「南小けん玉宣言」
1 宣 言 「南桜井小学校では、けん玉を積極的に教育活動へ導入します。」
2 目 的(ねらい)
(1)学校教育目標、目指す学校像の実現
けん玉には、多くの(教育的)効果があることは、すでに明らかになっています。
学校教育目標「かしこく やさしく 元気よく」との関連では、
「かしこく(自ら学ぶ子)」には「指示されなくても自分から」という主体的な態度や
「どうすればワザができるか」と考える力(思考力)が
「やさしく(思いやりのある子)」には子供同士の学び合いや切磋琢磨が
「元気よく(元気でたくましい子)」には、バランス感覚や体幹の強化が、
それぞれ結びつきます。また、他にも、いざというときに力を出せる集中力や失敗を
恐れずに挑戦する力などは、全体に結びつく力です。
さらに、何よりも重視するのは「できるよろこびの実感(達成感、成就感)」です。
子供たちには、けん玉を通じて「がんばる→できる→うれしい→さらにがんばる→
さらにできる→さらにうれしい→・・・・」といった好循環を体験し「うれしい気持ち」を
たくさん抱き、他の場面にも生かして欲しい。
そして、それが目指す学校像「よさを磨く うれしい学校」の実現につながります。
(2)学校の新たな特色づくり、児童の誇りづくり
今ある学校の特色に加え(卒業後も)児童や保護者が自慢できるもの、誇りに思える
活動を新たに1つ導入します。
3 設定理由(なぜけん玉なのか)
(1)個人差に対応した適度な難易度設定が可能。
(2)できたかどうかの判断が容易(目で見て分かる)。
(3)グローバル化への対応(海外では、日本の伝統玩具であるけん玉がブームとなっています。
国際化の時代におけるコミュニケーションツールの1つとします。)
(4)伝統玩具(文化)の継承(今年(令和元年)は、現行のけん玉が生まれてちょうど100年目。
けん玉を児童だけでなく、家族や地域の方々などとの世代間交流のツールの1つとします。)
(5)健康の保持増進(医学的にも、けん玉は脳に刺激を与え、認知機能低下を防ぐなどアンチエイジングの
効果があるといった研究や報告があります。)
4 付 記 本宣言は令和元年5月14日(火)けん玉の日におこなったものです。
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