学校の様子

2025年6月の記事一覧

生徒総会 ~理想のおおぐろの森中学校のつくり方~

 本日、令和7年度生徒総会が行われました。 

 生徒会執行部では、昨年度のうちから全校討議について検討を重ねてきました。どんなテーマを設定すると、全校生徒一人ひとりが自分のこととして考えられるかなど、意見を出し合い、準備を進めてきました。各委員会や部活動でも1年間の活動計画や予算案を考えてもらいました。

 今年度の全校討議のテーマは「理想のおおぐろの森中学校のつくり方」でした。事前にアンケートや2回の学級討議で「理想のおおぐろの森中学校とは?」「おおぐろの森中学校の現状」について意見を集めて議論を重ね

「明るく盛り上がれて、行事でやりがいを感じられる学校」

「いじめのない、助け合いのできる、あたたかい学校」

「全員が個性豊かでのびやかな学校」

の3つを理想の姿として設定し、迎えた生徒総会当日。

 この3つの姿に近づくためにできることは何か?全校討議が始まると、各学級から活発に意見があがりました。「〇〇委員会のこの活動が理想の姿につながるのでは?」「このような活動を行うと、理想の姿に近づけると思う」「違う学年との交流が増えれば、互いの個性に気づく機会が増えると思う」「各行事のことをもっと宣伝すると良い」「活躍できる人を増やせるような工夫がほしい」など、一人ひとりが真剣にテーマに向き合い、全校生徒の前で堂々と発言する姿がたくさん見られました。聞く側も耳をしっかり傾け、発言者に拍手を送るなど、明るく前向きな話し合いが行われていました。

 今回の討議で出た意見をもとに、「理想のおおぐろの森中学校」に近づく取り組みが、活発になっていくことを期待しています!

 また、生徒総会の終了後、流山市役所 子ども家庭課の方から、「流山市こども会議」の案内がありました。

学校のことを真剣に考え、発言できるおおぐろの森中生。ぜひ、その力を流山市のためにも発揮してほしいなと思います。

流山市こども会議(チラシ)

流山市こども会議ってなに?(市役所HP)

想像と協働~これからの学びへ~ 1年生校外学習総集編 vol.10

本日、1年生は中学校に入学してはじめての校外学習に行きました。

各クラスごとにバスを乗り、、午前は埼玉県東松山市にある丸木美術館を見学しました。
バスの車内では、レク係が考えたバスレクを行いました。ビンゴや自分たちで作成したクイズを通して、楽しむ様子が見られました。

 丸木美術館に到着後、職員さんが生徒たちに丸木美術館について説明してくれました。その中で、「今の時代でもウクライナ問題など、通じるものがある。形を変えていつの時代にも暴力はある。それを知ってほしい。絵を通し、想像力を広げ、人の痛みを感じていってほしい。」といったお話が印象に残っています。

 その後、生徒たちは、原爆の悲惨な現実を描いた「原爆の図」を静かに、そして真剣な表情で見つめていました。戦争によって奪われた命や、そこに生きた人々の思いに心を寄せ、「人の心の痛みがわかる学習」として、命の重みについて深く考える貴重な時間となりました。

 午後は国営武蔵丘陵森林公園に移動し、班ごとにオリエンテーリングを行いました。生徒たちは地図を片手に、班の仲間と声を掛け合いながらポイントを探し、自然の中で協力して課題に挑戦していました。時には苦戦しながらも、最後まであきらめずに取り組む姿が印象的で、活動を終えた後には達成感と仲間との絆が一層深まったようでした。

 今回の校外学習を通して、生徒たちは「命の尊さ」と「仲間との協力の大切さ」という、大切な学びを得ることができました。この経験をいかして、今後の生活も頑張ってほしいと思います。

無事到着しました☆★想像と協働  1年生校外学習 vol.9

行きの事故渋滞の影響で、丸木美術館への到着が1時間遅れましたが、全ての行程を終え、無事流山へ帰ってきました~~

想像と協働~人を想い、自律心と共感する力を養う校外学習~

というスローガンのもと活動し、

午前は丸木美術館で人の心の痛みを想像し、

午後はオリエンテーリングで班で協働して活動しました。

学校では経験できない経験をした1年生

ぜひ今日の体験をこれからの成長の糧にしてほしいと思います。

1年生のみなさんお疲れ様でした!!

丸木美術館で学芸員からの講話 1年生校外学習 vol.3

丸木美術館の講堂で学芸員の関町様から、丸木美術館について説明をしてくださいました。

原爆の図丸木美術館は、画家の丸木位里・丸木俊夫妻が、共同制作《原爆の図》を、誰でもいつでもここにさえ来れば見ることができるようにという思いを込めて建てられた美術館です。

丸木夫妻は、原子爆弾が投下された直後の広島にいち早くかけつけ、戦後の米軍占領下、原爆被害の報道が厳しい検閲を受けていた時期に《原爆の図》連作を描きはじめました。

そして日本全国を巡回し、公民館や寺院、学校の体育館などで展覧会を開催し、被爆の実情を広く伝えました。その後も、戦争や公害(水俣病)、アウシュビッツ、南京大虐殺など、人間が人間を傷つけ破壊することの愚かさを生涯かけて描かれています。

今の時代(ウクライナ)等通じるものがあります。絵を見ることで、人の痛みを感じとってほしいです。

 

 

丸木位里・丸木俊夫妻(丸木美術館HPより)

 

最高の校外学習日和! 1年生校外学習 vol.1

昨日まで雨が降り……ずっと雨が続くような予報も出ていましたが……

本日は最高の校外学習日和になりました! 

 

1年生も朝一から元気に集合場所へ向かっていました。

 

今日は晴れて本当によかったと思いますが、気温が上がっています。

皆さん水分補給を確実に行って、楽しい校外学習にしてくださいね。

 

バスの中でも準備万全!

しゅっぱーつ!

 

この後も1年生の校外学習の様子をお伝えします。

 1年生の皆さん、楽しんできてくださいね!

 

 

校長より「1年校外学習によせて

 

Let's think about UD!!

6月1日は「ルビ振りの日」です。皆さんは「ルビ」という言葉をしっていますか? 

ルビとは、漢字の上や横に小さく書かれた「ふりがな」のことを指します。読むことに困難さのある子どもたちにとって、このルビは文章の理解を助け、自分の力で学習を進めるための大切なサポートになります。

 

本校の特別支援学級でも、日々の学習や生活の中で、ユニバーサルデザインを意識した教材づくりを行っています。例えば、ワークシートや掲示物を作成する際には、見やすいUDフォント(ユニバーサルデザイン書体)を使用したり、授業の流れや活動予定を黒板に書いて可視化したりしています。こうした工夫は、読むことに困難さのある子どもだけでなく、すべての子どもにとっても「わかりやすさ」につながっています。

 

さらに、おおぐろの森中学校は校内の環境整備にも配慮をしています。多機能トイレやウォシュレットには点字表記があり、洗面台の高さにも車いすの使用を想定した設計が施されています。階段には手すりが設けられたり、昇降口には段差がなくスムーズに学校に入れたりできる設計になっています。

 

また、2階・3階には誰でも使える冷水器も設置。エレベーターも設置され、必要な支援がどの子にも届くよう工夫されています。

 

「ルビ振りの日」という機会は、特別支援教育やユニバーサルデザインの大切さを見つめ直す良いきっかけになります。特別支援教育の基本は、一人ひとりの困りごとや得意なことに応じて、学び方そのものを工夫することにあります。ルビはその中でもすぐに取り入れやすく、効果的な支援の一つです。

国においても、「共生社会」の実現に向けて特別支援教育の推進が図られています。文部科学省では、障害のある子もない子も互いに認め合い、学び合う教育の実現を目指しており、ICTの活用や合理的配慮とともに、「読みやすくする工夫」も大切な支援とされています。

これからも本校では、すべての子どもたちが安心して学べる環境づくりを進めていきます。そして、一人ひとりの「わかりたい」「できるようになりたい」という気持ちに応える教育を実践してまいります。 

本校の図書室にも、たくさんのユニバーサルデザインや特別支援教育に関する本があるので読んでみてください。

2年生の家庭科 きゅうりの切り方テスト

今、2年生は食生活について、自分の食習慣を振り返り、5大栄養素や6つの基礎食品群を学び、これから少しずつ調理の技能を身につけていこうと、学習を進めています。

そこで、まずは切り方を学ぶということで、きゅうり半分を使っていろいろな切り方に挑戦しました。

まずはキュウリを水洗いします。へたの部分を切って、あく抜きをします。切り取った部分をもとのきゅうりと合わせ、丸々とこすりわせると白い泡が出てきます。きゅうりのあくです。これは洗い流して。さあ、切り方に挑戦。

ホワイトボードにも書いてありますが、まずは教師の切り方を参考に。輪切りは小学校での復習です。できるだけ薄く切ります。

次は、一人分はきゅうり半分。その3分の1くらいを縦に切って、丸太のように上を断面に置きます。縦に薄く短冊に

切っていきます。長方形になったきゅうりを縦長に薄く千切りしていきます。薄く長い2本だけ残します。(提出)

千切りが細く長くできたら、それを横にして細かく切ると、みじん切りです。

みじん切り少々残します。(提出)残っていた3分の2のきゅうりを包丁をはカタカナのハの字にして、斜め切り。

これも、できるだけ薄く長く切ります。(2枚提出)

最後は斜め切りした、切り口を天井に向けて、斜めに切っていきます。これを繰り返すと乱切りができます。

一人ひとり、手洗いした後自分の皿や包丁、まな板など洗浄して始めました。

キュウリを抑える手は、猫さんの手になっているかどうか、確認です。

集中して取り組んでいますね!

皆切るのが上手です!とても丁寧に進めていました。

さあ、平皿にのせて、提出です。出席番号順に5種類2枚ずつ並べてもらいました。

輪切りと斜め切りの差が出ていないと、斜め切りは「もう少し頑張ろう」というところでしょうか。

みじん切りが荒くならないためにも、千切りが薄く細く切れることが大事ですね。

最後は、乾燥ワカメをお湯で戻し、残ったきゅうりを食べやすい大きさに切っておきます。

三杯酢を一人ひとり作ります。

だし小さじ1、砂糖小さじ1(大盛で)、しょうゆ小さじ1、酢小さじ3の1:1:1:3。

砂糖が少し多めが良いので、自分で味見しながら、砂糖をよく溶かしてきゅうりと水切りしたワカメを盛りつけて、

三杯酢をかけて、「いただきま~す!」

味を直すのは各自、自分です。甘いのが好きな人とそうでない人と、好みはそれぞれですね!

最後は片付け。

どの班もみんな、流しの中まできれいに、台ふきで吹き上げることができました‼

7月には、わくわくミルク教室(日本乳業協会様による)も予定しています。

これを機会に、食生活にどんどん興味をもってほしいと思います。

今回、どのクラスも本当に意欲的に取り組んでくれました。また、「「安全第一」に進めることができ、

とてもありがたかったです。(ケガがなくて、ほんとよかったです。)

 

さらにできたら、できたらでよいのですが、おうちのお手伝いができればさらに嬉しいです。

2年生のおうちでの家庭科の実践を、期待しています。