最近の学校の様子から

2020年11月の記事一覧

校長室の窓から268

冷たい雨が降っています。
先週の暖かさとは違って寒い日が続いているので体調管理に気を付けなくてはなりません。

さて、大松台小学校では、先週から今週へとオリンピック・パラリンピック教育の取組が続いています。
本日は、5年生が国士舘大学の田口教授や陸上競技部員から、陸上競技の実技指導を受けました。


今日は、あいにくの雨のため、体育館で1クラスずつの実施となりました。
写真は、5年1組への指導の様子です。


まず初めに、田口教授から陸上競技や本日の内容についてのお話がありました。
皆、きちんと体育すわりで聞いています。


次に、陸上競技部員による砲丸投げやスターティングブロックを使ったスタートなどのデモンストレーションを見ました。
写真は、スタートの様子ですが速すぎて影のようにしか写りませんでした。


準備運動をして、いよいよ体験の始まりです。
児童は、普段からエアロビクスで鍛えているのでとても良い動きでした。


続いて、色々な姿勢からのダッシュです。
写真は、児童が提案したヤンキー歩きからのダッシュの様子です。


最後に体育館の周りに置かれたミニハードルを使って、ハードル走をしました。


アドバイスをよく聞いて取り組んだので、1回目より2回目の方が速く走れた児童が沢山いました。


短い時間でしたが、貴重な体験をすることができました。
児童には、この体験を今後の授業に生かしてほしいと思います。

校長室の窓から267


三連休明けの朝、今日は雲が多い天気ですが、登校してくる児童は、晴れやかな笑顔で元気な挨拶をしてくれました。


今日は、火曜日なので児童朝会がありました。
放送で次のような話をしました。

【大松台小の子どもの良い所=オリンピック・パラリンピック教育の取組】
今日も外に立っていたら、元気良く挨拶する児童が沢山いた。休み明けでもしっかり挨拶できているのはとても良いことである。続けて行こう。
先週もオリンピック・パラリンピック教育の4年生の取組を紹介したが、先週の水曜日に6年生がパラリンピックの冬2回、夏4回に出場し、両方で金メダリストになった土田和歌子さんの話を聞く機会があった。
土田さんは、当日金メダルをお持ちになり、6年生全員が触れることもできた。私も話を聞いたが15年以上世界の一線級で活躍し、今なお車いすのマラソンと新しいパラトライアスロンに挑戦するという姿勢に感動した。
土田さんは、「挑戦する」「あきらめない」「感謝」という話などをしてくださったが、土田さんへの手紙や日記を見ても、6年生が良く話を聞いていたことが分かった。また、講演の後の質問やお礼の言葉もさすが6年生というものだった。
今週は、5年生3年生2年生が陸上競技や跳び箱の体験をする機会がある。ここでもしっかり学ぼう。

【3連休の過ごし方=興味をもったことを調べてみよう】
今日も外に出たら、三連休に「ばあばの家に行った」「動物園に行って絵を描いてきた」など、話を聞かせてくれた人がいた。
私は、家でゆっくり過ごしたが、初日にラジオで「宇宙飛行士の野口聡一さんが滞在している国際宇宙ステーションが見える。」と聞いて、見られる時間や方角を調べて観測してみた。私は理科が好きなので、星などもよく見るが、国際宇宙ステーションは、大きく明るく他の星とは、全く違う速さで西の空から北の方へ動いていくのが見えて感動した。皆さんもぜひ興味をもったことを自分で調べてみると良いと思う。

最後に新型コロナウィルスの感染拡大が続いているので、「先週は暖かい日が続いたが今週は寒くなってくるようなので、風邪をひいたり感染症にかかったりしないように健康に気を付けて過ごそう。」と伝えて、話を終わりました。

校長室の窓から266

季節外れの暖かな朝です。

昨日の東京都の新型コロナウィルス新規感染者数は、534人で2日連続で過去最多を更新しました。
そのような中、本校では、昨日の職員打合せでも「体育授業の行い方」「冬の感染症予防対策」などについて確認をし、できることを確実に実施するようにしています。

行事等の実施は、三密を避け感染リスクの軽減を図りながら実施する方向で考えており、2月13日(土)に予定していた学校公開・道徳授業地区公開講座は、2月8日(月)を1組、2月9日(火)を2組、2月10日(水)を3組と3日間に分けて行う予定です。
詳しくは、12月の学校便り等でお知らせしていきますのでよろしくお願いいたします。

さて、今日は、朝の時間に兄弟学年の交流が行われました。


今日の交流は、4年3組と2年3組です。


〇×クイズを出しています。


4年生が一生懸命説明をして、2年生もしっかり聞いています。


多目的ホールでは、4つのグループが交流していました。


体育館でも4つのグループが離れて交流していました。


4年生が考えてきたゲームで楽しく交流しています。


フルーツバスケットをやっていたグループもありました。


短い時間でしたが楽しく交流ができたようです。

これからも様々な工夫をしながら、教育活動を進めていきます。

校長室の窓から265

今日も暖かな1日です。
昨日の東京都の新型コロナウィルスの新規感染者数は、493人となり感染拡大が止まりません。
都は、感染レベルを引き上げる方向とのことですが、学校で行うべきことは、変わらないと考えています。引き続き感染症予防に留意していきますので、ご家庭でもご協力をお願いいたします。そして、ご心配なことがありましたらいつでも学校にご連絡ください。

さて、今日は1~3時間目にかけて、各教室を回りました。


6年3組では、3時間目に社会科の授業をやっていました。
江戸時代の「町人の文化と新しい学問」の単元で、今日は主に人形浄瑠璃や歌舞伎について近松門左衛門の活躍の様子などから学んでいました。


授業では、今年度、国の予算で買ったデジタル教科書の画面を大型モニタに映し出しながら、教師が補足の説明などを加えながら進んでいきます。
児童は、教師の投げかけに反応しながらしっかりとノートをとっています。


デジタル教科書は、教科書の文字や資料の拡大ができるだけでなく、関連する動画を流すこともできます。
今日は、NHK歴史にドキリ「近松門左衛門」のビデオも視聴して学んだので、豊富な資料で短い時間でも町人文化が栄えた様子を理解することができました。

授業開始時間になると、自然と児童から「時間ですよ~」という声がかかって着席したり、ビデオの視聴に合わせてカーテンの開け閉めを行ったりと主体的に動く様子が見られたことに感心しました。
しっかり学びノートを記録するという姿から、中学に進んでいく準備ができてきていると感じました。

校長室の窓から264

今日も小春日和の暖かな1日です。

大松台小学校では、今週はオリンピック・パラリンピック教育の取組が続きます。


今日は、午前9時から6年生が体育館で、日本人史上初の夏・冬パラリンピック金メダリストである土田和歌子さんの講演を聞きました。
演題は「これまでの取組と現在の活動」で、まず出場したパラリンピックでの取組などについての話を伺いました。


今日は、アテネパラリンピックで獲得された金メダルを持ってきてくださり、6年生一人一人が話を聞きながら触れることができました。
今は、車いすマラソンとトライアスロンで8回目となる東京でのパラリンピック出場を目指しているということです。


6年生の児童も食い入るように土田さんの話を聞いていました。
講演の最後には「挑戦する」「あきらめない」「感謝する」という3つの大事な言葉をいただきました。


講演の後には、デモンストレーションとして競技用車いすで児童の周りを走ってくださいました。
普段の10分の1ほどの力しか出していないとのことでしたが、速すぎて写真にうまく写りませんでした。


その後、代表児童が競技用の車いすに乗せていただき、体験をしました。
最新のカーボン製の車いすで8kg台の重さとのことで、体験した児童も「こぐのが軽い」と感想を述べていました。


沢山の質問をした後、代表児童がお礼の言葉を述べました。
質問も言葉もさすが6年生と感じる立派なもので感心しました。

一人一人の心には、何が残ったでしょうか。
6年生には、この貴重な経験を大切な思い出として、明日からの生活に生かしてほしいと思います。