校長先生から今日のお話

校長先生から今日のお話

8月11日(月) 「やれ」でやるのではなく、「やる」でやる!

「やれ」でやるのではなく「やる」でやる!

 勉強でも部活動でも日々の生活習慣でもそうですが、保護者や先生から「やれ」と指示されてやるのか、自分の意志でやるのかで、結果もそうですが、結果の受け止め方や人としての成長も違ってくるのではないでしょうか…。例えば部活動、いつも先生やコーチから「やれ」と言われて練習をしていたとして、勝って心から嬉しいですか?負けて心から悔しいですか?学校の部活動はプロの世界と違い、負けたからといってクビになり生活ができなくなることはありませんよね。自分でやりがいや喜びを見つけ、目標を立てて努力するからこそ、勝っても負けても人として成長するのです。勉強はどうですか。本当の勉強は、社会人となり、一流の職業人になるために、その職のより専門的な内容を自らの意志で学ぶことです。お盆休みですね、勉強でも部屋の掃除でも家事でも、「やれ」と言われなくても自ら進んで「やる」といいですね。(校長)

8月8日(金)秋

 昨日は立秋でしたね。立春、立夏、立秋、立冬の前日を節分と言います。中でも立春は昔のお正月でしたから、年の初めということでめでたく、無病息災を祈り、盛大にお祝いをしました。このことが豆まきなどで今の時代にも受け継がれているのです。さて、立秋を過ぎたということは、暦の上ではもうということです。校長先生は一年を通して、毎朝4時半に起きて、決められた家事をこなし、早めに出勤して朝の静かな職員室(校長室)でひと仕事するという生活を30年以上続けていますが、日の出の時刻や日の入りの時刻は明らかに6月後半や7月とは違ってきています。間もなく日中は暑くても朝晩は涼しくなります。空に浮かぶ雲もモコモコの厚い雲(入道雲、積乱雲)から薄い雲(うろこ雲、いわし雲)に変わっていきます。涼しく過ごしやすくなるので、何をするにも絶好の季節となります。ですから、読書の秋、スポーツの秋などと言われるのですね。
 さて、これからお盆休みに入ります。家族と過ごす時間もこれまで以上に増えることと思われます。ぜひ、楽しく思い出に残る過ごし方をしてくださいね。そしてお盆休みが終わったら、いよいよ2学期の準備をしましょう。体調、志(こころざし)、学習と様々なことに対して2学期の準備をしましょう。2学期は学習が深まり、新人戦や駅伝大会、文化部のコンクールなどがあり、合唱祭などの文化的行事もあります。3年生は進路の決定が迫られる時期となります。夏休み後半をのんびり過ごしていると、2学期のスタートで出遅れてしまいますよ!健康に気をつけて夏休みの後半戦を一日一日大切に過ごしましょう。(校長)

毎朝、陸上部の長距離班は駅伝を見据えての練習をしています

サッカー部は練習試合をしていました

男女バドミントン部

8月6日(水)君は成長しているか…

君は成長しているか…

 学校の正門を入ってすぐ左に掲示板があります。今日みんなに改めて自分ごととして振り返ってもらいたい言葉があります。猛暑の夏休み、沼中生は部活動や受験勉強をがんばっていると思います。いま君たちは苦しい日々ですか、やめたいと思う日々ですか…。苦しい、やめたいと思うのは、今までの自分を越えようとがんばっている証拠成長するためには避けて通れない道なのです。心や体を壊してまでがんばる必要はありませんが、中学生として夏休みの楽しさと同じくらい苦しさを味わわなければ心も体も強く、たくましく、そして賢くはなれません。3年生も勉強がんばれ!高校に進んでも、大学に行っても、社会人になっても勉強は続くのです!学ぶということに終わりはありません…。
 中学生の夏、遠い昔の思い出…

剣道部、週末の関東大会に向け最終調整

女子バレー部 新体制で始動

市内小中学校 図工・美術担当者研修会

8月5日(火)間接体験より直接体験

間接体験より直接体験

 とにかく暑い日が続いていますね。体調管理や雷にも注意して過ごしてくださいね。さて、1年生の先生方はスキー教室の企画、準備を始めています。1年生の生徒諸君はスキーをしたことはありますか?最近は人から話を聞いたりすることだけでなく、仮想空間疑似体験をしたり、動画でスキーの滑り方などの解説を観たりすることができる時代となりました。しかし、どんなに仮想空間での体験をたくさんしてみたり、滑り方の解説動画や本を読んでみても、それだけでは上手にスキーが滑れるようにはなりません。実際にスキーのブーツをはき、板をつけて雪の上を滑るあの感覚…。それは直接に体験しなければ分かりませんよね。夏休みにはぜひ、直接体験する機会をたくさん持ってほしいと思います。例えば、キャンプに行って直接火を起こして食事を作る体験、海や山で満天の星空を見る体験、博物館や音楽ホールなどで本物の文化や芸術に触れる体験など、夏休みにしかできない体験にぜひ挑戦してみてください。直接体験したことは身に付き、人に語るときには瞳や唇が輝くものです。夏休みを楽しみましょう!(校長)

7月30日(水)人生に無駄なことはない

人生に無駄なことはない ~起きたことはすべてそれでよしと思おう~

 夏休み真っ最中ですね。いよいよ7月も今日を入れてあと2日、夏休みも暑さも、そして勉強や部活動もまさに夏本番!という感じですね。学校総合体育大会も県大会が連日行われ、悲喜こもごもの結果となっています。そこで…、運動部(一部文化部もそうですが)の大会は、試合ですから勝ち負け、上位何位などの結果が出ます。部活動の本来の目的は別のところにあるとは思いますが、目標は勝つことですよね…。しかし、優勝する者以外は、すべてどこかで負けるわけです。本校の部活動も全国優勝をしない限り、どこかで必ず負けるわけです。人は勝負に負けたり、病気けがをしたり、何か困難なことにぶつかると、気持ちがうつむきがちになるものです。でもね、何事も受け止め方次第であり、その後の人生でプラスにするのかマイナスにするのかは自分次第なのです。自分に起きた出来ごとを静かに振り返り、すべてのことは自分を成長させるために起きたことなのだと思うようにしてみてください。いつの日か、あの時の辛く、悔しい経験を乗り越えたから今の自分がある…と思える日がきっと来ます。県大会で負けてしまった諸君、体勢を立て直し、次に向けて新たな一歩を踏み出そう!

 

陸上部の長距離班は、秋の駅伝大会に向けて早朝からがんばっていますよ!