カテゴリ:市史編さん
石造物部会の調査(内牧地区・香林寺)を行いました~途中経過~
6月11日(木)と7月2日(木)に春日部市市史石造物部会で内牧地区にある香林寺の調査を行いました。
香林寺は内牧地区の中で最も多くの石造物があるお寺で、複数回にわたり調査をさせていただいています。まだ途中ですが、現段階で調査対象としたものだけで40基近くありました。
▼江戸時代の立派な庚申塔があります。
▼高さ2メートル以上ある忠魂碑の拓本をとります。
紙が乾かないようにタオルで覆いながら墨をのせていきます。
▼忠魂碑の拓本が完成しました。
当日は、内牧地区で石造物の調査をされている内牧フォークロアの皆さんも立ち会ってくださいました。地域の方々にもご協力いただきながら、調査を進めていきたいと思います。
2回目の調査は、7月2日に実施しました。残念ながら天候には恵まれず、雨の中での調査となりました。
▼屋根があるところをお借りして、板碑の拓本をとります。
▼三脚に傘を付けて、雨をよけながら拓本をとります。
長い年月をかけてこびりついた苔や汚れによって、文字が読みにくい状態となっている石造物も少なくありません。職員も雨の中、苔まみれになりながら清掃しましたが、文字が読めるようになる瞬間はとても嬉しくなります。
香林寺の調査はもう少し残っていますので、追加調査をさせていただくことになりました。暑さが本格化する前になんとか終わらせたいと思います。またブログ等で報告しますので、よろしくお願いします。
※もし個人的に市内の石造物をご覧になる場合は、所有者や周りの方へのご配慮をお願いいたします。
石造物部会の調査(内牧地区・藤盛稲荷神社、円乗院、梅田寺)を行いました
6月4日(木)に春日部市市史石造物部会で内牧地区の調査を行いました。
今回の調査の対象地点は、藤盛稲荷神社、円乗院、梅田寺の3カ所です。台風6号の影響が心配されましたが、幸いにも天気が回復し、調査を実施できました。
まずは藤盛稲荷神社から調査します。当日は地区の方々も立ち会ってくださり、一緒に境内の石造物を確認しました。地区の方々は、5月頃に実施した事前調査の際もご協力くださり、お堂の中も見せていただきました。
▼【藤盛稲荷神社】手分けして調査を進めます。
▼【藤盛稲荷神社】拓本で手洗石に刻まれた文字を読み取ります。
次は円乗院の調査です。
▼【円乗院】よく見ると地蔵尊の袖の部分にも文字が刻まれていました。
▼【円乗院】境内の六地蔵には、それぞれに梵字が刻まれています。
調査員の皆さまに拓本をとっていただきました。
最後は梅田寺の調査です。
▼【梅田寺】1基ずつ寸法を確認します。
▼【梅田寺】上部が欠けてしまった記念碑です。
紙が乾燥しやすいため、上の方に布をかけつつ、下から墨を打っていきます。
気がつけば内牧地区の寺院の調査も、残すは香林寺のみとなりました。これもひとえに地区の方々や調査員の皆さまのご協力のおかげです。ありがとうございます。
今後の調査についても、引き続きブログ等で報告していきますので、よろしくお願いします。
※もし個人的に市内の石造物をご覧になる場合は、所有者や周りの方へのご配慮をお願いいたします。
石造物部会の調査(内牧地区・楽応寺)を行いました
5月7日(木)に春日部市市史石造物部会で内牧地区の調査を行いました。
今回の調査の対象地点は、内牧公園の近くにある楽応寺です。
当日は地区の方も立ち会ってくださり、境内の石造物について教えていただきました。お堂の近くに置かれた庚申塔はかつて道辻にあったそうですが、道路を整える際に移設されたとのことです。地元の方々のお話は非常に重要な情報であり、とても勉強になります。
▼境内にある庚申塔
境内の奥のほうには、薬師如来の縁起が刻まれた大きな石碑があります。石の表面には、長い時間をかけて付着した苔や汚れがありましたが、文字を正確に読むために拓本をとることになりました。
▼3人がかりで汚れを落とします。
苔が残っていると、紙がうまく貼り付いてくれません。
▼水で紙を貼り付けます
▼余分な水を取ります
▼タンポで墨を打ちます
▼完成しました
今までの調査の中で最も大きな拓本です。拓本そのものも見応えがありますので、どこかで市民の方々にも見ていただく機会があればと考えています。
今月は他にも寺院や堂庵の調査を実施予定です。引き続きブログ等で報告していきますので、よろしくお願いします。
※もし個人的に市内の石造物をご覧になる場合は、所有者や周りの方へのご配慮をお願いいたします。
石造物部会の調査(内牧地区・梅田女体神社)を行いました
4月16日(木)、春日部市市史石造物部会で内牧地区の調査を行いました。
今回の調査の対象地点は、春日部中学校の近くにある梅田女体神社です。当日は朝まで雨が降っていましたが、調査開始時には日差しが戻り、予定通り実施できました。
梅田女体神社は、これまでの神社の中で最も多くの石造物があり、銘文の判読が難しいものも多いため、手分けして拓本をとりました。
▼水を使って石に紙を密着させ、拓本をとっていきます。
▼刻まれた奉納者の名前がきれいに浮かび上がります。
▼小さいものも拓本をとります。
▼3メートルを超える巨大な鳥居も採寸しました
内牧地区には6つの神社がありますが、今回をもって、すべての調査が完了しました。今後は寺院の石造物調査へと移ります。寺院の石造物はこれまでまとまった調査が行われておらず、配置図の作成から取り組む必要があります。神社よりも大変な点があると予想されますが、少しずつ進めていきます。
引き続きブログ等で活動報告をしていきますので、よろしくお願いします。
※もし個人的に市内の石造物をご覧になる場合は、所有者や周りの方へのご配慮をお願いいたします。
石造物部会の調査(内牧地区・梅田雷電神社)を行いました
4月2日(木)に春日部市市史石造物部会で内牧地区の調査を行いました。
新年度が明けて最初の調査です。今回の対象地は、国道16号沿いにある梅田雷電神社です。午前中に雨が降ってしまったため、開始時刻を遅らせて、午後から調査を行いました。
はじめに、調査対象の石造物を確認して分担を決め、1人で数基ずつ調査票を作成します。
地区の方々にも立ち会っていただき、拝殿の中も見せていただきました。また、石に刻まれた奉納者の名前の解読にもご協力いただきました。
▼境内には椿や桜の花が咲いていました。大きな鳥居も調査しました。
▼富士塚にある一つ一つの石造物を調査します。
▼この燈籠は一部が破損し、部材が近くにまとめて置かれています。今回の調査で、本来どのような形をしていたかがわかりました。
限られた時間でしたが、地区の方々や調査員の皆さまと協力しながらスムーズに調査を進めることができました。4月はこのほかにも梅田女体神社を調査する予定です。引き続きブログ等で報告していきますので、今年度もよろしくお願いします。
※もし個人的に市内の石造物をご覧になる場合は、所有者や周りの方へのご配慮をお願いいたします。