最近の学校の様子から

校長室の窓から365


無事に卒業式が終わりました。


6年生が本当に立派に、胸を張って卒業していきました。


卒業生の前途に幸あれと祈ります。卒業おめでとう!
卒業式で子供たちに伝えたメッセージをあらためて贈ります。

【令和2年度 大松台小学校 卒業式 学校長式辞】

 外では、6年生の卒業を祝うかのように桜の花が咲いています。例年のような、来賓や5年生の参列はありませんが、こうして卒業式を迎えられたことを、まずは、喜びたいと思います。
 保護者の皆様、お子様のご卒業誠におめでとうございます。コロナ禍にあっても全校のお手本となる立派な6年生が育ったのは、皆様のご理解とご支援のお陰であると、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 さて、6年生の皆さん、卒業おめでとう!
 皆さんが堂々と、6年間の思い出や将来の夢、周りの人への感謝などを述べる姿を見て、何と立派な6年生なのだろうと感動しました。そして、一人一人に卒業証書を渡しながら、皆さんがそれぞれの夢を実現している姿が目に浮かんできました。
 皆さんの言葉を聞きながら私が感じ、そして皆さんに伝えたいことを、いつも伝えてきた「笑顔の仲間」をキーワードにお話しします。


 まずは「笑顔」。笑顔で過ごすには何が大切でしょう。それは、できないことではなく、できることに目を向けて、前向きに生活するということです。この1年間は、できないことが沢山ありました。しかし、皆さんの言葉には「休み時間に友達と話したりできて最後の1年も楽しく過ごせた。」「今までは、できないスポーツフェスティバルや卒業遠足ができて、嬉しかった。」など、前向きな言葉がありました。私も例年のような行事はできなくても、毎日教室を回り皆さんの成長に触れることで笑顔になれました。
 次に「仲間」。6年間の思い出を語る皆さんのすぐ傍には、いつも支えてくれた家族や喜びを分かち合い励まし合った友達、そして様々なことを教えてくれた先生方がいました。そんな「仲間」に皆さんは、きちんと感謝の言葉を伝えていました。
 私はその人の人生は、どんな状況にいたかではなく、どんな状況であっても、誰とどうしようと努力したかで決まると思っています。これから皆さんは、様々な困難に出会うかもしれません。しかし、新しい「仲間」と努力することで、必ず乗りこえられると思います。
 私は、皆さんがいたから頑張れました。私は、皆さんと出会えて本当に良かった。
 素晴らしい出会いと、かけがえのない1年間をありがとう!!!

 「笑顔の仲間」…皆さんが、これから新しい「仲間」と出会い、前向きに生活し、それぞれの夢を実現していくことを心から願い、式辞といたします。