。
各学級で準備したメッセージカードのお披露目がありました。
花鉢を受け取った各学級代表生徒と生徒会副会長がお礼の挨拶をしました。
最後に、生徒会役員で分担して作った思い出のスライドショーが始まりました。1年生の幼かった様子に驚いたり笑いが出たりして、3年間の成長の様子を振り返ることができました。今年初めて生徒自身がスライドショーを作ったのですが、とてもよくできていました。動画編集になれた生徒会役員は、その技術を継承しています。
いよいよ閉会というところで、3年生の生徒会役員が「ちょっと待ったー!」と声を掛け、別のサプライズ企画が用意されていました。先生方、生徒の皆さん、ありがとうございました。
3年生が教室に戻ると、1年生の時にお世話になった先生方からのビデオメッセージが届いており、映画俳優から数学の復習をすることになり、教室は大いに盛り上がりました。御協力いただいた先生方、本当にありがとうございました。
3年生も残すところ1週間です。有終の美を飾れるよう気を引き締めて、「憧れの存在」である3年生の威厳ある姿を見せて、学び舎を巣立っていってほしいと思います。
県立高校一般選抜事前指導
2月28日(金)、来週に迫った県立高校一般選抜の事前指導がありました。
学校長からは、最後まで諦めないことと試験当日を意識した生活を送ることなどの話がありました。
進路指導主事から、当日における様々な注意事項がありました。体調を万全に整え、これまでの努力の成果が表れることを願っています。
最後の専門委員会、生徒評議会
2月27日(木)、最後の専門委員会がありました。1年間の活動の反省と次年度の計画づくりです。今年度の反省においては、3年生のみならず、1年生も2年生も意見を述べる様子が見られました。
また、次年度は片中SDGs(学習、環境、人権、パートナーシップの4分野から11の行動目標を策定)を意識した活動内容をどの委員会も考えていくことになります。それについても、話し合われていました。
その後、生徒評議会がありました。会場はいつものランチルームではなく理科室だったので様子が違いましたが、生徒会役員、専門委員長、学級委員長の立場で反省を述べていました。
また、片中SDGsを中心に、専門委員会における来年度の取組内容を発表していました。今年度策定されたものを本格的に実施するのが来年度になります。生徒会や専門委員会が中心になって、片中SDGsが実施され、学校生活の改善・向上が図られることを願います。
弱点克服学力向上週間 朝の取組
12月の矢板市学力調査から、生徒一人一人や学校全体の弱点が明らかになり、それを克服するための取組が始まっています。朝の活動として、タブレット上で見られる問題をノートに解いている様子です。
自主学習ノートに行っております。朝の会終了後にこのノートは提出します。
自宅でも同じ内容の学習ができます。今年度の学習内容を復習できますので、一年間の締めくくりとして活用してほしいと思います。
2月の表彰③
2月19日(水)、校長室にて表彰式を行いました。
まずは矢板市家庭学習ノートコンテストの表彰からです。
このコンテストは、矢板市教育委員会が毎年実施しているもので、「子どもたちの『自ら学ぶ力』を育成するため、児童生徒が自分で教科や内容、学習方法などを考えて作成する家庭学習ノートをコンテストする」もので、全市内から集まったノートをもとに学年ごとに最優秀賞1点、優秀賞5点、佳作を決定しています。
本校からは、2年生2名と3年生2名が優秀賞を得ることができました。3年生の2名は、1年生の時から毎年受賞したそうです。後輩たちの目標になることでしょう。今回は、1年生からの優秀賞以上の該当生徒がいなかったので、今後に期待しています。
2つ目は、学校図書館を利用して行う校内表彰の「多読賞」です。各学年の生徒の中から多くの図書を借りて読んだ生徒を表彰します。今回は各学年を代表して、冊数が最も多い生徒に賞状を渡しました。
今年は読書の時間が復活し、以前より読書用の本が生徒の身近にあるようになりました。読書活動は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていくことができます。今後も、より多くの本と出会ってほしいと思います。
弱点克服学力向上週間 スタート!(1・2年生)
矢板市では、12月に学力調査(国・数・英)を実施しております。その結果をもとに、各教科の担当教諭たちは本校の生徒の傾向を分析し、指導の改善につなげております。
本日2月21日(金)は、期末テストが終了してほっとしたところですが、弱点補強のための今後の学習にむけて、説明会を実施しました。
まずは、個人票を返却し、個人のタブレットPCを使用して弱点補強ができることの説明をしました。個人票に掲載されているQRコードを読んだり、クラスルームにある「矢板市学力調査フォローアップワークシート」に入ったりすれば、弱点克服の課題を行うことができます。
また、特に全体的に弱点とみられる内容については、国語、数学、英語ともに1時間ずつ使って確認の学習を実施しました。
いよいよ本日から3月末に向けて、弱点克服学力向上のために、タブレットPCに用意されている問題を解くことになります。家庭学習や朝の活動(LRT)において、毎日コツコツと復習して、今年度の学習内容を着実に理解し、定着させていくことを期待しています。問題によっては、ノートに書いて答えるものもありますので、「自主学習ノート」に解き、積み上げていくことをお勧めします。
最後の定期テスト(1・2年)
2月20日・21日の二日間にわたって、1・2年生は期末テストに臨んでいます。11月から今月までに学習した内容が中心のテストです。3年生が受検に向かっている姿から、自分たちも頑張らなければという思いで試験準備を進めてきた生徒たちであることを期待します。
2月の表彰②
2月13日(木)と14日(金)に、「ともなりライブラリー多読賞」の表彰式を行いました。最も多い生徒は191冊も電子図書を借りて読んでいました。賞品として、矢板市教育委員会から矢板市のマスコットキャラクター「ともなりくん」のマグネットが配付されました。
ともなりライブラリーとは、令和2年に矢板市が電子学校図書館として全国に先駆けて整備したものです。「最近ログインできなくなってしまって…」という声も聞きましたので、学校でも確認の必要があると感じました。
2月の表彰①
2月12日(水)、校長室にて表彰式を行いました。
まずは、地区理科研究展覧会 展覧部の部の受賞者です。優秀賞1名、優良賞4名、良賞2名です。研究の内容はそれぞれで、家族が被験者となって協力してもらったり、夏休みばかりでなく冬休みにも実験をして比較したりと、それぞれに工夫が見られました。また来年も頑張ってほしいです。
つぎに、地区書初展の表彰です。1~3年生まで合わせると、金賞9名、銀賞9名、銅賞10名が受賞しました。今回は代表として「特選」の生徒に賞状を渡しました。ほとんどは学校の授業で仕上げて提出しています。中には書道教室に通って出品している生徒もいます。墨の香りに包まれながら、お手本の字と自分の心に向き合う書道は日本の素晴らしい文化の一つです。大人になってなかなか書道をする機会はないので、学生時代だからこそ豊かな学びの時間だと思います。
絵画の寄贈
本校の卒業生で、地元にお住まいの吉岡紘一郎さんより、絵画の寄贈がありました。
矢板市文化会館で展示されていましたが、昨年度より母校である本校への寄贈のお話があり、やっと実現しました。
年末に専門業者に取り付けをしていただき、2月12日(火)のお昼のテレビ放送で、生徒へ紹介させていただきました。絵画の大きさに見合う展示スペースとして、ランチルームに飾らせていただきました。とても素敵です。
定年退職より少し前にお仕事をお辞めになって、趣味だった絵画の勉強をしようとイタリアに渡り、デッサンを学び、ヨーロッパの国々を訪れたそうです。帰国後に作品を仕上げ、展覧会に出品し受賞した作品で、思い出の地イタリアのフィレンツェの街並みを描いたそうです。題名は「トスカーナに立つ」です。留学当時の資料や写真をもとに、説明をしていただきました。
本校には高松宮様が来校された時のお写真と、松を植えられたことが伝えられていますが、なんと吉岡さんは当時の中学生で、そのご様子を覚えていらっしゃるとのことでした。「お手植えの松がこんなに大きくなったとは。」と驚かれていらっしゃいました。
「とても懐かしい。」「学校に来てよかった。」と何度もおっしゃっていらしたのが印象的です。絵画はもちろんのこと、お話を聞かせてくださって、ありがとうございました。お昼の放送で、生徒たちに伝えることができてよかったです。
決意の一文字発表
2月4日(火)、2学年の「将来への決意」発表会の第2部として、生徒による決意の一文字発表がありました。
はじめに、実行委員長より「互いを思いやり、何事にも根気強く、積極的に取り組む姿勢を持ち続け、生きる力を身に付けたい」と力強くあいさつがありました。
その後、色紙に書いた一文字を示しながら、決意発表がありました。文字を選んだ理由、目指す姿、そのためにどんな努力をしていくかなどを、堂々と発表していました。
最後に、保護者に向けて、日頃の感謝の気持ちを込めて合唱のプレゼントがありました。
日本古来の成人式である「元服の儀」にちなみ、15歳になる年の立春に行われてきた立志式を、本校では「将来への決意」発表会の形で実施しています。将来への決意や目標などを明らかにすることで、大人になる自覚を深めたり、誓いを立てたりする機会です。同時に、これまで自分を支えてくださった方々へ感謝の気持ちを表すことも大事にしています。参加された保護者の皆様に、生徒の思いが伝わったでしょうか。今後、本校の最高学年として活躍していくであろう生徒たちを誇らしく思う日でした。
とちぎ未来大使「夢」講座
2月4日(火)、本校では2年生が保護者に向かって行う「将来のへの決意」発表会を実施しました。第1部はとちぎ未来大使による「夢」講座、第2部は生徒による決意の一文字発表です。2部制ですので、今回は、第1部について御紹介します。
「夢」講座の講師は、J2の大宮アルディージャのフットボール本部長であり、この1月にレッドブル大宮の代表取締役社長に就任した「原 博実」氏です。栃木県那須塩原市出身で、高校時代は宇都宮線を利用して矢板東高等学校へ通って学ばれ、矢板市にとってはゆかりのあるサッカー界のレジェンドです。演題は「後輩たちに伝えたいこと」です。
映像をもとに説明をしてくださったり、生徒の質問に答える形で話を進めてくださったりし、生徒との掛け合いを楽しみながら大切なことを伝えてくださいました。
生徒の感想の一部を紹介します。
・チャンスは突然やってくる。だから、その時のために日頃から準備と覚悟をしておくことが大切であると思いました。
・タイミングが大事だということと、チャンスに向けて備えておくことが大切だということが分かりました。
・他人の意見を聞いて、自分で決定するということを大切にしたいです。
・気になったこと、やってみたいと思ったことに、すぐに行動できるのが今の若い私たちにできることだと思いました。
「夢」講座は、広く活躍する「とちぎ未来大使」を講師とし、中学校時代の経験や自らの目標を達成した過程等を講話や実演、交流等をとおして中学生に伝えることにより、中学生が「夢」を持つ大切さや、将来について考える機会を提供する栃木県の事業です。
我が郷土の大先輩のお話を伺うことができ、生徒たちはとても勇気を得ることができました。ありがとうございました。
立志に際して記念品贈呈式
2月3日(月)、矢板市更生保護女性会の皆様が来校され、手作りのキーホルダーをお届けくださいました。一つ一つが手作りで、貝に布をかけ鈴をつけて作ってくださいました。
鈴の音を聞いたら、「みんなのことを見守っている人がいますよ。」と思い出してくださいとお話をいただきました。とても心温まるプレゼントです。
本校では、「将来への決意発表会」という形で、自分の思いを保護者に向けて一人一人が発表をします。今回代表で受け取ったのは、実行委員の4名です。3か月間準備を進めてきた発表会です。生徒一人一人が主役の発表会は、明日がいよいよ本番です。生徒たちを応援しています。
自主学習ノート あるクラスの変化
1月の中旬に、あるクラスの自主学習ノートについてお伝えしました。提出する生徒の少なさに「ちょっと心配」と。
たとえ自主的な学習とはいえ、中学生として家庭に帰って学習をすることは当然のことでしょう。その日のうちに復習することによって、学習内容が整理され、記憶に残っていきます。ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが、人間の長期記憶について研究した「エビングハウスの忘却曲線」はとても有名です。
2月3日(月)の提出された自主学習ノートは、次のとおりです。
なんと、この日出席した生徒全員が提出したようです。「みんなで自主学習をしてこよう」と呼びかけた学級委員とその仲間たちの思いの結果です。スポーツフェスティバルや合唱コンクールで目標に向けて一致団結する場面はあったでしょうが、学習に対してみんなで頑張ろうと気持ちを合わせていく集団に成長していることをうれしく感じました。
「継続は力なり」です。一度できたなら、二度目もできるはずです。1年生のまとめの時期ですから、継続してほしいと思いました。
給食の残量についての校内放送
2月3日のお昼の放送では、給食委員長から本校の給食の残量について報告がありました。
先週、本校の給食を作ってくださっている栄養士さんが来校したときに、本校は全体的に残量が少なく、敬遠しがちな野菜も残しが少ないと話されていたことを耳にし、紹介していました。
今年の5月の生徒総会でも、生徒会と給食委員会が連携して「給食の残量を減らすなどの環境保護に努める」と発表し、折に触れて生徒に投げかけてきたことが、結果として表れているようです。
給食委員長は放送の最後を次のように締めくくりました。「ご協力ありがとうございます。栄養の詰まった給食をこれからもいただくことで、午後の活力にしていきましょう。」
塩谷地区書初展
2月1日(土)~2日(日)、泉きずな館(旧泉中)において塩谷地区書初展が開催されました。今年の共通のお題は「夢」です。本校からも多くの生徒が出品し、特選に輝いたのは1年生でした。
以前に比べ、習い事としてお習字を習っている生徒は少なくなりました。多くの生徒は学校の授業で練習して出品しています。今回は金賞の生徒のみ紹介しますが、それでも金賞・銀賞・銅賞に入賞した生徒は多数おりました。それぞれに個性があり、お手本を見ながら一生懸命に書いたことが伝わりました。(氏名の部分に対して、作品にぼかしを入れることをお許しください。)
調理実習(1年生)
1月30日(木)、1年生は「野菜と豚肉の料理」として豚汁を調理しました。
コロナ禍では調理実習を控え、何年間も人の出入りのなかった調理室を大掃除し、古い調理器具等は処分して新しいものを購入し、なんとかこの日を迎えることができました。
10月のPTA奉仕作業では、保護者の皆様が汗だくになって拭き掃除を担当し、その後も自主的に清掃のボランティアで来校してくださる保護者が、床までも磨き上げてくださいました。
矢板中学校の栄養士の先生も協力してくださり、野菜の切り方を確認しながら、おいしい豚汁を作ることができました。皆様のおかげです。ありがとうございました。
●1の2(1~2時間目)
●1の1(3~4時間目)
1月の表彰②
1月29日(水)、校長室において表彰式を行いました。
●国際ソロプチミスト宇都宮より努力賞を受賞
●渡邊杯新春市内ソフトテニス大会 昨年度も同大会で本校生徒が優勝をし、先輩に引き続き2年連続の結果です。
中学校と大学の連携授業
1月27日(月)、1・3年生の理科の授業に、ゲストティーチャーがいらっしゃいました。宇都宮大学の先生です。普段は大学生に講義をされている先生が、この日は中学生に授業をしてくださいました。(撮影したのは、各学級とも1組です。)
1年生では、先生自ら実験器具を手作りで準備してくださり、凸レンズを通した「実像」と「虚像」の違いについて学習をしました。
3年生は、いくつかの実験をするのですが、予想に反する結果に驚き、その理由を考え、「質量」とは何かを考えていく学習でした。
大学の先生に授業をしていただく貴重な機会に恵まれ、普段とは違う学習体験をさせていただきました。ありがとうございました。
3年生の自主学習ノート
1月27日(月)、この日は3年1組の自主学習ノートを点検する日でした。受検を控えた3年生のノートからは、「問題を解いて、間違えたものはその都度理解して覚えよう」という意識を強く感じました。迫力のあるノートだったので、つい写真を撮りました。4名のノートを紹介します。
塩谷南那須地区理科研究展覧会
1月25日から26日まで、さくら市喜連川公民館にて理科展が開催されました。本校からは、7名の生徒の作品が展示されていました。
「体毛による感覚について」「液状化現象の仕組みと影響」「イカの体の仕組み」「ドライフラワーを作ろう」「どの除草剤が一番雑草に効くのか」などを題材に、その多くが仮説を立て検証実験を行って考察をまとめていました。
夏季休業を利用して研究したものがほとんどですが、中には冬季休業も研究を継続し、比較している生徒もいました。身近な題材について疑問に思ったことを、実験や観察を中心に主体的に探求し、それをまとめていく作業には、時間がかかったことでしょう。今後は、校内展示をする予定です。他の生徒の参考になればと思います。
ペットボトルキャップ
本校のボランティア委員会では、毎年ペットボトルのキャップを集めております。これは「NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会」に寄附するためです。例年の活動なので、生徒の家族ばかりでなく地域の方からも届くことがあります。
1月24日(金)の昼休み、ペットボトルキャップを乾かす作業をしていました。たくさん集まる中には、汚れが目立つものもあります。そこで、担当教員が漂白剤に付け、それを洗浄して乾かしてから寄附しているそうです。
今年は委員以外の生徒も協力して活動する場面が多かったです。呼び掛けに応じて協力することを喜びと感じ、労を惜しまない生徒たち。それが本校のよさだと思っています。
下野教育書道展の表彰
12月の新聞で、「下野教育書道展」の審査結果が発表されました。1月15日、校長室にて、金賞・銀賞・銅賞を受賞した生徒に賞状を手渡しました。作品を仕上げるまで、何時間も、何日間もかけて努力している生徒たちです。受賞した喜びはとても大きいはずです。おめでとうございます!
自主学習ノート
本校では、毎日自主学習ノートを提出することになっています。曜日によっては、担任の先生ばかりでなく、学年の先生はもちろんのこと、校長・教頭等も交代で点検作業をしています。
今日の提出は1年生のあるクラス。きれいにノートが並んでいますが、全員提出ではなかった様子。ちょっと心配です。
提出した生徒は、よく学習していることが分かります。数学に取り組んだ生徒は、2ページにわたっていろいろな作図方法を復習していました。また他の生徒は、社会と理科の問題をたくさん解いて、定着をしているか確認をしていました。すばらしいと思いました。
1年生も、もうすぐ「先輩」になります。新入生のお手本となるよう生活ばかりでなく学習も頑張りましょう! 次はもっと多くの生徒が提出することを願っています。
技術科の授業(3年生)
教室訪問をすると、何やら楽しそうな音楽が聞こえました。
3年生の技術科の授業では、「情報・制御教材」を使って、電球とLEDを発光させたり消したりするプログラムを組んでいました。
授業の最後には、10名前後の生徒が協力し、順番に点灯させるプログラムを自分たちで考え、成功したときには大きな歓声が上がりました。次時には、もっと複雑な学習をするそうです。
さすがZ世代(デジタルネイティブ)の生徒たちです。生まれたときからネット社会が発達しているため、デジタル技術への抵抗がなく、自然に使いこなす生徒たちを見て、感心するばかりでした。
PTA挨拶運動と通学手段
1月10日(金)、午前7時半からPTA生活安全部の保護者様が、挨拶運動をしてくださいました。
本校の場合、徒歩や自転車通の生徒全員が正門付近を通って各昇降口へ行くことになりますが、車で送ってもらう生徒は駐車場から直接昇降口へ行くので、今回保護者が立っていた場所を通らない生徒もいます。
「生徒の数が少ないと思いました。」
とおっしゃっていたのは、そんな理由があります。
学生時代、寒い日も雨の日も一生懸命歩いたり自転車を運転したりした思いは、一生の記憶に残ることでしょう。我慢強さやたくましさを身に付けているはずです。まだまだ寒い日が続きますが、交通に気を付けて、これからも頑張ってほしいと思います。
生徒会役員の引継ぎ式
1月8日(水)、冬季休業後集会の後、令和6年の生徒会役員から、令和7年の生徒会役員への引継ぎ式がありました。
まずは、令和6年の役員から挨拶がありました。
・運営の大変さを実感した。役員の仲間、先生方など多くの方の支えがあったから生徒会活動をやり遂げることができた。
・自分の得意な活動を見つけ、新しい自分を知ることができた。仲間と協力することの大切さや楽しさを学ぶことができた。2年間の生徒会活動で、自分は大きく成長することができた。
・たくさんのことを学び、大きく成長することができた。
・今までの自分では考えられないような大きな挑戦ができた。積極性があるということに気づき、クラスの中でも積極的に貢献することができた。自分に自信を持つことができた。いろいろな挑戦をすることで新しい経験や考え方を持つことができた。これからも、挑戦することや積極性を大切にしていきたい。
・ほかの3年生より生徒会役員としての経験は少なかったが、大勢の人を引っ張ったり企画を運営したりして、リーダーとしての経験を積むことができた。この経験を生かして、自分をよりよくしていきたい。
・この1年間生徒会役員として活動したことが大きかった。
・1年間生徒会に入って成長したと感じたところは、積極性である。初めのころはあまり自信がなく、積極的に意見を言えなかったり仕事も積極的にできなかったりした。2年生になって積極的にできるようになった。生徒会で学んだことを、日々の生活に生かしていきたい。
・生徒会役員として、改めて団結力を知ることができた。
そのあと、令和7年の新役員の挨拶がありました。
・この1年間は、生徒にとって「とてもよかった」と思える1年にしていきたい。掲げた公約を守り、学校の代表としての自覚をもって生活していきたい。先生方と生徒の皆さんをつなぐような役割をしていきたい。
・この学校を支え、この学校をよりよくすることに全力を尽くすことを誓う。
・学年を超えて絆を深められるような取り組みを皆さんと一緒に考えていきたい。
・去年1年間生徒会役員として学んだことを生かせるように頑張る。
・生徒会役員として責任を果たせるように頑張る。
・生徒会役員としての自覚を持ち、経験を積んでいきたい。
・片岡中を明るく過ごしやすい学校にしていきたい。
・みんなを支えられるような役員になれるよう頑張る。
本校の生徒会は、生徒自身が学校をよりよくしたいと考え、生徒のみんなが過ごしやすく楽しく生活できるように、一生懸命活動しています。良い伝統が引き継がれ、毎年、新役員が工夫を凝らして新しい挑戦をしています。すばらしいのは、生徒会役員ばかりでなく、その思いに誠実に応え協力する生徒たちがいるから成り立つことです。こうした生徒の思いが学校を作り、動かしていきます。
令和7年、新しい生徒会役員と生徒たち、そして教職員の更なる活躍を期待しています。
<だるまの目入れ式>
例年、「無病息災」「学業成就」「交通安全」の願いを込められただるまが、一年間本校生徒たちを見守ってくださったことへの感謝と、「今年もよろしくお願いします」という思いを、新旧二人の生徒会会長と学校長が代表して行います。
まずは健康第一、そして夢や目標の実現に向けて学習を熱心に行い、交通事故防止に努めて安全に生活できる一年であることを願っています。
冬季休業後集会
1月8日(水)、始業時刻とともにオンラインによる集会を行いました。
校長からは2025年が戦後80年の節目になる年で、被団協のノーベル平和賞の授業式に同行した高校生平和大使を例に挙げ、未来の世代(若者)が戦争体験をした人の話を聞くぎりぎりのところにいることについて話をしました。御家庭でも、ぜひ戦争当時のことやそれを伝え聞いた話について話す機会を持っていただけると幸いです。さらに、卒業や進級までの3か月間は自分自身を「飛躍」させる重要な時期であることを伝えました。
その後、学習指導主任からは、令和6年度の総まとめと令和7年度への準備の大切な期間で、本年度のめざす生徒像の「夢や目標に向けて具体的に努力する」ことについて話がありました。日々の具体的な努力の積み重ねで、大きな夢や目標の達成に近づくことを、再確認することができました。聞いただけで安心せず、実行していきましょう!
令和6年 最後のあいさつ運動
12月25日、冬季休業前の最後の登校日は水曜日であり、令和6年の生徒会にとって最後のあいさつ運動となりました。「さわやかなあいさつ」を目指した生徒会役員は、週1回のあいつ運動という形で、自ら実践して生徒たちに働きかけていました。
手が凍える寒い朝でしたが、1・2年昇降口前では、3年生の役員が元気にあいさつをしていました。
3年生昇降口には、2年生の役員があいさつをしていました。笑顔で迎えられるので、ちょっと照れくさいような嬉しいような気持ちになったことでしょう。
いよいよ令和7年が始まります。冬季休業明けの1月8日には、令和6年の生徒会役員から令和7年の生徒会役員への引継式があります。
令和6年の生徒会のスローガンは「勇往邁進 〜常に挑戦する姿勢で〜」であり、文字どおり新たな挑戦をしたりこれまでの活動を改善したりして、生徒たちの活躍の場を作ってきました。
令和7年の生徒会も、これまでの伝統を受け継ぎ、さらに前進していくことを願っています。
ボランティア委員会よりプランターの贈呈
12月25日(水)、ボランティア委員会の生徒たちが、日頃の感謝の気持ちを込めて、パンジーやビオラを植えたプランターを近隣の施設へお届けしました。
● 片岡公民館
● 片岡児童館
ほかに、片岡駐在所と乙畑駐在所に置かせていただきました。いつも、生徒たちを見守ってくださり、ありがとうございます。
防災学習
12月12日(木)、矢板市生活環境課職員、地元片岡の消防団員、学校運営協議会委員の皆様の御協力により、防災学習を実施しました。全学年が3つのプログラムを、時間をずらしながら全て体験するというものです。
はじめに、オンラインにてこの活動の意味や目指すところの説明と、協力者の紹介をしました。
防災学習の初年度として重視したのは、地域の方と顔の見える関係づくりです。当日は総勢24名もの方に御協力いただきました。そしてこの活動の目指すところは、「生き抜く力」と「地域に貢献できる力」の育成です。
① 「自助」:避難行動計画の作成(マイタイムライン)
<感想>
・避難経路や避難し始めるタイミングなどを理解できたので、これから活かしていきたい。(1年生)
・自分が住んだいるところは、想像よりも浸水することが分かった。もし台風や線状降水帯などになったときは、状況を判断して、正しい行動をとれるようにしたい。(1年生)
・避難する場所を、家族で決めておこうと思う。(1年生)
② 「共助」:地元消防団の活動理解と体験
<感想>
・消防団の人は、郷土を守るために自分から行っていることが分かった。(1年生)
・父が消防団に所属しているので、家に帰ったら消防団について父に聞いてみたいと思った。(3年生)
・消防団の人はどのようなときに出動しているのか、避難する手順などについても考え学ぶことができたのでよかった。(3年生)
③ 「公助」:避難所設営体験
<感想>
・片中が避難所になることは分かっていたけれど、具体的にどうやって避難所を設営しているのか分かった。(2年生)
・片岡中に避難したときに、自分から動いてみんなのために協力したい。(2年生)
<全般的な感想>
・簡易的な住居スペースを組み立てたり、避難時に使用する倉庫(防災倉庫)の存在を初めて知ったりしたので、とてもためになった。また、避難時の行動の仕方について、理解することができた。(3年生)
・自助・共助・公助の言葉を新しく知ることができた。これからは、この3つを考えながら災害にあったときの対応について、考えていきたい。(1年生)
生徒ばかりでなく職員も、防災倉庫の中を見学したり発電機を動かしたりする貴重な体験をすることができました。協力者の中には、本校出身の方もいらっしゃいまして、母校を懐かしがっていました。ありがとうございました。
御家庭におきましても、防災グッズの点検や、避難する際の約束事を確認するよい機会かと思います。
総合文化発表会
11月29日(金)に、総合文化発表会がありました。これまでの学習の成果を発表する日として、校内合唱コンクールや自由発表、総合的な学習の時間の学年代表発表、美術・技術家庭・書写等の作品発表などがありました。(先月のこととなってしまいました。素晴らしい発表会となりましたので、御紹介します。)
<校内合唱コンクール>
今年は、文化芸術鑑賞教室(シエナ・ウインド・オーケストラ)があり、生の演奏を間近で見聞きした生徒たちです。今まで以上に、学級のまとまりがあり聴衆の心に響く歌声だったと思います。
伴奏者は、夏休みから練習を重ねこの日を迎えました。合唱を支える伴奏者の努力は大変なことだったでしょう。(自由曲の伴奏者のみを紹介します。学級によっては、課題曲の伴奏者もいます。)
今年は新たに銅賞が設けられ、審査時間が予定をオーバーするほど甲乙付けがたい合唱でした。
<自由発表の部>
「少年の主張」、「英語スピーチ」、保健委員会によるよい姿勢を意識できるストレッチポールの活用、ギターの弾き語り、ビートボックス、ダンスの披露がありました。
会場は、かなりの盛り上がりでした。
また、生徒会からは、「片中SDGs」の発表がありました。生徒評議会で議論を重ね、自作のロゴマークなどを作成して発表していました。「本校独自のSDGsの目標を持つことで、学校をさらによいものにし、同時にSDGsに貢献する」という目標達成のための提案ということです。生徒の発案で、話し合ったものを形にし、生徒に協力を求める生徒会の姿に感動します。
<総合的な学習の時間 学年代表発表>
1年生は、矢板と那須の違いを、4名の生徒の調査研究を組み合わせて発表しました。
2年生は、キャリア・スタート・ウィーク(職場体験学習)から学んだことを発表しました。
3年生は、2030年までに世界の人々が協力して達成すべき17の「持続可能な開発目標SDGs」について理解をし、自分で何ができるかを考えて探究活動をしてきた内容を発表しました。
生徒はよい学びをしていると感じる一日でした。
また、運営するためには、生徒会だけではなく全ての専門委員会が協力し、進行や舞台変え、照明などを行っています。
そして、会場の準備・片付けは2学年でした。学校の主軸であった3年生から2年生へ、いよいよバトンが手渡される日が近いです。
普通救命講習(2年生)
12月18日(水)と19日(木)の2日間にわたって、2年生はそれぞれ3時間の普通救命講習を受講しました。矢板消防署より2名の消防署員が御指導くださいました。基本的な心肺蘇生法やAEDの使用など、全員が実際に行うことにより、理解したり対処の技能を身に付けたりしました。
●2の1
●2の2
緊急時には、消防隊員が到着するまでの応急処置は、いつ、誰が行うか分かりません。本校にもAEDは職員室前と体育館入り口の2カ所にあります。2年生は、これまで以上にAEDの置き場所を認識したことでしょう。いざというときのための日頃の準備は欠かせませんから。
心の健康教室(3年生)
12月12日(木)、3年生を対象に「心の健康教室」を実施しました。
3年生にとってこの時期は、いよいよ私立高校等の受験を控え、普段以上に不安を感じやすいと思われます。そこで、矢板市健康増進課主催のこの事業を通して、自分を大切にするための手段や考え方について理解し、演習を通して心がほっこりする時間となったようです。
今回は、保健委員会の生徒が進行したりお礼の言葉を述べたりしていました。
研究授業と授業研究会
12月17日(火)に、理科と数学の研究授業がありました。
理科は、古代エジプトの人が石像をどのように運んだのかという疑問から、摩擦力について実験・考察をする内容でした。考察では、それぞれのタブレットに入力し、友達の考えをタブレット上で共有できるようにICTを活用していました。
数学は、1点を共有する2つの正三角形の位置関係にかかわらず、同じ性質を同じ方法で証明できる統合的な考えにまとめられる内容でした。デジタル教科書を自分で動かし、正三角形ばかりでなく、どんな正多角形でも成り立つおもしろさを感じていました。
授業後は、参観した授業に分かれて授業研修会を行いました。
数学では、矢板市内の他校の先生と合同で授業研究を行いました。矢板市教育委員会から指導主事の先生方2名も、それぞれの研究会に御参加いただきました。
最後に、宇都宮大学から先生をお招きして指導助言をいただきました。
生徒の学力向上には、教職員の授業力向上は欠かせません。本校では、教科の枠を超えて全員参加の研修を行っています。教科に共有する内容もあれば、教科特有のものもあり、その共通点や違いを認識するにも、全員参加の研修は役立っています。