南桜井小学校ブログ

2021年12月の記事一覧

今日から冬休み

 12月25日から1月10日までの17日間(例年より長い)、冬休みのため学校は静かです。

廊下に素敵なリースが飾ってあったので紹介します。

業間休み

「今日で、令和3年の休み時間が最後だ。いっぱい遊ばなくちゃ」とつぶやいて、校庭に飛び出していった男の子。気持ちわかるなあ~。

終業式の朝

 本日、2学期の終業式です。8月下旬から分散登校で始まった2学期も、今日で終わります。朝、子どもたちを迎えたのは、担任からメッセージ。子どもたちは、黒板のメッセージを読んでにっこり。

 

嬉しいプレゼント

 1年生のお店屋さんごっこの「ニコニコ南小商店街」のオープンの日は、ご招待いただいていたのですが、用事で外出しており、伺えませんでした。一年生の先生や田中教務主任にお店の盛況ぶりや一年生のみんなの活躍についてお聴きし、「ああ~っ、行きたかったなぁ・・・」と、思っていたら、昨日、一年生のお友達が職員室に来てくださって、「これから、二日目のお店をオープンするので、来てください」とお誘いいただきました。「はーーいっ!」と言って、飛んでいきました。スポーツ屋さん、お花屋さん、ペット屋さん、お洋服屋さん、果物屋さん、ホットドック屋さん、お肉屋さんとたくさんのお店が並び、定員さんのにこやかな「いらっしゃいませー」の呼び声や「どれにしますか?」や「おまけしておきますよ」とカードの品物を選びつつ、店員さん役のお友達とたのしい会話を楽しみました。

 しばらくショッピングを楽しんでいましたら、品物の絵カードよりも大きな絵を持ったお友達が来て、「今日は先生が来るって聞いていたから、お家で描いてきたの。僕は魚屋さんだったんだけれど、全部売れちゃって無くなっちゃったから、これ描いてきました!」と、のっかっている「すみっコぐらし」の絵を描いてきてくれました。昨日の商店街にオープニングでみんなで割ったくす玉も描いてあって昨日の様子も伝わってきました。人が来ると聞いて、このような気持ちのこもったものを用意してくれるその心意気と接遇にとても感動しました。

 南小っ子のやさしさに感涙・・・。

 今は、学期末で、やってもやっても仕事の山が減っていかなくヘロヘロですが、お友達にプレゼントして頂いたこの絵が私の「元気の素A」になっています。冬休みに入ったら、この絵の入るフレームを買ってこようと思っています。

 素敵な絵をありがとうございます。大切にします!

 

 

お楽しみ会

 2学期も、残り2日。予定された学習が終わり、冬休みの過ごし方の指導やお楽しみ会をやっているクラスを多く見かけました。校庭で「だるまさんがころんだ」や「ドッジボール」をやっているクラス、教室で子どもたちが考えたゲームを楽しんでいるクラス等、様々でした。1年生は、手作りペンダントをクリスマスプレゼントとして交換し合っていました。

↑ リボンのつけ方が分からない子に、やさしく教えていた1年生です。

大掃除

 今日は、大掃除がありました。いつもは、給食の後、お掃除をしてからお昼休みですが、今日は、逆で、お昼休みでリフレッシュしてから、黙々と徹底的にお掃除を行っていました。

 写真は、保健室の大掃除の様子です。

 

普段は保健室内にあるお道具をいったん廊下に出して、ピッカピカにしていました。

 今日は、冬至を迎え、年末と言いますか、新年に向かっていく季節になっていくのだなと感じました。

にこにこ南桜井商店街オープン!

 1年生が1,2時間目を使って、合同でお店屋さんごっこ(生活科)を行いました。

オープニングセレモニーでは、先生方がつくった大きなくす玉が登場!みんな大歓声をあげて、少々興奮気味。日直さん4人が代表で前に出てくす玉わりを行いました。その後は、売り手と買い手に分かれて、自分たちでつくったお金や品物を使って、品物の売り買いを体験しました。

C1)「これください」  C2)「はい、千円です」

C2)「ありがとうございました。」

C1)「おすすめの品物は、なんですか?」

C2)「ドーナツです」  C1)「おいくらですか?」

C2)「100円です」

C1)「じゃあ、ドーナツを1つください」 (100円札をわたす)

C2)(ドーナツを渡し)「まいど、ありがとうございます」

先生も買いに来てくれました。

前半終了時に、目の前の店員さんに「売り上げは?」と聞くと、千円札と百円札と十円札に分けて枚数を数えだし、「千円、二千円、・・・八千七百十円だ!」と数え上げた1年生。すごい!

 

防災・お琴鑑賞教室(4年生)

 今日は、箏の演奏家の大川義秋様をお迎えして、四年生の「和楽器に親しもう」入口の授業と、大川様がこれまでに歩まれてきたお話をしていただきました。

 大川様は、福島県双葉町の御出身で、10年前の東日本大震災で被災された経験をお持ちの方です。原発に近い双葉町の皆さんには避難指示命令が出て、埼玉にいらしたそうです。当時は、「避難してきた」「福島から」という風評などで、被災した方々の中には、「いじめ」を受けた方もいたそうです。大川様もこちらの高校に進学し、そういうことでいじめられたらいやだなと考え、人が少ない部活だったらそんなことはないだろうと部員のいない部活を選んで入り、それが筝曲部だったそうです。お琴との出会いとともに一緒に入部した同学年お二人の御友人と共にお琴の練習の部活動に励まれ、2020年に行われたの全国コンクールで優勝し、箏の演奏家の道を歩まれておられるとのことです。

 大川様は、お琴の音楽も震災の記憶も人が繋いでいくものをおっしゃっておられました。

そして、夢を強くもって夢をかなえるように進んでいきましょう。と教えてくださいました。

震災から、10年を経ても心に受けた痛みを受け止めつつ、今を懸命に生きている方々がいることを私たちは忘れてはならないですし、その思いを繋ぎつつ、よりよい社会へと前進させていくよう頑張っていきましょう。

 大川様演奏は、きらびやかで、かつ、時の美粒子がちりばめてあるようなたおやかな音楽でした。

大川様、充実した時間をありがとうございました。