ほごログ
10月3日、11日に開催される文化財めぐりの参加者を募集します
文化財めぐりの参加者を募集します。
10月3日、11日にマイクロバスで市内の素晴らしい建造物や史跡、天然記念物などの各種文化財をめぐります。
ご応募をお待ちしております。
10月3日、11日にマイクロバスで市内の素晴らしい建造物や史跡、天然記念物などの各種文化財をめぐります。
ご応募をお待ちしております。
開催日時
平成29年10月3日(火曜日)・11日(水曜日) 午前9時~午後4時場所
- 教育センター(集合・解散)
- 郷土資料館
- 春日部八幡神社・春日部稲荷神社
- やじま橋
塚内古墳群 小淵山観音院仁王門 - 神明貝塚
- 西金野井香取神社
花蔵院 の四脚門 蓮花院 のムク
対象
市内在住・在勤・在学の成人
募集人数
各開催日20人
費用
無料
申し込み方法
ハガキまたはメールで、 参加者全員の住所・氏名・生年月日・電話番号、参加希望日(複数日選択不可)を記入の上、平成29年9月20日(水曜日)(必着)までに、文化財保護課あて申し込んください。はがき1枚、メール1通に付き参加者2人まで記入できます。
抽選結果は平成29年9月26日(火曜日)までに応募者全員に通知します。
送付先住所
〒344-0062 春日部市粕壁東三丁目2番15号
春日部市 教育委員会 文化財保護課 あて
送付先アドレス
メールアドレス:bunkazai@city.kasukabe.lg.jp
メールで応募の場合は、受信確認メールを返信しますので、送付先アドレスからのメールを受信できるように設定をお願いします。また件名を無記入で送信すると迷惑メール対策のためサーバーで削除される恐れがありますので、件名に「文化財めぐり応募」と記入してください。
道の駅「庄和」『新編図録春日部の歴史』からのご紹介19
「道の駅」とは、平成5年に創設された制度で、市町村等からの申請に基づき、国土交通省が登録を行っており、平成29年4月21日現在で全国1117駅が登録されています。道の駅「庄和」は、平成17年3月27日に開業しました。
幹線道路沿いで、休憩所と地域振興施設が一体になった施設が多く、国道4号バイパス沿いの道の駅「庄和」でも地元農家が生産している米、野菜、果実などを販売し,連日多くの人でにぎわっています。
なお、道の駅「庄和」でも『新編 図録 春日部の歴史』を販売しています。ぜひご利用ください。
「農業経営の多角化」『新編 図録 春日部の歴史』260ページ
『新編 図録 春日部の歴史』販売のお知らせ
幹線道路沿いで、休憩所と地域振興施設が一体になった施設が多く、国道4号バイパス沿いの道の駅「庄和」でも地元農家が生産している米、野菜、果実などを販売し,連日多くの人でにぎわっています。
なお、道の駅「庄和」でも『新編 図録 春日部の歴史』を販売しています。ぜひご利用ください。
「農業経営の多角化」『新編 図録 春日部の歴史』260ページ
『新編 図録 春日部の歴史』販売のお知らせ
市民の方から資料の寄贈を受けました
本日、市内にお住まいの方から、棹ばかりを寄贈していただきました。
この棹ばかりは、昭和20年~昭和35年頃まで、麻縄製造・販売されていたお宅から寄贈いただいたものです。先代が終戦後に粕壁に引っ越し、麻縄製造業を開業して以来使っていたものだと伝えられています。
大・中・小の3種類があり、大の分銅には「定錘秤量八拾瓩」、中には「定錘秤量拾五瓩」、小には「定錘秤量七瓩」とあります。「瓩」はキログラムと読みますので、大は80kg、中は15kg、小は7kgまでというように、モノの重さに応じて棹ばかりを使い分けていたことがうかがえます。縄の原料や製品の重量を量るときに使ったのでしょうか。
ところで、昭和32年(1957)の『春日部市商工名鑑』には、先代のご主人は「棕梠縄(しゅろなわ)加工卸」の業者として掲載されています。棕梠(しゅろ)とは、ヤシ科の常緑高木のことで、皮の繊維は縄・刷毛(はけ)・箒(ほうき)などに加工されます。棕梠縄は、天然繊維のなかで最も腐敗しにくいといわれ、今でも造園の竹垣などによく使われるそうです。
昭和32年(1957)当時、春日部市内には棕梠縄をはじめ、縄の製造・加工卸などの業者さんが8軒存在していました(『春日部市商工名鑑』)。しかし、高度経済成長期にナイロン等の化学繊維が登場すると、棕梠縄や藁縄にとってかわるようになり、従来の縄製造・加工業は衰微していくことになります。ご寄贈いただいたお宅でも、昭和41年(1966)には他の商売をされていたそうですので、化学繊維の登場が商売の岐路になったのかもしれません。
しかし、化学繊維が登場するまで、春日部で棕梠縄が製造・販売されていたことはゆるぎない事実です。棕梠縄や藁縄が、戦後の経済成長の礎を築いたといっても過言ありません。この棹ばかりは、春日部における戦後の復興の歴史を今に伝える資料といえそうです。
寄贈いただいた方には、改めてお礼を申し上げます。
この棹ばかりは、昭和20年~昭和35年頃まで、麻縄製造・販売されていたお宅から寄贈いただいたものです。先代が終戦後に粕壁に引っ越し、麻縄製造業を開業して以来使っていたものだと伝えられています。
大・中・小の3種類があり、大の分銅には「定錘秤量八拾瓩」、中には「定錘秤量拾五瓩」、小には「定錘秤量七瓩」とあります。「瓩」はキログラムと読みますので、大は80kg、中は15kg、小は7kgまでというように、モノの重さに応じて棹ばかりを使い分けていたことがうかがえます。縄の原料や製品の重量を量るときに使ったのでしょうか。
ところで、昭和32年(1957)の『春日部市商工名鑑』には、先代のご主人は「棕梠縄(しゅろなわ)加工卸」の業者として掲載されています。棕梠(しゅろ)とは、ヤシ科の常緑高木のことで、皮の繊維は縄・刷毛(はけ)・箒(ほうき)などに加工されます。棕梠縄は、天然繊維のなかで最も腐敗しにくいといわれ、今でも造園の竹垣などによく使われるそうです。
昭和32年(1957)当時、春日部市内には棕梠縄をはじめ、縄の製造・加工卸などの業者さんが8軒存在していました(『春日部市商工名鑑』)。しかし、高度経済成長期にナイロン等の化学繊維が登場すると、棕梠縄や藁縄にとってかわるようになり、従来の縄製造・加工業は衰微していくことになります。ご寄贈いただいたお宅でも、昭和41年(1966)には他の商売をされていたそうですので、化学繊維の登場が商売の岐路になったのかもしれません。
しかし、化学繊維が登場するまで、春日部で棕梠縄が製造・販売されていたことはゆるぎない事実です。棕梠縄や藁縄が、戦後の経済成長の礎を築いたといっても過言ありません。この棹ばかりは、春日部における戦後の復興の歴史を今に伝える資料といえそうです。
寄贈いただいた方には、改めてお礼を申し上げます。
25回目を迎えた土器づくり教室を開催しました
7月30日、8月20日(全2日間)、「土器作り教室」と「産直の里内牧体験」を開催しました。
1日目(7月30日)は、粘土をねって形を作り、縄や貝塚から発掘された実物の貝殻などで模様をつけました。参加者の方々は、試行錯誤しながらオリジナルの縄文土器を形作りました。
2日目(8月20)は、内牧公園で土器の野焼きを行いました。職員が土器を焼いてる間、火おこし体験と勾玉作りにチャレンジしました。火おこし体験ではマイギリ式の道具を使い、2組のご家族が見事に火おこしに成功しました。午後は近隣農園にてブルーベリー狩りを体験しました。沢山実った紫紺のブルーベリーを穫りとりました。
土器成形の様子
火おこしにチャレンジ
収穫体験の様子
完成した土器を前に自分の作品を探しています
ご興味のある方は来年参加してみてはいかがでしょうか。
毎年、広報かすかべ7月号、ホームページで参加者を募ります。
1日目(7月30日)は、粘土をねって形を作り、縄や貝塚から発掘された実物の貝殻などで模様をつけました。参加者の方々は、試行錯誤しながらオリジナルの縄文土器を形作りました。
2日目(8月20)は、内牧公園で土器の野焼きを行いました。職員が土器を焼いてる間、火おこし体験と勾玉作りにチャレンジしました。火おこし体験ではマイギリ式の道具を使い、2組のご家族が見事に火おこしに成功しました。午後は近隣農園にてブルーベリー狩りを体験しました。沢山実った紫紺のブルーベリーを穫りとりました。
土器成形の様子
火おこしにチャレンジ
収穫体験の様子
完成した土器を前に自分の作品を探しています
ご興味のある方は来年参加してみてはいかがでしょうか。
毎年、広報かすかべ7月号、ホームページで参加者を募ります。
郷土資料館夏季展示ギャラリートークを開催しました
平成29年7月22(土)・8月19日(土)・8月20日(日)、資料館企画展示室で夏季展示ギャラリートークが開催されました。
第57回の夏季展示「初代直木賞選考委員 三上於菟吉を知っていますか?」展の展示品を見ながら、展示を担当した学芸員による解説がおこなわれました。
昭和初期に活躍した大衆作家、三上於菟吉の名は知らなくても、何度も映画化されている「雪之丞変化」はご存知の方も多いのではないでしょうか。
解説により、初代直木賞選考委員も務めた、郷土出身の著名作家の三上於菟吉の名を、身近に感じることができたかもしれません。
夏季展示は、9月3日(日)まで開催しております。また、9月2日(土)には染谷洌先生による講演会があり、ただいま申込受付中です。
第57回の夏季展示「初代直木賞選考委員 三上於菟吉を知っていますか?」展の展示品を見ながら、展示を担当した学芸員による解説がおこなわれました。
昭和初期に活躍した大衆作家、三上於菟吉の名は知らなくても、何度も映画化されている「雪之丞変化」はご存知の方も多いのではないでしょうか。
解説により、初代直木賞選考委員も務めた、郷土出身の著名作家の三上於菟吉の名を、身近に感じることができたかもしれません。
夏季展示は、9月3日(日)まで開催しております。また、9月2日(土)には染谷洌先生による講演会があり、ただいま申込受付中です。