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2024年12月の記事一覧

冬休み初日!~三太九郎は現れるか‥!?~

今日からいよいよ冬休み!

皆さんはいかがお過ごしでしょうか。おおぐろの森中では、部活動に励んでいる生徒の姿が見られました。寒さに負けず、目標に向かって頑張っています!!

  

さて、今日は夜になるとそわそわする人もいるのではないでしょうか。本日12月24日は“クリスマスイヴ”ですね。サンタさんからのプレゼントを心待ちにしている人もきっと多いことでしょう。

日本でクリスマスが祝われたのは、フランシスコ=ザビエルの来航がきっかけだと言われています。当時、山口の守護であった大内義隆が、フランシスコ=ザビエルのキリスト教布教の願いを受け入れ、1552年12月24日に日本で初めてキリスト降誕祭が開催されました。これが、現存する日本で最も古いクリスマスの記録とされています。

その後、江戸幕府による禁教令によって、クリスマスは一度姿を消しますが、明治6年に禁教令が解かれたことで、日本にも少しずつ浸透していきます。

この頃になると、サンタさんをモチーフにした小説も出てきます。日本で初めて小説となった作品の挿絵に描かれたサンタさんは、こちら!

「国立国会図書館デジタルコレクションより」(https://dl.ndl.go.jp/pid/1168287/1/3

現代のサンタさんと比べると、 ちょっと渋い印象をもちますね~!

明治33年(1900年)、進藤信義氏によって書かれた「さんたくろう」という作品です。

作品に登場するサンタクロースは、「三太九郎」と名乗り、主人公の家族に助けてもらった恩返しとして、クリスマスの日にプレゼントを渡す場面が見られます。

その後、大正時代に入り、赤い服と白いひげをまとまった「サンタさん」のイメージが日本にも定着し、文化として根付いていったと言われています。

 

みなさんは、どのようなクリスマスを過ごされるでしょうか。良い1日になりますように!