庄和地区公民館
市民大学「歌舞伎鑑賞」
7月6日の古典芸能鑑賞講座は、国立劇場での歌舞伎鑑賞でした。
古典芸能鑑賞講座は、毎年行われる講座で、普段なかなか触れる機会のない古典芸能を、ナマで鑑賞することができます。昨年は文楽(人形浄瑠璃)を国立劇場小劇場で、一昨年は能を国立能楽堂で鑑賞しました。
今回の公演は、歌舞伎の初心者を対象にした「歌舞伎鑑賞教室」で、高校生の団体と一緒の観劇になりました。
最初のプログラムは「歌舞伎のみかた」です。
若手俳優の坂東慎吾から、舞台構成(上手、下手、花道、すっぽんなど)、音楽(上手の高い台(床)の上で演奏される義太夫と三味線、下手の簾の中で効果音として演奏される太鼓、鼓、笛)などの解説がありました。
続いてのプログラムは「日本振袖始(ふりそではじめ)」で、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の八岐大蛇(やまたのおろち)退治の話です。
【主な登場人物の紹介】※ 役・・・演者 で記載しています。
岩長姫(いわながひめ)(八岐大蛇の化身)・・・中村時蔵
素戔嗚尊(すさのおのみこと)・・・中村錦之助
稲田姫・・・「歌舞伎のみかた」の解説を務めた坂東慎吾
ストーリーは、岩永姫(八岐大蛇の化身)が、自分より美しい稲田姫(素戔嗚尊の恋人)に嫉妬し、いけにえに差し出させ、丸呑みにします。それを素戔嗚尊が助け出すというアクション・ドラマ。頭が8つある八岐大蛇は8人の役者が演じ、あるときは一列に連なり、あるときは8つに分かれて素戔嗚尊と戦いを繰り広げる、立ち回りが見どころとなっています。
題名の「振袖始」は、八岐大蛇のいけにえになるとき、稲田姫の袖に、一振りの名刀を隠し持たせたことが由来だそうです。
劇場に飾られた八岐大蛇
さて観劇を終えて学生たちは春日部に戻り、食事会を開きました。
その他の感想には次のものがありました。
・イヤフォーン・ガイドがあったのでストーリーが良く分かった
・役者の声のとおりがすばらしい(もちろんマイクなしです)
・途中でちょっと眠くなった
国立劇場の緞帳
16ミリ映画上映会
6月20日(水)正風館1階 大ホールにて
16ミリ映画上映会を開催しました。
午前の部は「裸の大将放浪記」
午後の部は「典子は、今」
を上映しました。
午前と午後の2部構成による上映は、春日部市内で初の試みとなりました。
あいにくの天気にも関わらず、午前は62名、午後は59名が来場されました。
次回の上映会は10月16日(火) 正風館1階大ホールにて開催します。
今回と同様に2部構成で「鉄道員(ぽっぽや)」「ホタル」
を予定しています。
皆さまのご来場をお待ちしております。
庄和地区体育祭を開催します!
平成30年10月7日(日)午前8時30分から、庄和総合公園多目的広場にて、庄和地区体育祭を開催します!
雨天等の理由により開催できない場合は、10月8日(月・体育の日)に延期します。
区・自治会対抗種目、団体対抗種目のほか、当日参加できる事前申込不要の自由参加種目もあります。
ぜひ、ご家族やご友人をお誘いあわせのうえ、ご参加ください
子育てサロン「お楽しみ会」
「お楽しみ会」前半は、庄和図書館職員による手遊びと読み聞かせ、後半はNPO(リトミック研究センター認定講師)の栗岡一矛さんとヤマハ講師の西村範子さんによるリトミックでした。
初めは読み聞かせです。お話の途中に手遊びがあり、親子で楽しんでいました。
活発に動き回っていたお子さんたちも段々お話に夢中になり、聞き入っているようです。
リトミックでは体を使った遊びをしました。
ビニールシートの上にボールを乗せてシートの端を波打たせるとボールがポンポン飛び跳ねます。子供たちは、ばさばさと夢中でシートを揺らしていました。
栗岡さんと西村さんは、流行の曲や子供に親しみやすい曲などを演奏し、親子で楽しめた1日となりました。
当事業は、更生保護女性会のご協力のもと実施しております。
皆さまお忙しい中ご協力ありがとうございました。
次回は、7月19日(木)10時より3階講義室にて「リコーダーサークルむらさきはなな」さんとギターサークルの「レジェンド」さんに来ていただいてミニコンサートを行います。
申し込み不要です。ぜひご参加ください。
市民大学「宿泊体験(林業体験)」
秩父は小雨と濃霧に包まれていたため、山林での樹木の伐採は中止になり、既に伐採された丸太(直径30センチ以上、長さ2メートル程度)を手引き鋸と大小2種類の斧で細断し、バーベキュー用の薪を作る作業を行いました。
丸太は最初に鋸で6分割しますが(長さ30センチ程度に切りそろえる)、1本切るのに5分では無理で、10分近くかかります。さらにそれを燃えやすい太さに斧で細分するという大仕事です。男子学生、女子学生がお互いに協力しながら作業を進めました。
2時間程の作業で出来上がった薪の束を積み上げるとご覧のとおり。一仕事終えて、みんなニッコリ、満足の表情です。
翌日は、これまたほとんどの参加者が初体験の七宝焼きでのキーホルダー作り。やり方がわからず、講師の説明を不安げな表情で聞いていた参加者たちも、色とりどり、透明・不透明の釉薬を塗って焼き上げると、ご覧のとおりの見事な出来栄えに大満足でした。これらの作品の中から参加者の投票で選ばれたベスト3が右側の写真です(左端が第1位、他の2点は同点2位)。
宿泊講座の2日間。薪割りは体力的にキツイ面もありましたが、「運動不足解消になった」、「ストレス解消になった」、「ちょっとしたコツでうまくできることを実感できた」、「初めての経験で楽しかった」との感想が多くありました。また七宝焼きでは、今迄自分で気づかなかった“芸術的才能”を発見した参加者も多かったようです。
新たな経験が出来た宿泊講座は、新鮮で刺激的な2日間となりました。