2025年1月の記事一覧
おおぐろ中の健康を守りたい!part2
1月も下旬を迎え、もうすぐ2月に入ります。
まだまだ寒い日が続いている今日この頃…
おおぐろの森中学校保健委員会は、静かに、でも確実にみなさんの健康を守っています。
授業中、教室の窓がいつも少し開いているのは知っていますか?
このように、前と後ろの窓が少し開いています。
寒いのになんで!?と思う人もいるかもしれませんが、とても大切なことなのです。
保健委員会では、12月から「おおぐろの森中健康大作戦!」として、感染症対策の取り組みを行っています。
前回は、加湿器についてお伝えしましたので、今回は換気活動について紹介したいと思います!
まず、なぜ換気をするのかというと、
・空気中のウイルスを外に追い出す
・空気中の二酸化炭素濃度を下げる
この二点が大きな理由です。
「ウイルスを追い出す」というのは、イメージができると思いますが、
「二酸化炭素濃度を下げる」というのはどういうことなのでしょうか。
空気中の二酸化炭素濃度が高くなると、頭がぼーっとしたり、頭痛を引き起こしたりすることがあります。
インフルエンザなどの感染症対策はもちろん、授業に取り組む環境を整えることにもつながります。
よって、定期的に外から酸素を取り込むことが大切なんです。
おおぐろ中の教室には、このような機器が設置してあります。
この機器は、空気中の二酸化炭素濃度を測ることができます。
学校環境衛生における適正値は、1500ppm以下とされています。
窓を閉め切った状態だと、あっという間に適正値を超えてしまいます。
そこで保健委員会では、常時教室の窓を開ける取り組みを行っています。
目安はこぶし1つ分です。
これだけでも十分に空気を循環させることができます。
先日行われた学校環境検査では、2年生の教室の空気検査を実施しました。
授業開始前に窓を全開にし、十分に換気をした状態から授業をスタートしました。
授業開始時は、680ppm
授業開始15分後は、810ppm
授業開始40分後は、790ppm でした。
英語の授業で生徒同士が話す機会も多かったのですが、換気の効果で数値が大きく上がっていないのがわかります。
換気をしてくれる保健委員のみなさん
いつもありがとうございます!!
感染症対策のためにも、快適な空間で授業を受けるためにも換気はとても重要です。
今後も換気活動に協力をお願いします。