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教職員対象 Chromebook活用研修会

10月15日(金)18時より、視聴覚センター内メディア研修室において、「教職員対象 Chromebook活用研修会」を開催しました。

今回開催したChromebookの研修は、基礎編に続く、活用編になります。市内小・中・義務教育学校に導入されているChromebookの活用方法について、参加された先生方と、情報交換をしながら効果的な活用について学びました。

講座の前半は、模擬授業形式で研修を進めていきました。算数と理科の授業を取り上げ、学習場面に応じた端末やアプリの活用例を示し、教材のつくり方や具体的な操作方法などを確認していきました。1人1台端末使用のメリットは、端末を個別に操作して理解を深めることができるだけでなく、子供たち同士で端末を見せ合ったり、情報を共有し合ったりしながら、教え合い学び合う協働的な活動ができることです。模擬授業では、そんな協働学習場面での端末の活用を中心に取り上げ、体験していただきました。また、授業で扱った資料や、子供たちのワークシートを用いた授業の振り返り資料の作成などについても紹介させていただきました。

後半は、Chromebookの活用に対する悩みや、実践してみたいことなどを情報交換していきました。参加された先生方からは、子供たちの情報活用能力の育成に関することや、小学校低学年での活用に関すること等の意見が出されました。なかなか現場の様子を把握したり、意見を聞いたりすることができない私たちにとっても、貴重なご意見をいただける機会となりました。

ご多用の中、ご参加いただいた先生方、ありがとうございました。今回の研修会の内容を参考に、学校や子供たちの実態に合わせた端末の効果的な活用を進めていただけると幸いです。

市民映像セミナー ビデオ作品づくり体験講座

10月9日(土)、10日(日)の2日間、春日部市視聴覚センターにて市民映像セミナー「ビデオ作品づくり体験講座」を開催しました。今回の講座を開催するにあたり、日頃より映像セミナーでお世話になっているビデオ特派員の方のご協力もいただきました。

 

1日目は、ビデオ撮影の基礎に関する講義、ビデオ作品のシナリオ作成、ビデオ撮影演習を行いました。ビデオ作品のテーマを決め、シナリオを作成する場面では、ビデオ特派員の方が、受講者のビデオ作品に対する考えを聞きとり、経験を交えたアドバイスをする場面があり、とても良い雰囲気の中、講座を進めることができました。ビデオ撮影演習時には、ビデオ操作や三脚の使い方、カメラアングルやカメラワークなど、丁寧な説明を加えながら手取り足取り親身になってご指導くださいました。

2日目は、撮影した動画の編集、ビデオ作品の発表会を行いました。

撮影した動画素材をもとに、ビデオ編集ソフト(PowerDirector)を利用してビデオ編集を行いました。動画の配置やテロップの挿入、トランジションの追加など、魅力ある作品に仕上げるために、編集を進めていきました。ここでも、ビデオ特派員の方が効果的な編集方法について細かなところまでご教授くださり、限られた時間でしたが、受講者の方が思い描く作品に仕上がっていきました。

 

今回参加された受講者の方は、これまでにビデオ撮影やビデオ編集の経験がある方でしたが、今回の講座でつくられたご自身の作品の出来栄えに満足した様子でした。受講者の方に「楽しかった」と言っていただき、大変うれしく感じております。これもビデオ特派員の方のおかげです。

今回の講座開催にあたり、様々なサポートをしていただきましたビデオ特派員の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

埼葛人権を考えるつどい

10月7日(木)に市民文化会館において、第30回埼葛人権を考えるつどいが開催されました。

埼葛市町の地域における人権問題に取り組むさまざまな団体が主体となり、行政とともに、同和問題をはじめとした、あらゆる人権問題の早期解決に向けて、地域間の交流を通じて、住民の人権意識の高揚と正しい理解を図ることを目的に開催されています。

視聴覚センター職員も、『広報・記録係』として参加しました。市のイベントや視聴覚センターの講座等においてお世話になっております「ビデオ特派員」の皆様にもご協力いただき、無事につどいの様子を撮影することができました。

ビデオ特派員の皆様、ご協力ありがとうございました。

聴覚障がい者対象PC入門講座

9月25日(土)に「聴覚障がい者対象PC入門講座」を実施しました。春日部市社会福祉協議会より手話通訳の方にもご参加いただき、講座前半はパワーポイントを使ったプレゼンテーションを作成する方法を、後半はエクセルを使った表計算のやり方を学んでいただきました。

 

パワーポイントではワードアートやアニメーションなどの機能に触れながら、自己紹介のプレゼンテーションスライドの作成に取り組みました。

 

エクセルでは、会計簿の練習となるよう、計算式の入力方法などを学んでいただきました。

 

今回実施したエクセルの講座内容は、参加される方からのニーズに応じて取り入れたものです。

講座途中には、今までわからなくて困っていたことが解決できたと、表情を輝かせる参加者の姿を見られて、とてもうれしく思いました。

視聴覚センターとして、参加される方のニーズに少しでも応えられるような講座内容にしていきたいと考えております。

講座終了後には、「視聴覚センターで教わるとわかりやすい」「またよろしくお願いします」とありがたいお言葉をいただきました。

受講された方々、そして手話通訳をしてくださった春日部市社会福祉協議会の皆様、ありがとうございました。

市民映像セミナー ビデオ編集入門講座

9月17日(金)、視聴覚センターのメディア研修室において、「市民映像セミナー ビデオ編集入門講座」を開催しました。

普段、ビデオカメラやスマートフォンで撮りためている動画を、ビデオ編集ソフトを使って編集を行い、見映えがするビデオ作品に仕上げることを目標に講座を進めていきました。また、本講座の実施にあたり、視聴覚センターのビデオ編集の各講座でも大変お世話になっているビデオ特派員の皆様に協力をいただきました。

講座の前半は、より優れたビデオ作品に仕上げるための知識として、カメラ操作やカメラワークなどのビデオ撮影の基礎や、カット編集やエフェクト機能、タイトル・BGMの編集などのビデオ編集の基礎を学びました。

そして後半は、学んだ知識を活かしながら、パソコンを使った演習を行いました。今回は、はじめての方でも容易に動画編集が行えるサイバーリンク社の「PowerDirector」というビデオ編集ソフトを使用しました。

受講者の中にはビデオ編集が初めての方もいましたが、時間の経過とともに、立派なビデオ作品に仕上がっていきました。下の写真は、受講者の作品の上映会の様子です。エフェクトやテロップを効果的に取り入れた完成度の高い作品ばかりで驚かされました。

講座の最後に制作した作品をDVDにしてお持ち帰りいただきました。

今回本講座に参加された皆様、今後もビデオ作品づくりを楽しんでいただけると幸いです。

最後に、ビデオ特派員の皆様、ご協力ありがとうございました。

 

親子で体験 プログラミング入門講座

9月4日(土)、春日部市視聴覚センターのメディア研修室にて、小学校3年生から6年生を対象にした『親子で体験 プログラミング入門講座』を開催しました。

市民講師の吉田理子さんをお招きし、親子で一緒に楽しく学べるプログラミング講座を実施していただきました。

 まずは、アンプラグド型のプログラミングを体験しました。

「フルスケと名付けられたマスコットを所定の場所まで運ぶ」という動作をロボットに行わせるにはどのような命令を与えれば良いか考えていきました。お父さんお母さんをロボットに見立て、お子さんがミッションをクリアするための命令を考えていくのですが、ロボットはなかなか思い通りに動いてくれません。何度も動作を確認していくうちに、「腕を45度上げる」、「つかむ」、「体を90度回転させる」などの動作を細かく指示し、また、その指示の順番に気を付けながら与えていく必要があることに気がついていきました。

プログラミングの考え方がわかったところで、「Scratch2.0」というソフトを使ったプログラミングを行いました。「キャラクターに面白い動作をさせよう!」というテーマをもとに作品をつくっていきました。プログラミングがはじめてというお子さまも、親子で話し合いながら、一つ一つの命令を順序よくつなぎ合わせて素敵な作品をつくることができました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。今回講座のなかで扱った「Scratch」は、ご家庭のPCでも無料でご利用いただけます。ぜひ、今後も触れていただき、プログラミングについての興味を深めていただければ幸いです。

 

16ミリ映写機簡易技術講習会

8月28日(土)、視聴覚センターの視聴覚研修室にて『16ミリ映写機簡易技術講習会』を開催しました。

映写機は、映画やビデオ映像をスクリーンなどに投影するために用いられる装置ですが、映写機本体やフィルムは高価であり、また扱いが難しいと言われています。そのため、誤った使い方をすると、上映中にフィルムを切ってしまう、フィルムに傷をつけてしまう、また、映写機を壊してしまうといったトラブルが起こりえます。
こうしたトラブルが起きないように、きちんとした知識や操作技術を身に付けていただくための講習会です。

講習会では、まず、実機を見ながら各部の名称や場所の確認をしていきました。次に、映写機やスクリーン、スピーカーを設置後、映写機を操作して、映写を行う前に必ず行う作業である空転試験を行いました。問題なく動作することを確認できたら、フィルムを装着して映写を行い、映写終了後の巻き返しや片付け方等の確認を行いました。

閉講式では、本講習会を受講され、映写機を取り扱う際に必要な知識と技能を習得された方に修了証が交付されました。おめでとうございます。

修了証が発行された方は、春日部市視聴覚センター所管の16ミリ映写機及び周辺機器、所蔵の16ミリフィルムを利用することができます。ぜひ、皆さんの所属するサークルや職場等で、映画会等を開催していただき、成果を発揮していただきたいと思います。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

教職員対象 Chromebook入門講座④

8月27日(金)の9時より、視聴覚センター内メディア研修室において「教職員対象 Chromebook入門」研修会が実施されました。早いもので今回で4回目となりました。

本日の研修会では、基礎的なところを中心としながら、授業で使う課題やテストの作成方法、授業支援アプリである「Google Classroom」を利用した課題の配布や回収の方法などを学んでいただきました。

 

夏休みを終え、いよいよ2学期を迎えます。春日部市では9月10日(金)まで分散登校を予定しており、それに伴いオンラインでの授業を配信する動きも見られます。本日の研修では、授業配信で使用する「Google Meet」についても、学んでいただくことができました。

2学期からの指導に、今回の研修が役立ってもらえれば幸いです。

2学期以降の教職員研修では、Chromebookの活用研修会を開催予定です。Chromebookを授業で効果的に活用するにはどうしたらよいのか等、研修していきたいと考えています。先生方のご参加、お待ちしております。

走らせよう!プログラミングミニカー講座

8月21日(土)、春日部市視聴覚センター内のメディア研修室を使用して、小学校4年生~6年生を対象とした「走らせよう!プログラミングミニカー講座」を2部制で開催いたしました。

先日行われた、小学校1年生~3年生を対象とした講座内容の難易度を高め、命令が記されたブロックの組み合わせで記述するビジュアルプログラムを扱い、ミニカーを思い通りに動かす課題に挑戦してもらいました。

与えられた課題をクリアするために、「真っすぐ進む」「右に曲がる」「左に曲がる」等の命令を順につなぎ合わせ、プログラムを作っていきました。思い通りに動かすことができて声を出して喜ぶ姿や、うまくいかずにトライ&エラーを何度も繰り返す姿が見られました。

難しいと感じた子供たちが多かったようですが、自分がつくったプログラムによって、ミニカーが意図する動きをしてくれることを体験し、プログラミングの楽しさも味わっていただけたのではないかと感じています。

 

来年度も、プログラミングに関する講座を小学生でも楽しく学べるように工夫した形で開催する予定です。興味がある方はぜひ参加してみてください。

 

親子で楽しむ映画会②

8月7日(土)10時より、春日部市視聴覚センター内の視聴覚ホールにおいて、春日部市立中央図書館と春日部市視聴覚センターの共催で、幼児から小学生とその保護者を対象とした「親子で楽しむ映画会」が開催されました。

先月の映画会に続き今年度2回目の開催となりましたが、前回同様、募集人数を上回る応募をいただきました。

今回の映画会では、16mmフィルムの『ちびまる子ちゃん』、『くじらぐも』、『庄和の大凧』の計3本の映像作品を大型スクリーンで楽しんでいただきました。また、作品と作品の間には、春日部市立中央図書館による、映画に関係する本の紹介、ストーリーテリング、おりがみ工作体験などが行われ、親子で一緒に楽しんでいただきました。

映画会の中で紹介された本については、中央図書館で読んだり、借りたりできます。また、8月中は映画会コーナーも開設されています。夏休み中、ご利用してみてはいかがでしょうか。