生物多様性への取り組み
自然を支える生物多様性は、人間を含む多様な生命の長い歴史の中でつくられたかけがえのないもので、それ自体に大きな価値があり、保全すべきものです。
 生物多様性とは、多くの生き物たちがお互いに関わりあい、様々な環境に合わせて、生存していることです。自然の恵みから、生活に欠かせない食べもの、エネルギー、着るものなどさまざまな恵みを受けていますが、それらはすべて「生物の多様性」に支えられています。
 生き物には、食べる-食べられるといった食物連鎖の中のつながり、また、長い歴史を経たいのちのつながり、地域と地域・流域などさまざまなつながりがあります。また、それぞれの地域に特有の自然や風景があり、それが地域の文化と結びついています。生命の一つ一つに個性があり、すべての生命は直接的に、あるいは間接的に支えあって生きています。生物多様性条約では、生態系の多様性・種の多様性・遺伝子の多様性という3つのレベルの多様性があるとしています。(以上野田市のホームページより)
 そこで、宮崎小学校では、以下の取組をする中で、体験を通して児童に生物多様性の重要性を学習してます。以下にその内容と様子を紹介します。

1・2年生 植物観察
1年生は、生活科の学習で朝顔を、2年生は、野菜を育てています。きゅうりは大きな実を付けています。食べるととても美味しいと思います。朝顔もツルが伸び、夏の開花が楽しみです。
 
2年生の育てている野菜が、日に日に成長します。実を付けると、次から次へと実ります。手間をかけたぶん、確実に成長します。
 

2年生 サケが大きくなるまで

今年もローターリークラブ様より、サケの卵をいただきました。今年は産卵も少ないため、貴重な卵となります。2年生が国語科の「サケが大きくなるまで」の学習と平行して、観察を行っていきます。2月下旬に利根川へ放流するまで、大切に育てていきます。

5センチほどの大きさに成長したサケの稚魚を利根川に放流しました。一足先に旅立つサケの子ども達、是非、帰ってきてほしいものです。



3年生 大豆ワールドへようこそ
3年生が育てた大豆を使って豆腐作り体験を行いました。当日は、保護者の方にも協力をいただき、大豆をミキサーを使って細かくしたり、にがりで豆腐を固めたりする作業を体験しました。子ども達ははじめての体験に大満足しました。



5年生 宮小米大作戦!
正門から玄関に向かう途中に、田んぼがあります。水を張り、あとは、植えるだけになりました。5年生が毎年、総合的な学習の時間で、稲を育てコメを作っています。今年も多くのお米ができるといいです。力を合わせ、5年生がんばれ。
 
5年生が職員室前観察池前のスペースに田植えを行いました。5年生全児童がいただいた苗を丁寧に植えていきました。はじめて体験する児童が多く、貴重な体験となりました。今後の成長、そして秋の収穫が楽しみです。

立秋が過ぎ、秋風を感じる季節となりました。5年生が育ていている稲も、穂をたわわに付け、黄金色に色づきました。今年は、豊作です。総合的な学習の時間で観察や手入れをしながら、大切に育ててきました。刈り入れが楽しみです。
太陽を浴び、稲が成長しています。緑の絨毯とまではいきませんが、青々となってきました。是非、授業参観の時にご覧ください。
 
 
5年生が近隣の方からいただいた、もち米を使用し、もちづくり体験を行いました。いただいたもち米を蒸し、ボールとすりこぎ棒を使い、もち米をこね、もちに仕上げていきました。多くの児童がはじめての体験であり、興味深く活動を行っていました。出来上がったおもちを、あんこ・しょう油・きなこの3種類で美味しく味わいました。


創立60周年記念樹 桜の木
歴代校長先生の佐澤様より、60周年をお祝いし、3本の桜の木をいただきました。通常の桜とは違い、ピンクの花ではない色の花を咲かせるそうです。春にはどんな色の花が咲くのか今から楽しみです。校庭と駐車上の間に植樹しました。大切に育てていきたいと思います。


60周年記念植樹として、歴代校長先生から贈られた桜の花か数輪ですが咲きました。花の色はなんと緑色です。珍しい桜の木で、宮崎小のスクールカラーにぴったりの花の色です。駐車場と校庭の間に3本植えています。これからも大切に育てていきます。