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2025年4月の記事一覧

プロフェッショナルに学ぶ~教職員救急救命講習会~

おおぐろの森中学校第4章の3日目は職員全体で、命を守るための研修「教職員救急救命講習会(エピペン・AED講習会)」が行われました。

 

講師の先生は、本校学校薬剤師の石黒様です。

NPO法人ちば救命・AED普及研究会(千葉PUSH)・応急手当普及員としてもご活躍されています。

  

年度初めには、様々な会議や研修が行われています。その中でも、命を守るための研修会は欠かせない研修の一つとなっています。

 

 

【救急救命講習(AED講習会)】

日本医師会のホームページにも掲載されている心肺蘇生法≪https://www.med.or.jp/99/cpr.html≫を教わり、実践しました。

 日本医師会 救急蘇生法.pdf

 

AEDデモ機と人体模型を使用した実践

①反応があるか確認

②119番通報とAED要請

③呼吸の確認

④胸骨圧迫(人工呼吸)

⑤AEDの使用

 

 

実際に学校で起きたら…と考えたときには、こんなことが想定されるかもという話になると…

・教室や特別教室に設置されているインターフォンを利用する

・周囲の生徒の皆さんに協力してもらい、近くの大人を呼んできてもらうこともある

・腕時計や教室の時計で経過時間を計測する

・養護教諭やサポート看護師の先生方がいないかもしれない

・大きな声を出して、はっきりと的確な指示をしなくてはいけない(緊急時には、命令口調で直接的に指示をした方がよいこともあるようです)

・校外学習や部活動の遠征中の使用の可能性もあること

などなど・・・

たくさんの経験をしてきた先生方ですから、多様な場面を想定した意見がでていました。

 

 

 

 

【アレルギー対応研修】

アレルギー対応研修では、エピペントレーナーを使用した実践を行いました。

エピペン_guidebook.pdf 

エピペンとは、アナフィラキシーがあらわれたときに使用し、医師の治療を受けるまでの間、症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤(自己投与が可能なアドレナリン製剤)として使用するものです。

 

「学校生活における健康管理に関する調査」では、近年アレルギー疾患の罹患者数は増加傾向にあり、食物アレルギーについては、これまで全く症状が見られなかったり、前兆がなくても突然起こる場合もあるという報告がでています。

全ての学校で、アレルギー疾患の理解といざというときの対応を整えておく必要があるということです。

 

 

  

さまざまな体験を通して、成長していく中学生。

中学生年代の成長期は、第二次成長期とも呼ばれ、心も身体も大きな変化が訪れる時期と言われています。

健康を意識した生活を送ることが大切ですが、いつ何が起こるかわからないからこそ、このような研修が大切になってきます。

 

いざを想定した、真剣な表情と緊張感あふれる研修となりました。

 

 

 

本校のAEDの場所は、こちら!

①職員室の外(校庭側)

②体育館前廊下

 

 

他にも、本校には、各教室や廊下にインターホンと非常ベルが設置されています。