学校の様子

2023年7月の記事一覧

駅伝部ユニフォーム贈呈式&プロフェッショナルに学ぶ

 本日の6校時は「公益財団法人日本経公務員弘済会千葉支部」(以下 千葉教公)主催、ならびに「キッズサプライズ」との提携により、本校駅伝部にユニフォームが贈られました。プレゼンターは、スペシャルゲストの元女子バレーボール日本代表 落合真理様でした。

喜びが深い深い礼に表れていました   鈴木陸上部部長からお礼の言葉 

 

いよいよ講演会です。 落合様は現役時代、「風を引き裂く ポニーテール」の愛称で、世界を相手に高さのある打点からコートの真下に向かって鋭角に落ちるスパイク、相手のスパイクの角度を読んでのブロックで大活躍されました。今回は「夢曲線」を使って、バレーボール人生とバレーボールを通して学んだことについて講演をいただきました。今日は特別に「真理先生」と呼ばせていただくことになりました。

 ①真理先生にとっての「3C」とは?

真理先生の「3C」=Challenge(挑戦)➡Change(変わる)➡Chance(チャンス・成功)

 一度や二度でうまくいかなくても Challenge➡Change を繰り返す。ミスしていい、失敗していい、大事なのは「あきらめないこと」です。チャレンジすることで変化が生まれ、いつかチャンスが来る!と力強く語りかけてくださいました。また、たくさんの手が上がって答えようとする生徒の皆さんの姿は、真理先生を驚かせていました。

 

②相談する勇気は何かを乗り越えようとする時に!

 大怪我をして「自分なんていらないのでは・・・」と考え、思い切って家族に相談したことで、苦しいのは自分だけではないことを知り、家族の支えを強く感じたそうです。

後ろのホワイトボードに「夢曲線」が加えられていきます。

真理先生の講演にどんどん熱が入ってきました。

③仲間、周りの支えのおかげ

 同時期に「もうバレーボールで戻れないのでは・・・」寂しそうな表情に気づいてくれた仲間から「真理、頑張ろう!」の言葉をもらったそうです。絶好調の時には気づけなかったこと。それは周りの支えのおかげで頑張れてきたということでした。

 

 

④好きな言葉は?

「ありがとう」

心の底から感謝の気持ちが伝えられるようになったようです。この言葉を大切に使い始めてから、助けてくれる人が増えたそうです。感謝の気持ちで進んでいくことで、「夢を追うスピードが変わる」と力強く語ってくださいました。

遠回りをしたからこそ気づけたこと。それは「あきらめない心」すべては「自分の考え方次第」

雨を憂鬱に感じる人もいれば、発想を変えて「花や木がきれいだな」と感じられれば幸せな気持ちになれます。

⑤みんなの夢は?

「夢を発表してくれる人」の問いかけに9人が挙手をし、一人ひとり発表してくれました。その中には、近い夢と未来の夢の2つを具体的に話してくれる人もいました。

最後は大盛況、じゃんけん大会!先着20名に真理先生からプレゼントをいただきました。

今日の講演から学んだ「人生観」「考え方」で世界と戦ってきた、そしてご自身と向き合ってきた真理先生の明るく、はつらつとした声とお話しに私たちの心はガッチリとつかまれました。

落合真理様 本日のご講演本当にありがとうございました。

 講演後に真新しいユニフォームをまとった陸上競技部の生徒と記念撮影(^_-)-☆

放課後はバレーボール部の練習に参加してくださいました。そちらの様子は近日中にアップしますので、みなさんお楽しみに☆

 

第3学年 流山産枝豆収穫チャレンジ大作戦!

6月29日(木)3・4校時に『流山産枝豆収穫チャレンジ大作戦!』が行われました。

おおぐろの森中学校の隣の中村農園さんに枝豆収穫をさせていただきました!

畑の枝豆を収穫する体験を行いました。

農家の中村さんのお話では、作物の育成スケジュールや育て方の工夫など、たくさんのお話をいただきました。より多くの期間枝豆を食べていただけるように、畝ごとに種まきの時期を変えているようです!

 

3年生では、1学期に技術科で「生物学習の技術」を学習しました。

生物が育つ要因には「生物的要因・土壌的要因・気象的要因」の3つがあり、作物が育つ肥料の三要素に「リン・窒素・カリウム」があるということを学んでいます。中村先生のお話の中にも、天気のお話、肥料のお話などがありました。また、農家の方が困っている害虫や野生動物についてもお話をいただきました。この辺りには、野うさぎ・ハクビシン・たぬきなどが出るようです。

 学校で学んだことに加え、直接お話をいただくことで、農家の大変さや食べ物へのありがたみを実感していました!

 

 収穫した枝豆は、6月30日(金)の給食で全校生徒に振舞われました!

 

 採れたての枝豆は味が濃く、とてもおいしかったです!

生涯学習!学び続けることの大切さ 美術ver

生徒達の学びの充実のため、そして、授業力アップに向けて、先生方も研修をしています。

昨日は、美術の授業研究を行いました。

1年生は「カラフルライティングワーク」、3年生は「流山をPRする和菓子を作ろう」という題材で、授業を参観し合いました。

 

1年生は、これまでに「色を学ぶ・色を知る」で、絵具の三原色を混色し、混ぜれば混ぜるほど暗くなるなることを体感しています。

では、光の三原色を重ねると??

LEDライトを使って、光の三原色の特長を理解し、その特徴を最大限に生かした作品を作ろう!と展開しました。

 

 前時は、LEDライトを点灯すると、「スターウォーズのライトセイバーみたい!」という生徒、ライトを振り回してオタゲーのようなダンスで踊りだす生徒もいました。電気を消すと、皆「わあ~」と光の幻想的な輝きに魅了されていました。

そして、色イロ大実験を通して、光の3原色は重ねれば重ねるほど白く明るくなること、また、カラフルな影ができることを知りました。

 

本時は、その魅力を生かしてできることを、様々な道具を使って考えました。

紙を切ってライトを当てる生徒、レースや網の素材感の面白さを利用する生徒、中にはペットボトルに水を入れて揺らぎの美しさ発見する生徒など、それぞれの感性で意欲的に光の世界を作り出していました。

 

このライティングワークの授業で、本校教育目標である「自律」自ら考え選択して行動する1年生の姿を見ることができました。

 

次は3年生です。

義務教育が終わる3年生には、自分たちが暮らす地域に目を向け、地域の一員として社会参画する手段の一つを知ってほしい。

そして 本校の教育目標である自律につなげられれば・・・という願いを込めて和菓子の創作に取り組んでいます。

流山をPRする魅力的な和菓子開発。樹脂粘土で制作します。

「流山は人口が増えているのに自然が沢山ある!」

「流山は流鉄が魅力でしょ」

「万華鏡ギャラリーがあるよ」

「ながれやまんっていうゆるキャラがある!」等々・・・今までに調べ学習を行っています。

今回は調べたものや魅力を和菓子として試作し、次回に繋げるよりよい商品づくりの第一歩として商品開発会議を行いました。

試作商品です。素敵ですよね。

本校ではICTを活用した授業展開を行っています。

商品へのコメントや気付いた点を共同編集しながら会議を進行しました。

この学びを生かし、次回はより魅力的な商品制作を進めていきます。どんなお菓子が出来上がるのかご期待ください。

 

もしも、あなたならどうしますか・・・。

少し考えてみてください。

もしも、ある人が見えないところで陰口を言われていて

次第にその人への接し方もあからさまに周りが変わって・・・、その人が苦しくなってきている様子を感じたとき・・・。でも、ことの発端はその人の行いが悪いからでした。

そんな時、皆さんはどのように行動しますか?

 

先日、1年生でいじめ防止授業を行いました。

 

記事のはじめに書いてある物語の動画を見て、皆さんならどうしますか?という選択肢を与えられました。

①ある人に対する悪口を止めるように言う。

②そのまま傍観する。

自分ならどちらの行動をするのか考え、理由も書き出していました。

①の意見としては

「その人がかわいそうだから」「このまま何もしないで、大きな問題になったら自分が嫌だ」などが挙げられました。

②の意見としては

「その人が原因だし、自分でやったことは自分で解決してほしい」「自分が止めに入ることで自分も標的にさせるかもしれないから」などの意見が挙げられました。

 

この後はそれぞれの分岐のifストーリーを見ました。

①の行動を行ったストーリーでは、その人に対する批判は無くなり、クラスの雰囲気が良くなるハッピーエンドでした。

②の行動を行ったストーリーでは、批判や行動がエスカレートし、取り返しのつかないことに・・・。

 

 

ここで講師の先生は、被害者や加害者にならないようにするのではなく、周りがどのように動くかが大切であると伝えていただきました。

自分自身が行動する勇気がないのであれば、友人や保護者、先生に伝えることが大切である。

どれも難しいときは「STAND BY」というサイトがあることも教えてくださいました。

このサイトは、匿名で誰でも相談できるというものです。

 

人が多く集まると必ず何かが起きます。

何も起こさないことも大切なのかもしれませんが、何かあった時にどのような行動ができるのか考える。

考えた上でより良い行動ができるようになる。これが「自律」なのではないでしょうか。

 

誰かが被害者になった時に「声をかける」「寄り添ってあげる」ことができると人としても大きく成長するのではないかと考えます。

 

この授業を受けた1年生がどのように成長するのか、期待したいです。