日々の様子

日々の様子

7月1日よりWebによる欠席連絡ができます

これまで、お子様が学校を欠席や遅刻をされる際は、原則的には「連絡帳」を用いてご連絡をいただいておりました。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、7月1日(木)よりインターネット(Web)による欠席・遅刻・早退の連絡の方法を追加いたします。ぜひご活用ください。
お子様が欠席・遅刻・早退等する際は、下のいずれかの方法でご連絡をお願いします。

(1)Googleフォーム(Web)による欠席連絡
・以下のQRコードまたは、URLより「連光寺小学校 欠席・遅刻・早退連絡フォーム」にアクセスし、必要事項を入力してください。
・兄弟・姉妹で遅刻・欠席される場合は、すべてのお子様について1回ずつご入力の上、送信をお願いいたします。
★画面左側「連絡・手続き」タグの欄より、欠席連絡フォームをクリックして入力してください。
欠席連絡フォーム 
★一度、携帯電話などで開いた際に、ブックマーク登録しておくと便利です。

(2)連絡帳による欠席連絡
・兄弟・姉妹に持たせるなど、登校後に学級担任までご提出ください。

(3)電話連絡による欠席連絡
・8時10分までに学校(042-373-1920)までご連絡ください。
・電話に出た職員に「学年・組・名前・欠席や遅刻・早退をすること・理由等」をお伝えください。

運用開始は7月1日(木)からとなります。
6月28日(月)に下記お知らせを配布いたします。
06.28+Googleフォーム保護者向け便り (1).pdf

3年生 自転車シュミレータ

交通安全教育の一環として、3年生で東京都都民安全推進本部が実施する「自転車シュミレータ」を実施しました。
あの手この手で、子供たちに交通安全教育の啓発です。

まずは全員でお話を聞きます。


内容としては、
自転車が通ってよいのはどこの部分?
歩道を通ってもよいの?
自転車の点検はどこを行えばよい?
といったことについて学びました。
 

 

その後、代表児童各クラス児童5名ずつが、実際にシュミレータの機械にまたがり、安全運転の模範運転を体験していきました。




自転車の乗車時は、くれぐれも慎重に!
そして、自転車の場合は、自分が交通事故被害者だけではなく、交通事故加害者になることもありうるということをよく理解して、気を付けて運転しましょう。

山形から「さくらんぼ」が届きました

10年以上交流を続けている山形県寒河江市の高松小学校さんと佐藤農園さんから、今年も「さくらんぼ」がたくさん届きました。

さくらんぼの経緯ですが、遡れば15年ほど前まで、今の桜ケ丘公園のドッグランの場所に農業者大学校がありました。
その大学の皆様が、学園祭の折に子供たちを招待してくださったり、校内の作物栽培の指導をしてくださったりと交流がありました。
大学校ですから、卒業すると、それぞれの地方に帰られて就農されます。
その中に、山形の寒河江市出身の佐藤さんがいらして、山形に帰られてからフルーツ農園(果樹園)を営んでいます。
以来、ずっとこの季節に「さくらんぼ」を送ってくださいます。
佐藤農園さんでは、高松小学校さんに協力して学習活動を進めているそうです。
高松小学校では、さくらんぼの受粉や摘み取り作業を行っており、届いたさくらんぼも、高松小学校の児童の皆さんが摘み取ったものだそうです。
これも連光寺小の地域に根差した教育活動から派生したつながりそのものですね。


給食前に届いたので、手の空いている職員総出で各学級ごとに振り分けました。
一人当たり、さくらんぼ2個を配ることができました。


とっても甘くて、上品な味でした。本当にありがとうございます。
実は今日はお楽しみ給食だったのですが、お楽しみに輪をかけるかのようなフルーツの追加でした!(^^)!。

佐藤農園さんの紹介パンフレットです。 


タマムシにおはようございます

今朝の通勤途中、大谷戸公園にかかる遊歩道の橋の上でタマムシ(ヤマトタマムシ)に出会いました。

私は横浜の臨海部で少年時代を過ごしましたが、当時、近くの森ではよくこのタマムシを見つけることができました。
今は動物虐待などの考えもあり、昆虫採集はほとんど行われなくなりましたが、当時、夏休みの自由研究に困ったときの苦肉の策は、昆虫採集でした。
6年間で3回くらい出したと思います(笑)。
その昆虫採集の花形が、自分の中ではタマムシでした。
本当は法隆寺の玉虫厨子や、南米の蝶のように、たくさん集めて飾りたかったのですが、そこまで採取できるすべもありません。
タマムシのこの色と光沢は、金属光沢の成分なので、色褪せないのだそうです。
その頃の思いがまだ残っているようで、タマムシに出会うと、タイムスリップしたかのように一瞬でワクワクしてしまいます。

大人になり、80年代~00年代にかけては、タマムシを見かけることはほとんどありませんでした。
環境省のレッドデータブックでは、都道府県によって状況が異なりますが東京では準絶滅危惧種ということだそうです。
趣味のアウトドアでも見かけることはなく、確実に減ったという実感をもっていたところです。
久々に再会したのが、7~8年前に聖ヶ丘小にお邪魔したとき。偶然出会いました。
その後、数回市内で見かけるようになりました。
多摩川のアユのように、生息数が増えてきているのではと実感しています。

そっと木の枝に這わせて、学校に向かいました。

5年生 SATOYAMAプロジェクト

昨日の4年生に続き、今日は5年生の総合的な学習の時間「連光寺SATOYAMAプロジェクト」です。
都立桜ヶ丘公園の森林を活用して、森の生態系、昆虫、両生類、植物、菌糸類、鳥類などについて学び、後半は自分で課題を決めて追究学習を行っていきます。
今日は、森林の概要と、夏の森林の様子を観察しに、谷戸田~桜ケ丘公園とんぼ池~大谷戸公園というコースで、クラスごとに1時間ずつ歩きました。

普段私たちが接している緑ですが、よくよく考えてみると、ものすごく貴重で恵まれた環境なのだとつくづく思います。
この緑が押し寄せてくる感じ。とても好きです。そして草いきれ。
ここ東京ですよ。東京。

森の中に入って観察です。
 
 
きのこやけもの道、そしてもぐらの住居の痕跡…さまざまな表情を森は見せてくれます。
おっと、住人にご対面。

もう少し、基礎講座は続いていきます。

5年生 初プール

先週から水泳指導期間だったのですが、晴れているにもかかわらず気温がさほど上がらなかったため、規定の気温・水温に達せず入れませんでした。
ようやく今日、プール開きとなりました。
3,4時間目に2年生が。5,6時間目に5年生が入りました。
2年生にとっては、初めてのプール。5年生にとっては、2年ぶりのプールです。


コロナ禍ということで、例年の水泳指導とは異なり、
・学年ごとに入る。
・全員が同時に入ることはしない。
など、密を避けた指導体制をとっています。

始まってしまえば、子供たちはやっぱり楽しそう。
  
プールに、久々の歓声が戻ってきました。

水泳を行った後はとても疲れます。
昼寝など、ご家庭での配慮をお願いします。
休養、体調維持は、感染症対策の第一歩です。

4年生 多摩川ガサガサ

4年生の「総合的な学習の時間」、川は自然の宝箱の2回目の多摩川での学習です。
今日の内容は、「ガサガサ」。
字の通り、ガサガサと騒がせて生き物を追い立てて捕獲することで、多摩川の生態を観察していこうというものです。
どっぷりと川に入りますので、今日は大人の協力がたくさんです。
担任、講師の方々、ボランティアの学生、保護者の皆様と、総勢15名で子供たちをバックアップです。

多摩川・大栗川合流点に着いて、講師の先生方の紹介と説明を受けた後、早速身支度です。

さて、いよいよ川に入っていきます。
最初はみな恐る恐るですね。

そして、その川の中で集合し、今日の本題「ガサガサ」のやり方を聞きます。

さあガサガサのスタートです。
安全のため、全員ライフジャケット、靴を装着。必ず2人組のバディで行動します。
はじめは勝手がわからず、スロースタートでしたが、慣れてくるとどんどん行動範囲を広げ、深いところへもガシガシ入っていくようになっていました。
でも今年の4年生はどちらかといえば慎重派でした。
 

後半、いつもの年のごとく、ライフジャケットがぷかぷかと浮くことに気付いて川流れをする子供たちが出始めました(笑)。
これも大切な体験です。ライフジャケットを着けていても、そのライフジャケットの有効な使い方を知らなければ宝の持ち腐れです。


そうこうしているうちに、「水辺の楽校」の講師の方が、みんなに浮き方を教えてくれました。みんなで浮かんでみます。
非常事態が生じたときには、今日のことを思い出して体力を温存して助かる方法を考え行動しましょうね。


川から上がって、着替えます。
女子は、特設テントの中での着替えです。
着替え終わった子供から、水槽に移してある今日捕獲できた生き物を観察します。
みんなで水槽を取り囲んで、なんだかとてもかわいい子供たち。
 

確認できたら生き物は、
魚が、カワヨシノボリ、タモロコ、アブラハヤ、カワムツ、オイカワ。
その他が、ドジョウ、ヒガシシマドジョウ、カワリヌマエビ、ナマズ、ハグロトンボノヤゴ、スジエビ。
結構たくさんの種類が取れました。
まだ時期が少し早めだったからか、大きさは全体的に小さなものが多かったです。
最後にメイン講師の多摩川の生き物博士の宮田さんから話を聞いて終わりました。

種種の生き物が取れたのですが、宮田博士によると、放流してしまった外来種と在来種との交配がかなり進んでいて、特にカワリヌマエビなどは、色とりどりになってきてしまっているとのこと。
確かに今日も、緑色、朱色、青、水玉模様と、熱帯魚屋で見るようなカワリヌマエビが取れました。・・・

付き添いしてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
4年生は、次は7月9日(金)に、バスで多摩川の河口見学に行きます。


学校公開 参観マナーのご協力に感謝いたします

今日は学校公開でした。
混乱なく終えることができました。お子様の学習の様子はいかがでしたでしょうか。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための参観マナーのご協力に、あらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。

4時間目は公開はしませんでしたが、全学級で「セーフティ教室」を行いました。
「セーフティ教室」は、社会の様々な事件や事故などから自分の身を守るための知識や行動を学ぶための授業です。
朝の会や帰りの会など、日常的な学級指導でも随時行っていますが、年一回集中的に学ぶというのが「セーフティ教室」になります。
学年に応じた興味や立場に応じた、それぞれの内容で授業が行われました。

1,2年生は不審者から身を守ることを学びました。
「いかのおすし」が基本です。←お子さんに聞いてみてください。
 

3,4年生は「万引き」です。
誘惑に負けないことや、その場にいた時にどうするのか、などを学びました。
万引きは犯罪です。絶対にしてはいけません。
 

5年生はスマートフォンの使い方についてです。
インターネットを介して、さまざまな危険が潜んでいます。
同時に、依存症にならないことも重要です。
学校では、不必要なスマートフォンの所持や買い与えは勧めません。
 

6年生は薬物についてです。
薬物犯罪が青少年に広がっています。
以前、聖蹟桜ヶ丘や多摩センターでも未成年の薬物取引がありました。
巧妙な誘惑に乗らないこと、中毒性についてよく知っておくことで、自身を危険から回避することなどを学びました。

【再掲】6月19日(土)学校公開のお知らせ

6月19日(土)に学校公開を行います。
緊急事態宣言下ということもあり、感染拡大防止の観点から、以下の参観の約束へのご理解・ご協力をお願いします。

(1)4月の学校公開と同様、各ご家庭1名のみの来校としてください。
(2)参観できる授業時間は1時間のみで出席番号で区切らせていただきます。
(3)ご出席の際には、「学校公開のご案内」の用紙の【検温票】に体温を記入してお持ちください。
(4)前2 週間のうちに37.5°以上の発熱があった方や、当日37.0°以上の発熱がある場合は、来校できません。
(5)教室内や廊下、ロータリーなどでの立ち止まっての会話は、くれぐれもご遠慮ください。
(6)上履き、下履きを入れる袋をご持参ください。
(7)車やバイクでの来校はご遠慮ください。
(8)PTA の名札をご持参ください。

6月学校公開案内 .pdf

配布しました「学校公開のご案内」の裏面の参観できる出席番号が違っていました。
メールで訂正させていただいた出席番号となります。
訂正した正しい「公開授業一覧」はこちらです。↓

緊急事態宣言解除後の教育活動について

緊急事態宣言が6月20日で解除され、7月11日までまん延防止等重点措置に切り替わります。
多摩市の地域感染レベルは「3段階中2」で変わりありません。
引き続き、感染再拡大に注意を払って教育活動を進めていきます。

日常の教育活動については、宣言解除前と宣言解除後で変更はありません。

一方、遠足や社会科見学、移動教室については、宣言解除後は、原則、公共交通機関を使用しない場合(徒歩や借り上げバスでの移動)には、都内、都外に赴くことができます。
よって、7月1日(木)~2日(金)に予定しています5年生集団宿泊と、
7月9日(金)に予定しています4年生社会科見学は、実施予定です。

今後の感染状況によっても、実施が左右されます。
変更があった場合は、できるだけ早く、ホームページやメール配信などでお伝えします。
ご承知おきください。

校長先生の博物館②

校長先生の博物館を更新しました。
今回は、「製鉄」に焦点を当てています。
以前製鉄所に伺ったときに、説明を受けていただいたものです。


製鉄所の燃料は、石炭です。
安価で高温が出るので昔から利用されています。
ただ、石炭のままではさほど高温にはなりません。
質の高い鉄を高炉といわれるところで作るには、石炭を蒸し焼きにして濃い燃料のようにすることが欠かせません。これがコークスで、製鉄所や蒸気機関車などで使用されます。

子供たちや大人も、なかなか石炭にお目にかかることはありませんよね。
ぜひ学校公開の折にご覧ください。
手にしてみると、石炭、軽いのです。
小学校のときに、学校のストーブが石炭ストーブでした。
灯油に浸した石炭を、日直のときに朝取りに行った記憶があります。
年齢がばれますね(笑)。


その石炭を使用して作られるのが「鉄」。
原材料は鉄鉱石ですが、その鉄鉱石も固まりになって存在しているばかりではありません。
砂状や粉状、はたまたパウダー状。
集めて集めて、溶かして固めて貴重な資源を生かしてきたのです。
さて、その粉状のものを半分溶かしながら焼き固めたのが焼結鉱。
もっと細かいパウダー状のものを焼き固めたのがペレットです。


博物館を更新すると、「あれ、新しくなってる」と廊下でつぶやく子供たちの声が聞こえてきます。
立ち止まり、一通り説明を読んで手にしたり、磁石にくっつけたりと体感しています。
うれしいですね~。展示した甲斐があるというもの。
理科的なものが多くなりますが、なにか興味を持ってくれるといいなと思っています。


おや、廊下から声がかかりました。
声をかけてくれたのは4年生の男子です。
自分は石が好きで、いつも持ち歩いていると、筆箱の中のきれいな石を見せてくれました。

こんな小さな交流、なんだか幸せな気分になります。
見せてくれてありがとう!

1年生 交通安全教室 

1年生が交通安全教室で多摩川ほとりの交通公園まで出かけました。
小学生の交通事故を防ごうと、市内全小学校の1,2年生が受講しています。
連光寺地区も、細い道や坂道、荒れた道など、事故の要因となる環境が散見される地区です。
大人も子供も、日ごろから意識して生活する必要があります。
小学校でも、繰り返し繰り返し指導をしています。

さて、交通安全教室の様子です。
朝、天気が心配されましたが、登校時には雨も上がり、ぬれずに出かけることができました。
交通公園につくと、日差しが出てきて、むしろ暑いくらい。


1組と2組で分かれ、さらにクラス内も2つに分かれて活動です。
今回は2組についていきました。
まずは自転車に実際に乗って、交通ルールを体得しながらの走行練習です。
走り出す前に、タイヤの空気やブレーキの確認が大切なことを教えてもらいます。
 

さあ、確認も終えていよいよ走り出します。
曲がり角、横断歩道、信号、右折、と、一つ一つ丁寧に確認しながらの走行です。
 

 

別れた別のチームは、横断歩道の渡り方や交通ルールを学びます。
 

 

外での講習が終わると、室内へ移動です。
ここでも、繰り返し交通ルールの確認をします。
子供達には何回言っても足りないくらいです。本当に気を付けるんだよ!
最後に、マリオが扮した交通ルールを守るアニメを見て終わりました。
 

さて、この後、交通公園内で多摩川の風に吹かれながらおにぎり・・・・のはずでしたが、この怪しい雲と冷気が迫ってきていました。

携帯の雨雲レーダーを見ると、15分後に激しい雨を降らす雨雲が通過する予測になっています。
ちょうどその時に遠雷も聞こえてきました。

まずい!
あわてて帰りの支度をして、学校に戻って昼食をとることにしました。
大急ぎでバスに乗って、大栗橋あたりまで走ると案の定ぽつぽつと降ってきました。
バスを降りる頃には、大粒になってきました。
校舎内に入った途端、ザーザーと、いやもっとすごくゲリラ豪雨です。
間一髪でぬれずに帰ってこれました。

ミストの風を・・・


いきなりですが、これは何でしょう?
昨日の午後、用務員の竹内さんとちょっと工作をしました。

  

場所は昇降口を出たところにあるひさしです。
昨年、昇降口を出たところにテントを立て、ミストシャワーを設置していましたが、今年からは常設ミストシャワーにすることを計画。
暑くなってきたので、ちょうど良いタイミングです。
昇降口ひさしの天井部分に穴をあけ、ヒートンをねじ込みます。
そのヒートンに、ミストのホースをぶら下げるような形で設置しました。
 

ホースの設置が終わった後に、シャワー口の向きを調節して出来上がりです。
ちょうどその時通りがかった養護の高橋先生に、効果を体感してもらいます。


ほぼ計画通りに設置完了しました。
(写真ではミストがよく写らないのでわかりづらいです…)
子供たちの下校時、さっそく稼働させてみました。
子供たちは大喜び。なかなかこの場を離れようとしません(笑)。
この姿を見るだけで、嬉しくなります。


朝と帰り、暑い日には稼働させようと思います。
少しでも涼しさを感じて、楽しむことができれば、
暑さに負けずに元気が出るかな!(^^)!

PTA花壇整備 桜の丘学園窓清掃

PTA花壇ボランティアの皆さんが、校門の花壇の整備をしてくださいました。
入学式に合わせた花が植えてあったのですが、夏になり、さっぱりと模様替えです。
 
今日は、2階に設置してある暑さ指数計が「厳重警戒」を示すほど暑い日となりました。
(1階の暑さ指数は室内ということもあり「注意」でした)
暑い中、ありがとうございました。


また、午前中には、多摩桜の丘学園の高等部の生徒さんたちが、実習作業ということで校舎窓ふきに来てくれました。
半年に3~4回、定期的に来ていただき、1階の窓を本格的にきれいにしてくれています。
 



こうして学校環境を維持・整備してくださっている皆様のおかげで、気持ちよく過ごすことができています。
あらためて感謝申し上げます。ありがとうございます。

3年生 廊下は何m?

昨日の5時間目。
開け放している校長室の扉の向こうのろう下から、子供たちの喧騒が聞こえてきました。
何をしているのでしょう。


ろう下には、一本の巻き尺がありました。
なるほど、これは長さの勉強だな!と、すぐにわかりました。
3年生の算数で行っている「長さ」の勉強で、「m」の勉強です。
教室内の様々な部分の長さを図り、その後に教室を出た少しスケールの大きな計測になります。

50mの巻き尺では一気に測ることができません。
1本目の巻き尺をよーく伸ばし、ろう下にまっすぐと伸ばして置き、
その後に1本目の巻き尺の50mの部分と、2本目の巻き尺の0mの部分を合わせます。
これがなかなか難しい。


2本目をまっすぐ伸ばして置きますが、「あれあれ?」まだ足りません!
50mと0mを再び合わせ、3本目を置きます。


「えーっと」・・・
「50mが2本で100m。あと、3mと47cmだからぁ・・・」
「103m47cmだ!」


そう、連光寺小の2階のろう下の長さは、なんと103m47cmもありました。
「100m走だ、走ってみよう!」
「ダメダメ~」とすぐに静止が入りました(笑)。

ノートの記録にも、苦闘の跡がうかがえます。

オンラインやバーチャルがはやりの昨今ですが、
こうして実際に自分の体を動かして学んだことは、実感として残ります。
そして、「えーっと、小学校のろう下が103mだったから…」と、この体感が大人になった時の一つの自分自身の指標になるのです。
それが大事なのです。

全校朝会とタブレット端末

今年度、毎週月曜日の全校朝会は、月始めだけ外で全校児童が集合して行い、他の週は放送朝会にしています。
多学年の接触を少しでも減らすためです。

今週は、放送による全校朝会でした。
代表委員会の司会→校長の話→週番担当教員の話→連絡
という順で朝会は流れていきます。

児童が担当する部分は、もちろんしっかりと原稿が作ってあり、
全校児童の前で話したり、全校放送で話したり、
慣れないことでも緊張することなく、滞りなく進めるために必要です。

「連絡」になったとき、図書委員会の児童が、タブレット端末を取り出して画面を読みながら話し始めました。
原稿をタブレット端末の「ロイロノート」というアプリで作り、それを読んでいたのでした。
 

タブレット端末上で原稿を作れば、大勢でその原稿を確認することができますし、高学年であれば家のPCなどからログインしての加筆修正、推敲も可能です。
そして、基本タブレット端末は学校に保管していますから、「持ってくるのを忘れる」といった心配もありません。
(もっとも、どの端末からも自分のIDを入れれば見ることが可能ですが)
利便性、ペーパーレスといったICT機器の使用は、着実に進んでいます。
いや、むしろ、子供たちの方が教員よりもはるかに上手く活用している様子もあります。
図書委員会の児童の皆さん、素晴らしい~~~!!!


小学生のころ、やはり全校朝会で委員会で決まったことを発表しなければならなかったとき、自分の書いた原稿に先生が赤でたくさん修正を入れてくれました(ーー;)。
その後、清書することなく、そのままその原稿を使用しました。
朝礼台の上に立ったとき、あがってしまい、どこをどう読めばよいのか焦った記憶が蘇りました(~_~;)。

加筆修正が容易な電子原稿だったら、そういう緊張感もなくなるなぁ・・・なんてことを考えました。
「失敗をして学ぶ」という機会は減るのかもしれません。
しかし、原稿を作る手間を考えた時、確実に電子媒体を用いるほうが省力化できます。
それは、ICT機器の本来のメリットでしょう。
他の部分に力を割けるということにつながります。
同時に、失敗して強くなれるタイプの児童(人)と、そうでないタイプの児童(人)がいます。
失敗体験を減らすということも、教育上、必要なときがあります。

「子供を育てる」視点をブラさず、必要に応じて紙と電子を使い分けて教育活動を進めていくことが大切です。

6月19日(土) 学校公開のお知らせ

6月19日(土)に学校公開を行います。
緊急事態宣言下ということもあり、感染拡大防止の観点から、以下の参観の約束へのご理解・ご協力をお願いします。

(1)4月の学校公開と同様、各ご家庭1名のみの来校としてください。
(2)参観できる授業時間は1時間のみで出席番号で区切らせていただきます。
(3)ご出席の際には、「学校公開のご案内」の用紙の【検温票】に体温を記入してお持ちください。
(4)前2 週間のうちに37.5°以上の発熱があった方や、当日37.0°以上の発熱がある場合は、来校できません。
(5)教室内や廊下、ロータリーなどでの立ち止まっての会話は、くれぐれもご遠慮ください。
(6)上履き、下履きを入れる袋をご持参ください。
(7)車やバイクでの来校はご遠慮ください。
(8)PTA の名札をご持参ください。

6月学校公開案内 .pdf

配布しました「学校公開のご案内」の裏面の参観できる出席番号が違っていました。
メールで訂正させていただいた出席番号となります。
訂正した正しい「公開授業一覧」はこちらです。↓

4年生 教育実習生・研究授業

今日で4年2組を中心に教育実習生をしていた宮入亮輔先生の実習が終わります。
子供たちは本当に宮入先生になついていました。このままずっと残ってほしいくらいです。

実習終了の前に、昨日、研究授業を行いました。
運転免許教習所で例えるならば、卒業検定のようなものです。
大学の先生、空き時間の教員、たくさんの先輩が見る中での緊張の時間です。
授業は「社会」で、浄水場から家庭に水が届くまでの学習でした。

授業が始まった早々、
「みんな静か・・・」と誰かのつぶやき(笑)。
それに対して別の子が、
「そういうこと言うとみんな騒いじゃうから・・・(言わないで静かにしてようよ)」
とすかさず返します。
宮入先生の研究授業ということで、自主的に掃除も早く終わらせて、5時間目の授業に備えていたようです。
子供たちと宮入先生の関係がもう十分に伝わってくるつぶやきです。


授業では、資料をiPadを使って配ります。
配ります・・・というのがすでに紙ですね。配信します。
その資料を見ながら、普段使っている自分たちの家の水がどこから来ているのか調べます。
 
えっ、朝霞浄水場(埼玉)から来てるよ・・・遠い!
いやいやもしかしたらぎりぎり東村山浄水場かもしれない・・・。
そこで先生は次の資料を配信します。
東京都の水道局のホームページから、住所を入力するとどこの浄水場から水が来ているか表示されるページです。
それによると、連光寺1,2丁目は朝霞から。連光寺3,4,5,6丁目、聖ヶ丘1丁目は東村山から来ていることがわかりました。
不思議です。
そして、その2つの浄水場から送られてくる上水道は、途中でつながっていて、融通できるようにもなっています。
なんでだろう・・・。


ここには、高度経済成長期に水不足で悩まされた東京都の歴史や、ニュータウン造成という巨大都市の歴史が深く関わっています。
この続きは次の授業で展開されていきます。
余談ですが、4年生の社会は、実はとても面白い単元の目白押しなのです。


宮入先生の研究授業は無事終わり、その後の協議会で、授業のよかったところ、改善点、教師としての姿勢、その他諸々を先輩教員からアドバイスを受けました。
「卒業認定」というものは形として出るものではありませんが、この後、大学から単位として認められれば合格ということになります。
連小としての判定は? 
子供たちとの関係を見ていれば、もちろん花マル合格です!!

宮入先生、ご苦労様でした。
採用試験を無事突破して、子供たちに必要な先生になってください!!

プール準備

水泳の指導が来週から始まります。
各ご家庭では、水着や持ち物の準備は万端でしょうか。
昨日の放課後、教員も2年ぶりの水泳指導ということで、心肺蘇生法、泳法指導の研修を行いました。
講師は5年1組担任の藤枝先生です。

心肺蘇生法も泳法も、時代とともに少しずつ変化していっています。
最新の見解を聞き、いくつかの質疑応答も交えて、指導方法を確認しました。
 

室内での研修を約1時間ほど。
その後は、プールに行って、実際に準備をします。
こちらも全員作業です。

まずは出入り口のすのこを出して。     指導用の時計を設置して
 

目洗いの蛇口をつけて           シャワーヘッドも取り付け
 

最後に、機械室というところに入り、薬品(塩素)の注入の仕方の確認です。

これで準備完了。
あと少しで、2年ぶりの子供たちの歓声を聞けます。

エアコンフィルター清掃

年に2回ほど、教室内のエアコンのフィルター清掃を行っています。
埃の付いている具合によって、掃除機で吸ったり、流しで水洗いをして、エアコン稼働時期に備えます。
例年ですと、PTAやおやじの会の力をお借りすることが多いのですが、コロナ禍でそれもままなりません。
しかし、今週から急激に気温が上がり、各教室でエアコンも動かし始めたため、急遽教職員で清掃を行うことにしました。

教室のエアコンフィルターを外し、汚れ具合を確認して、今回は掃除機で埃を吸っています。
外したフィルターに、思わず「・・・」となるのは毎年のこと。
これで明日の教室は心なしかすがすがしい気分で授業ができそうです。

そのシーズンの気候や、教室によってまちまちですが、埃がたまりやすいのは1階の教室や、階段に面している教室です。
やはり、空気の動きがある場所ではフィルターに埃が付きやすいようです。

個人面談が始まっています

今週から、個人面談が始まっています。
学年や学級によって実施日時が異なっていますので、各学級のお知らせをご確認ください。
また、きょうだいでできるだけ日にちを合わせようとしましたが、一部調整が合わなかったご家庭もあります。申し訳ありません。

個人面談は、教室の換気を良くし、2mほどの距離をとってパーテーション越しにお話しさせていただいています。
ご了解ください。
 
面談でご来校の際は、「検温票」をお忘れなくお持ちください。
教室にて担任にご提出ください。

熱中症対策

昨日から30℃を超える真夏日になりました。
熱中症対策として、今年度WBGT測定器(暑さ指数計)を2台購入しました。
環境省から、地域ごとの暑さ指数が発表されていて、ネットでリアルタイムで知ることができますが、この手の数値は場所によって微妙に異なってくるのは常です。
そこで、環境省の発表する暑さ指数の数値と、校内で計測する暑さ指数の数値をもとにして、子供たちの活動に配慮していくことにしました。
WBGT測定器は、2階の職員室の窓際と、1階の昇降口に設置しています。
 

暑さ指数(WBGT)は、5段階。
(環境省 熱中症予防サイトより)
(青) ほぼ安全(水色) 注意(黄) 警戒(橙) 厳重警戒(赤) 危険
21未満
適時水分補給
21~25
積極的に水分補給
25~28
積極的に休息
28~31
激しい運動は中止
31以上
運動は原則中止
昨日は気温は上がりましたが湿度が40%台と低かったので、暑さ指数は「注意」域でした。
一方、今日は湿度も高く、暑さ指数の最高値は25.8でした。「警戒」域に達しています。
また、この数値を子供たちにも知らせて意識してもらうために、養護教諭が昇降口に設置する表示も作りました。
 
一目で今の状況が分かるようにしています。

暑さ指数(WBGT)が、
「厳重警戒」の際は、校庭での体育や水泳を中止
「危険」領域の際は、外遊びや外での学習活動を中止します。

2年生 まちたんけん

2年生が生活科で「まちたんけん」に出かけています。
方面を分けて、数回にわたっての実施です。
「まちたんけん」を行うことで、学区地域の位置関係や状況を知り、これから上の学年に行って学ぶ基礎知識となっていきます。
昨日の「まちたんけん」は、学校北側方面に行きました。
学校→たけのこ公園→連光寺駐在所→向ノ丘三角公園→対鴎台公園→大栗川・乞田川合流地点→児童館 
というコースです。


今年はツールが一つ増えました。
そう、iPadです。
一人一台タブレット端末を持ち、まちの様子を記録していきます。


対鷗台公園は、小野小町ゆかりの場所。
明治天皇の御幸の碑もあり、子供たちは写真をたくさん撮っていました。
 

そして翌日の今日は、その自分で撮った写真資料と地図を見比べながら、どこの地点に何があったのか、記録していきます。
記録するのも、タブレット端末上で、「ロイロノート」というアプリを使って行っていきます。ちなみにこのアプリは、自宅のPCやタブレット、スマホからでもアクセス可能です。
 
みんなでタブレット端末を持ち、時には操作を教えあいながら、記録していきます。
 

このような紙への記録ではなく、電子記録の良いところは、何年経ってもいつでも見ることができるということと、傷まないということに尽きます。
ちょうど今年、連光寺小では、電子による学習の記録についての研究を進めているところです。

6年生 ファンタジック・ツリー

6年生が図工で制作した作品「ファンタジック・ツリー」が階段の踊り場の出窓に飾ってあります。
アルミ針金、木工用ボンド、洗濯糊、たこ染料が材料です。
透けて見えるので、光が差す出窓にはぴったりの作品で、映えますね。
 

目に留まって、立ち止まって眺めた私と同じように、、、

何人もの子供たちがじっくりと見入っていました。

図画工作の作品作りは、自分の能力を開花させるためでもありますが、
こうして作品として飾ることで、
見る者をいやしたり、創作意欲を掻き立てたりもするのですね。
作品であふれる学校にしたいです。

1,2年生 方面別下校

朝からの風雨が弱まっていません。
1,2年生は、強い風に対する傘の扱いも心配なため、方面別に一斉に下校させ、教員が付き添うことにしました。

教室で帰り方の指導をしました。
特に傘は、飛ばされないようしっかり持つこと、飛ばされて車道に行ってしまったら追いかけないこと、そうならないように傘で遊んだりしないこと、などを指導しました。
まかり間違えば、命にもかかわります。教員も子供たちも真剣です。

 
教員は、6名が、桜ケ丘記念病院方面、高西寺方面、児童館方面、向ノ岡方面、たけのこ公園方面、記念館方面に手分けして付き添って帰りました。
無事、帰宅できたでしょうか。

緊急事態宣言延長に伴う教育活動の変更について

緊急事態宣言が6月20日(日)まで延長されました。
延長に伴う今後の教育活動の変更点をお知らせします。

【6年生 八ヶ岳移動教室】
6月7日(月)~9日(水)に予定されていましたが、緊急事態宣言の出ている都から、緊急事態宣言の出ていない地域に赴くことになるため、延期します。
延期日程は、他校との調整の末、8月25日(水)~27日(金)となりました。2日間は夏季休業中に被せての実施になります。
また、事前の検診を24日(月)に児童に短時間登校してもらい実施する予定です。

【3年生 遠足】
6月4日(月)に昭和記念公園へ行く予定でした。しかし、緊急事態宣言の延長により、昭和記念公園の閉園が延長されたことと、公共交通機関を使用するため、延期します。延期日程については9~10月ごろを予定しています。
また、6月4日(月)は、社会科の学習として市内巡りを行います。お弁当を持って、多摩大学の近くにある多摩市の一等三角点に見学に行きます。一等三角点は、多摩地域(「多摩市」ではありません)に4つしかありません。
→天候が悪いため、18日(金)に延期します。
この日は給食があります。午前中に学校に帰ってきて、給食を食べます。


【個人面談】
個人面談は、学級によって日程や時刻が異なっています。早い学級は6月7日(月)から始まります。
面談は、各教室で換気をよくし、2m程度の距離を取り、教員と保護者双方にパーテーションを使用して実施します。
来校する際は、別途配布しました検温票に体温を記入の上、持参し担任にご提出ください。
来校前2週間のうちに37.5°以上の発熱があった方や、当日37.0°以上の発熱がある方は来校できません。その際は面談日程の変更連絡をお願いします。

【学校公開】
6月19日(土)に予定しています学校公開は、多摩市の地域感染レベルが2(3段階中)であることから、前回のように出席番号で参観できる時間を指定し(前回と時間をずらします)、各ご家庭1名(乳児可)に限定して実施します。
こちらも来校前2週間のうちに37.5°以上の発熱があった方や、当日37.0°以上の発熱がある方は来校できません。
また、教室内や廊下、ロータリー等での保護者間での立ち止まっての会話や、児童との接触は、絶対にご遠慮ください。
感染予防マナーを守っての参観に、ご理解・ご協力をお願いします。
詳しくは、後日配布しますお知らせをご覧ください。

【水泳指導】
感染拡大防止対策を講じて実施します。
(1)これまでは低・中・高の2学年で水泳指導を行っていましたが、今年度は1学年ごとに行います。
(2)全員が一気にプール内に入ることはしません。学年内を分割等して指導を行います。
(3)プールサイドに座る際は、両手間隔をあけ、2列になって待機します。
(4)これまでと同様に、ゴーグルやタオル、水泳帽の貸し借りは絶対にしません。
(5)夏休み中の夏季水泳指導については、登下校や水泳指導中の熱中症の危険や、参加者人数を考慮して、実施しません。

1年生 全国体力・運動能力調査

今週、各学年で「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」通称スポーツテストに取り組んでいます。
今日は1年生が集中して取り組んでいるのですが、6年生が補助として入り、計測の手伝いをしています。
1年生にとっては、計測方法を教えてもらったり、計測の数字を数えてもらったり、データを記録してくれたりと、6年生なしではスムーズに進みません。
一方、6年生にとっては、お世話をすることで思いやりの気持ちを学び、育む、またとない機会です。
Win-Winの教育活動です。
 立ち幅跳び                上体起こし
 

 長座体前屈                反復横跳び
 

 ソフトボール投げ


様子を見に回っていたら、6年生男子に呼び止められました。
「校長先生、1年生の水筒を一緒に探してくれませんか?」

1年生の要請か、見ていて必要と感じたのか、いずれにせよ水筒を取りに行ってあげようとしたようです。
しっかり記名されていたのですぐに見つかり、水筒を持って走り去っていく6年生の姿はとても頼り甲斐がありました。素敵でした。


業者によるプールの清掃が先週終わり、プールの注水を始めました。
いよいよ夏がやってきます。

5年生 初夏の連小の風物詩「田植え」

連光寺小学校の初夏の風物詩、田植えを5年生が行いました。
毎年、桜ケ丘公園の谷戸田をお借りして稲作をさせていただいています。
全国の5年生は社会で稲作を学びます。
「バケツ稲」で稲作の体験をしている学校も多い中、本物の田で体験ができるのは、古代の谷戸田を復活させ、維持管理してくださっている桜ケ丘公園谷戸田ボランティアの皆様のおかげです。幸せなことですね。本当にありがとうございます。
5年生は「社会」と「総合的な学習の時間」を兼ねての学習となります。
特に「総合的な学習の時間」では、「SATOYAMAプロジェクト」として里山の自然を活用した稲作、炭焼き、森林の学習を中心に取り組みます。

まずは、トラクターも農耕馬も牛も使わず、原始的な人力の方法で、子供たちが田の中に入って土を撹拌させ、柔らかくします。田おこしです。
 
この段階ですでに楽しさMaxです。もちろん着替えを用意してきての活動です。
足が抜けなくなって、助けを求める楽しい声も聞こえてきます。

田の耕しが終わったら、谷戸田ボランティアの方々の指導の下、苗を1列ずつ植えていきます。
不安定な足元で、前かがみで植えていきますので、バランスをとるのが大変?楽しい?です。


途中、羽化しようとしているヤゴ、気持ちよく鳴いているシュレーゲルアオガエルも見つけました。
本当に自然がいっぱいの中、今日はそんな生き物に目もくれず、田植えが進みます。
 

田植えが終わった後は、体についた泥をある程度落として学校に戻ります。
水の入った大きなたらいが5つ並んでいます。左のたらいから順に入って泥を落としていきます。
これだけ汚れているのに、子供たちは行くところまで行った楽しさから、笑顔満面です。

猛者?勇者?たち。
いや、アド街ック連光寺コレクション?(笑)


  

   
よくがんばりました!(^^)!。

この後の生育は、谷戸田ボランティアの方々にしていただきます。
秋になってから、稲刈りが楽しみです。

クリスマスが近くなったら、わずかに棚田になっているこの谷戸田で、6年生が取り組む発電の装置を使ってイルミネーションができないかなぁ、なんて考えてしまいました(笑)。
遊び心は大切なきっかけです!

運動会 優勝杯 準優勝楯 授与

運動会の閉会式は短縮版のため得点発表と優勝杯・準優勝楯の授与ができませんでした。
得点は翌週の火曜日に、臨時で朝の放送でお知らせ。
優勝杯・準優勝楯の授与は、本日の校庭での全校朝会で授与しました。
 
優勝杯は赤組、準優勝楯は白組の応援団長にそれぞれ授与されました。
おめでとうございます。
しっかりと来年度に引き継いでいきます。

5年生 ICTを活用した算数

ICTを活用している5年生の算数の授業をのぞいてきました。

授業の初めに、まずは頭のウォーミングアップ。
ドリルパークというアプリで計算問題に取り組みます。みんな黙々と取り組んでいます。
 
5分経ったら準備運動は終わりです。

小数の掛け算が今学習している単元です。
まずは計算の間違い探しです。モニターを使用して、気が付いた児童がタブレットに訂正のペンを入れると、赤い字で表示されてモニターにも映ります。

その後、自分で計算の仕方、標記の仕方をまとめます。
まとめたノートの記述を、タブレットのカメラでパシャ。
ロイロノートというアプリで、先生に提出します。
提出された子供たちの「まとめ」がどんどん表示されていきます。
 
その集まった「まとめ」をもとに、再度解き方や表記の仕方を全員のタブレットに写し、確認です。

感心したのは、誰一人として操作の仕方の確認をしていないこと!
手慣れたものです。

ちなみに、ロイロノートは、家庭のタブレットやPCからも入れますので、家に居ながら宿題を提出することもできます。
もし、再度休校になった場合は、中学年以上はこれを用いてやり取りを行うことになります。

最後に、今日の授業で分かったことを各自ノートに記し、
それをまたパシャと写して、先生に提出です。

授業後にやっと気づいたのですが、
この算数の時間、板書(黒板に字を書くこと)が全くなく進行しました。
いやはや、チョーク1本で勝負していた老輩(笑)には、とても新鮮でした。
新しい時代の授業スタイルを創っていかなければなりませぬ。

6年生 全国学力・学習状況調査

6年生において、文部科学省が実施する全国学力・学習状況調査が行われました。
日本全国の6年生が、本日、「国語」「算数」「児童質問紙」に取り組みました。
いつも授業中に活発な意見が飛んでいる6年生の教室も、
緊張感あふれる、物音のしない空間で調査が行われていました。
6年生、慣れないテストをがんばりましたね!
結果は、個人個人に分析データとして返却されます。秋口になると思います。

4年生 教育実習生

4年生に教育実習生が来ています。
と言っても、4年生を中心にということで、全学年を回って実習を行っています。
教育実習は、教員免許状を取得するための必須の単位です。
免許状や実習の回数によっても異なりますが、1回の実習は3~4週間が多いようです。

本校に来ている実習生は4年生ですから、5~6月にかけての実習が終わった後、7月には教員採用試験(一次)が待ち構えています。忙しいですが、頑張ってほしいです。
教育実習というと、若い先生が来て喜ぶ子供たちをイメージしますが、最近は若い先生も多いですよね?
でも子供たちの反応はやはり違うのです!!!(笑)

今、東京都の小学校の教員採用試験の倍率は2.0倍です。
期限付合格者(昔で言う補欠合格)も含めると、さらに下がります。
一般的に、3.0倍を切ると人材確保が難しくなってくるとも言われます。
初任の教員はもちろんのこと、実習生にも、今から丁寧に育成をしていくことが必要になっています。

学校一丸となって、実習生を応援しています。

今晩、皆既月食です。

今晩、東京で皆既月食が見られます。
しかも、24年ぶりのスーパームーン(地球に月が最も近づいている)での皆既月食となります。
スーパームーンは1年に1回程度しか訪れません。
ということで、月食と相まって赤銅(しゃくどう)色と呼ばれる赤黒い色の珍しい月になるかもしれません。
楽しみです。

部分食の始まり  18:44
皆既食                   20:09~20:28
部分食の終わり  21:52 

自宅から東の空を望むことができるのであれば、ぜひ観察してください。
家の外で観察する場合は、必ず大人に付き添ってもらってください。
自主学習にも、もってこいの題材ではないでしょうか。

↓詳しい説明はこちら↓
国立天文台のホームページから

自宅から見られない人は、国立天文台がYouTubeで配信もします。
↓こちらの配信は、18:00スタートです。↓
皆既月食ライブ配信

6年生 主権者教育~模擬選挙

被選挙権が18歳からとなったことに伴い、学校で主権者教育を行うことが増えました。
多摩市教育委員会の選挙管理委員会が、希望する学校に回って模擬選挙を行ってくれます。
6年生の社会の「政治」の単元が春になったこともあり、早速お願いしました。

市内有権者128,000人を抱える、本物の選挙管理委員会の出張授業です。
持ってきていただいた道具はみんな本物です!


さて、いよいよ模擬選挙の始まりです。
今日の選挙は、給食大臣を決める選挙です。
連光寺小学校では、令和元年度、給食の残菜が1日当たり9.6kg、牛乳の残りは1日平均7本だったそうです。
その事実(データ)をもとに、どのような給食にしていくのがよいかが、選挙の争点です。
 
候補者の演説と、それを支持する人の応援演説です。本物の演説会のようです。

演説をもとに、候補者の主義主張をよく吟味して投票です。
受付で氏名の確認をした後に、投票用紙が配られます。
 
投票用紙も、もちろん本物です。あの、つるつるとした紙の用紙です。
縦に二つ折りにして、これまた本物の投票箱に入れます。


この後開票となりますが、実はあの投票用紙、時間が経つと自然に開いていきます。
ですから、投票箱から出した時には、既に開いた状態で、用紙を数えやすくなっています。
 
児童の中から、臨時の選挙管理委員のアルバイト2名を雇い、開票です。
同じ候補者氏名の投票用紙をまとめ、機械で2回ずつ枚数を数えます。

結果、今回は、茂田井 奈衣代(もたい ないよ)候補が当選しました。
選挙管理委員長から当選証書を渡して、当選のコメントです。

本番の選挙と同じ道具を使い、本番さながらの流れで当選までを体験することができました。
子供たちも、選挙がよく分かったという感想が多く聞かれました。

ちなみに、投票者数が同数だった場合、どうやって当選者を決めるか知っていますか?
公職選挙法にしっかりと明記されており、実は同数の場合は「くじ」で決めるのだそうです。
これがそうなった際に使用する「くじ」。

多摩市では、過去に使用したことはないそうです。

選挙管理委員会の皆様、ありがとうございました。

運動会の観戦、ありがとうございました

運動会を予定通り実施することができました。

感染拡大防止対策へのご理解・ご協力、また、保護者の皆様のマナーに改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

【開会式】
 

【1年生】
  

【2年生】
 

【3年生】
 

【4年生】
 

【5年生】
 

【6年生】
 

【閉会式】
 


閉会式での6年生の笑顔が印象的でした。
児童の皆さん、頑張った思い出を胸に、ゆっくり休んでください。
保護者の皆様、大きな拍手をありがとうございました。
今後も、実施方法を工夫して様々な教育活動を進めていきます。

【追記】
週明けの5月25日(火)の朝、放送で得点発表がありました。
赤 976点   白 967点
今年の優勝は、赤組になりました。
来週の全校朝会で、優勝カップを渡したいと思います。

運動会を実施します

おはようございます。
雨がぱらついていますが、雨雲レーダーの予報によると、この後雨は上がる模様です。
運動会は、予定通り実施します。
よろしくお願いします。

運動会についてのお願い

明日、第47回運動会を実施します。天気も回復傾向です。
緊急事態宣言下での全校行事となります。
行事の開催について、感染拡大防止の観点では、様々なお考えがあるかと存じます。
しかし、子供たちの学びを止めないために、保護者の皆様や児童が、多人数で密集しない、接触を最小限にする等、最大限の感染拡大防止策を講じて、例年と違う形での開催をいたします。
ご不便をおかけしますが、下記、「保護者向け通知」と開催のお願いに、ご理解・ご協力をお願いします。

(1)明日の運動会は、学年ごとの時差登校となります。児童の登下校は、下記の通りです。
・1年生‐登校  8:00 下校  9:20
・2年生‐登校  8:50 下校 10:00
・3年生‐登校  9:30 下校 10:40
・4年生‐登校 10:10 下校 11:20
・5年生‐登校 10:50 下校 12:30
・6年生‐登校  8:00 下校 12:45

(2)入口は西門(ヤギのいる門)、出口は正門の一方通行となります。

(3)体育館前の受付で検温票を回収させていただきます。先日配布しました検温票を忘れずにお持ちください。

(4)受け付け時刻は、下記の通りです。
・1年生  8:00~
・2年生  8:50~
・3年生  9:30~
・4年生  10:10~
・5年生  10:50~
・6年生 11:30~

(5)入れ替え制のため、受付後の会場への移動は、前学年の競技終了まで間隔をあけて並んでお待ちいただくことになります。ご了承ください。

(6)きょうだいがいるご家庭で帰宅するほどの時間の間隔かあかない場合、保護者の皆様は体育館でお待ちいただくこともできます。

(7)自転車、バイク、自動車でのご来校は、できません。

(8)会場内ではマスクを着用し、会話をお控えください。応援は拍手でお願いします。

(9)敷地内、周辺道路は禁煙です。近隣からの苦情が寄せられることもあります。ご協力をお願いします。

(10)参観は立見のみです。シートやテントの使用はできません。

(11)中止や開催時刻を遅らせる場合には、午前6時30分よりメール配信にてお知らせします。

校長先生の博物館

5月18日(火)から、校長室前の廊下に「校長先生の博物館」を開館しました。
コレクションというほどのすごいものではありませんが、子供たちの学習に関係するような展示品を展示していこうと思います。

最初の展示物は2点の化石です。
1つ目の化石は、先週の4年生の多摩川の学習の後、いただいた素敵なプレゼントです。
アメリカのミシガン湖で採れる、ペトスキーストーンです。
サンゴ礁の化石です。
水に濡らすと、サンゴの形が浮き出てきます。
「水に濡らしてみてください」と表示したので、子供たちは手に取って近くの水道で早速濡らして化石を確かめていました。
1日にして説明の紙がヨレヨレです(笑)。うれしいですね。

2つ目の化石は、アンモナイトです。
これは、卒業した大学の環境教育プログラムの一環で、1996年にタイの大学に招待されたときに「カオヤイ国立公園」のダムで偶然拾った化石です。
日本に持ち込めるのか、ドキドキしながら成田の税関を通ったことを思い出します。

化石は、大人が見てもワクワクしますね。
長い年月の生き物のロマンを感じさせてくれます。
これからも少しずつ展示していきます。

今週末は運動会

いよいよ今週末は運動会です。
天候が心配なところですが、5月11日(火)にお知らせしました要綱で実施予定です。
運動会前日に、最終確認のメールとホームページの更新を行いますので、ご確認ください。
さて、校内の運動会への準備は着々と進んでいます。
昇降口には、代表委員会が作成した恒例の掲示がお目見えしています。
気分を盛り上げますね。

校庭では、それぞれの学年が競技の練習をしています。
1年生は自分たちの競技だけでなく、開会式も出場します。
開会式の練習も行っています。

どうぞお楽しみに。

また、6年生の係の児童も、それぞれの学年の練習の時間に、係の仕事の練習を兼ねて一部参加しています。6年生ありがとう!!

と、運動会に向けての記事を書いていると、1年生が校長室に「入ってもいいですか?」「失礼します」と手にタブレットを持って訪れました。
生活科の時間の「学校探検」です。校内の写真を撮って、授業で使用するようです。


現1年生は、入学した時から個人用のデジタル機器を活用していきます。教育が変わる足音が聞こえてくるようです。

3年生 ヤゴ救出大作戦

昨日の5年生のメダカ救いに続いて、今日は3年生のヤゴ救出大作戦です。
人海戦術で3年生全員でプールに入り、底にたまった落ち葉などをさらっていきます。

目的はヤゴの救出だったのですが、昨日採りきれなかったメダカがまだ泳いでいます。
メダカとヤゴの救出作戦となりました。

はじめは一人一人探していたのですが、最後には、中央に全員が集まり、両端に向かって背中合わせで進んでいきます。列になることで、一斉にさらいます。
 
落ち葉の下に、ヤゴがたくさん隠れていました。教室で無事に羽化してほしいですね。
 
メダカはさらに50匹ほど採れました。

一方、こちら5年生の教室の前には、救出したメダカが並んでいます。
 
 
すべての水槽にメダカが入っているのです。壮観です。
全部で250匹くらいになりました。

5年生 メダカすくい?いやいやメダカ救い

昨年は水泳指導が中止でした。
プールの水も抜かずにそのままの状態でしたが、放っておくとボウフラがわいてしまいます。
そこで、ボウフラ対策として6月初旬にメダカを100匹購入してプールに放ちました。
うまくいけば次の年の5年生の理科の学習で使えるかも・・・という期待も込めて(笑)。
市内でも数校同じ対策をしているようでした。
夏場は爆発的にメダカの数が増えましたが、冬場、メダカの姿はまったく見られなくなり、やはり低温では生きてゆけないのか・・・と思っていたのですが、4月になるとまた姿を現してくれました。
今年度は水泳指導を実施する予定ですから、プールの清掃を行う前に、5年生がメダカを、3年生がヤゴを救出することになりました。
今日は5年生がメダカすくい・・・ではなくメダカ救いです!
ひざ下くらいまで水位を下げ、安全のために上履きを履いたままで、タモ網をもってすくいます。
5年生、みな真剣です。
あれよあれよという間に救出されたメガカが増えていき、クラスを分けて午前午後と救出。200匹くらいになりました。
 
水槽に入っているメダカを見ると、どれも筋骨隆々というか、骨太というか、がっちりとした、とてもメダカには見えないほどの魚体です。
ひと冬を越してきたメダカたちですから、精鋭ぞろいなことは間違いないでしょう。
これから5年生の理科で飼育し、観察していきます。
学習が終われば、再びプールに放流かな?

新型コロナウイルス感染症対策について

【感染症対策のお願い】
都内及び多摩市の感染状況は高い数値で横ばいが続いています。
今週末には運動会も予定されています。
また、緊急事態宣言が解除されましたら、6/7~9に予定しています6年生八ヶ岳移動教室も実施予定です。
子供たちの安定した教育活動の実施のため、
引き続き、以下の感染症対策にご理解・ご協力をお願いします。

(1)児童の毎朝の検温、体調チェックをお願いします。子供任せにせず、必ず保護者が確認してください。

(2)37.0°以上の発熱がある場合は、大事をとって登校を控えてください(平熱の高い児童は除きます)。また、きょうだいやご家族が発熱した場合も、登校を控えてください。欠席とはならず、出席停止扱いとなります。

(3)児童本人やご家族が濃厚接触者に特定されたり、PCR検査(抗体検査含)を受けた場合は、登校を控えてくださるとともに、必ず学校に電話連絡をお願いします。検査の結果もお知らせください。

(4)その他の体調不良も含め、遠慮せず学校にご相談ください。


【「生理の貧困」対策】
世界的にも社会問題となっており、コロナ禍で日本国内においても顕在化しはじめている「生理の貧困」への対策として、家庭の事情等により、必要な生理用品を入手することができない女子児童・生徒に対して、防災備蓄用の生理用品(1,664枚)を市立小・中学校の女子トイレや保健室で配布しています。
多摩市「生理の貧困」対策
連光寺小学校でも、保健室の他、各階トイレの個室に生理用品を配置しています。
必要な時に持っていけるようになっています。
連光寺小の「生理の貧困」対策

特別支援教室かがやき「相手に伝わる話し方」

特別支援教室かがやきの授業にお邪魔しました。
今日の学習は、気持ちよく活動できる話し方です。
まずは今日の授業の流れを提示します。

題材の絵本を読んでから、最近の運動会の練習について感想を言い合い、リラックスムードを作っていきます。
いろいろな思いが出てきます。
本音を言葉にするって、大事です。胸にとどまっていた思いを吐き出すことにつながるからです。そう、「話すは放つ」です。

さて、本題に入ります。
宿題を忘れてしまった場合、担任の先生からの問いかけにどうこたえるか、です。

まずは教員がロールプレイのお手本を見せます。

その後、数人がそれぞれの役割になって、受け答えをします。
その中で、よかった言葉、正直な姿勢、丁寧な言葉遣い等を確認し、困ったことが起こったときのよりよい対処の仕方を実地で学びました。

かがやきは、人との関わりの仕方を学ぶ教室です。
どんな子供にも必要なことを、クローズアップして学習し、実践力を身に付けていきます。貴重な時間ですね。

6年生 総合的な学習の時間「ストップ温暖化 再生可能エネルギー大作戦」

5月11日(火)に、学年合同で2時間続きの6年生の総合的な学習の時間がありました。
6年生の総合的な学習の時間のは、「未来にやさしいエネルギー」と題して、1年間を通じて温暖化や再生可能エネルギー、そして私たちの未来について考えていきます。
校長が、環境省が認定している「地球温暖化防止コミュニケーター」の資格を持っていたためゲストティーチャーとして参加です。
まずは、地球の平均気温が観測開始から130年間で1.1℃も上昇していること。
それに伴って、近年異常気象(大型台風、集中豪雨、高温等)が頻繁に発生していること。等を話します。
2100年の東京の気温が44℃ということに、子供たちは「えーーーっ」と悲鳴を上げています。
東京が44℃になるのは、今後何の温暖化対策もしなかった場合、最悪のシナリオとして地球平均気温が4.8℃上昇し、その時の東京は44℃になっているという、科学者たちの計算によってはじき出された数字です。(IPCC AR5より)

その原因は地球温暖化によって生じていることが確実視されていること。
温暖化は、二酸化炭素の増加によるということが疑いの余地がないこと。
と、話が続いていきます。

これ以上二酸化炭素の濃度の割合が増えると、もう元には戻れなくなること(ティッピングポイント)や、何も対策をしなければ2030~2040年ごろにはその濃度に達してしまうのだそうです。
地球の平均気温の上昇は、あと1.5℃以内に抑えないと、再生不可能な環境になるとIPCC(気候変動に関する政府間パネル)では警告しています。
 
しかし、振り返って私たちの生活を考えてみると、身の回りの様々な物事はすべて二酸化炭素を排出していることを知ります。
例えば、給食は、調理の際の熱源や、運搬時の排気ガスから二酸化炭素が排出されます。
ゲームをする時にも、必要な電力は発電所で作られますが、現在のベースロード電源となってしまっている火力発電でも、石炭や天然ガスを燃焼した際に二酸化炭素が排出されます。
といった具合に、二酸化炭素とは切っても切れない生活を私たちの現代文明は送っているのです。

二酸化炭素の排出を抑えたり、排出を止めたりするためには、どのような社会を創り、生活スタイルをどう変えてゆけばよいのか…。
さあ、ここからがいよいよ6年生の学びのスタートです。

最後に、2019年9月23日に国連気候変動サミットで演説したグレタ・トゥーンベリさんの演説を見てもらいました。
言葉はテロップで出ますが、むしろ言葉よりもその意気を感じてほしいと思い紹介しました。
気候変動は未来を絶望させる脅威と感じ、何も対策ができない大人たちに怒り、自分ができることとして、学校を休んでFFF(Fridays For Future~気候変動対策を訴える毎週金曜日の国会での座り込み)を実行していた、その意気を感じてほしいと思いました。
「大人たちは『未来のために勉強しなさい』と言う。でも、今のまま気候変動が進めば、まともな未来なんてないかもしれない。たくさん勉強して気候変動の危機を訴えてもまったく耳を貸さないのなら、どうして一生懸命勉強していられるの?」
当時のグレタさんの言葉です。応えられる大人はいるのでしょうか。
グレタさんが当時16歳の高校生であったことに子供たちは驚き、「自分事」としてスッと落ちて捉えることができたようでした。

子供たちから質問が出ました。
「校長先生は子供たちがFFFに行きたいと言ったらどうしますか?」
もちろん、即答です!
さて、ご家庭では、どう答えますか。問われているのは、大人たちなのです。

6年生の未来に向けた学び、大いに楽しみです。

3年生「植物の育ち方」

5月13日(木)に3年生の理科の授業にお邪魔しました。
3年生の理科は、四季を通じて動植物がどのように生活または生長し、姿を変えていくかを学んでいきます。
前時に、ひまわり、ほうせんか、大豆、オクラの種子を観察しました。
理科の観察のスケッチのコツは、絵画ではありませんから、よく見て一本線で描くのが基本です。
とてもしっかりと描けています。
 

観察はスケッチだけではなく、大きさ、形、色など、特徴を記すことも大切です。
種子の時の特徴を踏まえながら、今後どのように生長していくだろうと予想をしました。
子供たちは、アサガオや野菜の生育を思い出して、予想していました。
 
この予想をもとに、4種類の植物が育っていくときの観察の視点を考えました。
興味関心がわいてくると、毎日の生長が楽しみになります。

大きく育ってほしいですね。

6年生「俳句」の授業

6年生の国語「俳句」の授業にお邪魔しました。
「俳句」はルールが簡潔で取り組みやすい課題です。
しかし、簡潔であるがゆえに奥が深いとも言えます。
教科書にも四季を通じて「俳句」の単元が出てきます。
今日の授業は、「春のいぶき」と題した「春」の俳句です。
春夏秋冬は四季ですが、もっと細かく24節気という古来からの季節の区切りがあります。
春には「立春(りっしゅん)」「雨水(うすい)」「啓蟄(けいちつ)」「春分(しゅんぶん)」「清明(せいめい)」「穀雨(こくう)」の6つがあり、それぞれに意味があります。
日本人の繊細な季節感覚を表すものですね。

そんな繊細な春のいぶきを感じる俳句を詠んでみようという展開です。
まずは、俳人(長い短冊のもの)や、同じ小学生(画用紙大のもの)が詠んだ句を紹介です。

季語は1度しか用いないことや、感情を表す言葉は使わずに感情を詠むなど、だんだん奥深くなっていきます。

日常のふとした情景を、言葉巧みに詠む。
俳句の醍醐味ですね。
しかし、これは「言うが易し行うは難し」の典型です(笑)。
「う~ん」という心の声を教室内にこだまさせながら、そして時には班の仲間と意見交流しながら、6年生は俳句を詠んでいました。
いくつか紹介します。
 

う~ん、なかなか!
だんだんと大人っぽい言葉遣いができるようになってきましたね。

体育集会(ラジオ体操)

運動会は、まだ先行きがはっきりとしていませんが、当日に向けての準備は始まっています。
競技は学年ごとで、自分の学年が行う時間帯のみの登校となる予定ですが、6年生のみ、係活動のため朝から登校になります。
通常、運動会や学芸会などの大きな行事では、運営のために5,6年生にそれぞれ係活動があります。せめて6年生にだけは、例年のように、最高学年としての係活動の充実感、達成感を感じさせたいとの考えです。
競技(行事)に向けた練習や本番で大きく伸びる子供がいます。
同じように、その行事を運営する活動で大きく伸びる子供もいるのです。

朝のあいさつで昇降口に立つと、運動委員会の児童がラジオ体操の練習をしていました。
今日の体育集会で、全校でラジオ体操を行うための準備です。
 
その姿を見ながら、ラジオ体操の音楽が流れると、
校舎のオープン前(8時)に昇降口にいた児童が一緒に体操をしだしました。


8:25。いよいよ体育集会のスタートです。

間隔を取り、激しい運動ではないのでマスクをしたまま整列です。
運動委員会の児童が前に立ち、お手本となってラジオ体操が始まります。
考えてみると、昨年は運動会も、夏休みのラジオ体操もありませんでした。
2年ぶりのラジオ体操だったかもしれません。
 
思っていたより上手に、みんな体操ができていました。
運動会に向けて、少しずつ気分が盛り上がっていきます。

集会後は、運動委員会のメンバーが集まって、すぐに反省会です。
「すぐやる、いまやる」が実践できていますね。
最後は一本締めをしていました。とてもいい雰囲気でした。

運動委員会の児童の皆さん、ご苦労様でした。ありがとう。

運動会のお知らせ【暫定版】

今月末まで緊急事態宣言が延長されました。
多摩市の地域感染レベルは、3段階の中で「2」のままです。
教育活動については、緊急事態宣言延長前と変わりなく実施します。

先月の学校公開では、感染拡大防止に配慮した参観のご理解・ご協力ありがとうございました。運動会においても、感染拡大防止に最大限配慮した形態で実施する予定です。
本日「運動会について」のお知らせを配布します。
ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いします。

なお、今後の感染拡大状況によっては、
非公開や日程変更等の開催方法の変更も考えられます。
現時点での暫定版としてご理解ください。

↓ 本日配布するお知らせ ↓
朝にアップしたお知らせは、
6年生の登校時刻が違っていたことと、
今回は駐輪場を設置しませんが、駐輪場がある表記になっていました。
訂正したものをアップします。
05.12 運動会 保護者向け通知.pdf
6年生には訂正したお知らせを配布してあります。

4年生 総合的な学習の時間「川は自然の宝箱」

連光寺小学校は「生活科」「総合的な学習の時間」において、
地域資源を効果的に活用した教育活動で都内でも有数の学校です。
その学習を進めることで、次世代を担う持続可能な社会に向けた人材づくり(ESD)を行っています。

4年生は、年間通じて多摩川を環境資源として学習を進めます。
すでに20年以上続いている学習です。
前回までに、桜が丘公園を水源とする大谷戸川を下り、大栗川との合流までを辿ってきました。
今日は、その大栗川と多摩川が合流する地点(交通公園のあたり)まで足を伸ばします。
同時に、基礎講座がいよいよスタートです。
今回の基礎講座は「多摩川の植物」と「多摩川の石」です。
「多摩川の植物」については、パルテノン多摩の学芸員・仙仁 径先生、
「多摩川の石」については、校長が講師役です。


クラスごとに分かれて、「植物」と「石」について、それぞれ40分ずつの学習を行います。
「多摩川の石」の方は、まず石の何を見ればよいかです。
「形」「色」「重さ」「手触り」について話をしました。
「形」が丸いのは、日常的に、そして大雨や洪水などで、川を流されてきた結果としての形です。柔らかい石は丸く、硬い石は、角が取れる程度に丸みを帯びています。
「色」は、濃淡はあれどグレーのものは、ほぼ砂や泥などが積もって固まった堆積岩。色の混じっているものや、一部分だけ色が変わっているもの、赤や緑などは、火成岩や変成岩です。
「重さ」や「手触り」も石を判別する手掛かりになります。
一通り説明の後、「自分で不思議そうに思える石を探してきてごらん」との声かけに、これまで関心のなかった路傍の石について、一気に関心がわいてきます。

「この石は何?」と次々に子供たちが持ってきます。

その中に、おや、これは、もしかして・・・

堆積岩の砂岩や泥岩の中には、化石が入っていることもあります。
多摩川でも上流では、サメの歯、砂モグリ、フズリナ、二枚貝、巻貝、シダ植物などの化石が見つかることも珍しくありません。
上の写真は、小さな二枚貝の殻をスライスした断面の化石のようにも見えます。
それからは、子供たちの関心は一気に化石へ(笑)。
あちこちで、砂岩や泥岩を割る姿がありました。砂岩と泥岩は見分けられるようになったかな。
気に入った石を学校に持ち帰ることになりました。


「植物」チームも、絶滅危惧種を見つけたりと、時間いっぱい土手の植物を観察しました。


そろそろ帰校時刻。
別れていた2クラスも集合していたところ、ふとフェンスを見ると、連光寺小のポスターが張ってありました。

これは毎年、川の学習を終えた4年生が、多摩川を持続可能な川にするためにポスター作りをして張っているものです。
このようにして、学習のみならず、この環境を維持していこうという「心」と「意思」も育っていくことを期待しています。
それこそが、持続可能な社会づくりにつながります。難しいことではないのです。

2年生交通安全教室

今日は2年生が交通安全教室に出かけてきました。
多摩市の小学生は、1,2年生の時に全員、多摩川べりの交通公園に出かけて、正しい歩行の仕方や自転車の乗り方を学びます。

着いた早々、まずは車とダミー人形の衝突実験です。

ドンッという音とともに、人形が飛ばされます。
衝撃的な実験ですが、事故の恐ろしさを感じてもらい、この後の交通安全教室に集中してもらおうとのねらいです。

クラスごとに分かれ、いよいよプログラムが始まります。
1組は建物の中に入って、動画視聴や講義、テスト。
2組は外で自転車の乗り方や歩行の仕方を学びます。
2組と一緒に行動しました。
クラスの中も2つに分かれます。まずは正しい自転車の乗り方。
ほとんどの児童が持参したヘルメットを被り、ない児童は交通公園のヘルメットを借ります。
自転車のわきに立ち、空気圧やブレーキの確認をしてからまたがります。
 
公園内周遊道路を走らせます。
スピードをさほど出せないので、ちょっと運転しにくそうな子供もいました。


もう一方のグループは、正しい歩行の仕方を練習しています。
 

外での活動が終わり、1組と交代して建物の中に入ります。
交通ルールや交差点で注意することなど、具体的な話と「忍たま乱太郎」が登場する交通ルールを守ろうという動画を視聴しました。
 
最後にテストをして、合格すれば交通安全教室が終了します。
テストがあるところなど、府中運転免許試験場を思い出してしまいました(笑)。

安全運転教室を終えたということで、一人一人に名前入りの「多摩市自転車運転免許証」が授与されました。

坂道、細い路地、公園、幹線道路、交通量の多さ、と危険個所が多くあるのが連光寺小の学区です。
かつては車と接触する大きな事故も起きています。
5月は小学生の事故が最も多い月です。
くれぐれも交通安全に気を付けて生活するよう、学校と家庭で繰り返し子供に話していきましょう。
また、自転車乗車中の事故は加害者になる可能性もあります。
子供たちにその責任の大きさを意識させていくことも必要ですね。