校長室

校長室から

1年生の給食が始まりました。

 昨日、4月18日(火)に、1年生の給食が始まりました。

 初めての給食。準備から片付けまですべて初体験。小学校の新しい1ページが始まりました。 

 初めての給食当番に、とても緊張しているようです。

 着替えにも最初は時間がかかります。

 頑張るぞ!

 みんなが取りやすいように、スプーンを一人一人

セットしてくれています。黙々と頑張ってくれてい

ます。 

 ご飯をよそう人、餡をのせる人

 分量はこれでよいのか、不安でいっぱいです。

 スピードも求められます。

 先生方もお手伝い。

 悪戦苦闘の末、やっと「いただきます」に

たどりつきました。給食当番のみなさん、

お疲れ様でした。

 初めての給食に興味津々。早く食べたい!

 今日の給食は中華丼でした。

 味はどうでしたでしょうか。

 おいしい!と言っている人が多かったです。

 みんな静かに落ち着いて食べていました。

 片付けまで、みんなでしっかりと頑張りました。

 2日目の給食は、6年生が手伝いに来てくれました。慣れるまでは、たくさんの先輩や先生方が助けてくれます。

しばらくは大変ですが、おいしい給食のために頑張りましょう。

入学おめでとうございます。

 本日,入学式を挙行し,86人の1年生を向かい入れました。

 緊張気味の人が多かったですが,全員が元気な姿を見せてくれました。

 新入生の入場です。

 温かいムードで向かい入れることができました。

 全員が着席しました。

 まだ、緊張している様子がうかがえます。

 校長式辞

 「なかよく 進んで 元気よく」を先輩たちは実践

してきました。みなさんももう高野山小学校の一員。

 「なかよく 進んで 元気よく」を頑張ってくださ

いと話をさせていただきました。

 担任の先生の発表です。

 1年生は、どんな先生かどきどき。

 みんな優しい、頼れる先生です。

 何でも相談してください。

 
 

 新入生呼名。

 みんな元気に返事ができました。

 6年生が校歌を歌ってくれました。

 初めて聞く校歌を1年生はよく聞いていました。

 6年生の歌声は立派でした。

 1年生も早く覚えましょう。

 
 

 最後は学級ごとに記念写真。

 1年生は最後まで頑張ってくれました。

 6年生は、温かく1年生を迎えてくれました。

 明日からみんなで頑張りましょう。

6年生が頑張ってくれました。

 明日はいよいよ入学式ですが、6年生が準備を頑張ってくれました。

 1年生や保護者の方が使う下駄箱

1年生や保護者の方、お客様が使う通路の清掃を

黙々と丁寧に取り組んでくれました。

 会場の設営や装飾、力仕事もみんなで協力して

やってくれました。

 教室の装飾も、とてもていねいに頑張って

くれました。

 バランスをよく話し合いながら、装飾に取り組んで

くれました。

 
   

 明日はきっと、温かい入学式になると思います。

 新入生のみなさん。お待ちしています。

 

給食が始まりました。入学式の練習を行いました。

 10日から、今年度の給食が始まりました。会話の緩和などが始まっていますが、まだ緊張気味で、以前とあまり変わらない給食風景です。

 また、入学式の練習を6年生が頑張っています。温かい入学式にしたいと、6年生が頑張ってくれています。

 待ちに待った給食です。

 制限が緩和されていますが、教室の人数が多く、

前を向いたままです。おしゃべりは、大きな声で

なければOKですが、まだ慣れないのか、静かに

食べている人が多いです。

  おいしい給食。でも、まだ少し緊張気味。
 

 入学式の練習です。

 みんなで「なかよく 進んで 元気よく」を1年生に

見せて、安心してもらおうと確認しました。

  歌の練習です。

 1年生を温かく向かい入れようと頑張る6年生。

頼りになる先輩たちです。

 

令和5年度がスタートしました。

 新木小学校より高野山小学校へ着任しました、校長の齋藤 貴彦と申します。よろしくお願いします。

 本日、着任式・始業式を実施し、無事令和5年度がスタートしました。

 校庭で実施予定でしたが、あいにくの雨で、放送での実施となりました。

 着任式の中で、「高野山小学校の合い言葉『なかよく 進んで 元気よく』をみんなで実践して、楽しい学校をみんなで作っていきましょう。みんなが少しでも一生懸命頑張れる環境を作るために、頑張ります。」とお話をしました。

 また始業式では、「みんな違ってみんないい」というお話をしました。様々なことについて、ものの考え方や感じ方、行動などが人それぞれ違って当たり前。相手の考えを尊重することがとても大切です。今学期から、マスクの着用について個人の判断となります。マスクをつける人、つけない人両方がいますが、それについては、その考えを尊重しなければなりません。「つけた方がよい」「つけない方がよい」など、話をすることはしません。私は先生方にも、マスクをつけた方がよいとかつけない方がよいという話はしていません。先生方個人の判断に任せています。みなさんも「みんな違ってみんないい」を実践してください。と話をしました。

 今年度は、行事の制限がより小さくなっていく可能性が高いです。みなさんが頑張れる環境を作れるように努力します。一生懸命頑張る姿はかっこいいです。みなさんのかっこいい姿を期待します。と話をしました。

 新型コロナウイルス感染症をめぐる環境は、今後も変化が予想されます。その都度判断をして、少しでも子どもたちが力を発揮できる環境を作る努力をして参ります。今後も皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。

1/10(火)まとめの第3学期スタート

令和5年1月10日(火)17日間の長い冬休みを終えて,子どもたちが元気に高野山小学校に戻ってきました。

「おはようございます」「おめでとうございます」と,子どもたちから進んで気持ちの良い挨拶をしてくれました。

「一年の計は元旦にあり」と言いますが,学校では元旦ではなく,始業式といったところでしょうか。

何事も,最初が肝心です。今年1年が良い年となるよう,気持ちを新たに様々なことに挑戦してほしいと思います。

今年は「卯年」。ウサギの跳躍力から「飛躍の年」とも言われています。

ここ数年,新型コロナウイルス感染症の影響で,なかなか思うように活動できていませんでしたが,今年は,これまで蓄えてきた力を存分に発揮して,大きく飛躍できるよう,自分のやるべきこと,やりたいことをしっかりと見つけて取り組んでほしいと思います。

保護者の皆様,地域の皆様,本年も高野山小学校の子どもたちのために,温かい御支援と御協力をよろしくお願いいたします。

           我孫子市立高野山小学校 校長 中野 直美 

 

 

 

 

 

12/23(金)2学期終業式

日頃より、本校の教育活動に温かい御理解と御協力をいただき心より感謝申し上げます。

おかげさまで2学期も,子どもたちが大きな事件,事故に巻き込まれることなく,本日無事に終業式を迎えることができました。

依然として新型コロナウイルス感染症の終息が見えず,学校生活もまだまだ制約が残る中ではありますが,徐々に子どもたちの活躍の場も広がってきています。

本日,終業式で,様々な分野で活躍した児童,延べ30名の表彰及び紹介を行いました。

表彰された子どもたちは皆,自信に満ちた生き生きとした表情を見せてくれました。

その姿を見て,今後も,高野山小の子どもたちが活躍できる場が一つ一つ戻ってくるといいなと心から感じました。

 

2022年も残りわずかとなりました。

2023年こそは,子どもたちが思いっきり学校生活や私生活を楽しみ,活躍できる場が戻ってくることを願います。

そして,学校現場としては,コロナ禍であっても子どもたちが様々な活動や学習が行えるよう,これまでの経験を生かして工夫していきたいと思います。

 今年1年の皆様の温かい御支援と御協力に心から感謝いたしますとともに,2023年も引き続き皆様の御理解と御支援,御協力を賜りますよう,よろしくお願いいたします。

           我孫子市立高野山小学校 校長 中野 直美                   

2学期がスタートしました!

長かった42日間の夏休みが終わり,高野山小学校に元気いっぱいの子ども達が戻ってきました。

9月1日の朝,子ども達の登校時間に合わせたかのように突然の大雨となり,ずぶぬれになってしまった子どももいましたが,元気な笑顔で「おはようございます!」とあいさつをしてくれました。

台風の影響で,週末から来週にかけて雨の日が続くようです。

秋晴れの空のもと,子ども達が元気に活動できる日を楽しみに待ちたいと思います。

 依然として新型コロナウイルス感染症の拡大が収まらず,2学期の学校生活への影響が心配されるところではありますが,8月29日,30日に予定されていた林間学校は,小雨の降る中ではありましたが,全行程を実施することができました。

来週は,6年生が3年ぶりに日光方面へ修学旅行に行く予定です。台風の影響が心配されますが,小学校生活のかけがえのない思い出となるよう,高野山小学校の最高学年としての自覚をもって活動することを期待します。

長い夏休みが明け,期待と不安が入り混じる新学期のスタート。

学校生活のリズムを取り戻すまで,少々時間のかかるお子さんもいます。心も体も健康でいるために,ゆっくりとリズムを取り戻していけるよう配慮して参ります。

始業式に,子ども達には,学校生活に慣れるまでは決して無理をすることなく,ちょっと苦しいな,つらいなと思うことがあったら我慢することなく,担任の先生や学年の先生,保健室の飯野先生や心の教室の岡田先生,スクールカウンセラーの大西先生などに,相談するように伝えました。

保護者の皆様も,お子様の様子がいつもと違うなと感じた際には,遠慮なくご相談ください。

子ども達が「なかよく・進んで・元気よく」学校生活を送れるよう,高野山小学校職員一同力を合わせて取り組んで参ります。

2学期も,どうぞよろしくお願いいたします。

          高野山小学校 校長 中野 直美

 

1学期を終えて

日頃より、本校の教育活動に温かいご理解とご協力をいただき心より感謝申し上げます。

7月20日(水)に、1学期が無事終了いたしました。

今年度スタート時には、新型コロナウイルス感染症の猛威も弱まり、やっと学校生活も日常を取り戻しつつあるかと思われましたが、7月に入り全国的に感染者が増え、とうとう第7波に突入してしまいまいました。

なんとか、この波が夏休み中に落ち着き、2学期を無事迎えられることを心から願っております。

 

1学期終業式で、全校児童に、高野山小学校6年生の心温まる行動を紹介しました。

7月15日(金)の放課後、地域の方が校長室を訪ねてきてくださいました。

その方は、高野山小学校の6年生3人にご家族の方が助けていただいたお礼を伝えたいとのことでした。

この方のご家族が、5月中旬ごろに買い物帰りに両手に荷物をもって転んでしまいけがをされて困っていたところ、通りがかった下校途中の6年生の男子3人が、声をかけ、荷物をもってご自宅まで送ってくれたということでした。

その場で、お礼は伝えたものの、名前を聞くことを忘れてしまったとうことで、この方は次に会った時に名前を聞こうと、毎日気にかけていたそうです。

そして、ようやく7月14日に子どもたちに会うことができ、高野山小学校の6年生だとわかったということで、翌日、学校まで足を運んで子どもたちの話をしてくださいました。

子どもたちの優しさに本当に感謝しているということで、ぜひ、全校児童に素晴らしい6年生を紹介してくださいとのことでした。

目の前で困っている人に、さっと手を差し伸べることができるなんて、とっても素敵なことですね。

1学期の終わりに、高野山小学校の6年生の素敵な姿を知れたこと、そして、心温まる素敵な話を1学期終業式で紹介することができたことを、校長として心から嬉しく思います。

これからも、地域の方と良い関係を築き、地域の方に愛される高野山小学校を目指していきたいと思います。

今後とも、皆様の温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

そして、夏休み中、子ども達の見守りもよろしくお願いいたします。

       

         高野山小学校 校長 中野 直美

 

 

 

4/6(水) 令和4年度始業式

 校庭の満開の桜が風に吹かれ,美しい桜吹雪となる中,令和4年度第1学期がスタートしました。

 3月末に,19名の先生方とお別れをしましたが,4月から新たに18名の先生方が着任いたしました。

 昨年度より,本校は全学年クラス替えを行っています。

 子どもたちは,「誰と同じクラスかな?」「どの先生が担任の先生なのかな?」と,わくわく,ドキドキしながら登校してきました。

 誰と同じクラスになったのか,担任の先生はどんな先生だったのかは,ぜひ,お子さんからお聞きください。

 始業式で,子どもたちに話したことは,「目標の立て方」についてです。

 新しい学年の始まりということで,1年間や1学期の目標を立てると思いますが,目標を達成するためには,あれもこれもと欲張らずに,目標は何か1つに絞ること。そして,何か1つに絞ったら,そこからさらに絞って小さい目標にすることを伝えました。

 大きな目標を達成するには,大きな努力が必要です。もしかしたら,達成できないままで終わってしまうかもしれません。

 それよりも,はじめは小さな目標を立てておけば,目標を達成しやすくなります。小さな目標を達成すると,そのことが自信になって,少し大きな目標を達成することにつながっていきます。

 そして,少し大きな目標が達成すると,それがまた自信につながり,さらに大きな目標を達成することにつながります。

 これからの1年間で,たくさんの小さな目標達成を積み重ねて,1年後,再び新しい学年に進級するときに,子どもたちが大きく成長していることを願っています。

 今年度も,高野山小学校職員一同力を合わせて,高野山小学校の子どもたちの育成に取り組んで参ります。

 引き続き,保護者の皆様,地域の皆様のご理解と温かいご支援,ご協力をよろしくお願いいたします。

 

        高野山小学校 校長 中野 直美  

 

3/24(木) 令和3年度 修了式

 3月24日(木)令和3年度修了式を無事終えることができました。

 1年生から5年生までの474名が修了証を受け取り,今年度のすべての課程を修了しました。

 新しい生活様式の中で,様々な学校行事や学習活動を行うことは不自由なこともあり,子どもたちはもっとこんなことができたらいいなと感じた1年間だったと思います。

 そんな中でも,いつも元気いっぱい頑張る高野山小学校の子どもたちに,たくさんのパワーをもらった1年間でした。

 保護者の皆様,地域の皆様には,この1年間温かいご支援,ご理解,ご協力をいただき心から感謝申し上げます。

 ありがとうございました。

 来年度も,高野山小学校の子どもたちのために,職員一同力を合わせて頑張っていきますので,今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

     高野山小学校 校長 中野 直美 

3/17(木)第46回卒業証書授与式

3月17日(木)106名の卒業生全員が卒業証書を受け取り,高野山小学校を無事巣立っていきました。

卒業生のみなさん,ご卒業おめでとうございます。

卒業生の保護者の皆様,お子様のご卒業,誠におめでとうございます。

 まん延防止等重点措置期間が延長され,我孫子市内の感染者もなかなか減らない中,卒業式の練習も感染症対策を優先しなければならないことが多々あり,決して十分なものではありませんでした。

卒業式当日,卒業生が元気に式に参加できるようにするために,卒業式予行では卒業生が一言も声を発しないという異例の対応を取りました。

しかし,卒業式予行に臨む卒業生の姿勢は大変素晴らしく,小学校生活6年間の思い出を胸に,卒業式を成功させたいという思いが,ひしひしと伝わってきました。

予行が終わった後,校長より卒業生へ「卒業式当日には,生の歌声,生の呼びかけで,最高の卒業式にしましょう!」と伝えました。

卒業式の前夜に,突然大きな地震が発生し,誰もが驚いたことと思いますが,卒業生のために5年生が準備してくれた会場は,きれいな状態を保っており,無事,第46回卒業証書授与式を迎えることができました。

卒業生一人一人が大きな声でしっかりと返事をし,とても凛々しい姿で卒業証書を受け取りました。

そして,この6年間お世話になったすべての方々に感謝の気持ちを込めて行った呼びかけと歌声は,一人一人の思いが込められた,とても素晴らしいものでした。

それぞれの思いを胸に卒業していった106名のみなさんの中学校での活躍を,心よりお祈りいたします。

               

   高野山小学校 校長 中野 直美

 

 

 

1/7(金) 3学期スタート!

新年あけましておめでとうございます。

1月6日(木)関東地方に突然の大雪が降り積もり,3学期は,一面の雪景色の中でのスタートとなりました。

高野山小学校の通学路は坂道が多いことから,地域の見守り隊の皆様,保護者の皆様,及び本校職員の見守りの中,子どもたちは一歩一歩凍った地面を踏みしめながら慎重に登校してきました。

令和4年「壬寅」年こそは,「子どもたちが自由にのびのびと活動できる年になりますように」と願ったところですが,年明け早々「オミクロン株」の感染拡大のニュースが舞い込み,学校現場としては再び慎重な対応を取らざるを得ない状況となってしまいました。

3学期は,学年のまとめとなる大切な学期です。6年生にとっては,中学校進学に向けての大事な準備期間となります。

子どもたちが,進級・進学に向けて充実した学校生活が送れるよう,引き続き基本的な感染症対策を取りながら,子どもたちの健康を第一に考えて学習や行事に取り組んで参ります。

高野山小学校職員一同力を合わせて子どもたちのために頑張りますので,本年も,皆様の御理解と温かい御支援,ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

         高野山小学校 校長 中野 直美

12/23(木) 2学期終業式

12月23日(木) 無事,2学期終業式を迎えることができました。

緊急事態宣言が発令される中スタートした2学期は,様々な面で皆様にご心配をおかけいたしましたが,9月30日に緊急事態宣言が解除されてからは,落ち着いて学習や学校行事を進めることができました。

保護者の皆様や,地域の皆様の温かい見守りと御協力の中,2学期大きな事故・事件に巻き込まれることなく子どもたちが活動できましたことに,心から感謝申し上げます。

校内音楽会や持久走記録会,6年生の修学旅行,5年生の林間学校,1~4年生の校外学習など,昨年度はできなかった行事を,決してベストな状態ではありませんでしたが実施できたことをうれしく思います。

子どもたちは,行事を通して様々な力を身につけていきます。

友達と協力することの素晴らしさ,お互いを思いやることの大切さ,自ら計画を立て実行することの難しさ,試行錯誤しながら行事を成功させたときの達成感。普段の学習の中では経験することのできないことを,様々な行事を通して経験し,成長していきます。

1年生から6年生まで,この2学期に皆,心も体も大きく成長しました。

時には,お友達ともめてしまい悲しい思いをすることもありますが,そのたびに,きちんとお互いの気持ちを伝えあい,相手の気持ちを理解することで,確実に成長していきます。

学校は,友達と仲良く協力して生活していく場ではありますが,ぶつかり合う中で,相手の個性を受け止め認め合う力を身につけていく場でもあります。

「みんなちがってみんないい」

自分と違う考えを互いに認め合いながら,互いに協力し,助け合える子どもたちの育成に向け,高野山小学校職員一同力を合わせて取り組んで参ります。

令和3年,皆様の温かい御支援と御協力に心から感謝いたしますとともに,令和4年も引き続き皆様の御理解と御支援,ご協力を賜りますよう,よろしくお願いいたします。

        高野山小学校 校長 中野 直美  

 

10月の全校集会「読書の秋」

10月1日(金)には,台風16号の影響から,子どもたちの安全を第一に考え,給食終了後の早帰りとさせていただきました。急な変更であったにもかかわらず,保護者の皆様の御理解と御協力のもと,児童全員を無事下校させることができ,ありがとうございました。

災害時の緊急対応につきましては,今回様々な課題が見つかりましたので,職員から「課題と改善策」をあげてもらい,次の対応に生かせるよう,情報を整理しているところです。

子どもたちの安全を守れるよう,校内体制を整えてまいります。

 

さて,10月4日(月)に,10月の全校集会を放送にて実施しました。

校長からの話は,「読書の秋」にちなみ,絵本の読み聞かせを行いました。

本の題名は「コブタの気持ちもわかってよ」作者は「小泉吉宏」さんです。

この絵本と出会ったのは,私の息子が小学校低学年のころで,主人公の「コブタ」のつぶやきが,まさに息子の心の叫びのように思えて,大人は,子どもの気持ちがわかっていないんだなとつくづく反省させられた本です。

この本の帯には「泣きたいときは 泣いてもいいのにね。」と書かれています。

子どもたちの喜びや悲しみを,しっかりと受け止めて,一緒に喜んだり悲しんだりできる親であり,教師でありたいなと思わせてくれた素敵な絵本です。

 絵本は,決して子どもたちだけのものではなく,読んだ時の年齢,立ち場,心の状態によって,伝わってくるメッセージがかわる,素敵な本だなと個人的には考えています。

この絵本も,子どもたちにとっては,コブタのつぶやきに「そうそう」「あるある」「大人はわかってないんだよね」などと共感を覚え,大人にとっては,忘れてしまった子供心を思い出して懐かしく感じたり,子育てに悩んでいるときには,「ああそうか。そうだよね。」と納得するものであったりする絵本です。

この絵本は,しばらく校長室に置いておきますので,興味のある方はお声掛けください。

 

「読書の秋」

子どものころに読んだ絵本を再び開いて,新たな感動を覚えるのも素敵かもしれませんね。

                高野山小学校 校長 中野 直美

                   

 

 

2学期始業式「新しいことにチャレンジ!」

42日間という長い夏休みを終え,学校には元気いっぱいの子どもたちが戻ってきました。

夏休中に取り組んだ作品や,防災頭巾,お道具箱,上履きなどたくさんの荷物をもちながらも,笑顔で元気に「おはようございます!」とあいさつする子どもたちの姿に,たくましさを感じました。

新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言発令中の2学期開始に,不安を感じている保護者の方や子どもたちも多いことと思います。

学校では,ご家庭での健康観察に加え,登校時の体温測定,手洗いの励行,ソーシャルディスタンスを意識した活動等,感染症対策に取り組みながら,教育活動を進めてまいります。

何か,不安なこと等ありましたら,遠慮なく担任にご相談ください。

 

2学期の始業式は,今回も放送で行いました。

私からは,校長の2学期の目標ということで「新しいことにチャレンジ」という話をしました。

新型コロナウイルス感染症の影響で,学校では,今まで通りの学習や行事ができなくなっていますが,「あれもできない」「これもできない」と考えるのではなく,「あれならできる,これならできる!」と今できる新しいことをどんどん見つけてチャレンジしていきたいと伝えました。

「新しいことへのチャレンジ」の一つとして,学校では2学期から本格的にタブレット型PCを活用した学習に取り組んでいきます。

学校での学習で活用することはもちろんのこと,様々な理由で自宅で学習することになった際にも,クラスの仲間や先生方とオンラインでつながりながら学習できる環境を目指して進めてまいります。

高学年は,早速今日からオンライン学習に取り組み始めました。

ネット環境が安定せず,なかなか思うようにつながらず悪戦苦闘する場面もありましたが,今後,我孫子市教育委員会と相談しながら,より良い学習環境をととのえられるよう努めてまいります。

 

本日は,朝早くから子どもたちの登校時の安全を守るために,多くの保護者の皆様や地域の皆様による見守り活動を行っていただきありがとうございました。 

また,下校時には,昨日連絡メールにてお伝えしたNEC社宅工事に伴い歩行に注意が必要な危険個所に,地域の方が子どもたちの安全のために見守りに立ってくださっていました。ありがとうございました。

今後とも,子どもたちの安全・安心を守るために,保護者の皆様,地域の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

            高野山小学校 校長 中野 直美 

                

                          

 

1学期終業式

日頃より,本校の教育活動にご理解とご協力を頂きありがとうございます。

おかげさまで,高野山小学校では,大きな事件・事故もなく1学期を終えることができました。

PTA本部の皆様をはじめ,保護者の皆様,地域の皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。

コロナ禍における学校教育活動ということで,子どもたちの活動には様々な制約がかかってしまいましたが,この1学期は少しでも日常を取り戻そうと,どの学年も「新しい生活様式」の中でできる学習活動を工夫して行ってきました。

活動中の子どもたちの笑顔を見るたびに,一日も早くマスクを外して思いっきり学校生活を楽しめる日が来ることを願う毎日です。

明日から,42日間の長い夏休みが始まります。

子どもたちは夏休みを迎えるにあたり,それぞれ夏休みのめあてを立て,計画を立て,規則正しい生活を目指しています。

ご家庭でも,その内容をご確認いただき,子どもたちが有意義な夏休みを過ごせるよう,ご支援ください。

外で遊ぶ際や出かける際には,交通ルールを守り安全に留意するよう指導しています。

また,公園など公共の場の利用の仕方についても指導をしています。

長い夏休み。子どもたちの気持ちが緩んでしまう部分もあるかと思いますので,気になる点がありましたら,保護者の皆様,地域の皆様から子どもたちに声をかけ,注意をしていただければ幸いです。

学校では,2学期に子どもたちがのびのびと学習できるよう,学習内容や学校行事の取り組み方などについて検討を進めております。

9月1日に,子どもたちの笑顔とともに実り多き2学期がスタートできるよう,職員一同力を合わせて準備して参りますので,今後ともご理解とご支援のほどよろしくお願いいたします。

                       高野山小学校 校長 中野 直美 

              

                            

 

 

 

6月の全校集会「四葉のクローバー」

本日,放送にて6月の全校集会を行いました。

そこで,次のようなお話をしました。

 

 みなさんは,保健室の前に四葉のクローバーの掲示物があるのを知っていますか?

 「クローバーの3つの葉は「希望」「信仰」「愛情」を,そして4つ目の葉は「幸運」のシンボルとされているとか…。この中に四葉のクローバーがあるかもしれません。見つけられたらラッキー」と書かれているのを見て,一生懸命探したのですが,残念ながら校長先生には見つけられませんでした。

 この「幸運のシンボル」とされている四葉のクローバーですが,4つ目の葉は,実は,誰かに踏まれたりして傷ついたことによってできたものなのだと知っていましたか。

 クローバーの葉は,小さい赤ちゃんの葉がだんだん大きくなってできるのですが,小さい赤ちゃんの葉のうちに踏まれたり,傷つけられたりすると2つに分かれてしまうことがあるそうです。そうすると,クローバーはその傷を治そうとして,たくさんの栄養を出して,2つに分かれてしまった赤ちゃんの葉は,それぞれ大きな葉に育ち,四葉のクローバーになるのだそうです。

 幸運のシンボルと言われる四葉のクローバーは,傷ついた葉っぱが,その傷を治そうとする力で生まれたものなのです。

 生き物のもつ力ってすごいですね。そんな風に生まれた四葉のクローバーだから,運よく見付けられると,そのすごい力のおすそ分けがもらえて幸せになれるのかもしれないですね。

 毎日の生活の中で,うまくいかないことがあって落ち込んでしまったり,元気をなくしてしまったり,悩んだりして,心がちょっと痛くなることがあります。そんな時は,これを乗り越えることができた時には,きっとクローバーの4つ目の葉のように,新しい何かが生まれると信じて,校長先生は頑張るようにしています。

 みなさんも,何か辛いことがあったときには,クローバーの4つ目の葉のことを思い出してちょっと勇気を出してみてください。一人で乗り越えることは難しいかもしれませんが,そんな時には,周りのお友達や先生,おうちの人たちの力を借りて乗り越えて,一枚葉っぱを増やすように成長してほしいなと思います。

 また,周りにいるお友達や家族が,なんか元気がないな,辛そうだなと気づいたときには,そのお友達や家族が新しい葉っぱを手に入れられるように,力を貸してあげてください。

 楽しいことも,つらいことも,たくさん経験して,みなさんが素敵に成長していくことを楽しみにしています。

保健室の前の掲示物です。

追伸: この日,保健室前の廊下を掃除していた5年生が,「校長先生,四葉のクローバーを見つけたよ」

と言って,その場所を教えてくれました!

 四葉のクローバーを見つけられずに困っていた私に,早速,力を貸してくれたのです!

 とっても,幸せな気持ちになりました。

                      高野山小学校 校長 中野 直美 

 

5月の全校集会 「3匹のカエル」

5月6日(木)に,5月の全校集会を放送にて行いました。

そこで,イソップ寓話の「3匹のカエル」のお話をしました。

 

ある日、ミルク壺の中に

三匹のカエルが落ちてしまいました。

 

1匹目のカエルは後ろ向きな性格で

もがいても壺の中から出られないだろう…

と、すぐに諦らめてしまい

沈んでいってしまいました。

 

2匹目のカエルは楽観的な性格で

そのうち助かるだろう…

と何もせずにしていたら

沈んでいってしまいました。

 

3匹目のカエルは

どうにか助かろう!

と、諦めることなく一生懸命もがき続けました。

すると、もがいているうちに

ミルクがバターになりはじめたのです。

3匹目のカエルはバターを足場に

外へ飛び出すことができました。

 

というお話です。

 

困難な状況になったときに、どのように行動するのか、またはしないのかというお話です。

皆さんは、どのカエルになりたいですか?

 

今、世界中の人たちが、新型コロナウイルスという、目には見えないウイルスと戦っています。次々と変異を続けるウイルスに対して、

1匹目のカエルのように、後ろ向きに仕方がないとあきらめてしまうのか、

2匹目のカエルのように、楽観的にそのうち何とかなるでしょうと、感染症対策もせずにのんきに過ごして病気になってしまうのか、

3匹目のカエルのように、今できる精一杯のことをして、この困難な時代を乗り越えていくのか?

 

校長先生は、3匹目のカエルのように、この先、どうなるかはわからないけれども、今できる精一杯のことをやって、道を切り開いていきたいと思います。

 

私たちに、今できる精一杯のこととは、形を変えて、さらにパワーアップしている目に見えないウイルスを、「絶対に自分の体の中に入れない!」という強い思いで生活することです。

そのためには、マスクをきちんとつける、友達との距離をしっかりとる、友達には触らない、大きな声で話さない、石鹸を使って手洗いをしっかりする。マスクを外した時には、絶対にしゃべらない、ということを、今まで以上に、しっかりと守ってください。

 

今日から、運動会練習が始まります。今年は、どの学年も表現運動に挑戦します。友達との距離をしっかりとって練習をしますが、心は離れずに一つにつながって、素晴らしい演技を成功させられるよう頑張ってください。

 

コロナウイルスもパワーアップしていますが、高野山小学校のチームワークも、ウイルス以上にパワーアップさせて、昨年よりも一歩進んだ運動会を成功させられるよう、6年生を中心に、頑張っていきましょう。

6年生の皆さん、最高学年としての素晴らしいリーダーシップを発揮して、活躍することを期待しています。

                           高野山小学校 校長 中野 直美

                                                                     

 

祝 入学

 

青空のもと,81名の新1年生が元気いっぱいに登校し,本日,無事,高野山小学校の入学式を迎えることができました。

 

本日は,ご入学おめでとうございます。

 

体育館に入場した子どもたちは,ちょっぴり緊張してはいましたが,担任の先生から一人一人名前を呼ばれると,しっかり手を挙げて返事をすることができました。

81名の新1年生は,全員,最後まで立派に式に参加することができ,素晴らしかったです。

入学式の中で,高野山小学校の合言葉「なかよく 進んで 元気よく」に合わせて,子どもたちに3つのお話をしました。

1つ目は,「お友達となかよく」

2つ目は,「進んであいさつ」

3つ目は,「元気に学校に来る」 です。

 

来週から,「早寝,早起き,朝ごはん」と「交通安全」に気を付けて,元気に登校し,自分から進んであいさつをして,たくさんお友達を作って,みんなで仲良く,楽しく学校生活を送っていきましょう。

 

                       高野山小学校 校長   中野 直美

 

 

令和3年度 第1学期 スタート

 昨日の,冷たい雨とは打って変わって,今朝の,令和3年度第1学期始業式の始まりには,あたたかな日差しに恵まれ,子どもたちの進級をお祝いしてくれたようです。

 日頃は,我孫子市立高野山小学校の教育活動に対しまして,ご理解,ご協力を賜り,心より感謝申し上げます。

 さて,この度の人事異動にて,千葉県教育庁教育振興部学校安全保健課より,高野山小学校の校長として着任いたしました中野直美と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 昨年度は,コロナ禍において子どもたちの教育活動を保障していくために,保護者の皆様,地域の皆様には新型コロナウイルス感染症拡大防止に向け,様々な予防対策に対し,ご理解とご協力をいただきありがとうございました。  

 3月末に緊急事態宣言は解除されましたが,まだまだ感染拡大が懸念される中,今年度も昨年度同様,感染症対策をしっかりと行い,新しい生活様式の中,昨年度以上に充実した教育活動が行えるよう,教職員一同知恵を出し合い,力を合わせて頑張ってまいります。

 「笑顔がいっぱい輝く高野山小」をキャッチフレーズに信頼と誇りを持てる学校づくりを目指し,教職員一同全力で教育活動に取り組んでまいります。

 保護者の皆様,地域の皆様におかれましては,これまで以上に本校の教育活動に対しまして,ご理解・ご協力・ご支援をいただきますよう,どうぞよろしくお願いいたします。

                               高野山小学校   校長 中野 直美

 

〔校長室から〕いよいよ3月が始まりました!

「去る月のスタート」

校長 安田 憲司

1月から3月にかけての期間は,本当にとても忙しい時期となります。

やることがたくさんあるのに,時間が足りない。もっと時間がほしいのに,日がどんどん過ぎていく。

そういうことから,それぞれの数字の読みを取って,

1月=「行く」2月=「逃げる」3月=「去る」と呼ばれるようになったようです。

今年度も在校生の登校日は残り18日で,6年生は15日で卒業となります。

新型コロナウイルスのおかげで制約の多い中,時間ばかりがあっという間に過ぎてしまいました。

ラスト1か月!全集中で行きたいものです!

ところで,間もなく卒業証書授与式ですが,6年生では,「呼名への返事」の練習が始まります。

この返事やあいさつはだれのためにするのでしょうか?

返事やあいさつは相手の人に向かってするものですから,

相手の人のためにすると思うかもしれません。

でも,私は「相手のためにするのはもちろんですが,自分のためにするものではないか」

と思っています。

なぜならば,すばらしい返事やあいさつができると,まず自分が気持ちいいからです。

また,相手の人やまわりの人が自分を認めてくれ,高く評価してくれるからです。

このように自分にとってもいいことがたくさんあるわけです。

昔6年生の担任をしていたとき,

「中学校へ進学した初日は,心をこめて大きな声であいさつをするように」と指導していました。

いろいろ学校から集まってくるので,その中で自分自身を理解してもらうためには,

気持ちの良いあいさつが一番理解してもらいやすいからです。

大きな声で自分からあいさつをするのは勇気がいりますし,

普段からしていないと急にはできません。

また,就職活動を担当している方からも,

「呼名されたとき,元気よく素敵なあいさつをする人は,社会に出た時も通用します。」と

教えていただきました。

返事やあいさつひとつがその人の人生を変えることがあるくらい大事なものなのです。

ですから,小学校のうちにすばらしい返事やあいさつを身に付けられたとしたら,

それはこれからずっとみなさんの財産となって,みなさんを助けてくれることにつながります。

返事やあいさつは,相手のためでもあり自分のためでもあると思って,良い返事,

良いあいさつを心がけてほしいです。

最後になりますが,先日有名な日本の衣料品メーカーから,

全児童並びに職員へ「子どもたちが感染予防しながら学び続けることができるよう」と,

マスクの寄贈がありました。

また,例年PTAバザー・ふれあい祭りで本立て作成のご指導といただいている皆様から

本立てキットをいただきました。この場をかりて,厚く御礼申し上げます。

〔校長室から〕3学期始業式でのお話

3学期始業式挨拶

高野山地区の皆様,保護者の皆様,年末年始はいかがだったでしょうか?

本年もどうぞよろしくお願いします。

国では,明日にも緊急事態宣言が出されるのではないかと言われています。

学校でも緊急に先生方で話し合い,いろいろな手立てを考えました

さて,始業式で校長としてこんな話を児童に投げかけましたのでご紹介します。


みなさんおはようございます。そして、新年あけましておめでとうございます。

新しい年が始まりました。令和3年の幕開けです。

6年生は卒業式まで50日、

1〜5年生は修了式まで53日の短い3学期です。

よくこの3ヶ月を次のように言います。

1月は行く月、

2月は逃げる月、

3月は去る月。

どれもあっという間に月日が過ぎてしまうことを指しています。

先生がた、児童の皆さん!

短いからこそ、ゴールをきちんと見て計画的に進めていきましょう。

では、各クラス、どんなゴールになるのかじっくりと話し合い

今週中には決定して、さっそく行動開始としましょう。

校長先生から1つお願いがありますので、よく聞いてください。

この冬休み中もコロナウイルスはたくさんの人に感染しました。

世界では、さらに強敵の新型コロナウイルスも発見されました。

これまでのものよりも感染する力が強いそうです。

そこで、皆さん。友達との距離を取り、換気と手洗いをしっかり行ってください。

また、マスクをきちんとつけ、健康状態には十分に気をつけましょう。

登校中も、外で遊ぶときも注意が必要です。特に公園や広場で遊び時でも、

友達との距離をとって、密にならないように。

学校だけでなく、家でも同じように、帰ったときや食事の前にはしっかり手を洗い、

感染しないように心がけましょう。

これで校長先生のお話は終わりです。

〔校長室から〕2学期終業式でのお話から

 すでに冬休みに入っていますが,皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 はやいもので2020年も残り4日となりました。今日で学校も終わり,機械警備になります。

最終日にあたり,終業式で子どもたちにどんなお話をしたかお伝えします。


 みなさんこんにちは。安田校長先生です。

 21日,22日は木星と土星の大接近を見ることができましたか?

5年生と校長先生方は見ることができました。

 8月21日から始まった2学期も今日で終わりです。いつもならば,先生方から通知票を

もらうのですが,今年はありませんので,自分で考えるしかありません。

 振り返ってみると,十分にできたことやまだまだたりないと思うこともあるでしょう。

十分でなかったことが3学期にはしっかりできるように,冬休みの間にどうしていくかを

考えてみてください。

 さあ,明日から冬休みが始まります。家族の一人として,何をすれば役に立つか考えて,

しっかり家の仕事をするのもこの冬休みの大事な宿題です。

 家族の一人として家の仕事をしっかりしてください。

  冬休みの間に新しい年がきます。

 自分の周りのすべての人々のおかげで,今年1年元気で頑張れたのだと感謝すると共に

自分の成長を振り返りながら,新しい令和3年を迎えましょう。

 余談ですが,アメリカとカナダが共同で運用するNORAD(ノーラッド、

北アメリカ航空宇宙防衛司令部)は,今夜サンタさんの動きをレーダーで追跡するそうです。

サンタさん一行が日本上空に来るのは何時でしょうか?夢のある話題ですね。

 それでは,みんな元気で,1月6日の3学期の始業式に出会いましょう。

 

高野山地区のみなさま!どうぞよいお年をお迎えください。

 

                       校長 安田 憲司

 

〔校長室から〕学級懇談会へお越しください

校長  安田 憲司 

 3連休の終わりとともに気温がぐっと下がり,この時季らしい寒さがやってきました。ここまでかなり高い気温で推移していただけに,子どもたちだけでなく,保護者並びに地域の皆様の体調も心配です。どうぞご自愛ください。

 さて,11月30日,12月7日,12月14日と学年別に学級懇談会が行われます。クラスの保護者が顔を合わせるのはこれが初めてですので,どうぞお時間のある方は学校へおいでいただき,子どもたちの作品や情報交換,コロナと付き合いながら,どうすれば子どもたちの教育環境がよくなるか等のご意見がいただければ幸いです。

 ところで,教育委員会からコロナ拡大を受け,感染症防止対策の再徹底が指示されました。学校では,これまでのコロナ対策に加えて,各クラスで「免疫力を高めるために,十分な睡眠・適度な運動・バランスの取れた食事をすること。」や「家庭においても三密を徹底して,新しい生活様式に心がけること。」などを指導しました。ご理解とご協力をお願いいたします。

 また,最近地域のみなさまから,「夕方遅くまで公園等で遊んでいて心配している。」「子どもが路上で遊んでいて大丈夫なのか?」「信号を守らない子どもがいる。」などの情報が入り,その都度指導をしております。

 まもなく冬休みに入りますが,時節柄お年玉等子どもの思慮に余る金銭が手に入ること予想されます。学校で指導はいたしますが,各ご家庭でも十分に話し合い,有効に活用できるようご指導ください。

 最後に,12月は,「負けてもくじけず!うまくいかなくても反省を元に次に進む。」を目標にします。11月に各自が立てた目標!うまくいかなくても,どうすればよいか考えて次の段階に進む姿勢を子どもたちとともに考えます。

 あいさつができ!あいさつは人と人をつなぐアイテムです。(6・7月)

 目を見て聞ける!話者を見て話を聞くことは人としての基本姿勢です。(8・9月)

 にっこり笑顔で!笑顔は相手を受け入れることができる証です。(10月)

 目標を高くもち!毎月自分の行動を振り返り次のステップへ。(11月)

 負けてもくじけず!うまくいかなくても反省を元に次に進む。(今月)

 今月もどうぞ,よろしくお願いいたします。 

【新型コロナウイルスへの対応】

マスクの着脱については,これまで暑さ対策を優先に取り組んで参りました。しかし,拡大を続ける現状を考え,今後は,登下校もマスク着用を指導します。同時に,休み時間に外遊びをする際も,マスクの着用を指導していきます。ご理解ご協力をお願いします。

 

〔校長室から〕運動会へのご協力に感謝!保護者懇談会の開催

校長 安田 憲司

 10月31日(土)開催の運動会へのご協力に対し厚く御礼申し上げます。PTA役員の皆様をはじめ,おやじの会,ボランティアの皆様には本当にお世話になりました。新型コロナウイルスの影響で,いつもと異なった運動会にはなりましたが,新しい生活様式に沿った運営で,心に残る思い出作りができました。開会式の中で「苦しい時だけど,できないとあきらめるのではなく,どうすればできるかを考えて運動会にこぎつけたこと」を子どもたちに話しました。これらもこの方針で,できることを少しずつ進めてまいります。

 コロナウイルスによって休校していたら,子どもたちは体力が低下してしまいました。そこで,体育の時間では体力づくりを行い,休み時間は元気よく遊ぶことにしました。おかげさまで,体力はだいぶ戻り,姿勢を保持できるようになるとともに運動もできるようになったことを運動会でご覧いただけたことと思います。

 次は歌唱です。歌を歌うことができないでいたら,歌えなくなってしまうようです。現在音楽の時間では,曲を聴いて体を動かしたり,打楽器や電子鍵盤オルガンを中心に学んだりしています。リズム感は戻ってきましたが,全力で歌うことにはこぎつけていません。校歌斉唱ぐらいならば,マスクをつけて室内換気を十分に行いながらできますが,合唱ともなると難しいです。そこで,今年度の音楽会は残念ですが中止とします。

 さて,今年度に入って,まだ保護者懇談会を行うことができていません。そこで,主任会を開き今日まで協議・検討をした結果,2学年ずつ3日間にわたって実施することにしました。授業参観は,教室が密になってしまうので難しいのですが,児童下校後ならば,教室で行うことは可能です。先月掲載しましたが,学級編成へのご意見をいただいたり,担任からこれまでの取り組みと,今後の方向性についてお話したりできる機会だと思っております。お忙しいとは思いますが,ぜひ本校へおいでください。

 最後に,11月は,「目標を高くもち!毎月自分の行動を振り返り次のステップへ。」を目標にします。運動会の大成功を胸に,子どもたちそれぞれが次の目標に向かって歩めるよう支援していきます。

あいさつができ!あいさつは人と人をつなぐアイテムです。(6・7月)

目を見て聞ける!話者を見て話を聞くことは人としての基本姿勢です。(8・9月)

にっこり笑顔で!笑顔は相手を受け入れることができる証です。(10月)

目標を高くもち!毎月自分の行動を振り返り次のステップへ。(今月)

今月もどうぞ,よろしくお願いいたします。 

〔校長室から〕いよいよ秋季運動会です!

 5月に予定されていた運動会。10月31日(土)へ延期になっています。新型コロナウイルス感染症への対応をしつつ,子どもたちの心に残る行事になればと,PTA役員さんと慎重に審議を行ってきました。詳細は,9月29日付けのお便りでお知らせしたとおりです。保護者の皆様にも1週間の健康観察をお願いしなくてはならず,お手数をおかけしますがどうぞ宜しくお願いします。

 【お知らせ】学級編成について(案)
 現在高野山では,2年生から3年生,4年生から5年生で学級編成を行っています。それを昨年度から,評議員会,PTA本部委員会等で見直していこうと話し合っています。 
 現在市内の小学校では,人数の多い学校では毎年全学年で実施しているそうです。理由は,子どもたちに多くの出会いを保障するとともに,仲間の固定化による人間関係づくりの難しさを解消してあげようという思いがあるようです。
 本校でも,昨年度6年生と昼食を共にする中で,「仲が悪いわけではないが,5年生でできた集団を意識してしまい,自由な交流ができない。」という話を聞くことができました。高野山小も,人数が少しずつ減ってはいますが,500人を越える大きな学校です。

 そこで,次年度から毎年の学級編成を全学年で実施してはどうかと考えています。本来ならば,4月のPTA総会等で話題にし,ご意見を伺いたかったのですが,コロナウイルス感染症の関係で今になりました。
 この取組については,来月中に保護者の皆様からご意見をいただくと共に,PTA役員会や学校評議員会にて相談し最終決定を行いますので「お知らせ」の通知が届きましたらご協力ください。
 最後に,10月は,「にっこり笑顔で!笑顔は相手を受け入れることができる証です。」を目標にします。ここまで,以下のように子ども達に話してきました。宮沢賢治さんの「雨にも負けず」にちなんでの取組です。コロナ禍では大きな声であいさつをしたり,握手やハイタッチをしたりすることが難しいですが,気持ちを込めて行うよう指導しています。


いさつができ!あいさつは人と人をつなぐアイテムです。(6・7月)
を見て聞ける!話者を見て話を聞くことは人としての基本姿勢です。(8・9月)
っこり笑顔で!笑顔は相手を受け入れることができる証です。(今月)

今月もどうぞ,よろしくお願いいたします。

校長 安田 憲司

〔校長室から〕何かひとつ!長く続けられるものを見つけよう!

何かひとつ!長く続けられるものを見つけよう!

校長  安田 憲司 

 20日間という短い夏休みでしたが,各家庭では計画どおりに過ごすことができたでしょうか?きっと物足りなかっただろうと推察します。でも私は,今日の朝元気よく登校してきた子どもたちの顔を見ることができ,とてもうれしかったです。


 1学期の終業式で私は今年も課題を1つ提示しました。いわゆる校長先生の宿題!それは“夏らしい食べ物を口にすること”なのですが,この課題,どのくらいの子どもたちができたでしょうか?本日の始業式の後,各クラスで担任の先生へ報告してもらうことになっているので,結果は後日ホームページ等でお知らせしたいと思います。私は,スイカ,トマト,トウモロコシ!しっかり3つ食べることができました!他にも冷やし中華,素麺など堪能することができました。1日に3食も対応してくださった保護者の皆様!本当にありがとうございました。24日からは,給食も始まりますので,平常モードになります。


 さて,いつもより長い2学期が始まりました。本日より12月24日の終業式まで登校するのは76日間。最も長い2学期です。運動会や校外学習と盛りだくさんの2学期です。1学期にできなかった健康診断も行われますし,身長や体重の測定も行います。行事が復活していきますが,コロナウイルスに注意しながら一歩ずつ進んで行きたいと思います。


 長い2学期だからこそ,高野山小の子どもたちに頑張って欲しいことを1つ提示しました。それは「何かひとつ,長く続けられることをみつけて,それに取り組んで欲しい」ということです。たとえば「毎日,元気よくあいさつをする。」「1日に1回は先生と話をする。」「手を毎回ていねいに洗う。」「掃除中は,絶対にお話をしない。」など,特別なことではなくて良いのです。2学期最後まで続けることができた人は,きっと今よりも素敵な人間に成長することができると私は思います。今日頑張ると決めたことを,12月24日までやり通す!!私は,子どもたちがどんなことを決めたか,知りたくてわくわくしています。週明けの8月24日スタートです!もちろん!校長である私も頑張ります!


 最後に,8・9月は,「先生や友達の話は耳だけでなく,目で聞こう」を目標にします。話を聞くための基本的な姿勢です。昔私の友達がテストでいつもよい点数をとっていたので,どんな方法で勉強をしているかたずねたところ,「ぼくは,授業中先生の発言や友達の発表のとき,いつもその人をみて話を聞くようにしているだけだよ。」と教えてくれました。実際にまねをしたところ,勉強がよくわかるようになってビックリしたことを思い出します。話をしっかり聞くことは,基本中の基本だったのです。

2学期もどうぞ,よろしくお願いいたします。 

〔校長室から〕今週末から2学期スタート!

 お盆期間が終わり,今日から学校も2学期に向けた準備が始まりました。連日熱中症アラートが関東地方に出され,うだるような暑さが続きます。短い夏休み。子どもたちは元気で過ごしているでしょうか?今週末の21日から2学期です。今日は始業式でどんな話をしようか思案していますが,終業式での校長の講話を振り返ってみます。講話の中で,宿題を1つ出しています。「夏らしい食べ物を食べてみよう!」というものです。子どもたちは,どんなものを食べたかなあ。


【終業式での話】

 こんにちは。安田校長先生です。今日で1学期も終わります。登校した日数は39日。短い1学期でしたが,うれしかったことが3つあります。

 1つめは,あいさつ。玄関や廊下,階段で出会ったとき,みなさんから進んであいさつをしてくれたこと。校長先生はとってもうれしかったです。今朝も明るく「安田校長先生,おはようございます」と校長室の私に1年生であいさつしてくれた人がいます!名前を付けてあいさつをしてくれた事もうれしかったです。

 2つめは,姿勢です。校長先生は毎日全部のクラスを見て回っていました。気づいている人,たくさんいましたよね。その中でいつ見ても姿勢のよいお友だちがいたことが校長先生はうれしかったです。  

 3つ目は,コロナウイルスとの闘いで負けなかったこと。マスクを付けたり,しっかり手を洗ったりしていたので校長先生はうれしかったです。
 明日からは20日間の夏休み。もう計画は立てましたか?私は8月生まれなので,誕生日には大好きなものを食べる計画を立てています。何だか分かりますか?夏らしい食べ物3つです。

 ①すいか,②トマト,③トウモロコシです。

 もちろん!その日の夕ご飯はカレーライスに決定しています!今年はコロナウイルスの関係で,花火をみたり,プールにいったりは難しいですが,ぜひみなさんも夏らしいものを食べてみませんか?何を食べたか8月21日の始業式で教えてくださいね。


 最後に,2学期のことをお話しします。8月21日から始まる2学期ですが,昨日我孫子市内全ての校長先生方で話し合って2つのことを決めました。


① 運動会を10月31日(土)に行う予定です。
② 部活動を9月1日から始める予定です。


 今,日本全国でコロナウイルスに感染する人が増えているので心配ですが,高野山小学校全ての先生方で話し合い,どうすればできるか作戦を立て,2学期になったらお手紙で伝えるので待っていてください。
 なお,音楽・陸上などの部活動に参加するみなさんは,熱中症には十分に気をつけながらも,夏休み中は,ぜひ体力を高めることも計画に入れて欲しいと思います。
それでは,この後 飯塚先生からの大切なお話を良く聴いて,素敵な夏休みに。


 See you next time!See you later!See you!

〔校長室から〕8月になりました

い よ い よ 夏 休 み!


校長  安田 憲司  

 高野山小学校は,本当に多くの方々に守られていることを感じています。PTAや地域の皆様による登下校の見守り活動や清掃&消毒作業のボランティアです。ウイルスという目に見えない細菌と闘うために我々ができることは,地道な作業しか今はありません。毎日全職員で行っているこの取組ですが,お手伝いいただいたことで,時間を生み出すことができ,子どもたちのために生かすことができました。本当にありがとうございました。

 
 さて,1日に何度か校舎内を歩いて,目に付いた様子をホームページにて保護者の皆様にお届けして参りました。ご覧になったことはありますか?1学期は授業参観も実施できませんでしたので,廊下掲示をはじめ,教室を訪問した記事を掲載して参りました。明日からはお休みに入りますので,児童の姿をお届けすることはできませんが,今後とも可能な限り学校の様子について触れていければと思います。

通 知 表 に つ い て(お知らせ)

 例年は1学期・2学期・3学期末に通知表を渡していました。
 しかし,今年度は10月と3月の2回の配付となります。よって,今年度のみ市内統一で通知表の表記を「1学期・2学期・3学期」ではなく,「前期・後期」とすることにします。
 また,長い休校期間明けということで,多くの子どもたちの運動能力が戻っていない様子が見受けられます。高野山小学校としては,10月2日までの体育の内容を,年度当初計画した内容ではなく,子どもたちの安心・安全を最優先にし,基礎的な体力を取り戻すこと,新しい生活様式に合わせた授業のルール・規則を身につけることなどに重きを置いた授業としています。本来実施するべき内容については,2学期以降(来年度以降も含め)に行います。そのため,通知表の評価については,本来であれば,三段階で評価がつくところ,斜線とさせていただきます。例年とは違う評価の方法となりご心配おかけしますが,よろしくお願いします。
 なお,6年生においては,今年度で卒業となり,次の学年へ単元の繰り越しができないため,それぞれの観点ごとに3段階で評定をつけます。
 2学期もどうぞ,よろしくお願いいたします。 

〔校長室から〕今年の夏休みは20日間

今年の夏休みは20日間


校長  安田 憲司

 
 7月になりました。学校は学期末を迎えています。

 本校では,今回の新型コロナウイルス感染症に対応する中で,「ウイルスと共に生きる」という体験から,生きる力や予測不可能な事態との向き合い方を身に付け,「自分も友達も大切にできる子ども」を育てていきたいと考えています。ウイルスは見えません。ですから「飛沫感染であること」や「よく考えて予防すれば決して怖くないこと」を学年に応じて説明しています。

 また,先生方は,「できない」から「工夫すればできる」という発想の転換をしながら,できる限り通常に近い形での教育活動を展開しています。この様子は本校のホームページでもお伝えしたとおりです。

 6月22日から一斉登校がスタートしてまだ間もないのですが,やはり学校は子どもたちが主役だと,賑やかな声を聞く度に思います。子どもたちが健やかに育っていくよう全力で頑張らねばという思いを強くしたしだいです。「毎日学校に登校できること」「クラスみんなで学習したり遊んだりできること」「友達みんなで給食が食べられること」こんな当たり前のことができることを喜び合う。校長の私も生まれてから今日まで,1度も経験したことがない大きな動きが世界中で起きるなんて誰が想像できたことでしょう。

 それにしても,高野山の児童は,3月から三ヶ月間,家庭学習をよくがんばりました。本を読んだり,算数に挑戦したり,縄跳びをとんだり,歌をきいたりと自分で計画を立てて良く取り組みました。さすが高野山小の児童だと感心しております。

 少しずつ以前の姿にもどりつつある社会ですが,学校では,身体的距離の確保,マスクの着用,手洗いや消毒の励行,3密(密集,密接,密閉)を避ける等の感染症予防対策や指導に今後も全力で努めてまいります。さらにこれからは,熱中症対策にも十分に気を付けて参りますのでご家庭でもご協力をお願いします。

 現在各クラスでは,3月に学習すべき内容を取り戻しながら新学年の学習に入っています。順調に進めてはいますが,これがなかなか大変です。これまで夏休みの前にお渡ししていた「通知票」は,休校の関係で10月2日にお渡しすることになりました。夏休みも短くなるので,いわゆる“夏休みの宿題”も大幅に見直しが行われています。詳細は個別面談時にお伝えします

 さて,6月12日付けで本校に1名少人数指導教員が配置されました。講師としての経験もあり,本当に心強い限りです。基本的には4年生の算数を中心に指導にはいってもらっています。詳しくは,学校だより裏面をご覧ください。

 また,子ども見守り隊をはじめとする地域の方やPTA役員の皆さんのご支援・ご協力にも心より感謝します。ありがとうございました。今後とも引き続きお力を貸してください。
 最後に,8月1日から子どもたちが楽しみにしている夏休みがやってきます。保護者のみなさま,地域のみなさまに見守られ,大きなケガや事故もなく無事に夏休みが迎えられそうです。心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 8月21日からの2学期もどうぞ,よろしくお願いいたします。

〔校長室から〕学校の再開に向けて皆様へ感謝の言葉を贈ります(6/1号)

校長 安田 憲司  

 新型コロナウイルスのため4月8日からの臨時休校の間,学校は見事に咲いた桜も既に新緑の季節を迎えています。

 はじめに,新型コロナウイルス拡大防止のために,医療等各方面の機関に従事していらっしゃる地域の皆様,休校中の子ども達の生活や学習に対しましてご協力いただいている保護者の皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございます。昨年に引き続き本校にお世話になります校長の安田です。コロナ騒動で今年度の職員の紹介もできませんでしたが,4月1日付けで異動となりました教頭他10名の先生方が新規採用または他校からおいでいただきました。そして,お休みをいただいておりました4名の先生方が戻って参りましたことをご報告いたします。

 思い起こせば5月23日が運動会の予定でした。昨年は暑さのため途中で延期をしなければいけない状況だったことを思いだします。

 さて,学校では,これまで学校再開に向けて密集,密接を避けるための手立て等を考えたり,環境整備を行ったり,分散登校の開始に備えてまいりました。

 ホームページや電話を活用した子どもたちの健康確認や毎週金曜日の励ましと課題確認のメール。5月8日からは各家庭への訪問と課題の配付を行ってきました。  

 長い家庭生活で登校意欲が心配されていた新1年生は,保護者の皆様のご理解とご協力をもって時間差による体験登校も無事全員の参加で行う事ができました。 

 25日の分散登校練習日では,再開に向けた第1段階として「新しい生活様式 高小バージョン」を示しながら,再開に向けた学校生活について確認することができました。子どもたちの元気な顔を見ることができ,私たち教職員も元気をもらうことができたと話していました。

 児童の皆さんは,学区内にも新型コロナウイルス感染拡大防止関連各機関で昼夜を問わず従事してくださっている方がいらっしゃることを意識して行動できるようお願いします。6月1日以降も登校しない日がありますので,マスクの着用も含め,外での行動については,ご家庭でも声かけをお願いします。

 教職員一同,一丸となってこの緊急事態をのりきっていきたいと考えておりますので,今後とも,ご理解ご協力の程,よろしくお願い申し上げます。

では,雨の季節6月になります。学校での生活の様子は,ホームページ等でお知らせしていきます。

 今月も,どうぞ,よろしくお願いいたします。

〔校長室から〕6年生との思い出を語る

「3月は,卒業の月」

                                     校長 安田 憲司

 6年生が5,6名ずつ校長室を訪れ一緒に給食を食べる企画も残念ながら最後の1クラスを残して

終了してしまいました。12:20~12:55までのたった35分間ですが,その間

様々な話をしながら楽しい時を過ごしてきました。6年生とは,これまでコンクールや競技会,

修学旅行や校外学習で一緒に行動することはありましたが,じっくりと膝つき合わせての

会食をする機会もなかったので,校長としてとても楽しみな企画です。

「担任の先生はどんな先生なの?」「クラスをひとことで言うとどんなクラス?」

「今一番こだわっていることは何?」などの問いかけに,実に自然に回答してくれます。

 また,同時に私のこれまでの歩みについても紹介しています。「昔はバンドを組んでいて,

音楽活動をしていたのだよ」と話すと,今度聞かせて欲しいなあとうれしい声。

こういう触れ合いの時間を与えてくれた6年部の先生方,参加してくれた6年生に感謝です。

 6年生と過ごしていて気づいたのですが,6年生はどのクラスの人も,きちんとした

言葉遣いや気遣いを見せてくれたことです。さすが最上級生!

 そういえば,先日行われた「ミュージックフェア」でも同じ事を感じました。下級生を気遣い,

これまで身につけた技能を存分に発揮していました。教務主任の村岡先生は,あまりにも

見事な演奏だったので,途中で写真を撮ることも忘れて聴き惚れてしまったと話していました。

私も同感です!合唱部も,吹奏楽部もひとり一人が自信をもって表現している姿は

本当に立派でした!

 残すところわずかではありますが,6年生として学校をリードしてきてくれた101名が

今後どんな活躍を見せてくれるか楽しみです!

 最後に,2月16日に行われた「利根町駅伝大会」に出場した本校の選手が男女とも優勝する

という快挙を成し遂げてくれました!このアベック優勝は,本校の45年の歴史になかでも

例のない素晴らしい出来事だと聞いています。ゴールまであきらめずに走り抜いた選手のみなさん。

優勝チームには入れなかったけど,共に汗を流し練習に励んできた陸上部のみなさん。

 そして,その選手を励まし,支えてくださった保護者のみなさまと指導にあたった先生方に

深く感謝するとともに,ここにその快挙をお知らせいたします!

 残りわずかな令和元年度ですが,どうぞよろしくお願いいたします。

  

〔校長室から〕「大変なときもごまかさないでやるべきことを行う」

「大変なときもごまかさないで やるべきことを行う」

                                     校長 安田 憲司

 先月号で今年1年のめあてを立てたことをご報告しましたが,みなさんはめあてに向かって取り組んでいますか?私は,「健康に過ごすために自分にできることを行う」と定めたので,早速自分にできることを探して取り組んでいます。でも,いつも「今日くらいは気にせずごはんを食べちゃおうかなあ」と弱い自分に負けてしまいそうになっていました。そんなとき次のようなお話に出会いましたのでご紹介します。

 2020年は東京オリンピックですが,アトランタオリンピック,シドニーオリンピック,アテネオリンピックと続けて金メダルを取った柔道日本代表の野村忠宏さんのエピソードです。

 彼は,金メダルをとった日,次の日に試合のある選手の荷物を用意したり,時間を教えたりとお世話係をきちんと行っていたそうです。柔道着をとても丁寧に畳み,バッグにしまう。メダルをとったので,インタビューやら取材で寝る時間も無いほど忙しいはずですが,それが日本チームの決まりだからとせっせと行ったそうです。

 また,柔道日本代表監督の山下泰裕さん(元ロサンゼルスオリンピック金メダリスト)は,「全日本チームが目指すのは“最強の選手”ではなく,“最高の選手”」と仰ってます。柔道だけが強い「最強の選手」ではなく,柔道も強いけど人としても素晴らしい「最高の選手」という意味なのだと思います。

 オリンピックで金メダルを取ることはとても大変なことです。きっと体だけでなく,心もかなり疲れていたことでしょう。それでも,野村選手は甘えず自分のやるべきことを他の人に負けないように行っていた。野村選手は,山下監督の仰るところの「最高の選手」なんだと私は思いました。

 私たちは疲れていたり,忙しかったりすると,つい弱い自分の心に負けてやるべき事をやらなかったり,ごまかしてしまったりすることがあります。そんなとき,この「最高の人」を思い出して,人として大事なことをきちんとできる,そういう人でいようと思いました。

 さて,あと30日登校すると6年生は卒業となります。これからの1日1日がより一層大切な日々となりますので,高野山小学校の児童のみなさんも,「最高の人」を目指して歩んで欲しいです。

 そして,今日2月3日は節分です。自分たちの心の中にいる「適当にやったりごまかしたりする鬼」を外に追い出し,自分の弱さに負けないよう,校長先生も豆まきを大きな声を出して行いたいと思います!みなさんも是非!

  今月もどうぞ,よろしくお願いいたします。 

〔校長室から〕あけましておめでとうございます!

「健康に過ごすために自分にできることを行う」

                                      校長 安田 憲司

 

 新年あけましておめでとうございます。

 2020年というオリンピックイヤーがスタートしました!それと共に,3学期という一番大切で,そして最も短い学期が始まりました。短いので,ちょっと油断しているとあっという間に終わってしまいますが,私は,609名のみなさんと一緒に楽しく充実した日々が過ごせるかと思うと今からわくわくしています。 

 

 地域・保護者のみなさまにとって2019年という年はどんな1年だったでしょうか?

 私は,校長として判断に苦しんだ1年だったように感じています。そのほとんどは,異常といえる気象状況による判断です。暑すぎる5月や寒すぎる7月の気温。9月から10月の台風や大雨。秋はいつ来たのだと感じたあたたかい11月。寒暖差に苦しんだ12月。これからは,「例年どおり」という気持ちでいたのでは対応に苦慮することになるのだと気持ちを引き締めております。

 さて,「1年の計は元日に有」とはよく言いますが,みなさまはどのような計画を立てられたのでしょうか?私は「健康に過ごすために自分にできることを行う」という計画にしました。「お酒や食事も過ぎると良くない」ですし,「適度な運動は大切」です。ストレスをためるのはだめです。いずれも昨年を振り返り,反省したことを元に考えました。これを定期的に振り返り,自分自身に問いかけることは,簡単そうに見えてなかなか難しいものです。変わると言うことは難しいことだからです。どうしても人間は今までどおりにやりたくなってしまうものだと,これまでの経験から学んできました。

 つまり,この計画を実現していくためには「今までどおりにやりたいという自分の甘えた気持ちを捨てて,新しい気持ちで挑戦していくという心がけが大切になる」ということです。

 高野山小学校の子どもたちも,2学期の終業式で「新たな年,自分なりのめあてをもとう」と話をしたので,きっと様々なめあてをもって学校に来ていると思います。中には,考えてはみたものの,まだ決まっていない人もいるでしょう。でも慌てる必要はありません。友達や家族,先生と相談しながらじっくりと昨年を振り返り,今の自分にピッタリの計画を立てれば良いのだと伝えていきます。そして,教職員が一丸となって子どもたちが立てた計画の実行に少しでも支援できるようにかかわっていければと思っています。

 本年もご支援,ご協力をよろしくお願いいたします。

【校長室から】いよいよ師走!残り1か月です!

「自分に厳しくする冬休みにしよう」

 

校長 安田 憲司 

 今年も残すところ僅かとなりました。2019年も,子どもたちは学習も生活もがんばり,仲間と仲良く過ごすことができました。これも保護者,地域のみなさまの子どもたちのため学校運営や教育活動にご理解とご支援をいただいたお陰と感謝しております。ありがとうございました。

 冬休みは短期間ですが,年末・年始を含むので,子どもたちは様々なことを体験できます。しかし,「交通事故,誘拐,変質者からの被害,携帯サイト,万引きなど悪いことへの誘惑など」様々な出来事も予想されます。学校でも指導を行いますが,各ご家庭でも十分に話してあげてください。

 さて,終業式で子どもたちに話をしようと思っていることがあります。それは「自分に決められたルールを自分に厳しく守らせるようにすることが大事」だということです。つまり,「自分に厳しくする」と言うことです。

 普段はチャイムで時間に縛られている私は,長期休業となると,「これくらいはいいかなあ」と思ってしまい,大掃除をはじめ,家族で分担した作業内容をついつい後回しにしてしまうことが良くあります。でも,そうやって自分に甘くしていると,いつの間にか生活習慣が乱れてしまい,3学期からの生活や健康にも影響してきます。

 これではいけないと,私は今回の冬休みは「自分の弱さを知り,そうならないようにしていこう!」と考えています。そう思うようになったのは,11月24日に行われた「うなきちカップ5時間耐久レース」で見事消防署の連覇を阻み優勝した高野山小学校の先生方を応援したからです!優勝は付け焼き刃の練習ではできません。私は,参加した先生方が4月最初から子どもたちの先頭に立って走り続けていたことを知っています。誰よりも近くで努力する姿を見ていたので,本当にうれしい出来事でした。何度もくじけそうになる気持ちを奮い立たせながら走る姿は感動でした。校長の私も先生方に負けないように,いつでもできるようなちょっとした楽しみに負けて,自分のやるべきことや目標にしていることを休んでしまうような弱さを捨てて,自分に厳しくなろうと思います。そして,子どもたちにも「自分にかてるようになろう!」と語りかけ,1月7日の始業式では,元気な笑顔に会えることを楽しみにしていると伝えたいです。

 どうぞ,みなさま良いお年をお迎えください。

 来年もよろしくお願いいたします。

【校長室から】11月にはいりました。

今年もあと2ヶ月になりました

校 長  安田 憲司 

 

 気がついてみると2019年も,いよいよ今月と来月のみとなりました。月日がたつのは本当に早いものです。季節も同じです。私の通勤路から見える富士山も白い帽子をかぶり,高野山小学校でも周辺の葉が色づいて,秋の深まりを肌で感じることができる頃となってきました。

 子どもたちは今,11月15日(金)の音楽会,16日(土)のふれあい祭りでの音楽発表に向け練習に余念がありません。当日は,子どもたちが一生懸命に歌う姿をお見せできることと思います。どうぞ,お楽しみに。

本当の意味での友達とは・・・

 6年生から卒業アルバムの撮影や文集の原稿依頼が届きました。市内陸上大会や音楽発表会等が終わり,次第に「卒業」という小学校生活最大の行事に向け,準備が始まりました。

私は教員生活も34年目に入り,これまでたくさんの子どもたちとの出会いと別れを経験してきました。教員3年目に初めての卒業生と迎えた卒業式では,教室にもどってから泣きながら話をしたことを今でも鮮明に覚えています。また,要領がつかめず,諸先輩の先生方にサポートをしてもらいながら,前日まで文集の綴じ込みをしたり,教室の掃除をしたりしていたことを思い出しました。今その頃の教え子達は立派に成長して,その学校のPTA本部役員として活躍してくれています。今年の6年生101名もどんな成長を見せてくれるかと思いながら私からの卒業にあてたメッセージを書いています。

 さて,私が小学校を卒業するときに,担任の先生から投げかけられたのは「杜子春」というお話でした。ご存じでしょうか?主人公杜子春が仙人のおかげでお金持ちになると,たくさんの人達がちやほやしてくれるのですが,お金がなくなったとたんにそういう人達がいなくなってしまうという場面が何度かでてくるのです。お金やその人がもっている物をめあてで集まってくる人達は,無くなるといなくなってしまう。そういう人達は本当の意味で友達ではないのではないか,と先生から教えていただきました。「いつでもどんなことがあっても,また,相手の人が困っているときやつらいとき,落ち込んでいるときも,ずっとそばにいて励ましてくれるような人が本当の友達ではないか」と。

子どもたちも,そういう友達のひとりになれるといいですね。お互いにそういう友達同士でいられたら,それはもっと素敵なことだと思います。これからの学校生活の中で,本当の意味で友達になることを目指していけるといいなあと思います!もちろん,そういう友達とすでに出会っている人は最高ですね! 

 今月もどうぞよろしくお願いいたします。

【校長室から】10月に入ります!

あいさつパーフェクト70名!!

 

校長 安田 憲司  

 

 10月の「全校朝礼」では,1学期に取り組んだ校長先生の宿題「あいさつ運動」の結果報告を行いました。5つの視点「①笑顔で ②大きな声で ③ハイタッチも ④名前を付けて ⑤自分から進んで」の全てを心がけたと自己評価できた児童は全校で70名。高学年は自分に厳しい人が多いようですが,6年生で5名,5年生で5名はパーフェクトだと自信をもって報告してくれました。あいさつは,生活していく上でとても大切です。今後も,気持ちの良いあいさつを全校の児童ができるよう励ましていきたいと思います!

 ちなみに2学期は「だまって掃除をする」です。9月の修学旅行あけ,職員室前の廊下を黙々と掃除していた6年生には本当に感心しました。最高学年が目当てに向かって積極的に取り組んでいる姿はとても好感がもてます。全校朝礼で,そのことを全校に紹介しました。10月は,この6年生を見習うとともに,さらに「一工夫」しようと投げかけました。私は,定期的に全校を巡回して,黙々と掃除をしている人を探すことをお知らせしました。あいさつ運動のように,高野山小学校の児童が目当てに向かって全力で取り組む姿が見られると思うと,今からわくわくしています。

 

ようこそ校長の住む成田・働いていた香取市へ

 3年生は「房総のむら・航空博物館」,4年生は「佐原・伊能忠敬記念館」へ校外学習に行ってきました。私は,成田市在住であり,この3月まで香取市で勤務していましたので,故郷へもどった感じでした。いずれの場所でも知り合いに会いましたが,その時に「高野山小学校は,態度がいいですね!」とお褒めの言葉をいただきました。一緒に見学した多くの学校と比較しても,確かに良い態度で見学していたように思います。残りの学年の見学も楽しみです!

 今月も,どうぞよろしくお願いいたします。

2学期がスタートしました!

夏休みの思い出を胸に再スタート

校長 安田 憲司 

 

 楽しかった夏休みが終わり、高野山小学校に子どもたちの元気な声と先生方の生き生きとした顔がもどってきました。どんな夏休みだったのか、ひとり一人から聞いてみたいものです!

 さて、7月19日の終業式では、校長からの課題として

夏らしい「食べ物」夏らしい「自然」夏らしい「遊び」に注目せよ!

の3点を子どもたちに提示しました。テーマは「夏らしい」です。せっかくの夏だから満喫しようと呼びかけました。9月2日の始業式では、各学年の子どもたちにどんなことに注目したかをインタビューしました。ちなみに、校長のわたしは、「食べ物」はトウモロコシ、「自然」は夏の星空、「遊び」は線香花火です。保護者や地域のみなさま方の「夏らしい」はどんなことでしょうか?

 

2学期の児童の目標は、

「だまって掃除をして、校庭で元気よく“あそぶ”!」です。

9月は、黙動に心がけ、10月は加えて「一工夫」、11月は加えて「時間の使い方」をテーマに子どもたちと共に歩んでいきたいと思います。「黙動」というのは簡単ですが、これがなかなか難しいものです。

 ところで、掃除は何のためにするのでしょうか。答えは、学校をきれいにするためなのですが、それはなぜでしょうか?また、どうして子どもたちと先生方で掃除をするのでしょうか?掃除専門の業者に依頼した方がよりきれいになるのではないでしょうか?専門家が無理ならば、保護者や地域のみなさまに依頼するのはどうでしょうか・・・そんなことを考えてみると、高野山小の子どもたちと先生方で毎日掃除していると言うことには大切な目的があると言うことが分かります。

目的の1つは「掃除から学ぶことがたくさんある」ということです。

掃除をすることで,自分が使う場所はきれいにしておくとやる気が出ること、

ものは大切にするということ、

一生懸命に働くことは大事だと言うこと、

お互いに協力するは大切だと言うことなどを学ぶことができるからです。

 

 ただ、いい加減な気持ちで取り組んだり15分間適当にやれば良いのだと思って取り組んでいたりしたのでは、学ぶことはできないと思います。仕方なくやることも同じく意味がありません。

 何のために掃除をするのか、なぜきれいにするのか、なぜよごれをとるのか、なぜ自分たちでするのか。そういうことを真剣に考えながら掃除ができると、そこから学ぶことも多くなると思います。

 

 だまって掃除に取り組む 2学期も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

いよいよ7月です!

いよいよ夏休みになります

~ 通知票とワークテストの話 ~

校長  安田 憲司  

 

 7月になりました。学校は学期末を迎え、先生方は成績処理の作業に取りかかっているところです。そして、もうすぐ通知票を子どもたちに渡します。私は子どもの頃、「通知票とテストは何のためにあるのだろう」とよく考えていました。それが分かったのは、なんと私自身が教師になった時です。

テストは、教師自身の指導の反省と、クラスの子どもたちがどこまで理解してくれたかを見取るための物差しです。また、通知票は、現時点での子どもたちの学習や生活、行動の状況を保護者へ伝える説明資料だとわかりました。

 毎回テストを行う度に、指導が十分に行えなかった部分が分かり、次の手立てを考えました。ついつい点数だけが一人歩きしてしまいますが、「課題を見いだす手立てとしてテストがあること」を、教職員、保護者の皆様とあらためて確認し合いたいと思います。

 保護者のみなさまは、子どもたちの算数ノートをみたことがありますか?私が担任だったとき、算数の苦手なクラスを受けもったことがあります。私は、子どもたちに「筆算は大事な根拠だから消さないで四角で囲みなさい」と言う指導を積み上げました。というのも、筆算は、解答が間違っていたとき、どこに原因があるか判断する1つの根拠になるからです。立式がまずいのか、計算ミスをしているのかを見つけるには、筆算は大切な足跡です。教室は、間違っても良い場所ではありますが、間違いをそのままにするのでは成長が期待できません。現在本校では、算数の研究を行っています。子どもたちにどうやって力を付けていくか、現在全職員で考え実践を行っている最中です。研究で分かったことは、すぐに子どもたちの指導に生かしていきますので、ご家庭でもお気づきのことがありましたらお知らせください。

 さて、次に通帳票ですが、今年度は全ての学校で通知票の形式の見直しを行いました。けやき学級も変わります。また、働き方改革の1つとして、所見での記載内容の見直しが行われ、文字数の制限を行います。さらに、外国語活動や総合的な学習、道徳科の所見は3学期のみにすることになりました。そのため、十分にお伝えできない事柄は個人面談でお伝えします。お忙しいとは思いますが夏休みの個人面談にぜひお越しください。

最後に、もうすぐ子どもたちが楽しみにしている夏休みがやってきます。保護者のみなさま、地域のみなさまに見守られ、大きなケガや事故もなく無事に夏休みが迎えられそうです。心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。2学期もどうぞ、よろしくお願いいたします。 

 

校長室から~5月を振り返って

運動会を振り返って考える

校長 安田 憲司 

 

 5月25日の運動会は、たくさんの地域・保護者のみなさまにお越しいただき誠にありがとうございました。残念ながら酷暑のためプログラム23番の2年生「大玉ころころ」から、6月8日の1日参観日午前中へ延期となってしまいました。過日ご案内文書を発送してありますのでご覧いただき、お時間がございましたら学校まで足を運んでくださると、児童の励みになります。

今回は、暑さ対策として全児童を冷房のきいた教室へ戻す15分休憩や、お昼休憩時のエアコン完備の全教室開放など、さまざまな対応をいたしましたが、それだけでは十分ではないと考えています。そこで、現在、次年度以降の運営について、気候の変動に伴う対応も考慮に入れ、どうしていくのか職員と相談し、いろいろな対策を検討しているところです。今後PTA役員の方々にもお図りし、年度内には一つの結論に導く所存でありますので、今後ともご理解ご協力をお願いいたします。

 さて、5月15日のお昼の放送で放送委員会の児童からインタビューを受けました。テーマは、「校長先生の休日の過ごし方」です。

私の休日は、よくドラマや映画を見ています。子どもたちに紹介した曲は、「ボヘミアン・ラプソディ」という映画に出てきた「ウィ・ウィル・ロック・ユー」(英語: We Will Rock You)」という曲でした。放送室の中で高学年の児童がよく知っていると口ずさんでいたのが印象的です。音楽は、心を豊かにしますし、音楽をとおして心が通じ合うこともあります。実際、映画を見ながら同年代の方々と大変盛り上がりました。

最近は、「アベンジャーズ・エンドゲーム」を見て感動しました。

また、私は、音楽を聴くことや作詞・作曲もよくしています。休日は、自分の部屋でギターを弾きながらよく歌っています!これまでにたくさんの曲を作ってきましたので、機会があれば集会等で紹介したいと思っています。

 では、雨の季節6月になります。運動会後は、「わかる授業づくり」に向け、校内研究会も予定されておりますので、その様子は、ホームページ等でお知らせしていきます。

今月も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

5月だからこそ必要なこと!

5月だからこそ必要なこと!

~帽子・交通安全・一緒に行動~

校長 安田 憲司 

5月に入り、令和と元号が代わりました。世間は、新元号の登場と10連休にわきましたが、よい思い出がたくさんできましたか?

 さて、5月というと次の「3つの増える」を思い出します。

 1つ目は「紫外線」です。気象庁の観測データによる月別紫外線量から、5月あたりから紫外線量が増えていき、7~8月頃がやはり1番多くなっています。

5月は過ごしやすい気候でも、紫外線は多く、外で活動する時には注意が必要です。運動会練習もあり、学校では十分に気をつけていきますが、天気によっては帽子をかぶることもおすすめします。ただし、風で飛ばされて、交通事故になることもあるので、帽子にゴム紐を付けるなど工夫も大切です。

2つ目は、小学生の交通事故です。警察庁の集計で2014年からの5年間に歩行中の交通事故で死亡したり重傷を負ったりした小学生は全国で合計3276人、月別では5月の349人が最も多かったことが分かりました。特に小学校1年生の増加が目立っているそうです。また、内容別では「下校中」が多く、6割以上が「飛び出し」や「横断違反」などが報告されています。

 また、県内では、小学生が、停車中や走行中のバスや乗用車を触る事案が起きています。交差点等で速度を落とした際に触るようです。大変危険なので学校は十分に指導していきますが、ご家庭でもお願いします。

 3つ目は、「忘れ物」です。年度初めは緊張していることや、保護者の目が行き届いているので少ないのですが、5月に入り、慣れてきたところで増加してきます。「忘れ物はない?」という声かけも大事ですし、前日の夜に親子で一緒にそろえる習慣も大切です。親が全てやってあげるのではなく、お子さんと一緒にすることで身に付いていきます。鉛筆を削ることや、必要な物をランドセルに入れることを繰り返し一緒にお願いします。(学習に関係ないものは持たせないでください。

 最後に、4月19日に行われた学習参観・懇談会の際には、授業参観後に保護者全体会(学校経営説明・職員紹介)とPTA総会を実施したのですが、体育館に用意した椅子に座りきれない保護者のみなさまにお集まりいただきました。保護者のみなさまの本校の教育活動に対する高い関心度と共に、力強いご支援をいただいていることを感じました。ありがとうございます。今月は運動会もありますので、どうぞよろしくお願いいたします。

なかよく・すすんで・げんきよく!

自立した児童の育成を目指して

「なかよく すすんで げんきよく」

~ 平成31年度のスタート ~

校長 安田 憲司

 

 今年度より高野山小学校でお世話になることになりました、安田憲司と申します。香取市立山倉小学校から異動して参りました。子どもたちのためにがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 4月1日の校内辞令交付式では、新しく仲間入りする16名の教職員が高野山小学校の先生方にあたたかく迎えていただきました。初めて聞いた校歌。そして全職員で唱和した「なかよく・進んで・元気よく」の高小スローガン!さわやかな笑顔とキラキラした目の先生方と出会った感動は、きっとこの後も忘れません。

 さて、今年度もこれまで同様「なかよく(徳育)・進んでなかよく(知育)・元気よく(体育)」の合い言葉のもと、自立した子どもたちの育成に向かって、質の高い教育活動が行えるよう教職員一丸となって取り組んでまいります。

 また、4月5日始業式の校長の話では、子どもたちに、高小スローガンに加え、

「明るいいさつ・だまってうじ・一生懸命にんきょう」

の3つに力を入れてほしいこと。この3つの頭文字「あそべ」も大事だという話をしました。学校生活ではいろいろなことが起こると思いますが、最後は「笑顔」で下校できるよう精一杯支援してまいりますのでよろしくお願いします。

 最後に新1年生95名を11日の入学式で迎え、平成31年度の教育活動が始まりました。今年度も昨年同様、保護者のみなさま、地域のみなさまのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

「学校職員の働き方改革」へのご理解とご協力を

                     校長 金子 博之

 

 男性教員5名(管理職を含む)、女性教員2名、この人数は、ある日の朝の部活動実施日、7時に出勤している職員の数です。更に給食調理員、安全管理員も7時前に出勤し、仕事を始めているというのが、高野山小学校の早朝の様子です。

 2月14日に我孫子市教育委員会教育総務部長名で出された「学校職員の働き方改革について」という文書には、新年度の4月1日から実施される予定の「我孫子市学校職員の働き方改革推進プラン(案)」の概要が載っていました。保護者のみなさま方にはご理解とご協力をお願いする次第です。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 文書にもありました通り、

・業務の改善として

  週1日、18時00分退勤の「ノー残業デー」を設定します。(曜日未定)

  夏季・冬季休業中の学校閉庁期間の拡大をします。

  夜間・早朝の電話対応の時間を設定します。7時00分~18時00分

※委員会の文書では、7時15分からとなっていますが、高野山小学校では朝は7時00分から電話対応をさせていただきます。

④通知票の記載内容を見直します。

 学期ごとの通知票の内容を精選していきます。

⑤  家庭訪問を見直します。

1年生のみ実施し2年生以上は行いません。(ただし面談を希望されるご家庭や担任の方からお声をかけさせていただく場合は、学校での個人面談を実施します。)

・人員体制の整備として

⑥2024年度導入に向けて部活動指導員による支援体制の構築を図ります。

・部活動の在り方に関するガイドラインより

⑦週1日の「ノー部活デー」を設定します。(曜日未定)

今年度は木曜日でした。

今年度の「学校評価アンケート」で、『ノー部活デーの日も昇降口は、いつもと同じ7時05分に開けて欲しい。』というご意見をいただきました。最初にも書きましたが、部活のある日には、職員は、7時前には出勤し朝の部活動に備えています。ノー部活デーの日には、職員にも遅めの出勤を奨励しています。従いまして、朝の校内体制が手薄となっており、児童の対応ができないという点を考慮し、ノー部活デーの日は、7時40分に昇降口を開けさせていただいております。何とぞご理解とご協力をお願いいたします。

 

最後に、私事で恐縮ですが、今月31日をもちまして定年退職となります。高野山小学校では、2年間お世話になりました。

保護者のみなさま、地域のみなさまには、日頃よりご支援、ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

今後とも、高野山小学校の児童・教職員へのご支援、ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。


先生、うちのクラス、あと何人休んだら学級閉鎖

校長 金子 博之

 

 現在、高野山小学校ではインフルエンザが猛威を振るっています。保護者のみなさまも、我が子がかからなければ良いが・・・とご心配なのではないでしょうか。担任の先生方には、各学級で教室の換気と子どもたちへのうがい・手洗いの励行をお願いしているところですが、すでに先月中旬に1年生の一クラスで、3日間の学級閉鎖を実施しました。また、子どもたちが楽しみにしている「わんぱくタイム」も、感染拡大の恐れがあることから、やむなく中止とさせていただきました。高野山小学校でのインフルエンザのピークはこれからかもしれません。何かとやきもきする季節となりました。

 「学級閉鎖を実施するか、しないかというのは、どうやって決まるのですか?」

先日、保護者の方とお話ししている時にそんな、素朴な疑問の声をいただきました。

 「先生、うちのクラス、あと何人休んだら学級閉鎖?」と担任の先生に聞いてくる児童もいます。

 

 学級閉鎖は校長の判断で決まり、一定の数的基準とかがあるわけではありません。(学級の児童数の2割が休んだら・・・違います。)風邪による発熱ではなく、インフルエンザとお医者さんから診断された児童が増えてきたクラスがあったとして、その子達以外の他の児童の健康状態が重要なポイントとなってきます。発熱で欠席している児童が、インフルエンザと診断されるなどして、今後右肩上がりに罹患者が増えていきそうな勢いなのか、あるいはクラス内は終息に向かっているのか、インフルエンザだった児童がいつから登校できるか等々を確認し、学校医とも相談しながら、総合的に判断して決めています。

 間近に大きな校内行事などが控えている場合には、早めに学級閉鎖を実施し、蔓延を防ぐ対策を講じて、行事を実施するといった場合もあります。

 

 様々な状況を判断材料として、学級閉鎖を行うわけですが、保護者のみなさま方には、ご迷惑にならないよう、お手紙やメールにて事前にお知らせしていきますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

 

 あわせてお願いです。インフルエンザや発熱等での欠席のご連絡ですが、早朝は職員が手薄なために電話に出られないことがございます。連絡帳での連絡をお願いいたします。また、お電話の場合は、7時過ぎにお願いいたします。

(その際、すぐに電話に出られないこともあります。ご了承ください。)

 今月もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

礼儀正しく 誠実な日本人でありたい

 

                      校長  金子 博之

 

新年あけまして、おめでとうございます。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 高野山小学校の新年早々、1月の学校生活目標は、「礼儀正しい生活をしよう」です。『いいことはおかげさまで 悪いことは身から出たさび』という、相田みつを氏の言葉があります。ここまで徹底して、人間が謙虚になるのは大変ですが、これに一歩でも近づきたいものです。今の社会の状況を見ていると、相手の言葉尻をとらえて批判をしたり、自分に都合が悪いことが起こると他人のせいにしたり、相手が傷つくと分かっていながらいじめをしたり、振り込め詐欺などお年寄りのなけなしの蓄えを巻き上げたり、あおり運転で相手の運転手を脅かしたりと、悲しいことが多すぎるように思います。

 

 江戸時代に日本を訪れた外国人の多くが、日本人の礼儀正しさ、誠実で親切であること、誰もが学ぶ意欲を持っていて教養があることなどを本国への手紙や書物にして、驚き、敬意を表しています。もちろん、多くの日本人は今もそうであると思いますが、そうでない人が増えていることもまた、事実として認めざるをえません。

 

 昨年の10月に日本のパスポートが世界最強になったというニュースがありました。「パスポート・ランキング」で、日本がビザなしで行ける国が190カ国で、世界一になったというものでした。もちろん、これには経済的な理由や、国家間の取り決めなど、様々な理由があるわけですが、私は、一人の日本人として、このことをうれしくそして誇らしく思いました。なぜなら、日本人なら信頼できる、大丈夫と世界が認めてくれたと感じたからです。

 礼儀正しく、誠実な日本人であり続けたい。そう考えるのは私だけでは無いはずです。そうは言っても、毎日のせわしい生活の中で疲弊し、悩みや苦しみが重なって、時には怠け心が頭をもたげたり、悪い考えが浮かんだり、卑怯な気持ちがよぎったりしそうになります。年が改まり初詣に出かける一月です。悪い心を払って、いいことがあったらそれは身の回りの人のおかげ、悪いことがあったとしたらそれは自分に大部分の原因があったというくらいに相田みつを流に考え、今年は過ごしたいものです。

 本年もご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

社会体験のできる冬休み

                     校長 金子 博之

 

 今年も残すところ僅かとなりました。今年も、子どもたちが学習も生活もがんばり、仲良く過ごすことができました。これも保護者、地域のみなさまの子どもたちのため学校運営や教育活動にご理解とご支援をいただいたお陰と感謝しております。ありがとうございました。

 冬休みは短期間ですが、年末・年始を含むので、子どもたちは様々なことを体験できます。

 〇年末・年始の家の仕事を手伝い、仕事体験ができる。

 〇1年を振り返って、良かったことを確認して新年に続け、良くなかったところを反省し、自分をよりよくすることができる。

 〇年末・年始のさまざまな行事に参加し、日本の伝統・文化、習わしなどに触れることができる。

 〇新年に当たって、今年の目標を決め、これからがんばることをはっきりさせることができる。

 〇年末年始は、たくさんの人と出会うことができ、礼儀、挨拶、言葉遣い、人とのかかわり方などの社会体験ができる。

 〇年末助け合いなど、世界の子どものために行動する機会がある。

 以上のように貴重な体験ができるのが冬休みの特徴です。

 更に、常日頃から学校でも指導していますが、「交通事故、誘拐、変質者か

らの被害、携帯サイト、万引きなど悪いことへの誘惑など」にあわないように

十分に話してあげてください。1月7日始業式の日に、元気な子どもたちの笑

顔に会えることを楽しみにしています。

 どうぞ、みなさま良いお年をお迎えください。


看脚下

                    校 長  金子 博之

 校長室の月めくりカレンダーがいよいよ今月と来月の2枚となりました。月日がたつのは本当に早いものです。季節も同じです。高い山からは初冠雪の便りが届き始め、高野山小学校でも体育館脇のイチョウの葉が、黄色く色づいて、秋の深まりを肌で感じることができる頃となってきました。

 子どもたちは今、11月9日の合唱祭、10日のふれあい祭りでの合唱発表に向け練習に余念がありません。当日は、子どもたちが一生懸命に歌う姿をお見せできることと思います。どうぞ、お楽しみに。

 さて、昨年度本校に着任して真っ先に取り組んだのが、「あいさつ」と「靴を揃える」ということでした。あいさつについては、全校朝礼で児童に話をした際に、使用した掲示物を児童昇降口にしばらく掲示していましたので、保護者や地域の皆様の中にもご覧になった方がいらっしゃるかもしれません。

『 さきに 目をみて にこにこ あいさつしよう 』という水色の掲示物でした。おかげさまで、朝、学区を歩いていると子どもたちは本当に元気よくあいさつをしてくれるようになりました。『さきに』というのは実は難しいのですが、低学年の児童の中には、実践してくれている子が何人もいて本当にうれしい限りです。あいさつについては、児童会でも毎週木曜日の朝に「あいさつ運動(はっきりあいさつ、とまっておじぎ)」を実施しています。更に地域の方々にも照れずに元気よくできるようになればいいのですが・・・課題だと認識しています。

  このあいさつと同時に、昨年のうちから子どもたちに意識させたいと考えていたのが、「靴を揃える」ということでした。あいさつができるようになり、そして「靴を揃える」ことができるようになれば、本校の学校教育目標「自立」は、到達できたと考えても良いとさえ思っています。        

 禅の言葉で、看脚下(かんきゃっか)というものがあるそうです。意味は字の如く、脚下を看よ、自分の足下をよく見なさいという意味です。看るという字には、看護師の看という字からもわかる通り、「世話をする」という意味も含まれているそうです。お寺や他人の家にあがる際に、足下を世話する・・・つまり履き物をそろえなさい。という教えなのだそうです。

 私は、毎朝児童の靴箱を見ることが日課となっています。高野山小学校の子どもたちの七割の子どもたちは、靴をきちんと揃えています。きれいに整った靴箱を見ると、私の心も穏やかになりますが、乱雑に乱れた靴を見ると、この子は今朝、何かあったのだろうか。兄弟げんかでもしたかな?親に怒られたかな?と気になってしまいます。靴一つからでも、そんな心の変化がわかるものです。   

  靴を入れるという作業は、ほんの些細な作業ですが、一歩ふと立ち止まって、自分の気持ちを落ち着かせる。さらにはしっかりと切り替える、そんな作業にしてほしいと願っています。

 保護者の皆様、地域の皆様、今度高野山小学校においでの際は、是非、子どもたちの靴箱をご覧ください。その時、きれいに並んでいたらそれはうれしいことですが、もし、乱雑に入っている靴があったら、『落ち着いて』と、そっと直していただけたら幸いです。

 今月もどうぞよろしくお願いいたします。

自分の身を守るのは自分だと言うこと

校長 金子 博之

 

 すでに高野山小学校のホームページでお知らせしていたことですが、夏休み中の部活動に参加をするため、「いきなりステーキ」前の横断歩道を渡っていた児童が、赤信号で突っ込んできた車と接触するという事故がありました。幸いにも怪我の程度は軽傷でしたが車はそのまま走り去ってしまいました。当て逃げ事件です。警察にも通報し、現在捜査中となっています。子どもたちには、改めて青信号でも右、左をしっかりと確認するよう指導しました。ご家庭でも注意喚起をお願いいたします。

 

           7月   159回

           8月   131回

           9月   388回

           

 

 この数字は、何の数字でしょうか・・・・

 そんな問いかけから10月の「全校朝礼」は話を始めました。

実はこの数字は、日本全体の月別の「地震発生回数」なのです。(震度1以上)保護者・地域のみなさま方もご承知の通り、日本は地震の国です。9月上旬にも北海道で大きな地震が発生し、甚大な被害をもたらしました。地震はいつ、どこで起きるか分かりません。

 10月の「全校朝礼」では、もしも登下校中に地震に遭遇したら、どのように対応すれば良いのか、ということについてDVDを見ながら具体的に話をしました。

 ブロック塀や自動販売機など倒れてきそうなものから離れる。

 身を低くし、ランドセルなど丈夫なもので頭を保護する。

 丈夫な建物が近くにあれば避難する。

 

交通事故にあわないようにするのも、地震への対応も自分の身を守るのは自分という意識を子どもたちには常に持っていて欲しいと思います。守ってあげたくてもそこに大人はいないという場面があり得ます。だからこそ、そうした意識が必要になります。

 今月も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

地域の子は地域で育って欲しい

校長 金子 博之

 楽しかった夏休みが終わり、高野山小学校に子どもたちの元気な声がもどってきました。子どもたちの明るい声は、活気があっていいですね。こちらも元気になります。

 今年は大変暑い夏休みでしたが、そればかりではなく西日本の地域では、記録的な大雨の影響で、各地で土砂崩れや河川の氾濫が相次ぎ、大きな被害が出てしまいました。ご親戚の方が被害に、というご家庭があるかもしれません。一日も早い復興を心より願っております。

 さて、6月9日の読売新聞の読者欄に次のような投稿記事が載っていました。

 

 


女の子に声かけ 迷惑かけた     幼稚園職員  ○○ ○○ 75歳

 

 交差点で信号待ちをしていると、ピカピカのランドセルを背負った女の子がやってきた。「お帰りなさい。車に気をつけて、おうちに帰ってね」と声をかけると、突然、女の子がランドセルに付けていた、防犯ブザーが鳴り響いた。

 逃げるように横断歩道を渡っていく。女の子の後ろ姿を見て、知らない人に声をかけられたら、ブザーを鳴らすようにと家の人から言われているのだろうと思った。どんなに怖い思いをさせてしまったことか。

 顔見知りの卒園生だと、「はーい、気をつけて帰ります」とニコニコ応答してくれるので、知らない子どもにも同じように声をかけてしまったのだ。やはり、おせっかいだったろうか。自分では、親切なことをしたと思っても、かえって、迷惑なことがあるのだと痛感させられた。

 

 

 どんなに怖い思いをさせてしまったことか。・・・この方は、反省しているような言い方をしていますが、これが、現在の社会の様子だとすると、悲しいことですね。善意が善意とならないわけですから。

 幸いにも高野山小学校の学区で同じことが起きているという話は聞きませんが、保護者のみなさま、各町内会にお住まいのみなさま方の中には、少なからず、よその子には気を遣い、この新聞記事の方と同じよう気持ちで過ごしている方がいるかもしれないと感じ、学校にできることは何かと考えました。

 現在、我孫子市では「我孫子市子ども見守り隊」という組織を立ち上げ、保護者、地域の方々に子どもたちの見守り活動をお願いしています。しかし、そのことを肝心の子どもたちに紹介していませんでした。そこで、9月3日の始業式の日に、「我孫子市子ども見守り隊」の活動の紹介と、実際に登録いただいている保護者の方々数名に、学校に来ていただき、子どもたちに紹介させていただきました。(安全管理員の今井さん、三枝さん、千葉さんと交通安全推進隊の古賀さんも同時に紹介させていただきました)

 これで、少なくともこの人は不審者?ということはなくなるはずです。大人も子どもも安心して会話ができる。あいさつのあふれる高野山小学校に一歩近づけたかなと考えています。地域の子は地域の中で育って欲しい。・・・心からそう願っています。