校長日記

校長日記

校長先生の話

令和元年9月3日(火)校長講話

       2学期のスタートをしっかりと切れているかな?

おはようございます。さて、先週の水曜日から2学期が始まりました。
みなさん、2学期をどのように過ごしていますか。
2学期は、12月25日の終業式まで83日間の長い学期になります。まだしばらく暑さも続くことでしょう。しかし次第に涼しい風が吹くようになります。そして運動会の練習も本格的に始まり、10月5日には本番を迎えます。運動会のような大きな行事は、主人公は皆さんです。
みんなで力を合わせること、誠実に取り組むこと、信じあっていく取り組みには、人を感動させるマジックがあります。皆さんの練習の成果を地域やおうちの方々に見ていただきましょう。校長先生も今から楽しみにしています。

さて、先週始業式で、校長先生は、皆さんに守ってほしいルールをお話しました。何だったか覚えていますか?
「授業中に話をする人は一人とする」でしたね。守れていますか?

今日はそれに付け加えて、みんなに頑張ってほしい目当てを2つ言います。
一つは「自分の花を咲かせよう」です。
一人一人が精一杯努力していろいろな場面で自分の花を咲かせてください。
今までの自分を更新したり(新しくする)新発見したりしてほしいと思います。

もう一つは、「当たり前のことを一生懸命やろう」です。
毎日の当たり前の活動をしっかりやることが大事です。
毎日のあいさつ、毎日の勉強、給食の準備や片付け、廊下は走らない、静かに隅々まで掃除する、当番や係の仕事をやるなど。
これらの活動がより良いものになるよう、その完成度を高められたら素敵だなと思います。みんなで成果を喜び合えるよう今日からはじめましょう。
これでお話を終わります。

2学期始業式

8月28日2学期が始まりました
令和元年8月28日(水)始業式のお話
  
           2学期のスタートをしっかりと!

5週間の長い夏休みが終わりました。今日から2学期のスタートです。
この夏休みは、楽しいこともたくさんあったことでしょう。でも、聞いてみると、必ずお友達の中には、「ちっとも嬉しいことはなかったよ」という人がいるのです。 
校長先生はいつもそんなお友達の言葉を聞くと、「もったいないなあ。」と思ってしまいます。夏休み中に一つも、自分が楽しかったことがなかった人は、もったいない。
振り返って、自分の大切な時間を思い出してみてください。別に旅行に行かなくてもいいのです。本を読んでいろいろな国を冒険することもできます。テレビを見てがっはっはと笑ってもいいのです。心の底から笑えるって素敵なことではないですか?毎日が、何でもいいから、ああ、楽しかったなと笑える自分であってほしいと校長先生は思うのです。
さて、東寺方小のみんなは、今日からお勉強が始まりますがこれは忘れないでほしいというルールがあります。
それは、「授業中に話をする人は一人とする」というルールです。

今日は、どうしてそんなことを校長先生が言うのか考えてほしいと思います。昔、今から1400年位前に、聖徳太子という人がいました。とても頭のいい人だったと言われています。ある時、聖徳太子が人々のお願いを聞く機会がありましたが、自分の話を一番に聞いてほしいと10人が一斉に話し始めたそうです。それでも太子はすべての人が話した言葉を全部一度に理解し、的確な答えを返したと言います。本当にそんなことができるのか今から実験をしてみたいと思います。これから、ここにいる10人の先生がそれぞれ違うことを話します。誰が何を言ったかすべてがわかった人は手をあげてください。

どうでしたか?難しかったと思います。普通の人は聖徳太子のようにたくさんの人の話をいっぺんに聞いて理解することはできません。教室でも同じです。たくさんの人がそれぞれに違うことを発言すると結局誰の話もきちんと伝わらないのです。ですから、「授業中に話をする人は一人とする」というルールを守ってほしいのです。一人一人の言いたいことがしっかりと伝わるようにするために、一人一人の発言を大切にするためにこのルールはあるのだと2学期は忘れないでください。校長先生はみんなの応援団です。頑張ってくださいね。


 

1学期終業式

1学期終業式を迎えました。
校長日記を更新しておらず、申し訳ございませんでした。

7月19日(金)本日の話
1学期終業式講話      
いよいよ夏休みが始まります。みなさんとても楽しみにしていると思います。
この夏休みは5週間もあるとても長い休みです。今までの学校生活とは違って,それぞれの家庭での生活となります。ふだん学校ではできないことがたくさんできると思います。
先生は,小学生のころ,毎年夏休みには田舎のおばあちゃんのところに帰っていました。田んぼのあぜ道を走ったり、いとこたちと川で泳いだり、畑のトマトをかじって食べたり、蝉取りをしたり、ラジオを聞いて空を眺めたりしていました。ゆっくりした時間、ゆったりとした時間を過ごしました。大人になった今でも、この夏休みのことはよく覚えています。
夏休みはたくさん時間があります。みなさんそれぞれ,大好きなことや得意なことがあると思います。苦手なことに挑戦することでもいいと思います。
ぜひ自分の目標を立てて,それにチャレンジする夏休みにしてください。「このことは,一生懸命がんばって続けたぞ」というものを,ぜひ,作ってください。

もう一つ大切な話をします。
それはこの世の中でとっても大切なもののお話です。何ですか。
そうです。みなさんの命です。
夏休みになると,新聞やテレビでとても悲しいニュースが報道されます。
水の事故です。毎年,川や海で,何人もの人たちが大切な命を亡くしています。ちょっとした油断や気持ちのゆるみが,大変な事故につながります。自分の命は自分で守るようにして下さい。
また,この間もお話した交通事故にも気を付けてください。ルールや決まりは,みんなの命を守るためにあります。それをしっかりと守ること。これが安全につながります。十分に気を付けて,毎日生活するようにして下さい。
明日からの夏休みが,みなさんにとって,思い出に残る,素敵な夏休みになることを,心から願っています。そして,9月には,また元気な皆さんの笑顔を見ることができるのを楽しみにしています。

平成31年度が始まりました

4月8日(月)
新しい年度の始まりです。
本年度もどうかよろしくお願いいたします。

始業式の話です。
本年度は、多くの教職員が異動したため、実際には省いて子供たちにはお話をいたしました。

おはようございます。
今日から新しい年度、新しい学年が始まります。
また、5月からは新しい令和の時代になります。
どんな1年になるのか決めるのはスタートの今日、この瞬間です。
桜の花もきれいに咲いてみんなをお祝いしてくれました。 

私たち人間は、どんな花を咲かせるために、
この1年、あるいは小学校時代の6年間に、あるいは一生という時間をかけて
どんな人間になろうとしているのでしょうか。

美しい桜の木に負けないように、
自分のいいところを輝かせて生きていきたいですね。
地球上にあなたは一人しかいません。
私たちはみな一人一人光ある存在として今ここにいます。
光らない人など一人もいません。
だから、自信をもってこの地球上に一人しかいない自分を大切に、
自分らしさを大切にしてください。

また、自分一人で輝くのは難しい。
ほかの人たちがいて初めて自分が光る存在として輝くからです。
2年生から6年生の皆さんに期待しています。
笑顔あふれるやさしさと、一人一人の大事な輝きを
大切にする良き上級生として新一年生のお世話をしてください。
先生方も皆さんと一緒に楽しい学校、
輝く学校を一緒に作っていきます!

最後に昨年度も紹介しましたが
サトウハチローさんの「美しく自分を染め上げてください」という詩の
一部を読みます。

 

赤ちゃんの時は白  誰でも白 どんな人でも白
体や心が育っていくのと一緒に
その白を美しく染めていく 
染め上げていく
人には優しく 自分には厳しく
これを続けると 白はすばらしい色になる
人をいたわり 自分をきたえる
これを重ねると 輝きのある色になる
急がずにちゃくちゃくと
自分で自分を 美しく より美しく 染め上げてください


この一年をかけて、皆さん一人一人が
桜に負けない美しさと輝きをもった色に
自分を染め上げていきましょう。
先生のお話はこれで終わります。

朝会の話 人のために自分のために

アップが遅くなりましたが、
2月5日(火)ユニセフ集会の時のお話を載せます。
全校児童に次のようなお話をしました。

人のために自分のために
 おはようございます。一年で一番寒い時期に入りました。インフルエンザが流行っていますが皆さんは体調はどうですか?
 さて、今日はこの後、ユニセフ募金について代表委員会からお話があるので、校長先生からもひとこと、募金のお話をしたいと思います。
 校長先生も1月半ばから、ユニセフのためにためてきたお金を募金しようと思います。きっとこのお金は、世界で困っていたり苦しんだりしている子供たちのために役立てることができると思います。
 でもその一方で、このお金は校長先生が自分のために役立てたお金でもあります。どうして人のために行う募金が、自分の役に立つのだと思いますか?
 どういうことかと言うと、先生は1月半ばからなるべく歩くように心掛けました。
なるべくエスカレーターなどを使わないで階段を上るなどして、1日10円ずつ健康貯金をしました。もっとできたらいいけど、無理しない、コツコツやるのが先生のモットーです。
 さて、人への思いやりや、やさしさ、親切にするというのは、人のためにするのではないのか、でもその親切は巡りめぐって自分に返ってくると言います。
 このような自分のためにもなる募金の仕方を、皆さんにもぜひ進めたいです。
毎日の宿題をちゃんとやる、お風呂掃除をする、洗濯物をたたむなど、おうちの人にも協力してもらって、募金箱におだちんを入れてもらうのもよいでしょう。もちろん自分の大切なお年玉やお小遣いから募金することも尊いことです。
 今年は間に合わなくても、これから始めてくださいね。何事も遅すぎることはありません。いいと思ったことは、まずやってみてくださいね。
これで校長先生のお話は終わります。