6年 薬物乱用防止教室
2月20日(木)、6年生を対象とした薬物乱用防止教室が行われました。これは、薬物について正しい知識を子どもたちが理解し、「絶対に薬物乱用はしない!」ということを強く心に刻むための学習です。野田警察署の方や東葛サポートセンターの方、スクールサポーターの方が来てくださり、法律で禁止されている薬物のこと、薬物を乱用することの恐ろしさ等、具体的に教えていただきました。
人間の「脳」をイメージし、発泡スチロールでできた人形にシンナーをかけてみる実験の様子です。
シンナーによって、溶けていってしまう様子を目の当たりにして、薬物は「人間の脳や体を破壊する」ということがよくわかりました。
見た目はカラフルな錠剤で危険な薬物とは思えない物であったり、「チョコ」や「エス」等、あだ名を付けて怖い物であると感じさせないようにしたり、「痩せる」「きれいになる」というように言葉巧みに薬物乱用の世界へ引き込もうとしていることを学びました。 また、薬物乱用の入り口として、タバコや飲酒についてもなぜ年齢制限があるのか、わかりやすく説明していただきました。
もし、お世話になっている先輩に悪いことを誘われたときに、どうやって断るか、実際に3名が代表で演じてみました。
薬物に絶対に手を出さないために、大切なことは、
①小さなルールを守ること(これくらいなら、とルールを守らないと、悪い人に目を付けられやすくなる。)
②相談できる人を持つこと
③イヤなこと、ダメなことは、はっきりノーと断る勇気を持つこと です。
最後に警察署の方から、薬物に関することは「死ぬまでずっと守ること。守ろうと思えば必ず守れる!難しいことではない!」というお話がありました。
6年生の代表児童は、「体に害があることを知ったので、絶対にやらない。」という感想を発表しました。真剣に話を聞き、多くのことを学んだ時間となりました。