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- 春日部市郷土資料館利用のご案内
- 古文書解読勉強会の成果はこちらです
その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9 その10 その11 その12 その13 その14 - 日光道中粕壁宿「歩いてみよう道しるべ」ホームページ版解説を掲載しています
- 収蔵資料・館蔵の古写真を紹介しています
【小学校の先生へ】小学校地域学習「昔の道具」(学習リーフレット)をご活用ください
【休館日】(年末年始、毎週月曜日、祝日、月曜日が祝日の場合はその翌日、施設点検日等)
<令和7年~8年ーこのほか施設点検日等が休館になりますのでご注意ください>
- 4月の休館日 7日(月曜日)、14日(月曜日)、21日(月曜日)、28日(月曜日)、29日(火曜日・祝日)
- 5月の休館日 3日(土曜日・祝日)、4日(日曜日・祝)、5日(月曜日・祝日)、6日(火曜日・振替休日)、12日(月曜日)、19日(月曜日)、26日(月曜日)
- 6月の休館日 2日(月曜日)、9日(月曜日)、14日(土曜日・施設点検日)、16日(月曜日)、23日(月曜日)、30日(月曜日)
- 7月の休館日 7日(月曜日)、14日(月曜日)、21日(月曜日・祝日)、22日(火曜日・祝日の翌日)、28日(月曜日)
- 8月の休館日 4日(月曜日)、11日(月曜日・祝日)、12日(火曜日・祝日の翌日)、18日(月曜日)、25日(月曜日)
- 9月の休館日 1日(月曜日)、8日(月曜日)、13日(土曜日)~16日(火曜日・館内燻蒸予定)、22日(月曜日・祝)、23日(火曜日・祝日)、29日(月曜日)
- 10月の休館日 6日(月曜日)、13日(月曜日・祝日)、14日(火曜日・祝日の翌日)、20日(月曜日)、27日(月曜日)
- 11月の休館日 3日(月曜日・祝日)、4日(月曜日・祝日の翌日)、10日(月曜日)、17日(月曜日)、23日(日曜日・祝日)、24日(月曜日)
- 12月の休館日 1日(月曜日)、8日(月曜日)、13日(土曜日・施設点検日)、15日(月曜日)、22日(月曜日)、29~31日
<令和8年>
- 1月の休館日 1~3日、5日(月曜日)、12日(月曜日・祝日)、13日(火曜日・祝日の翌日)、19日(月曜日)、26日(月曜日)
- 2月の休館日 2日(月曜日)、9日(月曜日)、16日(月曜日)、23日(月曜日・祝日)、24日(火曜日・祝日の翌日)
- 3月の休館日 2日(月曜日)、9日(月曜日)、16日(月曜日)、20日(金曜日・祝日)、23日(月曜日)、30日(月曜日)
ほごログ
縄文体験出張授業in ハルカイト
本日6月13日(金)、義務教育学校 江戸川小中学校第6学年の皆さんが大凧文化交流センター”ハルカイト”で「総合的な学習の時間」を活用し、地元に所在する『国史跡 神明貝塚』の調べ学習に取り組みました。例年、自らが調べ・学習した成果を新聞を作成し発表するということで、文化財課が刊行した神明貝塚ガイドブックに目を凝らし、神明貝塚の特徴と縄文人のくらしについて聞き漏らさないよう、真剣に向き合ってくれました。
社会科の歴史の授業では既に飛鳥時代まで進んでおり、縄文時代は復習となりました。縄文時代はどんな暮らしぶりだったのか質問したところ、「狩猟採集」「縄目を付けた縄文土器を発明し煮炊きや生活に使った」「地面を掘り込んだたて穴住居を作った」と明快な回答が返ってきました。
授業会場の「宝珠花サロン」には、神明貝塚の1/150縮尺のジオラマと原寸大の貝層剥ぎ取り模型を常設しており、貝塚の特徴と大きさ、保存の良さなど、児童の地元学区内に残る文化遺産の誇らしさを感じ取ってくれました。
最後に出張授業では恒例の体験である黒耀石のナイフによる切れ味体験では、石器の鋭利さや縄文人の知恵や技術に驚嘆、歓声が上がりました。また、質問コーナーでは、貝塚を覆う大量の貝殻のリサイクル利用の提案や、黒耀石の生成過程や原産地など、想定外の質問も投じられ、「子ども博士ちゃん」の視点には講師にとってもいい勉強の機会となりました。
みなさん、神明貝塚のすごさ・魅力を少しでも受け取っていただき、個性ある新聞作成に挑んでいただければうれしい限りです。暑く湿気の高い午後に徒歩での来館と学習ありがとうございました。
【麦わらのかすかべ】麦の刈入れがはじまっています
市内では、ちょうど冬に作付けした麦が実り、これから刈入れをしていくそうです。
通りすがりに農家の方にお願いをして麦畑を撮影させてもらいました。
刈り取った麦をみると、茎(麦わら)は、ストローといわれるように、空洞になっています。茎が中空であるから、メソポタミア文明のころから、飲み物をチューチューする道具(ストロー)として使用されていたそうです。
麦わら(ストロー)は、稲わらよりも固く、しっかりしています。これを真田紐のように編んだのが、麦稈真田(ばっかんさなだ)。麦稈真田を材料として麦わら帽子がつくられるのは、前に紹介した通り。
絶賛準備中の企画展「麦わらのかすかべ」展では、麦作、麦わら細工、麦稈真田、麦わら帽子づくりの材料の移り変わり、帽子づくりの”わざ”についても、紹介します。麦畑をはたとみて、好機と思い、「展示に使いたいので・・・」とお願いし、麦を数本刈り取らせていただきました。刈り立ての資料。まだまだ情報・資料を収集中です。
【展示情報】
展示会名:春日部市郷土資料館夏季展示(第72回)「麦わらのかすかべ~帽都いま・むかし~」
会 期:令和7年7月23日(水)~9月7日(日) 月曜・祝日休館
会 場:春日部市郷土資料館 企画展示室(春日部市粕壁東3-2-15 教育センター内)
入 館 料:無料
【臨時休館のお知らせ】
令和7年6月14日(土)は教育センターの設備点検のため、郷土資料館は休館となります。
ご迷惑をおかけしますが、ご注意ください。
6月15日(日)は通常通り開館します。
夏季展示「麦わらのかすかべ~帽都いま・むかし~」のチラシ
夏季展示のチラシのデザインが出来上がりました。
春日部市市制施行20周年の記念の年の夏季展示は、春日部の特産品「麦わら帽子」をテーマにしました。
題字は、春日部女子高の書道部の生徒さんにご協力いただき、揮毫いただきました。定型化されたパソコンのフォントとは違い、手書きならではの温もりがあって、イイ感じになりました。春女とのコラボは初の試みです。
背景の写真は、粕壁の大通りで帽子製造をされていたお宅から提供いただいた、昭和31年(1956)12月、麦わら帽子の寒干しの様子。麦わら帽子は、麦稈真田を水で湿らせながら縫製、型入れの工程を進めますので、その都度都度に帽子を乾燥して製造されています。乾燥に適しているのが、一年のなかで最も湿度が低い冬場。夏にかぶる麦わら帽子を冬場に干すというのが、帽子のまち=「帽都」春日部の風物詩でもあります。
展示図録(パンフレット)、関連イベントについても絶賛準備中です。詳しくは後報をお待ちください。
麦わら帽子の関係者の方がいらっしゃいましたら、資料・情報を提供いただけますと幸いです。
【展示情報】
展示会名:春日部市郷土資料館夏季展示(第72回)「麦わらのかすかべ~帽都いま・むかし~」
会 期:令和7年7月23日(水)~9月7日(日) 月曜・祝日休館
会 場:春日部市郷土資料館 企画展示室(春日部市粕壁東3-2-15 教育センター内)
入 館 料:無料
【東部地区文化財担当者会リレー展示_都鳥が見た古代】幸手市郷土資料館でリレー展示が開催されています
幸手市郷土資料館で東部地区文化財担当者会リレー展示「埼玉東部と古代の幸手」が開催されています。
令和7年度企画展『埼玉東部と古代の幸手』(幸手市ホームページ)
幸手市郷土資料館は、幸手市大字下宇和田にあります。平成30年にオープンした資料館です。
企画展示は、歴史展示室内の企画展示のコーナーで開催されているほか、ロビーにパネルが展示されています。
特大の東部地区の地形図を、今後のリレー展示開催館の場所とともに展示しています。
幸手市ではこれまで、下総台地上の槇野地北遺跡で、奈良時代の竪穴建物跡11軒、平安時代の竪穴建物跡2軒が確認されています。今回の展示では、槇野地北遺跡から出土した代表的な資料をまとめて展示しています。
幸手市郷土資料館には、昭和24年(1949)5月に竣工した旧吉田村立吉田中学校の木造校舎が残されており、民具展示室として使われています。あわせてご見学ください。
東部地区文化財担当者会報告書第9集「埼玉県東部地区の奈良時代・平安時代」も好評発売中です。詳しくはこちら
展示の詳細は下記の通りです。6月29日には、関連した内容で市史講座も開催されます。
●幸手市郷土資料館会場「埼玉東部と古代の幸手」
開催期間 令和7年6月3日(火曜日)~7月21日(月曜日・祝日)
開催場所 幸手市郷土資料館 幸手市大字下宇和田58番地4
(東武スカイツリーライン 東武動物公園駅下車朝日バス 境車庫行き「吉田橋」下車徒歩約5分)
開館時間 午前9時から午後5時まで
休館日 毎週月曜日(7月21日は開館)
お問い合わせ (0480)47-2521
(関連事業)第23回市史講座日時 : 令和7年6月29日(日曜日) 午後1時30分~午後3時30分
内容 :『埼玉県東部地区の奈良時代・平安時代の遺跡』
講師 : 鬼塚 知典 (春日部市郷土資料館学芸員、埼玉県東部地区部文化財担当者会考古部会部会長)
場所 : 幸手市郷土資料館 2階講座室
定員 : 30名(先着順)
申込 : 令和7年6月10日(火曜日)午前9時から 電話にて受付
*リレー展示「都鳥が見た古代」は、下記日程で開催予定です。
6月3日から7月21日 幸手市郷土資料館 資料展示
7月29日から8月24日 蓮田市文化財展示館 資料展示
9月5日から9月19日 加須市パストラルかぞ パネル展示
10月24日から11月26日 三郷市わくわくライブラリ― パネル展示
令和8年1月6日から3月1日 宮代町郷土資料館 資料展示