校長室から発信
大盛況!吹奏楽部・春のコンサート
27日(日)、本校吹奏楽部・第7回春のコンサートが盛大に開催されました。大変にお忙しい中、市長・副市長・教育長にもご来校いただき、約3時間にわたるステージを最後まで熱心にご覧いただきました。
そして会場内の熱気、昨年も保護者・地域の方を始めとしたお客さんの多さに驚いたのですが、今年はまた、それをはるかに超えるみなさんにご来場いただき、たくさん用意した座席が満席となり、体育館後方いっぱいに立ち見の方が溢れているという状況でした。立ち見となってしまった方々には申し訳なかったのですが、本当に、年々応援していただける方が増え続けていることに感謝申し上げる次第です。
今回のステージは、卒業生を含めた吹奏楽部の生徒たち、卒業生特設合唱団、卒業生アンサンブル・ルミエール、本校OB、団友、そして布佐小学校と布佐南小学校が加わり、毎年ご協力いただいている、ソプラノ歌手の吉田真澄氏をお招きして行われました。地域の方もよくご存知の布佐中バンドのスタンダード曲やクラッシックに加え、オペラ「蝶々夫人」の演奏など、時間が経つのをすっかり忘れてしまう楽しい3時間を過ごすことができました。たくさんのお客さんの前で、精一杯自分たちの力を出し切った生徒たちの満足そうな爽やかな笑顔と最後の演奏を終えて涙する卒業生の姿に心を打たれました。
平成28年度も、きっと地域に出て地域のみなさまに笑顔を届ける活動を本校吹奏楽部はめざしていくと思います。引き続き、多くのみなさまの応援をよろしくお願い致します。
※春のコンサートの様子は「生徒の活動」のページにアッ
プしますので、そちらをご覧ください
図書ボランティアさんの熱い想い
3学期2度目の図書ボランティア懇談会を、前回参加できなかった方を中心に16日(水)に行いました。前回より少人数だったこともあり、本当にざっくばらんにお互いの意見を交換し合い、とても有意義な会となりました。
まず、おひとりずつ図書ボランティアを経験しての感想を話してもらいましたが、どの方も、最初は学校の敷居が高くて何となく気まずかったのだけれど、何回かやるうちに「そんなことはないんだ」ということに気がついて、仕事をするのも楽しくなりました。とおっしゃってくれました。本校の図書整理員さんとの距離も縮まり、親しげに話し合いをされていたのがとてもうれしかったです。
その後、来年度に向けての意見交換を行い、とても建設的で具体的な意見がたくさん出されました。以下にそのいくつかを紹介します。
①図書ボランティアの仕事のあり方を考えるために、図
書委員会を通して生徒のニーズを調査(アンケート)し
たい
②講師に来てもらって研修をするだけでなく、こちらか
らも先進的に活動している図書ボランティアがいる学
校の実際を学びにいきたい
③生徒にもっと魅力ある図書室にするために、入り口の
ドアを含めて装飾をするなど、ボランティアだけでな
く美術部にも依頼したい
④委員会活動の日に学校に来て、図書委員の生徒の生の
声やボランティアへの要望を聞いてみたい
等々です。
80名の卒業生たちの巣立ち!感動の卒業式
15日(火)、本校第69回卒業証書授与式が、教委委員さんを始めとした何と53名もの来賓のみなさん(これまでで最も多い)にご臨席いただき、保護者や多くの地域の方々が見守る中、盛大に挙行することができました。
2時間に及ぶ長い時間でしたが、生徒たちの式に臨む姿勢や態度は大変にすばらしく、終わって退場後、来賓のみなさまからも口々にお褒めの言葉をいただきました。
80名の卒業生は、証書授与のときの返事・巣立ちの言葉・歌(仰げば尊し・さくら)と3年間の精一杯の思いと感謝を込めて表現してくれ、その一生懸命な姿・成長した姿に思わず目頭が熱くなる思いがしました。なお、この卒業生たちの誇れるところ、自慢できるところは、80名全員が誰一人欠けることなく参列できたこと(午後からの校長室での個別卒業式はありませんでした)、そして、80名全員が見事に高校進学を内定させて晴れの舞台に臨めたことです。
1・2年生も同様に素晴らしい送別の言葉と歌(ジュピター)で、卒業生への感謝の思いと別れの気持ちを表現しました。その見事な姿に、両学年ともにこの1年間の成長と進級に値する力がついたことを確信しました。
卒業生はこの後、それぞれの進路先へ巣立っていきますが、ここに至るまで本当に多くの地域のみなさんに愛され、支えられたからこそ、今の成長した姿があります。式の中でも御礼の言葉を述べさせていただきましたが、改めて学校を代表して御礼申し上げます。「本当にありがとうございました」
地域を学ぶ!語り部さん訪問
本校総合学習の要である「布佐カリキュラム」のまとめとして、語り部さんへの訪問を9日(水)に実施しました。ふるさと布佐の歴史と文化を学び、布佐に対する愛着と誇りを身につけ、将来にわたって布佐の地に貢献できる人材を育てるための大切な取り組みです。
また「布佐カリキュラム」は、まさに今、小中学校で進めている小中一貫教育の柱として開発された布佐中学校区自慢のカリキュラムでもあります。
当日は、それまでの事前学習で調べたそれぞれのテーマごとに、各自が自分自身の課題をもって、語り部さんの話をただ聴くだけの受け身な学習ではなく、課題解決に向けた能動的な学習となるようにしっかりと準備して出かけていきました。
私も何か所かにお邪魔させていただきましたが、語り部さんたちの大変に熱の入ったお話に、生徒たちも真剣な表情で耳を傾けていました。こんなに素晴らしい学習の時間が卒業前にとれる3年生の生徒たちは本当に幸せだと思います。ご協力いただいた語り部のみなさんには改めて御礼申し上げます。
この学習をもとに、3年生たちは地域の未来への提言を一人ひとりが考えて「布佐カリキュラム」を閉じますが、どんな前向きな意見や考えが出てくるのか今から楽しみにしています。
※語り部さんから学んでいる一コマです。クリックしてご
覧ください。
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3年生の地域貢献活動
8日(火)、午後から短い時間でしたが、3年生が奉仕作業で利根川の土手沿いにゴミ拾いを行いました。実は、先日も地元・上町の人形祭りの会場作りの一環として、竹の運搬作業を行ったのですが、それに続く地域貢献活動です。
とはいっても、指導する学年職員だけでは広い範囲に目が行き届かず、危険な個所もあることから、結局、地域のみなさんにも20人ぐらいのお手伝をいいただき実施にこぎつけたものです。
4月並みの暖かさの中、生徒たちは額に汗して一生懸命に活動しました。聞くところによると、この場所の清掃は3年ぶりだということで、きれいになっていく様子が生徒たちにもうれしかったようです。
いつもいつも地域のみなさんからたくさんの支援をしてもらっている布佐中学校です。そのお礼ということも兼ねてこんな機会をもっともてたら…と思いはすれど、なかなか時間がとれずに実現していない現状があって残念に思っています。次年度からは生徒会執行部にも投げかけ、積極的に時間を生み出す工夫をしながら、様々な形の地域貢献活動に取り組んでいきたいと強く思った1日でした。
※ボランティア清掃の様子です。クリックしてご覧くださ
い。
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感謝を込めて!「3年生を送る会」大成功
7日(月)、3年生を送る会が行われました。外は雨模様ですが、例年よりも若干の暖かさが感じられる(でも寒かった…)体育館で、笑顔と感動に溢れる温かい時間が、本当にあっという間に過ぎ去っていきました。
1年生の発表は、劇と映像に加え、合唱団を組織して3年間の思い出を振り返りつつ、感謝の気持ちとメッセージがふんだんに込められたすばらしいものでした。大道具・小道具・衣装など、裏方も含めて学年生徒全員で取り組んだ様子が感じられ、1年間を通して本当によく成長したものだと改めて思いました。
2年生の発表は、戦前・戦後の世の中で生活している2人の中学生が入れ替わることによって、それぞれの世界を体験し、不満ばかり漏らしている今の自分の境遇、平和な世の中がいかに幸せなことかに気づいていく、また、戦争を肯定し、周囲の言うがままに流されて生きている自分の愚かさに気づき、自分は何を為すべきかを考えていくという大変に難しい、かつ大切なメッセージが込められた劇でした。さすが上級生、生徒たちの迫真の演技と見事な演出、学年全生徒のチームワークに、観ていた3年生がみるみる惹き込まれていくのが手に取るようにわかりました。
両学年とも、この3年生を送る会の成功をステップとして新しい学年に進級する、その証を全校の前で堂々と宣言したように思えた発表でした。
最後に、3年生からの素晴らしい発表もありました。入試の真っ最中、ほとんど練習する時間が取れなかった中での発表でしたが、趣向を凝らして撮影したビデオ、先生方への感謝の手紙、学年合唱での真剣な表情からは、この送る会へのお礼だけでなく、今までお世話になった多くの人たちへ心を込めた感謝の発表であったと感じ取れました。
楽しく手間暇かけて作った幕間の発表に加え、ここまでの企画・運営、入念な準備をしてきた生徒会のメンバーに敬意を払うとともに、私からも改めてお礼を言いたいと思っています。
※「3年生を送る会」の様子は「生徒の活動」のページに
アップしてありますので、そちらの方もご覧ください。
全力疾走!県新人駅伝大会
20日(土)、柏の葉公園周回コースで千葉県新人駅伝大会が行われました。身が縮むほどの寒さと冷たい雨の中で、県内各支部を勝ち抜いてきた50チームの選手たちが全力で襷をつないで走りぬきました。
本校は既にお知らせしているとおり、男子チームが2年連続でのこの晴れの舞台への出場です。9:00からの開会式の後、女子に続いて11:20に男子の部がスタートしました。
選手たちは一人ひとりがもっている力を十分に出し切って27位という成績を収めました。昨年の13位には及びませんでしたが、何よりもこの大きな大会のスタートラインに今年も立つことができ、県での27位ですから堂々と胸を張ってよい結果であると思っています。
そしてこの大会、走ったメンバーが銚子駅伝のとき、そして葛南新人駅伝のときとも何人か違っている、すなわち、選手層が厚くなったということが何よりの成果であったと考えています。この大会は6人のエントリーでしたが、秋のビッグイベント東葛駅伝大会は10人で襷をつなぎます。東葛駅伝大会に向けての本校選手たちの頑張りが今から楽しみです。
最後に、顧問からは「もう布佐中は決して弱小チームではない。このような小規模な学校でも、県大会を経験してこれだけできることが証明された。この後、駅伝部以外の生徒も、それぞれの所属部活動に戻って目標を高くもって取り組み、また夏の合宿から東葛駅伝入賞をめざして一緒に頑張ろう」という話がありました。駅伝部もそうですが、冬季トレーニングで膨らませたそれぞれの部活動の蕾が、平成28年度に大きな花を咲かせることを期待したいと思います。
※県大会の様子です。クリックしてご覧ください。
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地域が先生!充実した放課後の補習
18日(木)・19日(金)に行われる3学期定期テストに向け、地域の方にお願いして15日(月)~17日(水)の3日間、1・2年生対象に放課後の補習を実施しています。
昨年の秋から3年生の受験対策として、地域の方の力を借りて補習を実施してきましたが、今回はそれ以上の人数が集まり、地域のみなさんも生徒への指導経験を積んだこともあり、とても和やかに充実した学習の時間を過ごしています。
下校時間もあるので、1時間半に満たない時間ですが、学習したことが少しでも成績に繋がったという実感がもてれば…と思っています。
中学校は部活動もあり時間的に厳しい面はありますが、このような補習体制がテスト前だけに終わらず、日常的にも展開できるような方法はないだろうかと思案しています。それによって、昨今、マスコミ等で報道されているような教育格差の解消に一石を投じ布佐中生の学力を向上させたいと願っているところです。
※地域の方に指導していただいている充実した補習の様子
です。クリックしてご覧ください。
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100名を超える参加者で大盛況!小中一貫の日と教育ミニ集会
13日(土)、小中一貫の日として市内小中学校すべてで小学校6年生と中学生の交流活動等が実施されました。午前中、どこの学校も小学生の授業見学や部活動見学、中学校生活の説明などを行ったようですが、それに加え、布佐中学校区は市の推進モデル地区ということもあり、午後からも保護者・地域の方たちの参加をいただき、教育ミニ集会を開催しました。
「みんなで創る地域の学校」を掲げ、学校・地域総ぐるみで子どもを育てていく布佐中学校区の小中一貫教育です。その理念や目標、理想の育てたい子ども像、学校と地域の共有するテーマなど(詳細については、「布佐中学校区小中一貫教育」のページをご覧ください)について確認し合い、連携を取りながらそれぞれの立場で何ができるかを話し合いました。
我孫子市でこれから進めていく大切な教育の柱ということもあり、市長、市議会議員、教育長を始めとした教育委員、教育委員会事務局、さらに県教育委員会からも参加をいただき、予想をはるかに超える100名以上というたくさんの地域の方々と保護者、教職員で熱のこもった熟議が展開されました。会のまとめとしてNPO法人スクール・アドバイス・ネットワーク理事長・生重幸恵先生より講演をいただき、バイタリティー溢れる話に参加者全員が耳を傾けて魅せられていました。
このように地域の方々の貴重なご意見を学校教育に反映させながら、布佐型のコミュニティー・スクールを実現し、「学校(人)創りは地域(まち)創り」という考え方のもとで、地域の中核としての学校の役割をますます果たしていきたいと考えています。
ご参加いただいたみなさんに改めて御礼申し上げますとともに、今後とも子ども達の健やかな成長のために、学校にお力添えいただくことをお願い致します。
※当日の午前中・交流活動と部活動見学、午後・教育ミニ集会の様子の一部です。クリックしてご覧ください。なお、教育ミニ集会の様子を含めて撮った写真のすべては「生徒の活動」のページにアップします。また、ミニ集会の資料については「布佐中学校区小中一貫教育のページ」にアップします。
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布佐中玄関にお雛さま…
3月の雛祭りを前に、布佐中学校の玄関に立派なお雛様が飾られました。これは数年前に寄贈していただいたものですが、今いる職員では飾りつけができずに時間もとれないことから、昨年度は倉庫にしまったままで宝の持ち腐れとなっていたのを、地域の方のご協力によって復活させることができたものです。
まだまだ寒い日が続き、春遠からじという感じがする日々ですが、朝、出勤してお雛様が迎えてくれると、何だか心温まる思いで1日のスタートが順調に切れそうにも感じます。生徒たちもこれを見て春の訪れを感じると同時に、日本の伝統文化にも心を馳せてくれればと願っています。
※組み立てている様子と完成したお雛様の写真です。ク
リックしてご覧ください。