日々の様子

カテゴリ:今日の出来事

6年生 総合的な学習の時間「ストップ温暖化 再生可能エネルギー大作戦」

5月11日(火)に、学年合同で2時間続きの6年生の総合的な学習の時間がありました。
6年生の総合的な学習の時間のは、「未来にやさしいエネルギー」と題して、1年間を通じて温暖化や再生可能エネルギー、そして私たちの未来について考えていきます。
校長が、環境省が認定している「地球温暖化防止コミュニケーター」の資格を持っていたためゲストティーチャーとして参加です。
まずは、地球の平均気温が観測開始から130年間で1.1℃も上昇していること。
それに伴って、近年異常気象(大型台風、集中豪雨、高温等)が頻繁に発生していること。等を話します。
2100年の東京の気温が44℃ということに、子供たちは「えーーーっ」と悲鳴を上げています。
東京が44℃になるのは、今後何の温暖化対策もしなかった場合、最悪のシナリオとして地球平均気温が4.8℃上昇し、その時の東京は44℃になっているという、科学者たちの計算によってはじき出された数字です。(IPCC AR5より)

その原因は地球温暖化によって生じていることが確実視されていること。
温暖化は、二酸化炭素の増加によるということが疑いの余地がないこと。
と、話が続いていきます。

これ以上二酸化炭素の濃度の割合が増えると、もう元には戻れなくなること(ティッピングポイント)や、何も対策をしなければ2030~2040年ごろにはその濃度に達してしまうのだそうです。
地球の平均気温の上昇は、あと1.5℃以内に抑えないと、再生不可能な環境になるとIPCC(気候変動に関する政府間パネル)では警告しています。
 
しかし、振り返って私たちの生活を考えてみると、身の回りの様々な物事はすべて二酸化炭素を排出していることを知ります。
例えば、給食は、調理の際の熱源や、運搬時の排気ガスから二酸化炭素が排出されます。
ゲームをする時にも、必要な電力は発電所で作られますが、現在のベースロード電源となってしまっている火力発電でも、石炭や天然ガスを燃焼した際に二酸化炭素が排出されます。
といった具合に、二酸化炭素とは切っても切れない生活を私たちの現代文明は送っているのです。

二酸化炭素の排出を抑えたり、排出を止めたりするためには、どのような社会を創り、生活スタイルをどう変えてゆけばよいのか…。
さあ、ここからがいよいよ6年生の学びのスタートです。

最後に、2019年9月23日に国連気候変動サミットで演説したグレタ・トゥーンベリさんの演説を見てもらいました。
言葉はテロップで出ますが、むしろ言葉よりもその意気を感じてほしいと思い紹介しました。
気候変動は未来を絶望させる脅威と感じ、何も対策ができない大人たちに怒り、自分ができることとして、学校を休んでFFF(Fridays For Future~気候変動対策を訴える毎週金曜日の国会での座り込み)を実行していた、その意気を感じてほしいと思いました。
「大人たちは『未来のために勉強しなさい』と言う。でも、今のまま気候変動が進めば、まともな未来なんてないかもしれない。たくさん勉強して気候変動の危機を訴えてもまったく耳を貸さないのなら、どうして一生懸命勉強していられるの?」
当時のグレタさんの言葉です。応えられる大人はいるのでしょうか。
グレタさんが当時16歳の高校生であったことに子供たちは驚き、「自分事」としてスッと落ちて捉えることができたようでした。

子供たちから質問が出ました。
「校長先生は子供たちがFFFに行きたいと言ったらどうしますか?」
もちろん、即答です!
さて、ご家庭では、どう答えますか。問われているのは、大人たちなのです。

6年生の未来に向けた学び、大いに楽しみです。

3年生「植物の育ち方」

5月13日(木)に3年生の理科の授業にお邪魔しました。
3年生の理科は、四季を通じて動植物がどのように生活または生長し、姿を変えていくかを学んでいきます。
前時に、ひまわり、ほうせんか、大豆、オクラの種子を観察しました。
理科の観察のスケッチのコツは、絵画ではありませんから、よく見て一本線で描くのが基本です。
とてもしっかりと描けています。
 

観察はスケッチだけではなく、大きさ、形、色など、特徴を記すことも大切です。
種子の時の特徴を踏まえながら、今後どのように生長していくだろうと予想をしました。
子供たちは、アサガオや野菜の生育を思い出して、予想していました。
 
この予想をもとに、4種類の植物が育っていくときの観察の視点を考えました。
興味関心がわいてくると、毎日の生長が楽しみになります。

大きく育ってほしいですね。

6年生「俳句」の授業

6年生の国語「俳句」の授業にお邪魔しました。
「俳句」はルールが簡潔で取り組みやすい課題です。
しかし、簡潔であるがゆえに奥が深いとも言えます。
教科書にも四季を通じて「俳句」の単元が出てきます。
今日の授業は、「春のいぶき」と題した「春」の俳句です。
春夏秋冬は四季ですが、もっと細かく24節気という古来からの季節の区切りがあります。
春には「立春(りっしゅん)」「雨水(うすい)」「啓蟄(けいちつ)」「春分(しゅんぶん)」「清明(せいめい)」「穀雨(こくう)」の6つがあり、それぞれに意味があります。
日本人の繊細な季節感覚を表すものですね。

そんな繊細な春のいぶきを感じる俳句を詠んでみようという展開です。
まずは、俳人(長い短冊のもの)や、同じ小学生(画用紙大のもの)が詠んだ句を紹介です。

季語は1度しか用いないことや、感情を表す言葉は使わずに感情を詠むなど、だんだん奥深くなっていきます。

日常のふとした情景を、言葉巧みに詠む。
俳句の醍醐味ですね。
しかし、これは「言うが易し行うは難し」の典型です(笑)。
「う~ん」という心の声を教室内にこだまさせながら、そして時には班の仲間と意見交流しながら、6年生は俳句を詠んでいました。
いくつか紹介します。
 

う~ん、なかなか!
だんだんと大人っぽい言葉遣いができるようになってきましたね。

体育集会(ラジオ体操)

運動会は、まだ先行きがはっきりとしていませんが、当日に向けての準備は始まっています。
競技は学年ごとで、自分の学年が行う時間帯のみの登校となる予定ですが、6年生のみ、係活動のため朝から登校になります。
通常、運動会や学芸会などの大きな行事では、運営のために5,6年生にそれぞれ係活動があります。せめて6年生にだけは、例年のように、最高学年としての係活動の充実感、達成感を感じさせたいとの考えです。
競技(行事)に向けた練習や本番で大きく伸びる子供がいます。
同じように、その行事を運営する活動で大きく伸びる子供もいるのです。

朝のあいさつで昇降口に立つと、運動委員会の児童がラジオ体操の練習をしていました。
今日の体育集会で、全校でラジオ体操を行うための準備です。
 
その姿を見ながら、ラジオ体操の音楽が流れると、
校舎のオープン前(8時)に昇降口にいた児童が一緒に体操をしだしました。


8:25。いよいよ体育集会のスタートです。

間隔を取り、激しい運動ではないのでマスクをしたまま整列です。
運動委員会の児童が前に立ち、お手本となってラジオ体操が始まります。
考えてみると、昨年は運動会も、夏休みのラジオ体操もありませんでした。
2年ぶりのラジオ体操だったかもしれません。
 
思っていたより上手に、みんな体操ができていました。
運動会に向けて、少しずつ気分が盛り上がっていきます。

集会後は、運動委員会のメンバーが集まって、すぐに反省会です。
「すぐやる、いまやる」が実践できていますね。
最後は一本締めをしていました。とてもいい雰囲気でした。

運動委員会の児童の皆さん、ご苦労様でした。ありがとう。

2年生交通安全教室

今日は2年生が交通安全教室に出かけてきました。
多摩市の小学生は、1,2年生の時に全員、多摩川べりの交通公園に出かけて、正しい歩行の仕方や自転車の乗り方を学びます。

着いた早々、まずは車とダミー人形の衝突実験です。

ドンッという音とともに、人形が飛ばされます。
衝撃的な実験ですが、事故の恐ろしさを感じてもらい、この後の交通安全教室に集中してもらおうとのねらいです。

クラスごとに分かれ、いよいよプログラムが始まります。
1組は建物の中に入って、動画視聴や講義、テスト。
2組は外で自転車の乗り方や歩行の仕方を学びます。
2組と一緒に行動しました。
クラスの中も2つに分かれます。まずは正しい自転車の乗り方。
ほとんどの児童が持参したヘルメットを被り、ない児童は交通公園のヘルメットを借ります。
自転車のわきに立ち、空気圧やブレーキの確認をしてからまたがります。
 
公園内周遊道路を走らせます。
スピードをさほど出せないので、ちょっと運転しにくそうな子供もいました。


もう一方のグループは、正しい歩行の仕方を練習しています。
 

外での活動が終わり、1組と交代して建物の中に入ります。
交通ルールや交差点で注意することなど、具体的な話と「忍たま乱太郎」が登場する交通ルールを守ろうという動画を視聴しました。
 
最後にテストをして、合格すれば交通安全教室が終了します。
テストがあるところなど、府中運転免許試験場を思い出してしまいました(笑)。

安全運転教室を終えたということで、一人一人に名前入りの「多摩市自転車運転免許証」が授与されました。

坂道、細い路地、公園、幹線道路、交通量の多さ、と危険個所が多くあるのが連光寺小の学区です。
かつては車と接触する大きな事故も起きています。
5月は小学生の事故が最も多い月です。
くれぐれも交通安全に気を付けて生活するよう、学校と家庭で繰り返し子供に話していきましょう。
また、自転車乗車中の事故は加害者になる可能性もあります。
子供たちにその責任の大きさを意識させていくことも必要ですね。

1年生ひらがなの学習

連休はどのようにお過ごしでしたでしょうか。
職員室では「ずっと家にいました」という教職員の会話がそこかしこで聞こえてきました。

3時間目、1年生の教室で1時間授業を見てきました。
4月から続いている「ひらがな」の学習です。
今日のひらがなは「い」です。まずは担任が黒板に「い」と書きます。
「『い』のつく言葉はありますか?」に対して、
「いす」「ホタルイカ(食卓に並んだのかな?)」「インドネシア!!(よく知っているね)」「イソギンチャック(海で見たのかな)」などなど、たくさん言葉が出てきます。

実は黒板に書いた「い」の文字、わざと形を崩して書いています。
「どこに気を付けて書くといいのかな?」に対して、何人もの子が前に出てきて説明してくれました。
  
さてさて、書く時のポイントを押さえたところで、いよいよプリントに書いてみます。
みんな真剣そのもので、ゆっくりゆっくり、丁寧に書いています。

ある子のプリントを見せてもらいました。
とっても上手に、そしてしっかり書けていました。

丁寧な手順を踏んで、一文字を書かせようとしているからこそ、子供たちは真剣に取り組むのですね。
1年生、頑張った文字がすばらしい!!

一方、教室の窓から校庭を見ると、4年生が体育をしていました。
クラス合同で、運動会の練習をしています。
徒競走と、綱引きの練習をしていました。
綱引きは、ソーシャルディスタンスを取っての競技方法です。
 
コロナ禍での運動会です。
感染予防対策についての昨年度の知見を活かしながら、今年は実施する予定です。
競技種目は2種目。競技時間も、ひと学年のみで行うかもしれません。
多摩市内の感染状況や緊急事態宣言の延長とにらめっこしながら、実施方法を決定します。

学校公開を実施します

★学校公開について
当初配布しましたプリント通りの日程、時程で学校公開を実施します。
「緊急事態宣言が発出された場合は中止」とお伝えしていましたが、ホームページと配信メールでお知らせしましたように、多摩市教育委員会の方針に沿い、感染予防対策を講じて実施します。

【28日(水)】2・4・6年生の1組、1・3・5年生の2組 
1校時・・・授業 出席番号1~12番 (4年生のみ1~9番)
2校時・・・授業 出席番号13~24番 (4年生のみ10~18番)   
3校時・・・道徳授業   出席番号25~36番 (4年生のみ19~26番)      
4校時と5校時は公開しません
            
【30日(金)】1・3・5年生の1組、2・4・6年生の2組
1校時・・・授業 出席番号1~12番 (4年生のみ1~9番)
2校時・・・授業 出席番号13~24番 (4年生のみ10~17番)
3校時・・・道徳授業   出席番号25~36番 (4年生のみ18~25番)
4校時は公開しません

R03+生活時程表.pdf

【お願いとご注意】
直近2週間で37.5°以上の発熱がなく、当日37.0°以上の発熱のない方が参観できます。なお、ご出席の際には、配布しましたお知らせプリント下部にあります【体温記入票】に体温を記入してお持ちください。受付でお渡しください。
・参観は、各ご家庭1名のみとします。
・マスクの着用をお願いします。
参観中の児童との会話、保護者同士の会話は、ご遠慮くださいますようお願いします。
・上履き、下履きを入れる袋をご持参ください。
・車やオートバイでの来校はご遠慮ください。
PTAの名札をご持参ください。

6年生 都内貸切社会科見学

緊急事態宣言がいつ発出されるのか、見学予定施設は開館しているのか、そんな紆余曲折ある日程の6年生の社会科見学でしたが、無事に行ってきました。
見学場所の変更があったこともあり、担任はその都度3回も下見に出かけたほどです。
教員も児童も、感染症対策にピリピリしながらの出発でしたが、見学先で出会うのは係員の方くらいで、行く先々で貸し切りのような状態で見学をさせてもらいました。

さて、まずは午前中の国会議事堂です。
本会議が12時から始まるとのことで、やや速足での見学でした。
衆議院本会議場は、その準備の真っ最中。やや緊張感が伝わってきました。

議事堂内もめぐります。
本会議場だけでなく、様々な会議室にもそこはかとなく緊張感が漂っていました。

国会議事堂の中央広間は吹き抜けになっています。
その1階には議会政治確立に尽くした3偉人の銅像が立っています。
2階からだと、覗いても1人しか見えませんでした。
 
最後に正門で記念写真をゆっくりと撮りました。
しかし、いい天気です。


国会議事堂を後に、道を挟んだところにある国会前庭で昼食をとります。
時間がありましたので、たっぷり50分滞在しました。

この国会前庭内には、日本水準原点(海抜の基準となる地点)と、電子基準点(GPSや衛星などの測距の基準となる地点)があります。
様々な意味での日本の中心ですね。

午後はお台場に向かいます。
お台場海浜公園は、オリンピックのトライアスロンの会場です。
一部で観客席設営の工事が始まっていました。
こで40分間のフリータイム。岩場でカニをとる子、牡蠣の貝殻をとる子、さすが連小の子供たちです(笑)。
 
歩いてレインボーブリッジの遊歩道まで向かう予定でしたが、結構距離があるため、同行してくださった旅行業者の方とバスの運転手さんと相談し、遊歩道入り口までバスに乗車することにしました。

いよいよレインボーブリッジを歩きます。

思っていたほど風も強くなく、日陰でちょうどよい気温。
海面に浮かぶクラゲを眺めたり、「どのくらい高さがあるかなぁ」なんて足をすくませながら覗いたりして歩いてゆきます。

遊歩道は1.7kmもあります。存分に遊歩道からの眺めを味わうことができました。

レインボーブリッジ中央部は、海面からの高さが60m!
オリンピックの選手村、豊洲市場、東京タワー、スカイツリーと、好天も相まって大都会を眺めることができました。

帰りのバスの中は、行きにも増して静か。
道が空いていたこともあって、45分で学校に到着しました。
「もう少し寝ていたかった」のは、教員も子供たちも同じです(笑)。

緊急事態宣言下での社会科見学でしたが、感染拡大防止に配慮し、安全に帰ってくることができました。
何より、久しぶりに出かけた子供たちの笑顔が印象的でした。
ご家庭でのご準備、ありがとうございました。

たてわり活動

本日の2時間目は「たてわり」活動でした。
1年生から6年生までが入った一班あたり25名くらいのグループに分かれての活動です。
異学年と活動することで、仲間の輪を広げるとともに、低学年を思いやる気持ちや、高学年を尊敬する気持ちを育て、みんなが楽しめるにはどう協力していけばよいのかといったことも学んでいきます。
感染予防に配慮して、マスクや距離をとっての活動となりました。
  
  
その後の中休みは、あちこちで、知り合った異学年で遊ぶ姿が見られました。
早速効果が表れています。


一方、風の強い本日。
校庭の砂が吹き飛ばされ、地肌が完全に露出してしまっています。

これは放送朝会が終わった8:30頃の様子。
これでは体育の授業でも滑りやすかったり、滑るとすぐに擦り傷を負ったりしてしまいます。雨が降れば当然ぬかるんでしまいます。
土日に校庭開放で使用している野球やサッカーも、使いにくいのでは・・・。
市に状況を陳情してみます。

2年生 消防写生会

暑い日になりました。
校舎内の気温計は11時現在は22.6°ですが、最高気温は27°になる予報。
朝の放送で、上着を脱ぐこと、水分補給すること、教室の窓を開けることを話しました。

そんな暑さにも負けず、今日も校外学習目白押しです。
3年生は桜が丘公園に理科の自然観察に。
4年生は水車公園から大栗川・乞田川合流点まで総合的な学習の時間の川をたどる学習に。
そして2年生は校庭で消防写生会です。

まだ4月だというのに、見事な青空です。


多摩消防署のご協力を得て、消防車1台、救急車1台が校庭にやってきました。
もし出動命令があれば、すぐに向かはなくてはなりません。
描き終わるまで、出動命令がありませんように。

消防署員の話、担任からの話を初めにしました。
暑いので、木陰に入って描くこと、持参した水筒から水分補給をすることなど、
熱中症への配慮を忘れません。さすが消防署です。

子供たちは思い思いの角度の場所に陣取り、写生を開始です。

そんな中、消防士が実際の火災現場などで着る防火衣を着て、モデルになってくれました。
本当にありがとうございます。
 
なんとこの防火衣、フル装備で30kgもあるのだそうです。
描き終わった子供たちは、消防士さんに質問したり、防火衣を触らせてもらったり、普段できない体験をしました。


2年生は、みんな楽しそうに描いていました。