校長室から

校長室から

アビスタに展示!授業の成果(1年生・国語)

 最初に、緊急事態宣言によって部活動の大会や学校行事にも多くの制限がかけられ、なかなかこのホームページにも記載する記事がなく、更新が滞ってしまっていることをお詫び致します。
 さて、数ヶ月前、「コロナ禍の中、こんな授業をしています」という記事をアップしましたが、そこで紹介した1年生・国語での読書活動推進のための学校図書館を活用した授業「自分が推薦したい本のPOP作り」が我孫子市教育委員会からも優れた取り組みとして評価していただき、今回その作品を1月27日(水)~2月1日(月)の期間にアビスタにて展示されることが決定しました。
 今日(1/26)、図書委員の生徒たちが入念に準備をし、担当職員で放課後にアビスタに搬入をしています。コロナ禍でうれしいニュースが途絶えてしまった昨今ですが、本当に久し振りの朗報です。
 保護者、地域のみなさんも時間が許すようでしたら、ぜひアビスタに足を運んでご覧いただければと思います。よろしくお願い致します。

明けましておめでとうございます!令和3年もよろしくお願い致します。

 保護者・地域の皆様、新年明けましておめでとうございます。昨年はコロナ禍に苦しめられた1年間であったとはいえ、皆様方からの温かいご支援を受け、湖北中生たちは様々な場面でもっている力を存分に発揮して頑張ることができました。改めて御礼申し上げます。
年が明けて学校に来ると、部活動で登校していた生徒から、明るい笑顔で「おめでとうございます」と挨拶をされました。久し振りに生徒に会えたうれしさもあったのでしょうが、この挨拶で2021年が湖北中としてはもちろん、私個人としてもコロナを吹き飛ばすよい1年となることを暗示しているように思えました。今年も職員・生徒一同、よりよい学校創り・地域創りに励んで参りたいと思いますので、保護者・地域の皆様には、昨年同様のご理解とご協力をお願い致します。

 さて、学校は今日(6日)始業式を実施し、年度を締めくくる3学期がスタートしました。3年生はいよいよ進路決定に向けての厳しい日々が始まります。130名全員が第1希望の進路を実現できればこのうえない喜びですが、そうもいかないのが世の常。すべてが順風満帆の人生を送れるわけではありません。「転んでもただでは起きないぞ!」ぐらいの強い気持ちをもっていれば、2度や3度のつまづきも、長い人生にとっては、逆によい転機ともなるはず。そんなことも考えながら目の前の壁に挑んでほしいと思っています。1・2年生には、3年生の懸命な姿から多くを学びとり、ぜひ来年、再来年に活かしてほしいものです。

 この冬休み中、元旦はニューイヤー駅伝から始まり、箱根駅伝、大学ラグビー、高校ラグビー、高校サッカーとスポーツ中継満載でテレビから目が離せない毎日でした。数々のエピソードや感動秘話が語られるこれらのイベントですが、こういった大会で活躍している選手たちの中学生時代はどうだったのだろうか?とついつい考えてしまいます。きっと大好きなスポーツを通して、大きな夢の実現に向けて毎日を精一杯努力していたのだろうと想像できます。

 年頭に当たり、湖北中の生徒たちにも夢(目標)をしっかりともち、その実現に向けた「日々の努力」を着実に積み重ねていってほしいと願い、ズームを利用したリモート始業式ではそれにまつわる話をしました。教職員一同、生徒たちのさらなる活躍と個々の成長、そして夢(目標)の実現に向けて力を尽くしてサポートしていく所存です。心配事等、何かありましたら遠慮なく学校までご連絡いただければと思います。

   

※放課後、換気、消毒、ソーシャルディスタンスなど感染対策を万全にしながら吹奏楽部が短

 い時間で全校を勇気づけるための演奏を披露してくれました。希望する生徒のみの鑑賞でし

 たが、立ち見がでるほど多くの生徒が集まって束の間の演奏に耳を傾け楽しんでいました。

                 

怒濤の2学期を終えて!地域のみなさんに感謝!

 令和2年度2学期の終業式を挙行し、併せて生徒たちの活躍・努力の成果である部活動や文化活動への表彰を行いました。体育館に全校が集うことはできず、各教室においてズームを使用した中継による式でしたが、夏・冬休みの短縮に加え、例年とは大きく異なる日々の連続、生徒たちも本当によく頑張って乗り切った、そして成果をあげることができた長い長い2学期であり、その分、より感慨深さもあったと思っています。
 長引くコロナとの戦いで、1学期から修学旅行や林間学校、2学期も体育祭を始めとした生徒にとっては2度と戻ってこない大切な1年の思い出が奪われてしまいました。でも、生徒たちはそのピンチをチャンスに変え、スポーツフェスティバルのように新しいものを創り出す、生徒総会のときのように今までになかった工夫を凝らして挑戦する、合唱コンクールのようにコロナから逃げることなく、できることを考えて実現する等々。例年通りではないことに誇りをもっていい貴重な学びをした2学期であったと思っています。
 休校中、生徒に向けてこんなメッセージをホームページに載せました。『君たちの世代
は歴史に名を残す世代となるでしょう。今年はそれほど歴史に残る特別な1年です。これ
から10年、20年後、「俺たち・私たちは2020世代。だから何があっても逆境に負けない
強さがあるのです」そう胸を張って言えるようになってほしいと思っています』逆境に負
けずに湖北中の歴史に今までにない新たな1ページを刻んだ生徒たちに拍手を送りたいと
思います。
 そして、2学期は多くの教育活動に、たくさんの地域のみなさんにご協力いただき、子どもたちを見守り、一緒に教え、育てていただき、「みんなで創る地域の学校」を掲げる湖北中にとって、そして子どもたちにとって本当に幸せな、絶大な教育効果をあげ、これを次年度以降にも繋げることができる確信をもてた学期となりました。ご協力いただいた関係各位のみなさんに心から御礼申し上げます。
 残念ながらコロナウイルスの猛威はとどまることを知らず、令和3年、そして3学期も様々な制限の中で教育活動の実施を余儀なくされることと思います。でも、この2学期で培ってきた経験を糧として、それこそ「先の見えない予測不能な時代」を考え、判断し、主体的に活動できる生徒の育成をめざして、教職員一同ますます励んでいく所存です。
 2学期、そして1年間大変お世話になりました。令和3年、そして3学期もどうぞよろしくお願い致します。

※下はリモートで挙行した終業式、表彰の様子です

1年生総合学習・自分たちで考えた地域貢献活動

 1年生の総合学習「地域の課題を知り中学生にできる地域貢献活動を考えよう!」で地域の各種団体のみなさんや地域在住の方々に11月20日(金)、生徒たちが学校を離れてインタビューしながら、いろいろな話しを伺ってきたことについて既にホームページ上でもお知らせしたところです。
 その後、到達度確認テストを挟んだ次の総合学習の時間、生徒たちは話しを聞いて学んだことを振り返り、改めて自分たちに何ができるかを考え、グループごと、学級ごとにまとめて発表し合いました。結果、公共施設の清掃、公園の清掃、通学路の清掃、地域行事への参加、地域での挨拶運動、農家の手伝い、地域の方々との会食、地域交流イベントの開催、ポスターやPR活動(地域の歴史や伝統、ボランティアの要請)などがあがりました。
 そして、これらの活動から実際にすぐに行動にうつせることを精査、必要なところには活動依頼や詳細な打ち合わせを生徒自身が行い、12月11日(金)午後、それぞれの活動グループに分かれて学校から地域に出かけていきました。下の写真はその様子ですが、どの生徒も指導してくださる方の話しを聞いてしっかりと学び、一生懸命に汗を流して活動し、一緒に活動していろいろと教えてくださったグリーンボランティアの方や農家の方に喜んでいただくことができました。たまたま通りかかった地域の人に「ご苦労様」「ありがとう」と声をかけられ、とてもうれしそうに、役に立てたという自己肯定感を高めた生徒もいたようです。
 この日は1時間半程度の短い時間しか取れませんでしたが、また来週18日(金)にも実施する予定です。そしてこの活動が、いつか学校の授業という枠を離れても持続可能なものとして根付いていくことを夢見ています。また、様々な体験活動は、必ず2年生で行う就職体験学習に繋がり、学校と地域が一体となって子どもたちを育てている仕組みが、より強固になると信じています。今回も生徒たちのために、たくさんの地域のみなさんにご協力をいただくことができました。改めて感謝申し上げる次第です。「本当にありがとうございました」

※上記以外の1年生で実施した総合学習の様子(写真)については、地域の方へのインタビュー

 や学級での振り返りの様子も含め、「生徒活動の様子」にアップしています。

地域の名人に学ぶ!書写の授業

 2学期もいよいよあと二週間と少しを残すのみとなりましたが、国語の授業・書写の一環として実施する書き初めに、昨年度に引き続き地域の書家の方をお招きし、生徒たちの豊かな学びを実現しています。既に8日(火)に2年生がお世話になり、15日(火)に3年生、  22日(火)に1年生が教えていただく予定となっています。
 実はこの方は、松尾先生と仰る今年度の学校運営協議会委員、そして湖北中の卒業生でもあり、過去にはいくつかの学校で教職も経験されていたと聞いています。そして、書家であるのですが、絵やデザインといった美術分野にも造詣が深く、そのお話しも聞いていて大変に興味深く、勉強になりました。さらに、今年度は学校運営にも大変なご協力をいただき、貴重なご意見等を頂戴したり、地域と学校を繋ぐコーディネーターとしても子どもたちのためにご尽力いただいています
 このような貴重な機会が、地域にお住まいの方のご好意で毎年のように実現し、学校と連携することによって生徒たちの成長に大きく寄与できることを本当にありがたく思います。そして、湖北・新木地区には、まだまだ多くの「その道の大家」がいらっしゃるようにも聞いています。
今後、そんな方々とも交流を深め、さらなる生徒たちの豊かな学びの実現に繋げていきたいと考えているところです。