最近の学校の様子から

2020年11月の記事一覧

校長室の窓から259

冬晴れの1日となりました。
今季一番の冷え込みの中でも、児童は元気な挨拶と共に登校してきました。


今日は、久しぶりの校庭での児童朝会がありました。
時間前には、ほとんどの児童が揃っていたので、そのことを褒めてから以下の話をしました。



【大松台小の子どもの良い所=スポーツフェスティバルで感じた事】
先月行われたスポーツフェスティバルで、皆さんの素晴らしい姿を見ることができた。
低学年については、前に話したが、3年生のリズム縄跳びは、リズムに合わせて上手に跳べていたし、4年生のエイサーも格好良かった。
しかし何といっても素晴らしかったのは高学年の演技である。5年生の腰がしっかり落ちて気合が入ったソーラン節からは、気持ちが伝わってきた。
6年生の一人技の最初にビシッと並んだ姿を見て背筋がゾクッとしたし、難しい片足ブリッジが成功した姿を見て練習を積み重ねてきたことが分かった。フラッグも格好良かったし、最高学年としての立派な姿を見せてくれて嬉しかった。
そのような姿が見られたのは、一人一人の努力と共に仲間との助け合いがあったからである。6年生の作文には、友達との励まし合いや教え合いで技ができるようになり嬉しかったことや、励まし合いの大切さに気付いたことが書かれていた。
皆さんには、そのような仲間との助け合いを大切に残りの学校生活を送ってほしい。

【教育実習を終えて】
先週で教育実習が終わったが、二人の実習生は、大松台小で実習ができて本当に良かった。絶対に先生になりたいと言っていた。
それは、先生方との関わりもあるが、皆さんが毎日一生懸命生活している姿に触れて感動したからである。皆さんの姿には、人に元気を与える力があるのだ。
実習生がボランティアで来ることもあると思うので、あった時には、しっかり挨拶しお礼を言おう。

【考えてほしいこと】
先生方は、皆さんの姿を見て看護日誌にその様子を記録している。
その中で嬉しいのは、「挨拶が良くなってきた」「自分から挨拶する子が増えてきた」などである。今朝、玄関に立っていても「校長先生、おはようございます。」と元気よく挨拶する子が何人もいた。
一方で「廊下を走る児童が多い」「ポケットに手を入れているのが気になる」などについては、皆に考えてほしい。
この前、私は廊下の曲がり角で走って来る子と危うくぶつかりそうになった。ぶつかっていたら怪我をしていたかもしれない。また、ポケットに手を入れたままつまずいたらどうなるだろう。どちらも体や命を傷つけるかもしれないことである。大切な体や命を守るために、気を付けて行こう。

今日も大変立派な話の聞き方であった。しっかり話を聞ける皆さんは、どんどん良くなると思う。昨日のセーフティー教室での高学年の話の聞き方も大変立派で嬉しかった。このことは、これからも大切にしていこう。
先週土曜日は、立冬で暦の上では、冬となった。寒くなっているが今まで通り、うがい、手洗い、マスクの着用、換気などに気を付け、感染予防をしていこう。

児童の立派な話を聞く態度を見ると、つい嬉しくなって話しすぎてしまいます。
次週からは、気を付けて行きたいと思います。

校長室の窓から258

今日は、学校で様々な安全に関わる取組がありました。
その1つがセーフティー教室です。

今日は、多目的ホールと体育館を使って2~4時間目に学年毎に行いました。
内容は、低学年が「連れ去り防止」、中学年が「万引き防止」、高学年が「SNSによるトラブル防止」に関わるものでした。


私は、5.6年生の取組に同席しました。
最初に講師の多摩中央警察署の方から児童に「スマホをを持っている」「ネット対戦型ゲーム機を持っている」「家でパソコンやタブレットを使っている」かどうかの質問がありました。


1枚目の写真が5年生で、2枚目の写真が6年生ですが、私の印象では、9割以上の児童が家庭でスマホや対戦型ゲーム、パソコンなどの通信手段を使っているという印象でした。


その後、大きく2つの事例についてDVDを見た後、話を聞きました。
1つ目は、SNSによる言葉の行き違いからグループはずしが発生した事例でした。


2つ目は、何の気なしにアップした写真などから個人情報がネットに流れ、様々な犯罪被害に巻き込まれる恐れがあるという事例でした。

いずれの事例も便利なものの裏には、危険が潜んでいるのでそれを十分知った上で気を付けて使用していく必要があるという内容でした。

今の児童は、様々な通信手段が身の回りにあることが当たり前です。だからこそ、その危険性を知った上で使っていく必要があると思います。
ぜひ、各ご家庭でも本日の内容を参考に、通信機器の使い方についてお子さんと確認してみていただければと思います。

今日の安全に関わる取組の2つ目は、引き渡し訓練です。
大地震が発生するという警戒宣言発令を想定した訓練でした。
お忙しい中、児童の引き取りに来てくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
本日は、訓練のため、一定時間経過後、引き渡しができなかった児童は、教職員が付き添って集団下校させましたが、実際には、引き渡しができるまで児童を学校でお預かりすることになりますのでご承知おきください。

校長室の窓から257

立冬を過ぎ、朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。
体調を崩さぬよう気を付けて行きたいものです。

今日は、2時間目に若手教員研修の研究授業がありましたので、その様子をご紹介します。
今日の授業は、5年2組の音楽でした。


今日の題材は「日本の音楽に親しもう」です。
まず初めに、宮城道雄作曲の「春の海」を前回の授業で聴いて、気付いたことや感じたことを発表しました。


その後に、続きの旋律を聞いて思い浮かべたことを発表してから、日本の音階を使って示されたリズムに合わせて旋律を作るという次の課題を知りました。
今日は、まず手拍子でそのリズムを確認しました。


今日は、教師の模範演奏を聴きイメージを作りました。
次の授業では、実際に琴の演奏をします。楽しみですね。

校長室の窓から256

4時間目の授業は、2年3組の国語の授業でした。
単元は、「かたかなで書くことば」です。


この授業にも多くの本校の教員が参観に来ていました。
児童もはりきって学習をしていました。


まず初めに平仮名だけで書かれた手紙を見て、カタカナで書いた方が良い言葉を探しました。
そして、「動物の鳴き声」や「外国から来た言葉」など、カタカナで書く言葉の種類を知りました。


そして、一人一人が見付けたカタカナで書く言葉を付箋に書きました。
それを班で集めて種類ごとに分けました。
紙に貼り切れないほど沢山の言葉を見付けることができて、児童も満足そうでした。

2名の実習生には、この3週間の教育実習で学んだことを生かして、本校の教員のような素敵な先生になっていってほしいと思いました。

校長室の窓から255

10月20日から行われていた教育実習が、本日最終日を迎えました。
今日は、2名の実習生の研究授業が行われましたのでその様子をご紹介します。

2時間目は、5年3組の教室で算数少人数の授業が行われました。
今日の単元は、「分数の足し算と引き算」です。


実習生の授業を見るために、本校の教員もたくさん集まっています。
今日は、分数と小数の混じった計算の仕方を考える授業でした。


少人数算数なので、3クラスから児童が集まっています。
2つのやり方があることに気付き、積極的に発言しています。


実習生は、この日に向けて沢山の準備や練習をしてきたと思いますが、児童の積極的な発言で予定通りに授業が進み、助けられたと思います。

どのような状況でもしっかり学ぶ大松台小の児童は、本当に素晴らしいと思います。
同時に、少しでも授業を見て、未来の先生にエールを送ろうとする本校の教員も素晴らしいと思いました。