2023年8月の記事一覧
まだまだ暑い日は続き…
長かった夏休みもラスト4日になりました。まだまだ暑い日は続きますが体調には気を付けてお過ごしください。
さて話は変わりますが、この夏休み中にこぶし・けやき学級の畑で「ゴーヤ」が実り始め、一部収穫を行いました。皆さんはお好きでしょうか?苦手な方も多いですがとてもおいしく、面白い野菜なので今回紹介してみようと思います。
スーパーではよく「ゴーヤ」の名前で売られていますが、「ゴーヤ」の和名は「ツルレイシ」「苦瓜(にがうり)」です。英語では「bitter-cucumber」などと呼ばれているようです。広く認知されている「ゴーヤ」という名前は沖縄県の方言が由来となっています。沖縄の人は語尾を伸ばして話す人が多いので沖縄では「ゴーヤー」と呼ばれることが多いです。日本には江戸時代(17世紀ごろ)に中国から琉球王国に輸入され、1993年ごろに沖縄県から県外への輸出が盛んになり、全国に広まったそうです。そのなかでも沖縄の郷土料理として「ゴーヤーチャンプルー」が有名です。
今では害虫や暑さに強く、簡単に育てやすいことからグリーン・カーテンと呼ばれる日除けのために栽培されることも多くなりました。とても栄養価が高く、ビタミンA、ビタミンC、ミネラル、水分などなど多くの栄養を含み、特にビタミンCが豊富です。また夏バテ、熱中症などの予防になります。この夏にゴーヤは食べたでしょうか?
多くの人が「ゴーヤ」を苦手とする理由には「苦み」の部分があると思います。子供でも大人でもこの苦みが苦手という人は多いと思います。ここで「ゴーヤ」の苦みをできるだけ減らす方法とできるだけ苦くなく、食べやすいおすすめ料理を紹介します。
~苦みを減らす方法~
①できるだけ太くならないように切ること(おすすめは2mm~4mm程度)
太くなるとと食感も固く、苦みが残りやすくなります。厚すぎず、薄くなりすぎないように切ると食感とほど良い苦みが残り最適です。
②切った後は水につけること(より苦みをなくしたい場合は塩水につける or 塩をもみこむ)
ゴーヤの苦みは水溶性のため、水につけてから調理すると苦みが減ります。水につけすぎると栄養も流れ出すぎてしまうので注意。
③火を通すこと。
火を通すとかなり苦みが抜けやすいです。特に油との相性がよく、炒める、揚げるなどをすると苦みが減りやすいです。①~③を参考に私がおすすめするゴーヤの食べ方は「ゴーヤとウインナーのかき揚げ」になります。簡単な作り方を紹介します。
~「ゴーヤとウインナーのかき揚げ」の作り方~
1:ゴーヤを2~3mmほどの厚さで切り、ウインナーも同じ厚さ程度で輪切りにする。
2:てんぷら粉を水で溶いたものにゴーヤとウインナーを混ぜる。
3:油でかき揚げを作る要領で揚げます。
4:最後に塩を振って完成!
9月に入ってもまだまだ暑い日は続きますので「ゴーヤ」とともに乗り切っていきましょう! 最後に「ゴーヤ」の生産量が一番多い沖縄県に関するクイズを出します。答え合わせは夏休み後にこぶし学級で行うことができます。それではよい夏休みをお過ごしください。
問1 沖縄県の県庁所在地は?
A:那覇市 B:沖縄市 C:名護市 D:豊見城市
問2 おおぐろの森中に来校したことのある沖縄県出身の著名人は?
A:仲間由紀恵 さん B:新垣結衣さん C:川平慈英さん D:具志堅用高さん
問3 沖縄県で一番多い名字はどれ?
A:喜屋武(きゃん) B:金城(きんじょう) C:比嘉(ひが) D:平良(たいら)