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2025年1月の記事一覧

答えのない教室 ~理科編~

今年度、本校では1学年の数学で「答えのない教室」を実施しています。「答えを出すこと」ではなく、みんなで意見を出し合い、様々な考え方を試すことがゴールの授業。楽しくて新しい発見がいっぱいです!

そして今日は、

株式会社 新評論 代表取締役  

武市 一幸 様

をお招きして、2学年の理科の授業でも「答えのない教室」を行いました!

授業のスタートはドキドキの トランプくじ!くじで決まった番号の席に座り、毎回違うメンバーと班を組んで活動します。「誰とでも協力できる力」を育てるチャンスです!班のメンバーと一緒に、理科ならではの実験道具や身近な物質を使って、さまざまな Mission に挑戦しました。

Missionは、難易度別の課題にポイントが付いています。どうしても解けないときは、獲得ポイントを削ってヒントをGETする作戦も!最終的にポイントをたくさん集めたのは、どのグループでしょうか?

「こうしたらどうなる?」「こっちを試してみよう!」とみんなの頭はフル回転!磁石をもっと強力なものに変える工夫をしたり、「これを使わせてください!」と積極的に交渉する班もありました。すごい発想力です!

全てのMissionをクリアできなかった班もありましたが、 「どうやったらできる?」を考え、試してみることが何よりも大切だということを感じられる1時間でした。

以下は生徒の振り返りです。

・今まで学習したことを今回の授業に生かすことができてとてもよかった!電磁誘導がここに生かされると思っていなかったので、とても驚いた。

・とても考えた。1円玉を動かすのを最も考えた。水に浮かせると動いたのがびっくりで、家でやってみたい!

・クリップはもともと磁力がないけど、磁力のあるものと近づけると磁力が移るのが面白かった!

・1円玉はアルミニウムだから磁石にはくっつかないけど、動かす手段はたくさんあるらしいから、もっと考えてみて試したい!

次回もみなさんのユニークなアイディアに期待しています!

どんな面白い方法が生まれるのか、楽しみですね!