保健室から

保健室から

運動会にむけて

本日の保健委員会の活動を紹介します。
運動会まで残りわずかとなりました。当日まで、けがや体調を崩さずベストコンディションで運動会当日を迎えらるように、保健委員会の児童らで気を付けなければいけないことを話し合いました。また、それを掲示物にして保健室前に掲示しました。短時間でしたが各々考えて掲示物にできる5・6年生さすがです!
当日まで元気に過ごすヒントがたくさん載っています。ぜひ子供たちみんなに見てもらいたいと思います。

ブラッシング法指導の宿題「染め出し」について

先月に歯科校医をお招きしてブラッシング法指導を行った際に「染め出し」の宿題を出しました。ご家庭に協力してもらい染め出しをすることができました。一部ご紹介します。

(児童の)感想
赤いのを落とすのに時間がかかったから大変でした。歯がちゃんとみがけていなかった。歯がピンク色だったからちょっと気持ち悪かったです。
おうちの方から
奥の歯は意外ときれいで届きやすい前の歯のほうがピンク色が目立っていました。歯と歯の隙間や表面が特に磨き残しがあり、本人も驚いていました。歯ブラシをゴシゴシするのではなく、優しく細かく動かすとピンク色がおちてきれいになることを学びました。よく観察し、頑張っていたと思います。これから歯が生え変わっていくので今日のことを頭に入れて虫歯にならないように歯磨きを大切にしてほしいです。


感想
歯はちゃんと磨けていると思っていたけど歯の表面が磨けていなかったからこれからちゃんと磨きたいです。
おうちの方から
本人が言っている通りです。高学年になって口の中の様子を見ることがなくなったので歯や歯茎の状態を時々確認してあげたいと思います。

感想
「うわー…」って思いました。何にも考えずに磨いていた自分が恐ろしい。
おうちの方から
最近は自分で歯磨きをさせていましたが、まだまだ仕上げ磨きをしてあげないのかと実感させられました。

10歳前後は乳歯から永久歯に生え変わる大事な時期です。永久歯は一生使う大切な歯なので、染め出しで分かった自分の歯磨きの癖や磨き残しの場所を意識して、虫歯や歯周病にならないように丁寧に歯磨きをしましょう。
4・5年生の保護者の皆様、ご協力ありがとうございました!

歯科校医の川﨑先生によるブラッシング法指導

本日は、4年生に歯科校医の川﨑先生と歯科衛生士の平野さんをお招きしてブラッシング法指導を行いました。先月の17日には昨年度実施できなかった5年生にも指導をしていただきました。
指導の内容は、虫歯になるメカニズム(CやCOの状態について)や歯肉炎についてだけでなく、食べ物を噛んでから飲み込むまでの前歯や奥歯の役割など、私も初めて知るような専門的な内容にも触れました。少し4・5年生には難しいかな…と思って子供たちを見ると真剣に話を聞いていました。川﨑先生から「みんなの顔や体が違うように歯も人それぞれですよ」とお話があり、その場で手鏡を使って自分の歯を確認することもしました。
コロナの前までは染め出しを実際に行っていたのですが、コロナ禍のため家庭でお願いすることになりました。やり方のプリントを配布しましたので、お読みになってから行うようにしてください。よろしくお願いします。
今後子供達には、染め出しの時だけでなく、今日教わった歯ブラシをいろいろな方向に動かして1本づつ磨くことや、鏡を見ながら丁寧に磨くことを意識してほしいと思います。

保健委員会の活動を紹介

保健委員会の活動を紹介したいと思います。
なんて書いてある分かりますか?上から読むのではなく、階段を登りながら読むのをイメージして、下から読んでみてください。保健委員会の子供たちが全校のみんなにどうしたら効果的に伝わるかを考え、このような形で掲示してみることにしました。感染症対策と、熱中症対策についてのキーワードを掲示しています。
下校後に貼る作業をしたので、翌朝、登校してきた子供たちが気づき
階段を上がりながらキーワードを口ずさんで登る姿に、保健委員会の子供だけでなく私も嬉しい気持ちになりました。

日々の活動は、手洗い場の固形石けんや液体石けんの点検・補充をしたり、出欠調べをもとの場所に戻したり、私のお手伝いをしてくれたり…。てきぱきこなす保健委員会の子供たちに助けてもらっています。

気温が高い日が続いています。

気温が高い日が続いています。熱中症が心配な時期になってきました。子供たちにも熱中症対策の意識を高めてもらいたいと思います。保健室前に「暑さ指数 WBGT」の掲示物を掲示しましたので、保健委員の児童に測定など協力してもらいながら注意喚起をしていきたいと思います。

保健室に地域の方がいけてくださったゆりの花が咲いています。保健室中にゆりいい香りが香って、子供たちと「いい匂いだね、癒されるね~」と話しています。いつもいつもありがとうございます。

6月 保健室前掲示物 歯について

6月の保健室前の掲示物は「歯科のお知らせをチェック&クエスチョン」を作成しました。
歯科健診の後に一人一人に配布している水色の結果のお知らせの項目は、何を意味しているのかを分かりやすく掲示にしました。

チェック&クエスチョンとあるように、自分の歯茎をチェックできるように手鏡を用意しました。クエスチョンは、歯を磨く時の力は何グラムが適正かを計りを使って実際に確認できるようにしました。

本校の児童は虫歯の数が少なく、受診率も高いです。一生使う歯をこれからも大切にしていってほしいです。

5月保健室前掲示物

入学、進級して1か月が過ぎました。子供たちの表情も緊張が解け、楽しく過ごしている姿が見受けられます。しかし、気が付かないうちに、ちょっとずつ溜まっていった疲れが、様々な形ででてくる時期です。今日は各クラスで「心と体のアンケート」を配布しました。
自分の心や体の状態はどうかな?と、子供たちに考えてもらえるように、5月の掲示物を作成しました。早速、たくさんの児童が保健室の前に立ち止まって見てくれています。


また、明後日は耳鼻科健診です。この耳鼻科健診で春の健康診断がひと段落します。結果のお知らせを受け取って、受診が必要な人は早めに行くようにしてください。

3月保健室前掲示物

3月の保健室前の掲示物を紹介します。

1年間の保健室をで振り返ってみました。左の「492」という数字は何でしょうか。めくってみると答えが書いてあります。

「492」は、1年間(3月5日までの間)にけがをして来室した人数でした。隣の、「246」は何の数字でしょうか。

具合が悪くて保健室に来た人の人数でした。1年間合計で、怪我や具合が悪くて保健室に来た人は、738人でした。怪我の種類のトップ3と、体調不良の症状トップ3の掲示にも子供たちは興味を示してくれて、めくったり、裏返しにしたりして見てくれています。今年度も残りわずかです。元気に学校生活を過ごしてほしいと思います。

6年 がん教育

2月24日と、26日に6年生対象にがん教育を実施しました。時間は、通常の35分ではなく約60分で、じっくり取り組むことができました。事前のアンケートを実施し、実態を把握した上で行いました。子供たちの事前アンケートで「がん」のイメージを聞くと、「怖い」「治りづらい病気」「芸能人がよくなってる」「体のあちこちになる」などマイナスなイメージが主でした。
身近な病気になりつつあるがんを、この機に基礎的な知識を身につけ、正しく恐れて、がんだけでなく他の病気にもならないように予防方法についてしっかり学んでほしいと思いました。
授業の要点は、以下の4点です。
①がんは、体の中で異常な細胞が増えてしまう病気。
②がんは誰にでもなる可能性がある病気。
③健康的な生活習慣を送ることでがんを遠ざけることができる。
④家族の人や自分、大切な人をがんから守るためには、定期的にがん検診をして早期発見・早期治療が重要。早期発見・早期治療でがんの多くは治すことができる。
また、がんの知識を学ぶだけでなく、がんを経験された方の動画を視聴したり、校長先生や担任の先生から、ご家族や親せきの方ががんを患った時のエピソードをお話をしてくださいました。最後には、学んだことを踏まえて将来の自分に手紙を書きました。最後まで、真剣に取り組んだ6年生でした。ぜひご家庭で話題にされてみてください。

6年生 薬物乱用防止教育

2月16日に、6年生に薬物乱用防止教育を行いました。コロナ禍でなければ、学校薬剤師の川井先生を講師としてお招きし、お話いただきたかったのですが今年は私が実施することになりました。
東京都が作成した薬物乱用防止教育の教材(DVD)を視聴し、薬物の恐ろしさや、薬物を誘われたときにどう断るかについてみんなで考えました。私が薬の使用を誘う人を演じ、子供には実際に誘われた時どう断るかを演じました。ここでのポイントは「きっぱり断る」「その場から離れる」です。どの子も上手に私の悪の誘いを断ってくれました。
授業のまとめでは、今後「薬物」に限らず「悪い誘い」には乗らないこと、自分の行動に責任を持ち、しっかりと説明ができるように考えて行動ができる中学生になってほしいと伝えました。また、薬物には絶対に一生手を出してはいけないことを伝えました。