日誌

活動の様子(令和元年・2年度)

「音楽鑑賞教室」

11月5日(木)の2校時に、さくら市教育委員会主催の「音楽鑑賞教室」が実施されました。今回は「ちんどんバンドコンサート」を企画していただき、演奏者は、打楽器+アコーディオン+クラリネット+スーザフォンによる「ちんどんバンドざくろ」の4人のメンバーです。華やかな和服に身を包んだメンバーが「聖者の行進」に合わせて登場すると、子ども達も手拍子を打ってちんどんバンドの雰囲気に誘い込まれ、あっと言う間の45分間で、素敵なひと時を味わうことができました。

冒頭の挨拶では、リーダー(親方と呼ばれている)陽子さんの生声での大きな声で挨拶を交わし、子ども達の心をしっかりつかんでいました。続く楽器の紹介でも、それぞれの楽器の特徴の曲などを演奏しながら分かりやすく紹介してくれました。

曲目も子ども達がどこかで聞いたことのあるメロディーの、聞き覚えのあるジャズや昭和歌謡曲、さくら市に所縁のある“野口雨情”の曲を楽しくアレンジしたメドレーを演奏してくれました。また、ざくろオリジナルの「PLAY PLAY PLAY」という参加型の曲では、リズム遊びを織り交ぜながら子ども達も元気いっぱい、ノリノリのリアクションを返していました。更に、子ども達へのプレゼントとして「南小校歌」を演奏していいただき、みんなで元気よく歌いました。最後の曲は、昭和歌謡の代表曲“都はるみ”の「好きになった人」でした。そこでも子ども達は宴会手拍子を打ちながら盛り上がっていました。エンディングは「良い湯だな」で、かつてのドリフターズの番組「8時だよ!全員集合!!」と同じエンディングですが、子ども達は知っているのか・・・・?「ババンババンバンバン」の曲で最後の締めの挨拶をして、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」の曲に合わせて体育館内を回りながら、子ども達との名残を惜しむように退場していきました。

演奏は、重い楽器を抱えたり、担いだりして移動しながらのパフォーマンスはきつそうでしたが、子ども達との距離を縮めるステージで素晴らしい演奏を聞かせてくれました。

バンド名の「ざくろ」というネーミングは、果実のザクロからとったそうですが、たくさんあるザクロの実や種のように、音楽を通して多くの子ども達に幸せの種をまいていってくれたように思います。

今朝は、早起きをして、和服の着付けをして遠くからお出でくださったということです。素晴らしい演奏をありがとうございました。