最近の学校の様子から

学校の様子

校長室の窓から262

今日も素晴らしい天気で日差しが暖かく感じられます。

本校は、様々な機会をとらえてオリンピック・パラリンピック教育に取り組んでいます。
今日は、東京都が委託している事業「夢・未来プロジェクト」に本校が選ばれ、「自分にチャレンジプログラム」という、パラリンピアンとの交流やパラスポーツの体験を4年生が行いました。


9:20過ぎから、お昼過ぎまで各クラス約1時間ずつプログラムを体験します。
最初は4年1組の児童が体験しました。


本日の講師は、車いすバスケットボールでアテネと北京の2大会連続でパラリンピックに出場された森紀之さんです。
最初に普通の車いすと競技用の車いすの違いなどについての話がありました。


続いて森さんの模範演技を見せていただきました。
巧みな車いすの操作とドリブル、そして次々とシュートを決める姿に「おー!」という声が上がっていました。


その後、競技用の車いすに全員が乗って走らせコーンを回って帰ってくるという操作体験をしました。
曲がるところが難しいのですが、上手に操作できている児童がいました。


その次は、車いすやパイプ椅子に座ってのシュート体験です。
下半身が使えないので難しかったですが、回数を重ねるうちにシュートを決めることもできました。


最後は、森さんへの質問コーナーです。
「握力はいくつですか?」「パラリンピックに出場した時の気持ちは?」「3つ願いが叶うとしたら、何を願いますか?」などの沢山の質問が出ましたが、ユーモアも交えながら一つ一つの質問に丁寧に答えていただきました。

児童には、森さんとの貴重な体験を生かし、夢をもち目標に向かって頑張る気持ちをもってくれると良いなと思いました。

校長室の窓から261

今日は、雲一つない快晴です。
休み時間には、元気よく遊ぶ児童の声が会議室まで聞こえてきました。

今日は、今年度第1回目の学校運営連絡協議会が午前中に会議室で行われました。
この学校運営連絡協議会は、保護者や地域・関係機関の代表の方々にお集まりいただき、学校運営について知っていただき、様々な情報やご意見をいただくものです。
今年度は、開催が遅くなり、年間2回の開催となりました。


今日は、第1回の協議会なので、委員の自己紹介の後、私から6月の保護者会でもお配りした「学校経営方針」についてご説明をしました。
笑顔があふれる学校にするために個に応じた指導や挨拶などの指導を重視し、教職員がチームとしてコロナ禍でも知恵を出し合い対応している様子をお伝えしました。
また、来年度、本校がコミュニティ・スクールになる予定で準備を進めていることや、今年度の成果を踏まえて来年度も2学期制を継続する方向で考えていることもお話ししました。


その後、副校長や主幹から行事予定、活動や取組の報告を行い、各委員の方々からお話をいただきました。
それぞれの立場からの活動報告や情報提供をいただき、学校の必要とする支援を行っていきたいという力強い応援もいただきました。
同時に保・幼・小の連携を工夫していきたい、学力の定着やタブレットの導入に関わる丁寧な説明が必要とのご提案もいただき大変ありがたく受け止めました。

学校ホームページでの発信を楽しみにしているとのお声もいただきましたので、本日いただいたご意見を生かし、更なる教育活動の充実を図り、そのことをていねいにお伝えしていきたいと思います。

校長室の窓から260

今朝も一段と冷え込みが厳しくなりました。
全国的に新型コロナウィルスの感染者が増えています。
本校では、各教室に加湿器を配備し、暖房や適切な換気とあわせて、感染しにくい教室環境づくりに心がけています。

さて、昨日は、午前・午後と出張が続き、校内の様子が見られなかったので、今日は、4.5.6時間目に校舎内を回りました。

5年2組では、道徳の授業を行っていました。


今日の題材は「いこいの広場」というもので、狭い公園でキャッチボールをしていた中学生の行動を通して、責任ある行動について考えるものでした。


多くの児童が手を挙げて、積極的に考えを発表していました。
発言した児童が次の児童を指名するという発表の仕方もしていました。


最後に今日の学習を通して考えたことをノートに書きました。
これも自分の生活を思い返しながら良く書けていました。

学級全体に安心して発言できる雰囲気があり、とても良いと思いました。

校長室の窓から259

冬晴れの1日となりました。
今季一番の冷え込みの中でも、児童は元気な挨拶と共に登校してきました。


今日は、久しぶりの校庭での児童朝会がありました。
時間前には、ほとんどの児童が揃っていたので、そのことを褒めてから以下の話をしました。



【大松台小の子どもの良い所=スポーツフェスティバルで感じた事】
先月行われたスポーツフェスティバルで、皆さんの素晴らしい姿を見ることができた。
低学年については、前に話したが、3年生のリズム縄跳びは、リズムに合わせて上手に跳べていたし、4年生のエイサーも格好良かった。
しかし何といっても素晴らしかったのは高学年の演技である。5年生の腰がしっかり落ちて気合が入ったソーラン節からは、気持ちが伝わってきた。
6年生の一人技の最初にビシッと並んだ姿を見て背筋がゾクッとしたし、難しい片足ブリッジが成功した姿を見て練習を積み重ねてきたことが分かった。フラッグも格好良かったし、最高学年としての立派な姿を見せてくれて嬉しかった。
そのような姿が見られたのは、一人一人の努力と共に仲間との助け合いがあったからである。6年生の作文には、友達との励まし合いや教え合いで技ができるようになり嬉しかったことや、励まし合いの大切さに気付いたことが書かれていた。
皆さんには、そのような仲間との助け合いを大切に残りの学校生活を送ってほしい。

【教育実習を終えて】
先週で教育実習が終わったが、二人の実習生は、大松台小で実習ができて本当に良かった。絶対に先生になりたいと言っていた。
それは、先生方との関わりもあるが、皆さんが毎日一生懸命生活している姿に触れて感動したからである。皆さんの姿には、人に元気を与える力があるのだ。
実習生がボランティアで来ることもあると思うので、あった時には、しっかり挨拶しお礼を言おう。

【考えてほしいこと】
先生方は、皆さんの姿を見て看護日誌にその様子を記録している。
その中で嬉しいのは、「挨拶が良くなってきた」「自分から挨拶する子が増えてきた」などである。今朝、玄関に立っていても「校長先生、おはようございます。」と元気よく挨拶する子が何人もいた。
一方で「廊下を走る児童が多い」「ポケットに手を入れているのが気になる」などについては、皆に考えてほしい。
この前、私は廊下の曲がり角で走って来る子と危うくぶつかりそうになった。ぶつかっていたら怪我をしていたかもしれない。また、ポケットに手を入れたままつまずいたらどうなるだろう。どちらも体や命を傷つけるかもしれないことである。大切な体や命を守るために、気を付けて行こう。

今日も大変立派な話の聞き方であった。しっかり話を聞ける皆さんは、どんどん良くなると思う。昨日のセーフティー教室での高学年の話の聞き方も大変立派で嬉しかった。このことは、これからも大切にしていこう。
先週土曜日は、立冬で暦の上では、冬となった。寒くなっているが今まで通り、うがい、手洗い、マスクの着用、換気などに気を付け、感染予防をしていこう。

児童の立派な話を聞く態度を見ると、つい嬉しくなって話しすぎてしまいます。
次週からは、気を付けて行きたいと思います。