校長室

【校長室から】いよいよ師走!残り1か月です!

「自分に厳しくする冬休みにしよう」

 

校長 安田 憲司 

 今年も残すところ僅かとなりました。2019年も,子どもたちは学習も生活もがんばり,仲間と仲良く過ごすことができました。これも保護者,地域のみなさまの子どもたちのため学校運営や教育活動にご理解とご支援をいただいたお陰と感謝しております。ありがとうございました。

 冬休みは短期間ですが,年末・年始を含むので,子どもたちは様々なことを体験できます。しかし,「交通事故,誘拐,変質者からの被害,携帯サイト,万引きなど悪いことへの誘惑など」様々な出来事も予想されます。学校でも指導を行いますが,各ご家庭でも十分に話してあげてください。

 さて,終業式で子どもたちに話をしようと思っていることがあります。それは「自分に決められたルールを自分に厳しく守らせるようにすることが大事」だということです。つまり,「自分に厳しくする」と言うことです。

 普段はチャイムで時間に縛られている私は,長期休業となると,「これくらいはいいかなあ」と思ってしまい,大掃除をはじめ,家族で分担した作業内容をついつい後回しにしてしまうことが良くあります。でも,そうやって自分に甘くしていると,いつの間にか生活習慣が乱れてしまい,3学期からの生活や健康にも影響してきます。

 これではいけないと,私は今回の冬休みは「自分の弱さを知り,そうならないようにしていこう!」と考えています。そう思うようになったのは,11月24日に行われた「うなきちカップ5時間耐久レース」で見事消防署の連覇を阻み優勝した高野山小学校の先生方を応援したからです!優勝は付け焼き刃の練習ではできません。私は,参加した先生方が4月最初から子どもたちの先頭に立って走り続けていたことを知っています。誰よりも近くで努力する姿を見ていたので,本当にうれしい出来事でした。何度もくじけそうになる気持ちを奮い立たせながら走る姿は感動でした。校長の私も先生方に負けないように,いつでもできるようなちょっとした楽しみに負けて,自分のやるべきことや目標にしていることを休んでしまうような弱さを捨てて,自分に厳しくなろうと思います。そして,子どもたちにも「自分にかてるようになろう!」と語りかけ,1月7日の始業式では,元気な笑顔に会えることを楽しみにしていると伝えたいです。

 どうぞ,みなさま良いお年をお迎えください。

 来年もよろしくお願いいたします。