学校の様子

　毎年、３年生の団競「台風の目」はみんなが、楽しみにしている種目です。４人一組で、息を合わせ力バランスを加減しながら、上手にコーンを回っていく姿に、練習の成果が発揮されていました。応援する子どもたちからも絶え間なく「赤ガンバレ！」「白ガンバレ！」の大きな声援が送られ、今年も大いに盛り上がりました。

　２年生の団競種目は、学級対抗リレーです。昨年から比べると、走る姿もかっこよく、スピード感がぐんと増していることがわかりました。どの子も力走を見せ、バトンを次々渡していく中で、順位も入れ替わり、最後まで目が離せない展開となりました。２年生の頑張りに大きな拍手が送られました。

　今年は運動会の実施が昨年より１週間早まっています。入学して２ヶ月が経過した１年生は、運動会の練習を通して、学校生活に慣れ、友達・仲間づくりをしてきました。今日の本番の玉入れでは、リズミカルでかわいいチェッコリダンスが観客みんなの笑顔を引き出していましたダンスの合間に一生懸命に籠に向かって玉を投げ入れる姿もまた、かわいらしさに溢れていました。

　毎年、多くの人が楽しみにしているのが、この５６年生の団演です。高学年ならではの複雑な隊形移動、仲間とのチームワークが求められる組み体操、下級生が憧れるかっこいいソーラン節の踊り。５６年生の真剣な演技に、観客は引き込まれ、終了後には子どもたちに惜しみない大きな拍手が送られました。

　１２年生の団体演技は「三島サンバ」です。本校の子どもたちは、１２年生でこの三島サンバをここ数年踊っているので、上級生たちもかわいい低学年の団体演技をにこにこしながら見守っていました。子どもたちは、本番の衣装を着て、大勢の人の前で踊るのはとても気持ちがよかったようです。練習よりも大きな動きで、楽しそうに踊っていました。

　今年も３４年生は、花笠音頭を披露しました。そして、今年開催されている大阪関西万博に合わせ、公式テーマソング「この地球（ほし）の続きを」の曲にあわせたダンスも披露しました。これまでの練習でもそうでしたが、今日の本番では、一段と輝く笑顔で、どちらの曲でも楽しそうに、のびのびと踊る３４年生の姿を見ることができました。

　今年も運動会では、赤組・白組の紅白色別応援合戦を行いました。それぞれの応援団が、元気な声と力強い動きで、全校の子どもたちをリードし、運動会を大いに盛り上げました。応援を通して、子どもたちが一致団結することができました。応援団の今日までの頑張りと、今日の堂々とした活動ぶりに、心から拍手を送りたいと思います。

　本日、予定通り運動会を開催することができました。かわいらしい１年生の「開会の言葉」で開会式が始まりました。子どもたちは、やる気いっぱいの表情です。今年のスローガンは「一致団結　優勝目指して　頑張ろう！」です。このスローガン通りの運動会になりそうです。

　３年生がわり算の学習をしています。今日は、場面絵に合わせた文章問題を自分で作る活動でした。わり算の概念を理解して、「同じ量ずつ」「一人分は」などの言葉を適切に使う必要があります。問題を作ろうとすると、「どのように分けるのか」という状況をよく考えなくてはなりません。「今日は、ちょっと難しいんだよね。」と、授業中にこっそり感想を伝えてくれた子がいました。そう感じたのは、真剣に考えている証拠ですね。

　１年生の算数では、１０の数の分解や合成についての理解を深めることが、とても大切です。「１と９で１０」「２と８で１０」など、１０を作る数字の組み合わせが、すぐに口に出せるようにしたいと考えています。そこで、ペアで行うゲーム形式で、楽しみながら学べるように活動しています。カードを机いっぱいに並べ、トランプの神経衰弱のように、１０になる組み合わせを作っていきます。子どもたちは、活動を楽しみながら、あといくつで１０になるか、二つの数字の組み合わせをしっかり考えていました。