最近の学校の様子から

2020年6月の記事一覧

校長室の窓から108



6時間目に校舎内を回っていたら、4年生の児童が廊下を歩いてきます。
何をしているのかを聞いたら、どうやら社会の学習で学校の中の蛇口の数を調べているようです。
それぞれ思い思いの場所に行き、校舎のどこに何個蛇口があるかを配置図に記録しています。

空っぽになった教室をのぞいてみたら、これは「水はどこから」という学習で、今日は家庭で調べてきた水の使い方を確認した上で、学校での水の使われ方について、予想し蛇口調べに出かけたようです。

このように、自分の生活との関わりを考えながら、体験を通して学ぶ学習は、児童の興味・関心を高めます。
この先、どのように学習が展開していくのかが楽しみです。

ちなみに、その後もう一度教室をのぞいたら、大松台小学校で1日に使われる水の量は14立方メートルで、これは2リットルのペットボトル7000本分だと聞いて、児童はびっくりしていました。

3年校外学習



 3年生は総合的な学習の時間として「からきだの道」について学習をしています。今日は3年1組が学習しました。まず教室で、地元の「からきだの道の会」の皆様から話を聞き、その後現地まで歩いて向かいました。まず榎戸公園で説明を聞き、実際にからきだの道を歩き、カブトムシの森まで行きました。カブトムシはまださなぎの状態で、もう少しすれば成虫になり、腐葉土から出て、周囲の木々で見ることができるということでした。
 本来であれば、4月にカブトムシの幼虫を預かり、子供が家庭で成虫になるまで育て、7月頃にカブトムシの森で放す予定でしたが、コロナの影響で残念ながらできませんでした。

校長室の窓から107



特別支援教室「わかば」の指導は、ずっとお休みとなっていましたが、やっと今日から2~6年生の指導が始まりました。
最初は、特別支援教室担当教員と児童の1対1の個別指導から始まります。

教室の扉は、換気のため開いていますが、衝立を立てて直接中が見えないようにしたり、広い部屋では衝立で周りを囲んだりして、落ち着いた学習空間を確保しています。
児童は、教員と1対1で課題に取り組んだり、コミュニケーションをとったりして学んでいます。集中して頑張っている児童の姿を見て嬉しくなりました。

黒板には「わかばにきたら…」というカードが貼られ、わかばに来たら挨拶をして、学習の準備をして待つというきまりが分かりやすく掲示されていました。
こうした一つ一つの手立てが児童の力を伸ばしていきます。

話は変わりますが、校舎内を回っている途中で5年3組の教室に入ったら、「おはようございます」という挨拶と共に「校長先生は、毎日1回は教室に来るけど、もしかして5年3組のことが好き?」というつぶやきがあったので「全てのクラスを毎日1回は、回るようにしているんだよ。」と話すと、「うぉー!」という声と共に児童が拍手をしてくれました。とても嬉しかったです。

もちろん5年3組も大好きだし、大松台小の子たちがみんな大好きだよ(^^♪

校長室の窓から106


一斉登校も3週目を迎えました。
朝、児童を玄関で迎えていたら、先週までと変わらず登校時間を守り、元気に挨拶をする子が沢山いました。
しかし、午後授業も始まり、気温も上がってきていますので、疲れの出る子もいるのではないかと思います。
ご家庭でも健康観察を念入りにしていただき、発熱等がある場合はゆっくり休ませていただくようよろしくお願いいたします。

今日は、3時間目に校舎内を回りました。
4年3組の教室では、総合的な学習の時間の授業が行われていました。
学習テーマである「環境」から連想することを各自で手元のプリントに書き込み、それを発表して黒板でイメージマップとしてまとめていました。

「かんきょう」という中心の言葉から、すぐに「コロナ」につながっていて、児童の身近な問題としてコロナウィルスが認識されていることが分かりました。
それにしても、挙手をする手がピンとまっすぐ伸びていて気持ちがいいです。

校長室の窓から105


一斉登校の午後授業も今日で一週間です。
今日は、午前中私は出かけており、午後は保護者会があったので、6時間目に校舎内を回りました。

6年2組の教室では、国語の「違う立場の意見を考えよう」という学習をしていました。
あるテーマについて、賛成と反対の両方の立場で意見を考えるという学習のようです。
児童に聞いたら、オンライン授業の是非について、学校に行く手間などを踏まえて意見を考えていたようです。

丁度授業の振り返りの場面あたりで教室にお邪魔したので、次の授業の予定について担任が話をしていました。
「形だけでなく実質的な話し合いとするために、例えば、教室にマンガ本を置いていいかなどのテーマで話し合った結果を校長先生に相談に行くのはどうだろう。」という話が出てきたので、私の判断基準を伝え、話し合いの結果をいつでも相談に来て良いと伝えました。

どんな相談が来るのか楽しみです。
私の判断基準については、お子さんに聞いてみてください。

その後に、中学年の保護者会に行きました。
沢山の保護者の方々が学校にいらして、熱心に話を聞いてくださいました。
感激して「保護者の方がこうやってしっかり話を聞いてくださるから、話を聞ける子供が育つのです。」という話をしてしまいました。