ほごログ(文化財保護課ブログ)

2018年9月の記事一覧

豊野小学校第3学年が、郷土資料館を見学しました

平成30年9月28日に豊野小学校第3学年が、郷土資料館を見学しました。

見学の様子

時代とともに変わっていった春日部を学芸員から説明を聞いたり、少し昔の生活について、説明を聞くだけでなく、当時使っていた物を触ったりして体験しました。

見学の様子

80年前の8歳の小学生の平均身長のパネルと背比べ♪
見学の様子

見学の様子

郷土資料館では、10月2日(火)から3月24日(日)まで「くらしのうつりかわり―懐かしの暮らしと道具展」を開催します。
昔の懐かしい道具や写真を展示し、小さなお子様からご年配の方まで、一緒に楽しめる展示となっております。ぜひ遊びにいらしてください。

神明貝塚の巡回展が始まります

平成30年9月16日に惜しまれながら幕を閉じました「ここまで分かった!神明貝塚と縄文人のくらし」展(郷土資料館開催)の一部が市内各所を巡ることとなりました!

さすがに郷土資料館での開催時のボリュームとまではいきませんが、神明貝塚の暮らしの様子を形作ったジオラマやパネルを中心に、先の企画展を”ギュッ”と凝縮した内容となっています。

巡回展の第一弾は、神明貝塚の地元でもあります庄和地区の庄和総合支所にて明日(9月28日)から開催します。是非ご覧いただければと思います!
また現在のところ曜日(休日祝日を除く)は決まっていませんが、神明貝塚の紹介動画を1階イベント情報コーナーで上映します。こちらも是非ご視聴ください。さらに支所に併設されています庄和図書館でも神明貝塚に関わる特集コーナーが開設されています。季節柄、読書の秋として、縄文人にアプローチしてはいかがでしょうか。




場 所:庄和総合支所(春日部市金崎839番地1)  1階エントランス
期 間:平成30年9月28日(金)~平成31年1月22日(火)(予定)

花蔵院の四脚門『新編図録春日部の歴史』ーその62

西金野井に所在する花蔵院(けぞういん)は、新義真言宗豊山派(しんぎしんごんしゅうぶざんは)のお寺です。永禄(えいろく)年間(1558~1570)に創建されたといわれます。
花蔵院にある四脚門(しきゃくもん)は、江戸時代中期の建立(こんりゅう)と考えられています。「四脚門」とは、2本の本柱のほかに前後に2本ずつ計4本の袖柱がある門の形式です。
花蔵院の四脚門は、多くの装飾や彫刻をもち、彩色(さいしき)が施されていた痕跡が残っています。昭和30年に埼玉県の有形文化財(建造物)に指定されました。

花蔵院は、当初、現在の江戸川の河川敷にあたる位置に建てられましたが、江戸川の改修工事により大正4年(1915)、昭和27年(1952)の2回にわたり、本堂、四脚門が移転しました。
平成19年(2007)~平成21年(2009)にかけて、四脚門は半解体修理を行い、建物のゆがみの改善や瓦屋根の軽量化がはかられました。さらに将来への保存に向けて、彩色の痕跡の剥落(はくらく)止めなども行いました。

花蔵院の四脚門」春日部市教育委員会サイト
「春日部の寺院」『新編図録 春日部の歴史』105ページ

花蔵院の四脚門
花蔵院の四脚門
花蔵院彩色復元
彩色の復元図

神明貝塚のキャラクター名が決まりました

9月16日(日)まで開催していた「ここまで分かった!神明貝塚と縄文人のくらし」展の会期中に皆様にご投票いただいた、神明貝塚のオリジナルキャラクター(女の子と土偶)の名前が決まりましたので、結果を発表いたします。
写真:キャラクターふたり
その名は......
「めいちゃん」(女の子)、「ぐうすけ」(土偶)
です!

ここだけの話、担当者の予想に反する結果でした。やはり、春日部には「しんちゃん」は、某永遠の5歳児ただ一人だけなのですね。
余談に次ぐ余談で恐縮ですが、愛らしい土偶の「ぐうすけ」は、展示会のパネルのなかで、豊かな表情をみせてくれました。なかでも私のお気に入りは、このイラストですイラスト:埋葬するぐうすけ
埋葬する悲しいシーンですが、仲間がいたんですね!そして、亡くなったもう一人の土偶の表情が何とも言えないです。

多くの皆さまにご投票いただき、ありがとうございました。
これからも神明貝塚と、めいちゃん・ぐうすけをよろしくお願いします。
写真:めいちゃんとぐうすけ


≪投票結果≫
女の子(投票総数360票)
・めいちゃん  174票
・めいかちゃん 85票
・どきみちゃん 52票
・もんちゃん     49票

土偶(投票総数355票)
・ぐうすけ  174票
・しんちゃん 107票
・おやっきー   42票
・しんくん    32票
写真:投票のパネル

展示会は今日終わりますが、神明貝塚は永久に不滅です

本日(9月16日)が最終日となった「ここまで分かった!神明貝塚と縄文人のくらし」展。その最後を飾るギャラリートーク(学芸員による展示解説)を開催しました。

午前の回、午後の回とも、最終日とあって、これまで以上に多くのみなさんにご参加いただきました。

写真:午前の様子

写真:午後の様子
展示会も終盤にかけて、よりコアな縄文好きの方がいらっしゃる傾向がありましたが、本日も、すでに展示を何度かご覧になった方や、縄文ファン(もとい神明貝塚ファン)の方にお集まりいただき、質問が飛び交うなかでギャラリートークが進みました。

また、神明貝塚から出土した土器を実際に触っていただきました。真剣に話を聞いている方も、「意外と軽い」などと土器を抱えるときには笑みをこぼしていました。ギャラリートークが終了しても、学芸員に質問する方、詳しく話を聞く方で終始にぎやかな一日となりました。

写真:土器にさわる
展示会や各種のイベントを通じて、春日部市の神明貝塚の認知度が少しは上がったでしょうか。

展示会は今日終わりますが、神明貝塚は永久に不滅です!
…と胸をはっていえるよう、今後も、遺跡の保存・活用に取り組んでまいりたいと思います。皆さまのご協力のほど、よろしくお願いいたします。
神明貝塚、まだまだこれからです。