校長室から

校長室から

2学期・順調にスタート!

 令和元年度2学期がスタートしました。朝晩は多少なりとも暑さがやわらいだとはいえ、まだまだ30℃を超えて湿度も高く、熱中症への備えも油断できない状況ですので、始業式は体操服・ハーフパンツの軽装、水筒持参で途中に給水タイムをとりながら始業式を実施しました。
 最初に3年生の部活動部長から葛南大会・コンクール報告、続いて県・関東大会や2年生を中心とした新チームが夏休み中に成果をあげた大会での表彰を行い、始業式の中では各学年代表と生徒会総務代表から2学期の決意や頑張りたいことについて立派な発表がありました。私からは、夏休み中に頑張っていた活動の評価、「努力は足し算・協力は掛け算」という話とともに体育祭へ向けた心構えについて、その後、各学年に期待している、願っていることについて話し、「収穫の秋、実り多き秋」にしていこうという言葉で締めくくりました。伝えたいことがたくさんあり、話が長くなってしまって反省していますが、生徒たちは集中してよく話を聴くことができていました。生徒個々はもちろん、学校としても順調なスタートが切れたと安心しています。
 始業式終了後は学級活動で2学期の組織作り等を行い、途中、全校で避難訓練も実施しました。訓練にも生徒たちは真剣に、無駄話1つなく取り組み、防災に関する話もしっかりと聴くことができ、とても有意義な時間になったと思います。今後5年間で首都直下型地震が
起こる可能性は70%、犠牲者は2万人に及ぶとも言われています。少しでも生徒の心に響く話になっていれば、生徒の防災意識が高まればと願っています。

 

   

     

長崎平和祈念式典派遣中学生出発!・我孫子市平和記念式典参加

 8月8日(木)、午前7時、第73回長崎平和祈念式典に参加する市内中学校の代表生徒 12名がけやきプラザ前に集合、出発の会を行って我孫子駅を後にしました。本校からは生徒会役員である2年生の佐藤君、そして同じく2年生の岡島さんが参加しました。
 参加に当たっては、それぞれに今回の長崎派遣に対する強い思いや学んできたいことについて担当者に話しがあったと聞いています。例年、生徒会の参加希望者が数名いる中、選ばれて出発の日を迎えることができた2人だということです。
 終戦から73年、記念式典に参加する他にも、戦争について語ってくれる地元の方たちと触れ合いながら平和への思いをしっかりと実感し、10月の文化祭での発表、12月の市の報告会はもちろん、帰校後の学校生活や地域での諸活動に活かしていってくれれば…と願っています。
 また、生徒たちは18日(日)に手賀沼公園で行われる我孫子市平和記念式典にも参加する予定ですので、その様子も後日アップさせていただきたいと思います。

※長崎平和祈念式典参加・出発時の様子

 

 18日(日)、暑い日差しの降り注ぐ手賀沼公園で、午前9時30分より市長・副市長・教育長など来賓の方々、長崎平和祈念式典派遣中学生を始めとした多くのみなさんの参加を得て、我孫子市平和記念式典が盛大、かつ厳粛に行われました。原爆被害者への黙祷から始まった式は、詩の朗読、平和都市宣言の読み上げ、中学生の派遣報告と続き、主催者の話や式全体を通して、参加者全員が平和への恒久的な願いを改めて確認し合えたように感じています。リレー講座を始めとした中学生の今後の活動にも大いに期待がもてそうです。

 

 

 

教育委員さんと中学生の懇談会開催

 8月6日(火)、一昨年以来2度目の教育委員さんと市内中学生代表との懇談会が我孫子中学校を会場として行われました。市内6中学校の代表12名(本校は2年生の大内君と岡島さん)と教育委員さん6名(含教育長)で熱の入った意見交換が約2時間にわたって繰り広げられました。
 (引率した教員からの話)教育長のファシリテートによって話し合いが進行しましたが、大きなテーマとして「小中一貫教育」が取り上げられました。小学校と中学校が連携・一貫した教育活動に取り組むことによってどんなメリットがあるか、各中学校区で取り組んでいる内容の紹介、そして、今後取り組んでいけることとしてはどんなことがあるか、について各学校で考え、意見を発表し合いました。いくつかの学校で共通して取り組んでいる事例もありましたが、自分の学校では行っていない他校の取り組みにうなずきながら耳を傾けている生徒の姿が印象的でした。
 時間があっという間に経ってしまい、「小中一貫教育」のことだけで終了予定時刻が過ぎてしまいましたが、最後に各学校からの行政へのお願い事等が発言されました。教育委員のみなさんからは、なかなか聴く機会のない生徒の本音を耳にすることができたこと、これを教育行政に活かしていかなくてはいけないこと、もっとこういった機会をもちたいことなどの感想や意見をいただきました。6中学校生徒たちからの貴重な意見に、湖北中としても学ぶべきことが多かった時間であったと思っています。

 

 

充実の1学期を終えて!

 本日、7月19日(金)をもって令和元年度1学期の授業はすべて終了しました。昨年はうだるような暑さの中での終業式、今年はそこまででないとはいえ、蒸し暑さを感じる中、風通しをよくしたうえで扇風機をまわすなど熱中症の予防措置をとりながら実施しました。
また、式の前に行われた吹奏楽部の素晴らしい演奏も心を落ち着かせる効果があったのかなと思っています。
さて、1学期を振り返ってみると、校外学習を始めとした各学年の取り組み、生徒総会や合唱コンクールといった生徒会・学校行事の数々、学習を中心とした日常の活動、そして部活動と生徒たちは本当によく頑張り、たくさんの成果をあげることができました。これらの活動を通して生徒一人ひとりが得た感動的体験や成就感によって、彼らはまた一回り大きく成長できたのではないかと思います。そして、そんな生徒たちの頑張りによって、地域の中核である湖北中学校も大きく飛躍し、地域・保護者のみなさんの信頼と協力を得ることに繫がったのではないかと考えています。生徒たちにも感謝…です。
 終業式ではそんな生徒たちの頑張りを讃えるとともに、イソップ童話「うさぎとカメ」を題材にして(但し油断大敵とか油断は禁物という話ではなく)、カメの生き方・考え方から、結果(他に勝つこと)ばかりを目標とするのではなく、ゴールに向かって努力を積み上げていくこと、負けそうになる自分の弱い心に打ち勝つことの大切さについて話し、今、頑張って戦っている葛南大会はもちろん、1学期の生活や学習への自分の取り組み姿勢を改めて振り返って、夏休みからの諸活動への取り組みに活かしていこうという話をしました。
長いようであっという間に終わってしまった1学期。私たち職員もじっくり振り返るとともに、2学期以降の湖北中学校のますますの躍進に向けてじっくりと構想を練りながら準備を進める夏季休業にしたいと思います。そして、これからもいじめ等一切ない、本校のめざす学校像の一つである「先生も生徒も通うことが楽しく、日々を充実した気持ちで過ごせる学校(希望の登校・満足の下校)」、そして「みんなで創る地域の学校」の実現のために、職員一同力を尽くしていきますので、引き続き学校へのご支援とご協力をよろしくお願いします。

   

心温まる学びの時間!我孫子特別支援学校との交流会

 9日(火)、我孫子特別支援学校との交流会を実施しました。本校からは生徒会役員を含む28名の生徒が参加して我孫子特支の生徒と触れ合いました。最初は緊張気味?特に1年生は初めてだったこともあって戸惑っている表情が見られましたが、交流を深め、お互いに慣れてきた頃には、すっかり明るい表情で笑顔も見られ、3年生はゴールボール、1・2年生はTボールとボーリングゲームに楽しく取り組んでいました。
 私も我孫子特支には、前任校の吹奏楽部が「あび特フェスタ」で演奏させていただいていることもあり何度も訪れていますが、その度に子どもたちの素直で嘘偽りのない表情・喜怒哀楽や何事にも一生懸命に頑張る姿に感動しています。本校の生徒たちも、そんな我孫子特支の生徒たちの様子を見て、何か心に感じるものがあったり、勇気をもらったり、自分たちの次の活動への意欲に繫がればこんなにうれしいことはありません。
 閉会式では、両校の生徒たちからの活動報告や合同でのダンスを行い、馴れてきた我孫子特支の生徒たちが積極的に話しかけてくれる場面も見られました。できればもっと多くの生徒にも体験させたい気持ちですが、また12月にも計画されていますので、次年度も含めてさらに交流が深まるように応援していきたいと思います。
 我孫子特別支援学校の先生方・生徒のみなさん、ありがとうございました。

※他校の生徒で顔が特定できる写真は掲載できませんので、枚数が少ないことをご容赦ください。