お知らせと学校の様子

2020年2月の記事一覧

6年 キャリア教育講演会

 2月21日(金)、6年生を対象としたキャリア教育講演会が実施されました。講師は、レストランのコメスタと、ペットサロン「アイアイ」から来ていただきました。

 コメスタの料理長は、タマネギのみじん切りをしたり、グレープフルーツを食べやすく切り分けたり、見事な包丁さばきを見せてくれました。「さすがプロの技!」と子どもたちも目を輝かせて話を聞いていました。

 また、エプロンを身に着けている理由は、衛生面だけでなく、もう一つあるということも教わりました。「今までそんな使い方はしたことないよ。」という言葉に、「火を消す!」という答えが返ってきました。

 もう一つの教室では、ペットサロンから講師の先生が2頭の犬と一緒にやって来ました。かわいく賢い2頭の犬たちを見て、子どもたちは瞬く間に笑顔になりました。

 レストランやペットショップで実際に働いている人たちの思いに触れ、「働くこと」の意味について考える貴重な場となりました。講師の方々には、話を聞く態度が素晴らしかったという言葉をいただきました。6年生は、卒業に向けて、良い足跡を残していってくれていると感じる瞬間でした。

 

6年 薬物乱用防止教室

 2月20日(木)、6年生を対象とした薬物乱用防止教室が行われました。これは、薬物について正しい知識を子どもたちが理解し、「絶対に薬物乱用はしない!」ということを強く心に刻むための学習です。野田警察署の方や東葛サポートセンターの方、スクールサポーターの方が来てくださり、法律で禁止されている薬物のこと、薬物を乱用することの恐ろしさ等、具体的に教えていただきました。

 人間の「脳」をイメージし、発泡スチロールでできた人形にシンナーをかけてみる実験の様子です。

 シンナーによって、溶けていってしまう様子を目の当たりにして、薬物は「人間の脳や体を破壊する」ということがよくわかりました。

 見た目はカラフルな錠剤で危険な薬物とは思えない物であったり、「チョコ」や「エス」等、あだ名を付けて怖い物であると感じさせないようにしたり、「痩せる」「きれいになる」というように言葉巧みに薬物乱用の世界へ引き込もうとしていることを学びました。 また、薬物乱用の入り口として、タバコや飲酒についてもなぜ年齢制限があるのか、わかりやすく説明していただきました。

 もし、お世話になっている先輩に悪いことを誘われたときに、どうやって断るか、実際に3名が代表で演じてみました。

 薬物に絶対に手を出さないために、大切なことは、

小さなルールを守ること(これくらいなら、とルールを守らないと、悪い人に目を付けられやすくなる。)

相談できる人を持つこと

イヤなこと、ダメなことは、はっきりノーと断る勇気を持つこと です。

 最後に警察署の方から、薬物に関することは「死ぬまでずっと守ること。守ろうと思えば必ず守れる!難しいことではない!」というお話がありました。

 6年生の代表児童は、「体に害があることを知ったので、絶対にやらない。」という感想を発表しました。真剣に話を聞き、多くのことを学んだ時間となりました。

 

 

 

今年度最後の授業参観

 2月19日(水)の5時間目に授業参観が行われました。なかよし学級は「学習発表会をしよう」、1年生「もうすぐ2年生」、2年生「自分はっけん」、3年生「大豆研究所へようこそ」、4年生「2分の1成人式」、5年生「宮小米を作ろう」6年生「卒業プロジェクト」と、どの学年も今日の発表に向けてしっかりと練習を重ねてきました。

なかよし学級の英語劇、5年生の発表の様子です。

 2年生は、できるようになったことの発表で、国語の教科書の音読中です。3年生はちょうどクイズを出して保護者の方も一緒に考えているところでした。

 1年生はちょうど鍵盤ハーモニカの発表中でした。6年生は、保護者の方も一緒にクラス対抗ボール運びリレーで盛り上がりました。

 4年生は一人ひとりの発表の後、子どもたちから保護者の方へ感謝の気持ちを伝える呼びかけ中でした。

 保護者の方々に見守られながら、子どもたちが一生懸命に学習に取り組む様子が見られました。

情報モラル講習会・保護者全体会

 2月19日(水)、授業参観の前に体育館で教育ネットから講師の方をお招きして,情報モラル講演会を実施しました。ネット利用に関する子どもたちを取り巻く現状や様々なトラブルの実例の話等、30分ほどの講演会でした。適正なネットとの付き合い方を親子で考えることの大切さを学ぶ場となりました。

 ゲーム機でも気軽に見ることのできるYouTubeの利用者について、13歳以上という規約があり保護者の責任の下で利用する必要があることや、世界保健機関(WHO)がゲーム障害を依存症として認定したこと等、ネット利用に関する現状について詳しい話がありました。また、TikTokに投稿した内容が知らない間に他のサイトに転載されてしまったり、個人情報の拡散トラブルは本人が無自覚なまま加害者や被害者になってしまったりすることもあるという話もありました。

 スマホ等は、持たせ始めが大切である、そして、「貸す」という与え方をすることで、ルールをしっかりと守らせることが必要だという言葉が印象に残りました。これから先、避けては通れない問題であると思います。講演の最後、「使わせる覚悟」「使わせない覚悟」を保護者は持つ必要があるという話にその通りだなと感じました。

 講演会に引き続き、保護者全体会を行いました。学校評価の結果分析や来年度の行事予定について説明させていただきました。多くの保護者の皆様に参加していただき、ありがとうございました。

松風活動(最終回)

 2月18日(火)、今年度最後の「松風活動」です。1年生から6年生までの異学年で構成された松風グループでの活動は宮崎小学校の特色の一つです。今までは6年生がリーダーとして遊びを考えたり、当日の進行をしたりしてきましたが、今日はそれを引き継いだ5年生がそのリーダーの役目をしっかりと果たしていました。最初に一人ひとりの名前を呼んで、メンバー確認をしました。

 その後は、各グループごとに5年生を中心として準備をしてきた「ハンカチ落とし」や「なんでもバスケット」等、ゲームの時間です。5年生のリーダーに6年生がさり気なくアドバイスをする様子も見られました。どの教室も楽しい時間を過ごしていました。

 ゲームが終わると、1年間の活動を振り返り、全員が一言ずつ感想を発表しました。みんなが下級生の発表を温かい雰囲気で見守っていました。今までリーダーとして活躍してきた6年生への感謝の気持ちを伝える場となりました。

 5年生は、初めての松風活動リーダーの仕事に緊張しながらも一生懸命取り組んでいました。どの教室も和やかに活動する子どもたちの笑顔が溢れていました。来年度につながるよい締めくくりができたと思います。

 6年生の皆さん、1年間下級生達を引っ張って、楽しい松風活動の時間を作ってくれて、ありがとうございました。