2022年6月の記事一覧
市民大学講座「JAXA筑波宇宙センター見学」
6月17日(金)
今年は新型コロナウイルスの影響で見学ツアーは人数的にも制限があり、残念ながら内部の見学は無理でした。
ですので、展示館、ロケット広場、プラネットキューブ(土産・売店)のみ見学してきました。
展示館の中は説明時間が決まっているのですが、説明を一通り聞く事が出来て、皆さん真剣に聞き入っていました。(自分もロケットに乗り宇宙へ行くんだ…と思って聞くと、また違った面で想像が含むのではないか?と思う。)
また、見学には就学前の園児も来ており、一緒に説明を聞いていました。
皆さんの感想は、
・ニュースなどでJAXAの名前は聞いていたが、実際に宇宙センターを訪れ、宇宙船の模型の中に入ることができ、
大変良い経験になった。
・行く前はあまり興味がなかったが、実際行ってみて、宇宙から見た地球など、ロケットを見られてよかった。
等々、大変好評でした。
新聞に掲載されていましたが、JAXAは13年ぶりに宇宙飛行士を募集し、そして4127名の応募があったそうです。
この中から若干名の方が選ばれ、訓練を経て晴れて宇宙飛行士になれるわけですが、先輩方の様に活躍してくれることを期待せずにはいられません。
高度な日本の宇宙技術の成果がいろいろな所、企業により研究・改良され、宇宙旅行も夢ではなくなって来つつある。これからの日本の宇宙産業にますます目が離せないと感じました。
文章作成:市民大学運営委員
健康講座「楽しく学ぶ! 認知症予防講座」を実施しました
令和4年5月11日(水)から3週連続で、「楽しく学ぶ! 認知症予防講座」を実施しました。
初回は、”認知症を知ろう”というテーマで、認知症を抱える人数や割合、費用、症状、予防の方法などについて学習しました。
認知症を予防するための3点として
1.頭を使い身体を動かすこと
2.人と交流を持つこと
3.楽しめる活動をすること
これらを継続して行うことが大切とのことでした。
2回目は、”思い出を書こう、語ろう”というテーマで、”思い出ノート”を使い、参加者が生まれてから現在に至るまで、それぞれの人生を振り返りました。その中で戦時中のことを思い出され、体験談を語っていた方もいました。
3回目は、”ライフ&エンディングノートを活用しよう”というテーマでした。
もし、自分の身に何かあった時に、家族や知人に対するメッセージを残すことの大切さを学びました。
アンケートからも、認知症への関心、介護する側の心構え、エンディングノートを書きながら、昔のことを思い出したり、自身に何かあった時に書いておくことなど、この講座に関する関心や満足度の高さが読み取れました。
参加者の皆さま、講師役などをつとめていただきました明治安田生命のスタッフの皆さま、お疲れさまでした。
春日部市庄和地区市民大学「歌舞伎鑑賞」
芸能学科古典芸能鑑賞講座(6月3日)
―歌舞伎ー
6月3日の古典芸能鑑賞講座は、国立劇場大ホールでの歌舞伎鑑賞でした。
10時30分現地の国立劇場会場入り口前に集合し、点呼等、チケットをもらい劇場内に入り、解説用のイヤホンを渡されました。
当日は学生29名、運営委員8名、OB2名の軽39名の参加となりました。
この講座では普段なかなか触れる機会のない古典芸能を間近に鑑賞することができました。
今年度は歌舞伎の初心者を対象にした解説「歌舞伎のみかた」を若手歌舞伎俳優の中村玉太郎氏より、お芝居の見所や歌舞伎の魅力について、分かりやすく説明がありました。観客の中には高校生の団体がたくさんいました。
歌舞伎は安土桃山時代から江戸時代初期にかけて、当時の流行の最先端を行く奇抜な服装や整形をした人を「かぶき者」と呼び、この「かぶき者」の扮装を舞台上で真似たことによります。
以降約400年の歴史の中で、さまざまな時代の困難を乗り越えながら、他の芸能やその時々の流行などを取り入れ発展し、その結果、歌舞伎は演劇・舞踊・音楽の各要素を備えた「総合芸術」として現在に受け継がれているという事です。
上演された歌舞伎は「彦山権現誓助剣」-毛谷村
第一幕 豊前国彦山杉坂墓所の場
第二幕 同 毛谷村六助住家の場
心優しい剣の達人毛谷村六助と可憐で男勝りの力を持つ六助の許嫁のお園と敵討ちを志す物語が臼や玩具の太鼓等の小道具を使いながら明るく展開されていました。
観劇後皆さんから次の様な感想が寄せられました。
・初めての歌舞伎で十分楽しめた
・個人的に良いきっかけとなった
・初心者への解説付きでスムーズに歌舞伎の世界に入ることができた
・面白い話が聞けて良かった
・日本文化に触れることが出来た
帰演後、国立劇場内の「十八番」で洋食弁当の昼食をとり、その後自由解散となりました。
帰後、夕立となり大きなヒョウに見舞われ最寄駅で雨宿りをした人もいたようです。
文章作成:市民大学運営委員